※この作品はR-18です。

没落貴族の三男坊が冒険者になった訳   作:フリーデン

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山賊団討伐 2

「はい、アルバートさんにミアさんですね。・・・本当にお二人でこの依頼を受けられるんですか?」

 

朝早くから街のギルドに行って受付嬢に依頼を受けることを伝える

 

「ああ、別に問題ないだろ?」

 

受付嬢は考え込んでしまっている

 

「・・・既にC級以上の冒険者が何人もこの依頼を受けて討伐に向かいました。でも、誰一人として帰ってこなかったんです。登録証を魔道具で追跡しても、あまりに離れているのか壊されてるのかわかりませんが反応がなくて・・・」

 

おいおい、結構やばい奴らなんじゃないのか。冒険者が撃退されたのはいいとして登録証まで壊されてるってことは追跡できることを知っている元冒険者崩れかなんかだろう

 

「各地の冒険者ギルドに応援を求めているんですが・・・」

 

その様子だとあまり芳しくはなさそうだな

 

「らしいがミア、どうする?」

 

まぁ、答えは決まってるんだろうが

 

「行く。私とアルが負けるはずがない」

 

そうだな

 

「俺の相棒はやる気みたいでな、まぁ期待して待っててくれよ」

 

「でも・・・」

 

「大丈夫だ、俺達に任せてくれ」

 

受付嬢を安心させるように笑みを見せながら依頼を受ける意思を伝える

 

「あっ・・・格好いい。・・・わかりました、アルバートさん。気を付けて下さいね・・・」

 

彼女はまるで戦地に赴く恋人を見送る様な表情をしている

 

「数回言葉を交わしただけの女の子に何故そんな表情をさせられるの?」

 

それは俺にもわからん

 

 

 

山賊のアジトがあると思わしき街道近くの山に向かう

 

「女たらし」

 

「たらしてないぞ」

 

「すぐ惚れさせる」

 

「何もしてないじゃないか」

 

「何人の女の子を・・・ん!」

 

唇を奪う

 

「ちゅ。・・・誤魔化されないから」

 

そう言いつつも頬を染めて嬉しそうだ

 

「すまない。だがお前だけを愛している」

 

「そんなのわかってる」

 

わかってくれていたか

 

「ちょっと嫉妬しただけ。忘れて」

 

ミアはプイっと横を向いてしまう。ああ、なんて可愛いんだ

 

「すまないな」

 

彼女を後ろから抱きしめる

 

「いいの。アルがモテるのは仕方のないこと。私はその犠牲者第一号」

 

ぎ、犠牲者・・・

 

「冗談」

 

ちょっと本気ぽかったけどな

 

「それより・・・なんで胸を揉むの?」

 

いつの間にか俺の手はミアの巨乳を揉んでしまっていたようだ

 

「そこにミアの胸があったからだ」

 

当たり前のことを聞かれても困るな

 

「・・・ばか。・・・ん!・・・やめて、何時まで揉んでるの」

 

彼女が暴れ出す

 

「おっと!」

 

「はぁ・・・はぁ・・・これから依頼をこなすのに・・・」

 

ミアは切なそうな表情をしている

 

「したくなってしまったのか?」

 

「うん・・・だけど我慢する。アルは責任を取って今日も私を可愛がって」

 

勿論だ

 

 

 

その後は真面目に山の中を散策していく。するとミアが立ち止まって犬耳をピクピクとさせる

 

「アル、止まって。話し声がする」

 

ミアが小声で俺に囁く

 

隠れて辺りを警戒していると薄汚い恰好をした二人組の男が現れた

 

「う~さみぃ、朝から見回りなんてついてねーぜ」

 

「全くだ、早く酒でも飲んで捕えた女を犯してーなぁ」

 

ふむ、山賊だな。

 

「・・・殺してやる」

 

奴らの会話に激怒したミアは忍者刀を引き抜く。今にも襲い掛かりそうだ

 

「気持ちはわかるが落ち着け。一人は生かすぞ、奴らのアジトを聞きださなきゃな」

 

「わかってる・・・」

 

それでいい

 

「ミア、弓で片方やってくれ。残りは俺が捉える」

 

「任せて」

 

俺は奴らが通り過ぎるのを待って後ろからついていく

 

ミア、今だ!

