「よし、飲むぞ!」
「かんぱい」
借りている宿屋兼酒場の「しっぽ亭」一階で、今日の飯ごはんを食べることにした
「くぁぁぁぁぁぁうめぇ~ 働いた後のエールは最高だな!」
「アル、親父くさい」
「そうか?自然と出ちまうんだから仕方ないだろう」
・・・私の前でニコニコしながらエールを呷っているのはアルバード・ディレス。こんなのでも没落気味とはいえ、れっきとした貴族の血を引ている男だ
黒髪黒目の人族の17歳で、かなりのいい男・・・町の女の子からも人気者だ。
貴族とはいえアルは三男ということもあり、余程のことがなければ家は継げない。だが辺境とはいえ領地も持っている家柄だ。冒険者なんかやらなくても慎ましく生きる分には不自由しない部類の人間のはず
けれど元々才能があったらしく、小さい頃から剣や魔法を父親のギルバート・ディレス様と母親のリリアーヌ様から教えを受けていたこともあり、12歳の頃には領地を出て冒険者となった。
ギルバート様はアルに王国騎士団に入ってもらいたかったはずだ。
今では遠く離れた王都でも話題のA級冒険者として日々活動している
「なんだミア、じっとこっち睨んで。まだエミリアのこと怒ってんのか?」
「睨んでない、元々こういう眼つき。それにエミリアのことはどうでもいい」
そうかぁ・・・?と首をひねりつつ箸を進めるアル。何をしていても絵になる男の子だ。そんな将来を約束されたような男の子が態々冒険者になったのは、自惚れでなければきっと私の為だ。
「こないだのワイバーン討伐でお金も貯まった。そろそろいけるよな!」
「もう町大工のトニスには要望を伝えた。あとは待つだけ」
そうなのだ。二人でアルの故郷の領地を出て5年、冒険者として活動しながらお金を貯めた
アルと私だけの家を買うのだ
考えると顔が熱くなる。アルの顔が見られない。
私の故郷が戦争で敗れ、奴隷として連れ去られて絶望していた私を助けてくれたアル・・・それからずっと一緒にいてくれた。
私を捕えていた奴隷商人の馬車が山賊に襲われ、もうダメだと思ったとき。
アルが颯爽と現れて山賊を討ち果たした。
当時7歳だったアルがだ
恰好よかった。まるでおとぎ話出てくる騎士みたいだと思った。・・・その時から、私はこの男の子に恋をしていたのだ。
ただ、同時に思う。私がいることで、アルの輝かしい将来への道を閉ざしてしまったのではないかと・・・
一通りの食事を済ませた俺達は借りている2階の個室に上がってきた
「あ~腹いっぱい。ミアはどうだ?満足したか?」
「うん・・・」
なにやらミアの様子が変だな
「別に変じゃない。ただ、アルと出会った時のことを思い出してただけ」
「そっか、ミアと出会ってもう10年だよな」
懐かしいな
「それで、その時のことを思い出してどうしたんだ?」
「それからアルと・・・ずっと一緒に居られて幸せだなって」
可愛いな・・・
「でも、どうして冒険者に?アルならきっと王国騎士団にだって入れた。手柄を立てて領地だって貰えたかもしれない。毎日危険を伴う冒険者なんかよりずっと楽に生活できたはず」
今更何を言っているんだお前は
「綺麗な貴族のお嫁さんを娶って、大きなお屋敷で生活できたかもしれない」
そんなの興味ないよ
俯いているミアを抱きしめる
「あっ・・・」
「俺はミアが好きだ、ずっとお前と一緒に居たい。騎士団なんか入ったら、お前と一緒に居る時間が短くなるだろう?それに王都は人間至上主義者ばっかりだ。獣人のお前が俺の傍にいることを、心良く思わない人間がいるだろう」
ミアがどんどん小さくなってしまう。ああ、違うんだよミア・・・
