音奈は魚肉ソーセージからバイブを外すと魚肉ソーセージを私の口の中へ差し込んだ。
「んむっ!?」
「まだ噛んじゃダメですよ」
口に入れたソーセージをくるくる回しながらしっかりと念を押す。
挿した時、喉奥にぶつかってケホケホとむせていた私は涙目で首を縦に振った。
むせる私を心配そうに背中をさすってくれた音奈のお陰か呼吸はすぐに元通りになる。こういう時は優しいんだよなぁ…。
「今から10分間、私は先輩をいじめます。先輩は咥えたその魚肉ソーセージを落とさないように耐えて下さい。噛み切ってもダメですよ?」
「お、お尻はダメだよ」
ここだけは守ってもらわないと私に勝ち目はない。
音奈は分かっていたように頷き、言葉を続ける。
「先輩のアナルに対する防御力の無さは充分知っています。だからこのゲームで、もし先輩が魚肉ソーセージを落としたら罰としてアナル責めを行おうと思っています」
アナル、責め。
そのワードには冷や汗どころか脂汗まで出て来そうだ。
私は非常にお尻の穴が弱い。入れられるのは当然、羽で擦られるだけでイってしまう。性感帯と言うべき所なのだ。
だから今回、私は先手を打ってお尻を禁止にした。
あとは10分耐えるだけなんだけど…。
「じゃあ私から、10分間に私がこの魚肉ソーセージを落とさなかったら音奈には私にするのと同じくお尻責めをしてあげるよ」
途端、音奈の表情が固まる。
そうなのだ。音奈もお尻が苦手なのだ。
今では対策を取られたが初めの頃は、抵抗した私の指が入って大騒ぎをする程だったのだ。
これで立場逆転も狙えるという訳だ。
「ああ、あと。もし音奈が約束を破ってお尻に手を出してもお尻責めにするからね」
私の提案は、私達2人をデスマッチへ誘う悪魔のルールへと大きく変貌させたのだった。
「それでは、先輩に付けた手錠を私の首輪と連結させますね」
音奈が用意したアイテム、手錠付き首輪は手錠を嵌められた私の手首を音奈の首の後ろに持っていく事で、首に手を回すという途轍もなくえっちぃ体勢に強制的にさせるアイテムだ。
当然、手錠で手の自由を奪われているから魚肉ソーセージは口の力だけで支え続けるしかない。
首を動かすだけで、みょんみょん跳ねるように動くソーセージには正直不安が残るがやるしかない。
「今回バイブ化するアイテムはこれです!」
そう言う音奈の後ろから出された物は小さめのクーラーボックス。
…え?ドユコト?魚?
クーラーボックスの上に乗せられた軍手を装着し、なんでもバイブを片手にクーラーボックスの中から取り出したのはなんと、『氷』 だった。
音奈の手から悠々とはみ出す長さの円柱状の氷は直径2~3センチはありそうな太さで思わず男根が頭をよぎってしまった。
危なかった。こんなのお尻入れられたら、一発KOだったよ。
氷になんでもバイブをセットした音奈はタイマーをスタートし、デスゲームの火蓋が切って落とされた。
「それにしてもやっぱり先輩の胸は大きいですね~♡」
開幕早々、ブゥゥンとお腹に響く低音をさせる氷を私の右胸に押し当てた。
「…ッ!!」
想像していた物よりも遥かに冷たかった氷に全身鳥肌が立つ。
つ、つ、つめたいいい!!!
肌を直に刺すような痛みがチリチリと走り、火照っていた私の体も背筋から凍る。
「先輩、こんな肉塊抱えて肩凝ってませんか?片方負担してあげますよ」
音奈は氷に先端を使い、右胸を下から持ち上げた。
しかし、それまでに暖まっていた私の体で表面が溶けていた氷は自らの振動も相まって、肌の上でつるりと滑った。
支えを失った右乳は重力に従い下にたゆんっと元の位置に戻った。
押し付けられていた氷に擦られながら。
「…ッンンン!!!」
乳首やばいっ!ジンジンする!!
こんな、何回も擦られたら私喘いじゃうかも…。
音奈は私が乳首に当たる絶大な衝撃には気付かず、揺れる乳を揺らして楽しんでいた。
「んふふ…たゆんっ、たゆんっ♡」
氷のつるりとした触感と左胸を揉む軍手のもさもさした質感が対極的でどうしようも無く気持ち良く感じる。
零れ落ちそうな、という表現が正しそうなまでに肉々しい、たわわな私の胸。
それを下から持ち上げられるのは、なんというか、気持ち良いと言うより楽だ。
机に乗せているときも思うのだが、乳は脂肪の塊と言う割にとっても重い。
肩甲骨辺りから筋肉を引かれているのでは?と思う程には方が凝るし、なにより男の人達の目線が怖い。
自分に自信がないのだ。そんなに見られていると本当に消えたくなる。
嫌なのだ。怖いのだ。
「むむっ!!これはっ!パイズリが最適なのでは!!?」
…?今聞き慣れない単語が聞こえた気が…?ぱい、ずり?
ぱいはおっぱいだろう?
じゃあ、ずりは?ずりってナニ!?
そんな儚い私の疑問に誰かが答える前に音奈は仰向けに倒れる。
手錠で繋がれた私も一緒に引かれて、現在仰向けの音奈の上に仰向けで胸を揉まれる私がいる状況だ。なんだこれ。
「よいっ、しょっと…」
音奈はバイブ氷を私の谷間に置いて、両脇から乳を押してバイブ氷を押し潰した。
―――ぶ、ぶ、ぶ、ぶ、ぶ、ぶ、ぶ、ぶ…
私の乳で固定されたバイブ氷から細かく震えるHな音が体越しに聞こえてくる。
まさかっ…!
「よいしょっ、よいしょっ…」
重々しいかけ声と共に両乳を互い違いに上下運動させたり回転運動させたりと胸の中のバイブ氷を溶かしていく。
「…んんっ!!…んんっ!!」
胸を揉まれながら乳首を摘ままれたり、バイブ氷から出る水が谷間から溢れたりと複数種類の刺激が私の上半身を襲っていく。
はぁッ、そんなっ…氷は冷たいのに胸は熱くて、肌はたぷたぷだけど軍手はチクチクして、訳が分からなくて、ないこぇ…?
「あきた」
突然、ぱっと手を離して細くなってしまったバイブ氷を私の谷間から取り出した。
せっかく昂ぶっていたのに…。
バイブ氷は、ぱいずりの効果で真ん中あたりがくびれて端っこの方はほとんど最初と太さが変わっていなかった。
「…ッッッッッ♡♡♡♡」
あきたと言いつつ谷間から取ったバイブ氷を体を撫でながらへそまで持ってくる。
同じタイミングで体を起こすと、油断していた私の魚肉ソーセージはぷるぷると暴れる。
…折れる折れる折れる!!!
首で振動と同期してなんとか損傷を免れる。危なかったぁ…。
それにしても今日の音奈Hな事あまりしない…?
それはそれで助かるのだけれど。
「先輩、あと3分だね♡頑張ってね♡」
耳元で聞こえたこの言葉は、愛らしい発声の筈なのにこれからの3分が途方もない位遠くに感じてしまった。
上半身だけでもドキドキがかなり早まってるのに…♡