銭貨=1円
銅貨=1,000円
銀貨=10,000円
金貨=100,000円
白金貨=1,000,000円
くらいと思ってください
「アルさん!お師匠様!今日は、本当にありがとうございました!」
薬草の納品を終え、ミミカと別れる
薬草採取の結果は50束程だ。1束銅貨1枚程になるから、今日の稼ぎは銅貨50枚=銀貨5枚になる。
それをミアは銅貨で受け取り、半分にあたる25枚をミミカに渡してしまった。
通常、3人で行ったのだから3人で公平に分けるべきなのだが、「お師匠様~!」となついてくるミミカのことが余程かわいかったのだろうか。見なかったことにしてあげよう
ミミカは村から出てきたばかりで持ち合わせが全然無いと言っていたしな。銅貨5枚程しかもう手元にないそうだ。
だいたい安宿でも一晩銅貨5枚 一食銅貨1枚と考えると、今日はもう食事抜きで耐えるか野宿をするしかない。年頃の女の子には辛いだろう。
だからエミリアに縋り付いていたのだろうが・・・
「・・・アルは今日、私に悪戯していただけ。正直邪魔しかしてない。だから私とミミカの2人で分けた」
ミア師匠は厳しかった
ちなみにこないだ行ったワイバーン討伐では、報酬と素材の売却を含め白金貨20枚程になった。
あんな空飛ぶトカゲを倒すだけで大金が手に入るのだ。冒険者はボロい商売だと思う。
「・・・普通はそんな簡単に倒せない。ワイバーンは基本空から降りてこない。弓矢では鱗に傷すらつかないくらい強靭だし、翼の皮膜ですら貫通しない。私とアルは魔法で叩き落して倒しただけ」
そう言われればそうだな。
ワイバーンは空から降りてこない。普通は何十人も集めて弓矢で皮膜を痛めつけて地面に叩き落としてからが本番だ。
俺とミアは、彼女がワイバーンの注意を引いている間に俺が魔力を練り、特大の雷を持って皮膜に大穴を開けてやったのだ。
叩き落してさぁ狩るぞっと言ったところでも散々に暴れられ、防具はボロボロになり、余りに固い鱗を通すのに俺もミアもミスリル製の武器をだいぶ痛めた
ミアなんかワイバーンの吐いたブレスのせいでお尻丸出しで戦っていたしな。
そのせいで俺は一物が勃起して戦いにくかったが。
・・・そういえば武器と防具の修理費で白金貨が10枚程とんだっけか。
ミアの尻を犠牲にしたというのに報酬の半分を持っていかれたのだ。
やっぱり、冒険者なんてのは割に合わないかもしれない。
暗くなりかけた大通りをミアと腕を組んで歩く。
ミアは「やっとアルに触れられる」とご満悦だ。目尻がとんでもないくらい下がっている。
人族の女の子達ががこちらに手を振っている。
「きゃぁ!"刀神"アルバート様よ!なんてイケメンなのかしら・・・あ~んお近づきになりたいわぁ!」
「あの笑顔を向けられるだけで・・・あれ小股が濡れちゃった・・・」
「抱いてほしい・・・」
ミアが殺気を向けると蜘蛛の子を散らすように きゃ~ と言いながら女の子達が逃げていく。あぁ・・・ミアの目がどんどん吊り上がっていくぞ・・・
今度は傭兵らしき男たちがこちらを見てひそひそなにかを言っている。
「おい、ありゃ[死神]ミア様じゃねーか?今日もなんて美しいんだ」
「そうだな、あの瞳で睨まれるだけでオラぁゾクゾクするぞ」
「胸があんなに張って・・・あぁ、今日も生きててよかった。」
「踏まれてぇ」
俺は傭兵たちにの近くに雷を落とす。男たちはぎゃぁ~と叫びながら吹き飛び地面を転がる
「魔法はやりすぎ」
俺を窘めるミアだが頬は緩んでいる。彼女は俺が嫉妬したのを感じたのだろう
俺は"刀神" ミアは"死神"という2つ名がついている。
俺は若くして刀剣術を極めた天才という意味を込めて、ミアは表情すら変えずモンスターを次々と屠っていく様がまるで死神のようだったからとついた渾名だ。
正直恥ずかしいので辞めてほしいが・・・
特にミアなんて何処が死神だというのか
俺と少しでも接触するだけで頬は緩み目尻はだらしなく下がる
ベットの上ではいつもかわいく鳴き、俺に種付けされることを懇願する
"巨乳"のミアとか"性女"ミアとかでもいいと思うが
「そっちのほうが恥ずかしい」
頭をはたかれる
「ばかなことばかり言ってないで早く帰る」
俺の腕をぐいぐい引っ張る
ああ、今日もお前はかわいいなぁ