 

彼女に手で合図を出す。すぐに山賊の一人に矢が突き刺さった

 

頭か、相変わらずいい腕だ

 

仲間の頭に矢が生えたのをきょとんとした表情で見ていた男を、刀の柄で殴って気絶させた

 

「ミア、ナイスだ」

 

「アルも」

 

俺はミアを労いながら気絶した男を縛って猿轡を噛ませた

 

死んだ男は草陰にでも放り込んでおこう

 

後はこいつから情報を引き出すだけだ

 

 

 

男を引きずって一度山から下りる

 

この辺りまで来れば例え叫ばれても他の山賊に聞こえることはないだろう

 

蹴り飛ばして男を覚醒させる

 

「うう・・・」

 

盗賊がうめき声をあげて薄く目を開く。どうやら目が覚めたようだ、反応が良くて助かるな

 

「騒ぐな、騒いだら殺す。お前たちの仲間の情報を知りたい。素直に話せばお前だけは生かしておいてもいいぞ?」

 

刀を突き付けて男に問いかける

 

「アル!生かしておく必要なんてない!」

 

しまった、ミアに話すのを忘れてた

 

「いいから、俺に任せろ」

 

「けど!」

 

ミアの唇を奪う

 

「任せろ」

 

真剣な顔をしてミアを見つめる

 

「・・・わかった」

 

これでいい

 

男に向き直って再度問いかける

 

「どうだ?話す気はあるか?」

 

男は怯えながらもコクコクと頷く

 

「いい判断だ」

 

猿轡を外す

 

「ぷはぁ!・・・命だけは助けてくれ!頼む!なんでも話す!だから命だけは・・・」

 

山賊の癖に根性の無い奴だな・・・

 

「それはこれからの態度次第だな。まずはお前たちを討伐に来た冒険者について・・・何か知ってるか?」

 

「男は殺すか・・・脅して仲間に引き込んだ。女は捕えて俺達の慰み者にしてる」

 

暴力に屈して仲間になったか。情けない奴らだ、女を助けようとは思わんのか

 

「C級以上の冒険者ばかりだったはずだ。どうやって倒したんだ?」

 

「それは・・・」

 

「答えられないか?」

 

「・・・元々仲間に冒険者登録をしてるやつが何人かいる。そいつらが事前にここに来る冒険者のパーティに潜り込んで・・・俺達が罠を張った場所までおびき出しているのさ」

 

成程、随分と組織的な山賊集団だ・・・ちょっと甘く見てたな

 

「頭がいいな。お前らは随分やり手と見た。だが冒険者の登録証はギルド側で追跡ができる。それはどうしているんだ?」

 

「一度使ったら破壊して・・・今度は別の奴が登録してるんだ」

 

「用意周到だな・・・」

 

山賊じゃなかったら素直に尊敬しているぞ

 

「ははっ だろう?お陰で俺達は何時でも捕えた女を好き放題だ」

 

調子に乗り始めたな・・・この路線でいったほうが情報を得られそうだ。

 

「羨ましいじゃないか」

 

「アル!!」

 

ミア、ちょっと黙っててくれ

 

「あんたは話が分かる奴みたいだ。どうだ?俺を助けてくれれば仲間に話して女を分けてやってもいい。何ならお前も仲間になるか?」

 

男はニヤっと笑いかけて俺に交渉を持ちかける

 

「いい話だが・・・もう少しお前らのことを教えてくれ。流石にどんなやつらが居るのかわからないのに仲間になるなんて言っても、お前も信用できんだろう?」

 

俺も笑みを浮かべて男に同調する

 

ミアはそこで俺の態度が流石におかしいと思ったのか、静かに俺と男のやり取りを見届け始める

 

「そうだな・・・いいだろう。だがそこの女はどうするんだ?・・・なんて美人でいい女なんだ、お前も好きなんだな・・・」

 

男がミアを見て呟く

 

「ああ、この女は俺のお気に入りだ。この女は俺に付いてくるだけだから気にしなくていい。さぁ、仲間のことを教えてくれ」

 

「ああ、仲間は30人いる。まぁお前らがさっき一人殺しちまったから俺を含めて後29人だけどな」

 

「そうか、すまなかった。こんなに話が合う奴らだとは思わなくてな」

 

「・・・その女を抱かせてくれるなら頭に俺からとりなしてやってもいいぜ」

 

ほう・・・

 

「それは流石に出来ん、代わりにいい女が街に居た。そいつを連れてきてお前にくれてやろう」

 

適当に嘘をついて誤魔化そう。嘘でもお前なんぞにミアを抱かせるなんて言える訳がないからな

 

「お、悪いな。へへっやっぱりあんたは話がわかるぜ」

 

「俺も女が大好きだからな」

 

ミアはもうそっぽを向いてしまっている

 

「アジトの場所は何処だ?」

 

「俺達がさっき居たところのすぐ近くだ。偽装してあるがよく探せばすぐにわかるだろうぜ」

 

「成程な。・・・そういえば俺は剣に覚えがあってな、強い奴がいたら是非教えて欲しいんだが」

 

