模擬戦の勝敗がつけば、即座に陸堂に駆け寄ったのは彼の《聖魔》閻魔王だ。
主人の命の危機となれば彼も心穏やかではなかった筈だ。他ならない主人が閻魔王の介入を嫌ったから、そして俺が本気で彼を殺そうとはしないだろうという信頼があったから、動かなかっただけで。
閻魔王がそっと壊れ物を扱うように陸堂の手に触れ、《神聖属性》の魔力を流し込んでいく。《神聖属性》には特性として『傷を癒す』力が備わっている。
俺の主な治癒手段である《闇属性》の時間遡行や、人体の細胞に干渉して再生速度を底上げするような《水魔法》よりも遥かに容易且つ消費魔力を削減しての治療行為が可能だ。
……本当に《神聖属性》ってそれだけでやれることが多いというか、最初から滅茶苦茶利便性が高い上に強力というか。如何にも『主人公の扱う力』といった雰囲気があるな。
「づっ……いってぇ……」
などとくだらない事を考えていれば、閻魔王の献身の甲斐あって陸堂は意識を取り戻したらしい。
「おはようさん、寝坊助」
「…………。あぁ! また負けた!!」
大の字になって地面に寝転がる陸堂。ここだけ切り取れば河原での殴り合いじみた青春の一ページなのだろうが……周囲のクレーターや血に濡れた芝生、何より俺の指や拳の形に変形した鎧が、ここでの惨状を想起させるには充分だ。
俺が時間遡行の魔法を使えなかったら間違いなく修繕費用云々で、俺がエリザさんから頂いた前金は簡単に吹き飛んでいただろう。俺は一体に時間遡行の魔法をかけ、俺達が暴れる前の城の景色を取り戻す。
……そういえば、滅茶苦茶デカい音を出してたけど近所迷惑とかで怒られねぇかな。
(問題ありません。ミナト達が発した衝撃と逆位相の力を発して干渉しておきました)
(流石ニュクス。福利厚生がバッチリだな)
……さらっととんでもねぇこと言ってた気がするけど。
戦闘音の逆位相の力を発して、相殺する?
えぇ……なにそれ……。そりゃ音は振動──つまりは《闇属性》の守備範囲内だから出来ること自体は不思議でもなんでもない。
俺だって《聖魔》であるニュクスやティアマトと《特殊技術》を共有しているから、理論上は彼女達と同じことは出来る筈なのだ。しかし今の俺にそれが出来るイメージが全く湧いてこないのは単純な技術力不足。
まだまだ強さの頂は遠いってわけか……と凹みながらも、それを俺はおくびにも出さず陸堂に手を貸した。
「鎧の修繕費、出してやろうか?」
「いらないよ。負けた上でそこまで情けをかけられたら普通に落ち込む。魔法もいらないからな。……準備運動くらいにはなれたか?」
「それは卑下しすぎだって」
苦笑する。
客観的に見て、陸堂は強い。
剣術も魔法も、一切手抜きをせず実直に研鑽を積んできたのだろうと明らかにわかるもの。陸堂の爪の垢を他の勇者に──桐生先生は除く──に飲ませてやりたいくらいだ。
だが、俺と比較するのは流石に相手が悪い。
……すまない。あまりにも言葉選びがヘタクソすぎた。正確に言うのなら、ニュクスとティアマトと張り合おうというのは流石に分が悪い。
俺と戦うという事は魔王ふたりと──勿論彼女達の劣化版ではあるが──戦って勝てますか? って話なのよ。
彼女達は俺達よりも遥かに長い間血で血を洗う生存競争の渦中で戦ってきた。おまけに相手は世界最強候補の魔王。そいつらにニュクスとティアマトは勝利してきた真性の怪物。意志を持った災いと言っていい。
そんな相手を、剣術も魔法も一週間前に学び始めたよちよち歩きの赤ちゃんが倒せるわけがない。現時点では挑もうとする方が誤りなのだ。