「聞いてくれ。俺はな、ミアに出会う前から騎士団には入るつもりはなかったよ元々、世界を自分の足で歩いて・・・見てみたかった。見たこともない町、見たことのない景色、見たこともないモンスターとの戦い、そんな"未知"ってやつを俺は感じてみたかった。そこに、隣にミアが居ることは何のマイナス要素でもなんでもない」
プラスでしかないだろう
「俺の夢に、ミアという女の子が付いてきてくれることに、幸せこそ感じるが負担に感じることなんぞ一切ない」
強く、強くミアを抱きしめる
「もうバカなことは考えるな。お前がいなくなったら俺が立ち直れん」
そうなのだ。元々俺に才能があったからといって、幼少期から続けてきた訓練が苦痛に感じない訳がなかった。耐えきれなくなり、サボって抜け出しているところでミアと出会ったのだ
ミアを助けることが出来た時、とても嬉しかった。可愛い女の子を悪漢の手から自分の力で救い出す・・・男なら一度は夢見るシチュエーションだろう
自分の受けてきた訓練は無駄ではなかったのだと、そう強く感じた。同時にこの可愛い女の子をこれからも守りたい。俺に付いてきて欲しい。俺に・・・惚れてもらいたい。
そんな思いから、親父にミアを屋敷に住まわせることを頼み込み、更に厳しい修行をつけてもらうことにしたのだ
全てはミアに・・・俺に惚れてもらいたいからしてきたことだ
・・・もしかしたら、未知なんてものは本当はどうでもいいのかもしれない。
俺はミアと一緒に、このかわいい女の子と一緒に過ごしていくことさえできれば、他に何もいらないのかもしれない。
「ん・・・」
ミアの唇を奪う。
「んん・・・ちゅ。・・・あっ・・・」
唇を離し、名残おしそうな声を出すミアを正面から見つめる。・・・なんて可愛いんだ!
「嫌といっても絶対に離さん。お前は、俺の女だ」
「・・・私はアルの女だ。アルだけが、私に触れていい」
当たり前だ。
ミアをベッドに押し倒し、何度もキスをする。顔赤くしたミアがこちらをぼーっとした表情でこちらを見つめる。もう限界だった
「あっ・・・」
ミアの衣服を脱がし、俺も服を脱いで裸になる
「抱くぞ」
「うん・・・きて」
言葉はもう、いらなかった。
行為が終わってミアに腕枕をしていると、非難めいた眼でこちらを見つめていた。
「どうした?物足りなかったか?」
「逆、アルは上手過ぎる。何度イかされたかわからない。腰が砕けて立てそうもない。きっと私以外の女で鍛えたに違いない」
何をバカなことを
「おいおい、俺だって5回も絞られたぞ。それにお前以外の女を抱くなんてあり得ないな」
そう誓ったはずだ
「どうだか。アルはモテるから私はいつも不安になる。腕もたつし顔もいい、おまけに女の子に優しい。今日も女の子に声をかけられていた。私が知らない内にしていても不思議じゃない」
どうやら声をかけてきた女の子に嫉妬しているだけのようだ
「そりゃあ、俺はイケメンの貴公子だからなぁ」
「・・・ばか」
ぎゅっと抱き着いてくる
「不安にさせてしまったか?」
「ううん・・・私がばかなだけ。さっきの言葉、とても嬉しかった。私はアルの女だって・・・嫌って言っても離さないって。・・・アルのことは信用している。でも、アルみたいないい男を、私が独り占めできるとは考えてない。私を捨てなければ別に女を作ってもいい。でも飽きられて捨てられるのはだけは耐えられない」
まったく・・・またこの話か
「俺が、お前を捨てるわけないだろが」
軽く握った拳がミアの頭を叩く
「・・・痛い」
「どうしてこう、お前は俺のことになると自信が無くなるんだ。俺がどれだけお前を・・・ミアを愛しているかは知っているだろう?」
今までそれを嫌と言うほど彼女に伝えてきたつもりだ
「・・・私は、自分の容姿がそれなりに優れていることは知ってる。でもアルと釣り合えているかはわからない。町には人族のかわいい女の子がいっぱいいる。獣人の、人族と子供が出来にくい女なんて、アルと釣り合えるとは思えない」