「お頭は強いぜ!刀剣術が4とかって言ってたな」

 

「ほほう、やはり凄いな。・・・お前ら程の集団だ、魔法を使える奴とか居たりするのか?」

 

「ああ、火魔法を使える冒険者がこの間仲間になったな」

 

なかなかいい情報だ。

 

山賊は調子に乗ってその後も色々な情報を勝手に話してくれた

 

 

「最後に1つ。お前も捕えた女で愉しんでいたのか?」

 

「そりゃそうだろう!無理矢理犯して泣き叫ぶ女に種付けすんのが醍醐味だからな!」

 

良く分かったよ

 

「そら、縄を解いてやろう」

 

俺はありがてぇと言う男の縄を刀で両腕ごと斬り落としてやった

 

「いでぇぇぇぇぇぇ!」

 

男は両手から血を噴き出しながら痛みに叫ぶ

 

「お前らは随分と好き放題してきたみたいじゃないか」

 

これはその報いだ

 

「なっなんで!?・・・てめぇ!騙しやがったな!!」

 

この様子だと聞き出した内容にほぼ嘘はないとみていいだろうか

 

「やめてくれ!殺さないでくれよ!約束したじゃねーか!」

 

「はて?なんのことだ?」

 

「俺は素直に喋ったじゃねーか!命だけは助けてくれるんだろう!?」

 

そうだったな

 

「だがお前は無理矢理泣き叫ぶ女を犯したんだろう?なら因果応報じゃないか」

 

男の左足を斬り飛ばす

 

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

足を失い、更に出血した男は痛みで地面をごろごろと転がる

 

「俺も鬼じゃあない。言葉通り俺はお前を殺さん・・・だが」

 

残った右足も斬り落とす

 

「ミアを抱かせろとか言ってたな?舐めたことを抜かしてくれたじゃないか」

 

あれでちょっとキレてしまった

 

「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!・・・もうやめてくれ・・・血が・・・ああ・・・俺の手足が・・・死んじまうよぉ・・・」

 

再度猿轡を噛ませる。ダルマになった男の襟首を掴んで正面から睨みつける

 

「俺達がお前らの仲間を殺して戻ってきた時、まだ生きていたら治してやる。ほら、俺は命だけは助けるつもりだぞ」

 

まぁどちらにせよ間に合わないか、血に誘われてきたモンスターに喰われるんだろうが・・・精々俺達の無事でも祈っていてくれ

 

 

 

「アル・・・」

 

「ミア。さっきの奴の話、どう思う?」

 

ミアはちょっと驚いているようだ、やりすぎてしまっただろうか

 

「大体は嘘じゃないと思う。バカで助かった・・・まさか冒険者が山賊に屈したとは思わなかったけど」

 

そうだな・・・

 

「それよりアル・・・どうせやるならなんでもっと苦しめないの?」

 

あら?

 

「手足だけなんて生温い、生まれてきたことを後悔させるくらい痛めつけるべき」

 

ミア先生は俺以上にお怒りだったようだ

 

「当然、女をなんだと思ってるのか・・・私にも汚い視線を送ってきた」

 

あれがなかったら俺は足くらいで勘弁してやろうと思っていたんだが・・・どちらにせよ殺してたか

 

「アル、今日はあれを忘れさせるくらいいっぱい可愛がって」

 

どんどんミアを可愛がらなければいけない理由が増えていくな

 

「勿論だ、失神するまで可愛がってやるぞ」

 

 

ミアと二人で山賊達のアジトを目指して進んでいく

 

「そういえば・・・」

 

彼女が呟く

 

「アルが私のことをお気に入りの女って言った」

 

あれは演技だったんだが・・・怒らせてしまっただろうか

 

謝ろうと思いミアの方を見ると頬を染めて俯いていた

 

「ちょっと野蛮なアルも格好良かった・・・」

 

心配はなかったようだ

 

「今日はそんな感じで・・・」

 

ミアは既に今日の情事に想いを馳せていた

 

 




アルバート・ディレス 14歳(17歳相当) 身長 177cm
スキル:刀剣術:8 火魔法:4 雷魔法:5 治癒魔法:4
装備 :上質な鋼の刀 変異リザードマンの革鎧セット
所持金:およそ金貨130枚

ミア 14歳(17歳相当) 身長 168cm Fカップ   
スキル:刀剣術:5 風魔法:6 氷魔法:5 治癒魔法:5 弓術:3
装備 :鋼の忍者刀×2 カーボンの合成弓 変異リザードマンの革鎧セット
所持金:およそ金貨150枚

書いていて思いました。さっさと女を助けに行けと
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