「宵坂ってどんな鍛え方されてるんだ? ……その子に鍛えられてるんだよな?」
「おう。もう滅茶苦茶スパルタよ」
……尤も、デフォルメ姿になって俺の肩に乗っている師匠──顕現こそしていないがティアマトを含む──はそんなバブちゃんを容赦なく谷に突き落としてきますがね。
俺のこの強さは基本的人権だとか、人としての尊厳だとか、そういった物を削ぎ落しに削ぎ落した果てにある強さだ。
「勿論基本的な鍛錬もあるけど、大半を占めるのは《特殊技術》の《自己再生》とか《時間遡行》を前提とした実践だよ」
《不死》のおかげで死にはしないものの、腕や足がちぎれ飛ぶなんて日常茶飯事。腹の中に詰まったソーセージは仕入れを間違ったスーパーマーケットレベルの大安売りをし、頭部が潰れたトマトの様にぐちゃぐちゃになったのは10より先を数えるのは億劫になった。
俺とティアマトが持つ《不死》の《特殊技術》はただ『死なない』だけのもの。致命傷は平気で負うし、むしろ死ねないからこそずっと苦しい。
俺もアレを他人に勧められるかと問われれば『絶対やめとけ』と間違いなく止める。
魔王二人によるスパルタ合宿は地獄の日々だった。相応のリターンは得られるが、様々な意味で覚悟はいる。その辺り、彼女達は俺の心身の耐久力の限界瀬戸際を見極めるのが極めて上手だった。
「陸堂と閻魔王は《神聖属性》を扱えるから傷云々はどうにかなるとは思うけど……俺の見立てだと、お前と閻魔王ってもう割とタメ張る強さしてるよな?」
「然り。ミツヨシは既に我に肉薄する域にある」
「閻魔王が教えるのが巧いのか、陸堂のセンスと努力の成果か……たぶん両方だな。でも俺の鍛錬法は、コイツが俺よりも遥かに強いからこそ成立してる。だから二人左脚で頑張ってこうぜっていうお前達のスタイルには合わないんじゃねぇかな」
俺がニュクス達にやってもらっているのは謂わば、彼女達にキャリーしてもらってのパワーレベリング。
故にレベルやステータス、《特殊技術》こそ目を見張るものがあるが、俺には剣や魔法の単純な技術が不足しているというのが彼女達からの指摘であった。今回の《強魔地帯》への遠征は、この基礎技術の修練が主目的である。
対する陸堂は堅実にコツコツとレベルアップと《特殊技術》を獲得してきた。適正帯での無理のないレベリングと鍛錬は、彼の強さを支える堅牢な土台となっている。無茶をしないからこそ安定していて、無理をしないからこそ盤石。
片や『ガンガンいこうぜ』片や『いのちだいじに』
それは師事している《聖魔》の気質の違い。どちらにもメリットデメリットがあって、どちらが正しいという問題ではないのだ。
……あと俺は訓練に依る精神的負荷を肉欲に溺れることで癒しているが、陸堂は性格的にもそれ以外の要因でも難しいだろう。
この世界の衛生観念は王族でもない限りは地球のそれより低いし、性病の概念が根付いているのかもよくわからない。そんな社会で女を買うのは非常にリスキー。
あと閻魔王、筋肉モリモリマッチョマンの大男だし。
陸堂が同性愛者でもなければ彼にそういった欲をぶつけるのは難しいだろう。
ニュクスのメートル超えの極上の爆乳とむちむち太ももを日替わりで枕にしたり、彼女を肉布団として扱ったり、股間の袋に溜まりにたまった鬱憤を『ご褒美』として吐き出すという、地獄を乗り越えたからこその肉欲に溺れたメンタルケア方法。
えっちセラピー(命名:俺)が無ければ俺はとうの昔にへし折れていた。
性欲万歳。肉欲正義。
男はエロを目の前にぶら下げられたら、いくらでも走り続けられるワンねぇ。
(大丈夫ですか? おっぱい吸いますか?)
吸いまちゅ! ばぶぅ!!