ミア・・・
「釣り合えるとか釣り合わないとかは関係ないだろ。俺はミアが好きでミアは俺が好き。だから一緒に居るんだ。それでいいだろう」
「わかってる!わかってるけど・・・」
いや、わかってないだろ
「もう10年も一緒に居るんだぞ、いい加減信用してくれてもいいだろう」
「信用はしてる!アルに初めてを捧げてからもう5年・・・もう何百何千回としてる!」
ほぼ毎日してたもんなぁ
「でも、一度も子供はできなかった!それが・・・悔しいの・・・好きな男の子を孕めないことが・・・悲しい。私が人族なら、きっともう子供はいたはず・・・だから・・・不安になる。他の女のほうがアルに相応しいんじゃないかって・・・女として欠陥品の自分が・・・恨めしいの」
泣きながらミアが俺に訴えかける
・・・なるほどな
「お前は子供欲しさに俺としているか?」
「違う・・・アルの子供は欲しいけどそれだけじゃない。アルに愛されれば幸せな気持ちになる。気持ち良くなる。アルも気持ち良くなれる、それが嬉しいから・・・」
「じゃあ、それでいいじゃないか」
難しく考えすぎだ
「いいか、俺がミアを抱くのはお前の幸せそうな顔が見たいのと、お前を女として満足させてあげられる自分が誇らしいからだ。勿論、俺も気持ち良いしな。・・・子供は、その結果だ。別にできなくてもいい。お前が傍に居てくれれば、それだけで俺は幸せなんだ」
ぐすぐすと泣くミアを力一杯抱きしめる。
「俺らはまだ17歳だ。急ぐ必要なんてない。むしろラッキーだろう。お前が孕んだら、俺は一人で冒険しなくちゃいけなくなる・・・お前を置いていかなくてならなくなる。俺としてはもっとゆっくり・・・そうだな、30くらいまでに一人、子供ができればいい。そうしたら俺とお前で立派な大人にしてやれる」
「・・・うぅ・・・ぐす。できなかったら?」
「別にできなくてもいい。できなかったらできるまで抱くだけだ」
「壊れちゃう・・・」
それは困る
「冗談だ、できなかったらできなかったでいいだろう。枯れるまで、お前を抱きたい放題だ」
「・・・ばか」
ミアがいそいそと俺に上に登ってくる。
「・・・腰が砕けたんじゃなかったのか?」
「・・・いれてほしい。動かなくてもいい。アルを感じていたい。アルの大きいのが入っていると、幸せな気持ちになれる。アルの女だって思える」
可愛いすぎだろ
キスをして、ミアの秘所に自分の勃起した一物を添えてみる。ミアの秘所は濡れて・・・いや洪水を起こしていた。5回も中に出せば当然か。
「んぁ!」
ミアの可愛い声と共に、ぬるんと一物が入っていく。相変わらずの名器だ、気を抜いたらすぐに絞られそうになる。
「あぁぁ・・・アルぅ、好き。すきぃ・・・」
「俺もミアが大好きだよ」
ミアの耳元でそう囁くと、彼女の体がビクンっと震える。軽くイってしまったようだ。
「あぁ・・・アルのおちんちん・・・大きくて硬い・・・昔から大きかったけど、前はこんなんじゃなかったはず」
「お前の胸も、昔はこんな大きくなかったけどな」
初めて抱いたときはツルペタとは言わないが年相応の普通サイズだった。乳首は何度も抱いて吸っているというのに変わらず小さい、桃のようなピンク色のままだ。
「アルが毎日揉むから大きくなった。おかげで動きづらい」
こりゃ失敬
「いい。アルが大きな胸を好んでいるのは知ってる。いつもアルから熱い視線を感じるから・・・私は嬉しいの・・・」
ばれていたか
「幸せ。アルと繋がっているだけで想いが溢れてくる」
お前の愛液はとうに溢れてるけどな、俺のふとももまでびしゃびしゃだ。
「・・えっち」
男はみんなそんなもんだ
ミアと手を絡ませて体を支え、下からゆっくり突き上げていく