……失礼、滅茶苦茶取り乱しました。
「お前は閻魔王と一緒に、確かに強くなってる。ここで半端に俺のやり方を真似ればロクな事にならない。……って思ってんだけど、先生的にはどうよ?」
「貴様に賛成だ、宵坂。……ミツヨシよ。人はそれぞれ走るペースが違う。己の前を疾走していく者を見て逸る気持ちも理解できなくはない。それは言い換えれば向上心が著しく高いという事だ。しかし常に無理をすれば身体が、心が壊れる」
「……閻魔王」
「無理のし時を履き違えるな。戦いに身を置いていれば、必ず無茶や無理、無謀を犯さなければならない時は来る。その時までただ着実に、確実に己の強さを積み上げるのだ」
「……『高く跳ぶためには膝を沈ませなければならない』『早く走るためには助走がいる』」
何かを諳んじるように陸堂は呟く。
きっと俺の知らない閻魔王との研鑽の日々を体現するようなものなのだろう。俺も堅実な鍛錬法に憧れはするが、死中に活を求める事でしか得られないものがあるのもまた事実。
だがそう遠くないうちに陸堂はそんな死闘に身を投じていくことになる筈だ。
俺達は《勇者》なのだから。
「ミナトくん、リクドウくん」
「エリザさん」
ニュクスと閻魔王の合作である《障壁》が解除されれば、エリザさんとルー、ロペルがこちらに歩み寄って来てくれる。
「おふたりともすごかったです! 魔法がわ~! って! ふたりともしゅばばば! って速くて。お強いんですね……って失礼ですよね。おふたりは勇者様なのに……」
「いや、嬉しいよ。ありがとう、ルー……ちゃん、でいいのかな?」
「は、はいっ」
う~ん、流石は天然すけこまし。イケメンフェイスと相まって初恋キラーってあだ名がつけられてるのも納得だ。
「ふたりとも流石、アンドリューが褒め囃すだけの事はあるわね。とても頼もしい」
「恐縮です」「お、恐れ入ります」
エリザさんはと言えば、控えめな拍手と共に俺達を褒めてくれる。それに陸堂はたじたじだ。
いや、気持ちはわかる。エリザさんのような、ザ・大人の女性に微笑んでもらっただけで、男としては狼狽えてしまうもんな。
彼女は「そう緊張しないの」と小鳥が囀るように笑った後、真剣な顔を見せた。
「お世辞じゃないわよ? ……どうも、近頃は王国の周りが不穏でね。フェイルメール伯が防衛を担う《強魔地帯》もそうだけど、他の場所でも似たような事が起きる可能性は大いにあるわ。その時にはリクドウくんやキリュウさんに頑張ってもらう事もあるかもしれない。勿論何もないに越したことはないけれど……準備だけは怠らないようにしてくれると助かるわ」
「承知しました」
ちなみに他の《勇者》達の強さはどうなんですか? と問われれば、そんなん知らん、に落ち着く。
なにせ俺はブリステン王国の騎士団の方達から「お前に教えられる事なんて何もない」と匙を投げられ──国の為に戦ってくれるなら何したって良いという放任の極みだ──桐生先生と陸堂もどちらかといえば俺達側。
そもそもつい先日あのアホ共は街中での乱闘騒ぎなんて起こしたため、騎士団……というか王家の方々は大変ご立腹。半ば缶詰じみた鍛錬と《勇者》としての心根を鍛えているらしいが……まぁ、肉盾くらいにはなるんじゃないっすか?
「じゃあミナトくん、そろそろ向かいましょうか」
「わかりました。……じゃあ、またな陸堂」
「あぁ。……死ぬなよ」
「わかってるよ」
男同士に湿っぽい別れなんていらない。
あくまでも淡白に。それこそ学校でクラスメイトと別れるような気軽さで、俺達は城から去った。
さて、いざ《強魔地帯》にカチコミじゃ! と意気込みはしたものの。当然、一日や二日で到着できるような近場ではない。この世界には電車や汽車の類はまだ存在していないため、主な移動手段は馬車になる。
エリザさんの話では、彼女が管理しているミハロヴィーナ領から更に一週間ほどかかるそうだ。
現状、そこまで切羽詰まっているというわけではないらしいが歯痒いものは歯痒い。俺一人で突っ走っていけば一日くらいで到着できる距離なのだが……それはそれで問題だろう。
俺は政治の事は詳しく知らないし、今後も関わるつもりはないが、国王から西方一帯の統治を委任されている大公故の事情もあるのだろう。
俺としては充分な金をいただいたし、個人として大公という極めて高位の方との関係性は良好な物を保ちたい。客寄せパンダだろうが、暴力装置としての役割だろうが言われるままにこなしますよ、えぇ。
さて、そんな意気込みを抱いてエリザさん達と共にやってきたのは、とあるアーチ状の建造物の前。
首都であるブリステンの外縁、その西側に存在するそれは荘厳な門を想起させるが、扉の類は見当たらない。俺が知っているのはせいぜい、待ち合わせ場所として用いられる場所、くらいのものだ。
そして俺はその前で見覚えのある姿の女性を見つける。
レモン色の長髪に同じ色の瞳。身を包むのは所謂クラシックタイプのメイド服で、実用性をひたすらに追求したもの。唯一お洒落と呼べそうなものは頭のホワイトプリム程度の物だが、それでも秀麗であるのは彼女の美貌も無論の事、佇まいが洗練されているからであろう。
彼女は俺達を認めると一礼する。
「おはようございます。ミハロヴィーナ大公、ミナト様」
「おはようございます、アイズさん」
彼女はアイズさん。王城内で俺の世話をしてくれている専属のメイドだ。
……といっても俺は度々外泊をしているので、あまり彼女の世話になった事はないのだが。その点彼女には申し訳ない事をしているなぁ、と思っていた。
だが、彼女がここにいて、脇には様々な物が詰まっているであろう大きな鞄──キャリーバッグによく似ている──があるという事は……。
「アイズさんもついてきてくれるんですか?」
「はい。本遠征中の貴方の身の回りのお世話をさせていただくため、ミハロヴィーナ大公の命を受け参上した次第です」
「それはありがたいですけど……」
俺達が向かうのは王都周辺とは比較にならないほどレベルも《特殊技術》も強力な魔物の巣窟。
エリザさんは来てもフェイルメール辺境伯の屋敷までだろうが、俺はそうはいかない。最前線も最前線、それこそ対魔族・魔獣用の砦に駐在する事になるだろう。
そんな危険な場所に、たとえ俺専属のメイドさんであっても王城で勤務するような方をつれていくのは如何なものか。
「御心配には及びません。これでも身を護る程度の術は持っております」
微笑み、一礼してくれるアイズさん。……まぁ、魔獣だろうが魔族だろうが、あるいは盗賊の類であったとしても俺がみんな守ればいいだけの話だな。
こんな俺でもその辺のチンピラ風情に後れを取る程ではない、という自負はある。
(きゃ~、ミナトったらかっこい~!)
茶化すなよ、ティアマト。
言っとくが、《魔王》と事構えるって事になったらニュクスとティアマトの力におんぶでだっこでいくからそのつもりでいろよ?