「あぁぁぁ!アル、だめ!さっきイッたばっかりだからっ!」
「何度でも昇れ、下らんことを考えられなくなるくらい俺でいっぱいにしてやる」
「んぁぁぁぁ!・・・どうして?・・・どうしてこんなに気持ちいいの!?どうしてこんなに好きなの!?想いが溢れておかしくなりそう!」
俺もお前が愛おしすぎて、気持ち良すぎてどうにかなってしまいそうだ。気を抜くともう出てしまうだろう
「あぁ!イク!またイッちゃう!あるぅ!だしてぇ!みあのなかにいっぱいだしてぇ!」
「任せろ」
これが最後だと速度を速め、一気にミアを昇らせる
「んあああああぁぁぁん!」
「ぐっ!」
最後に一突きし、頭の中がはじけそうな快感と共に俺の精がミアの中を汚していく。ミアは途中で何度も痙攣していたが、最後には一際大きく痙攣して俺の胸の中へ倒れてきた
「あぅ・・・もうだめ・・・」
ズルりと一物が抜け出すと、ミアのかわいいピンク色の穴から精が流れ出てきた
「あぅ・・・アルの精液・・・もったいない・・・」
慌てて蓋をするようにミアのさらさらした手が俺の半勃ちの一物を掴み、秘所へと誘う
「んぁ・・・」
ゆっくりと腰を落として一物を穴へ導いた。
「おいおい、流石にもう限界が近いぞ」
「違う、さっき言った。アルのおちんちんが入っているだけで幸せだと。もう動かなくていい。このままアルを感じさせて・・・」
とんでもなくかわいいお願いだった
「今日はこのまま・・・アルを感じたまま寝たい。・・・だめ?」
いいに決まっているだろう
「いいぞ、ミア。おやすみ」
「ありがとう、アル。おやすみ、だいすき・・・」
「俺も大好きだぞ」
ミアはニヘラっと笑顔浮かべると最後にキスをして俺の胸に顔をうずめた。
「やれやれ、かわいいお姫様だ」
そう呟いて俺も目を閉じ、意識を暗闇の彼方へ落としていった
朝
目覚めると、どうも股間が暖かい。
それになにやら胸のあたりに荒い息づかいを感じる。
うっすら目を開くとミアが俺に抱き着いたまま、ゆっくり体を上下にゆすっていた
・・・そういえば昨日はミアに入れたまま寝たんだっけか。
「あああ・・・ダメ・・・朝からなんてだめなのに。アルに嫌わちゃうかもしれないのに・・・止められないよぅ・・・好きだよぅ・・・」
なんということだ
「起きたら・・・また大きくなってて・・・堅くて・・・逞しいよぉ・・・アルぅ・・・こんなのだめなのに・・・アルが愛おしすぎて止められないよぉ・・・」
止めなくていいのだ
「あぁ・・・アルぅ起きないで・・・お願い・・・もうちょっとでイケるから・・・イッたらもうやめるからぁ」
慌てて目を閉じる。うんうん、俺は起きてないぞ
「あはぁ・・・アルの寝顔かわいい・・・キュンとしちゃう・・・もっと深く繋がりたいよぅ」
寝てないから寝顔ではないのだがな
「あぁもうだめ!イクぅ!イっちゃうぅ!」
ビクビクとミアが震え、ぐってりして体重を預けてきた。
いかん!もう限界だ!
「え!?アルの精液出てる!アルが起きちゃう・・・どうしよう。あぅ・・・でも気持ちいいよぉ・・・あるぅ・・・だいすきだよぉ」
「俺もミアが大好きだぞ」
「ええ!?」
しまった、何時もの様に言葉を返してしまった
「・・・アル、起きてた?」
すまん
「ああああああああ!!違う!これは違うの!」
「いや、いいんだ。わかってる!俺の朝勃ちでいやらしい気持ちにさせてしまったんだろう?かまわないよ」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「おい、落ち着け!どうしたんだよ!」
「朝から盛りのついた犬のように甘えているのを見られた!・・・もう生きてはいけない・・・」
いや、いつもとそう変わらんが
「そんなはずはない!」