俺一人であればタイマンしろと言われたらやるが、エリザさんやアイズさんが後ろにいる状況では、俺のプライドなんてゴミのような物だ。俺の方針である『ガンガン行こうぜ』はあくまでも俺自身にしか適応されないのだ。
「あ、アイズ様。お荷物お持ち致しますっす!」
「……よろしいのですか? ロペル様」
「勿論っす。これでも力には自信ありです!」
ロペルはアイズさんから荷物を受け取ると、本当に気軽に持ち上げた。
小市民根性が染みついている俺は「いやいや、俺が持つって」と言いたくなるのだが、あくまでも俺は彼女達にとっての主人。主に荷物を持たせる従者がどこにいる、という話で荷物を引き取るのはご法度だ。
《闇属性》の空間操作があるし、本当に大した手間でもないんだけどなぁ……。
「…………それにしても」
「? 何か気になる事でもあった? ミナトくん」
「いえ、何も!」
危ない危ない、つい心の声が漏れ出てしまっていた。
しかもそれを聞かれたのがエリザさんというのもいただけなかった。
俺の懸念はエリザさん達に聞かせるわけにもいかない個人的な事情、切実でありながら非常にくだらないものだったのだから。
──《勇者》が《勇者》足り得る要因として挙げられるのは《聖魔》の存在である。
所謂使い魔的な彼らではあるが、単純な戦闘などの補助要員では到底収まらない強さを持っている。
それが契約した《聖魔》の性質に相応するステータスの補正と、《聖魔》が保有する《特殊技術》の完全共有。加えてそこに《聖魔》がこれまでの経験で培ってきた技の指導と、彼らは至上のハウトゥー本といっていいのだが……ニュクスやティアマトのような元《魔王》とまでなると、その程度では収まらない。
それが心身そのものの強化。
肉体や精神が人外の物へ変容するといったことは流石に無いが、メンタルが強くなったり、あるいは《特殊技術》なしでも免疫力や身体機能が向上したりする。
だがこれは一口に恩恵だとは断言できない。
俺に現れている特徴のひとつを例に挙げるのならば、食事量の増加。
より正確に言うのであれば、必要摂取カロリーの増加というべきだろう。
ティアマトと契約したことにより、俺の肉体は人間の物でありながら並のドラゴンと張り合えるほどに強靭になっていた。
より強く、より堅く、よりしなやかに。単純に高いパフォーマンスを発揮できるよう進化した俺の肉体を、進化以前のエネルギーで動かすことが出来るだろうか。
答えは当然否。
身体は家電ではない。身体が強くなればそれに見合った分の燃料を摂取しなければガス欠になってしまう。
これも遠征という場面では不利益と言えるだろう。俺は常人の四倍、五倍の食事を摂取しなければ満足のいくパフォーマンスを発揮できないという事なのだから。
だが、俺の憂慮はそこではない。
……一旦、俺の現在の状況を整理してみよう。
今から俺は約一週間の旅路を、エリザさん、アイズさん、ルー、ロペルの計五人で進んでいくわけだ。
そこでは当然ニュクスやティアマトとのコミュニケーションは大幅に制限される。ティアマトは存在そのものが知られておらず、ニュクスは肩に乗っている今の幼女フォームが本来の姿であると認識されているからな。
さて、ここで上の《聖魔》と契約することによる肉体、精神の強化に話が戻る。
とはいっても察しのいい諸兄ならばもうわかっている事であるだろうから、もう端的に言うが。
今の俺、性欲も性的機能も滅茶苦茶に強化されちゃったんだよね!
ニュクスは種族的に長命種且つ個体の繁殖に極めて難がある存在だったらしく、確実な子孫繁栄を成し遂げるべく数撃てば当たる理論でとんでもなく性欲が強い。
そしてティアマトは種族からして世界最強の種である龍、その女王。単純な生物としての強さが並外れている。
というかこの世界、存在として強くなればなるほど、その優秀な遺伝子を後世に確実に受け継ごうとするらしく性欲が増大していく傾向にあるという。
その例にバッチリと俺も影響を受けてしまっているわけだ。
何より俺はそんなニュクスとティアマトの契約者。
言うならば種の存続が困難且つ性欲がとんでもなく強い種族と、身体的能力、欲求が並外れている龍のハイブリットであり。そこに男子高校生特有の性欲の強さが合わさった時、どうなるでしょう?
そうですね、おしまいですね。とんでもない性欲モンスターの爆誕ですね。
そんな状況下で世間一般的に見ても非常に見目麗しい女性ふたり(流石にルーは除外。イエスロリータ、ノータッチの精神を忘れるな)と旅をする。
そして上記の通り、ニュクスやティアマトに頼るのは難しいときた。
今はつい先日、ニュクスとティアマトとセックスをそりゃもう滅茶苦茶にしたおかげでなんとか平静を保っていられてはいるが……これが三日、四日と続けば俺の肥大化した魔女と龍の性欲は限界に達してしまうだろう。
おまけに女性ふたり、そして自分より年下の男女が傍にいる環境でマスターベーションなんてやれるわけがない。ほぼ確実に一週間のオナ禁を強いられることになる。
ふふ……盛り上がってきたな。
ふっふっふ……助けてくれませんか?
投稿時間についてのアンケート※一週間程度を目安に〆
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