※この作品はR-18です。

悪堕ちIS   作:早見 彼方

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織斑千冬(後編)

 調教部屋。亡国機業にある、他とは一線を画す場所。内装は他の部屋と同様に灰色の壁に囲まれた空間だが、そこには異様な物体が存在感を示している。IS『フォールン』。紫色の蛸の形をした巨大なそれは、織斑(おりむら)千冬(ちふゆ)の背中に張り付いていた。

 長い黒髪をポニーテールにして束ね、乳首と陰部にハート型の穴が開いた漆黒のボディスーツを身に纏っている。豊かな丸みを帯びた乳房と細い腰、魅力的に膨らんだ尻の曲線は否応なく視線を引き付けられてしまう。

 千冬の全身を唾液で汚し、千冬のフェラチオで一発抜いた亡国機業総帥の男。

 男はいよいよ、千冬と結合しようと考えていた。

「夫婦の契りを交わそうか、千冬」

 男はフォールンに指示を出した。すると、フォールンは蛸の手足に似た触手を動かし、絡め取っていた千冬の両手足を操って体勢を無理矢理変えさせた。床から浮く形で、千冬は仰向けに体を大の字にさせられる。

 大胆に開かれた股の間に、衣服を全て脱ぎ捨てた男の体が入る。

 男の股間から伸びる禍々しく巨大な肉棹が、千冬の陰部へと突き付けられていた。

「俺の夢が今、叶う」

 男の両手が千冬の腰を掴み、男が千冬へと身を寄せる。

「この状況を想像して何度オナったかわからん」

 血管の浮かぶ肉棹の先端、丸々と膨らんだ亀頭が陰裂を掻き分けた。

「長かったぞ。ようやく、お前を手に入れられる」

 既に男の唾液で汚されていた膣口が、亀頭と触れてくちゅっと音を立てた。

「さぁ、千冬。宣言しろ。『私、織斑千冬は、亡国機業総帥の妻となることを誓う』と」

「っ……!」

 千冬の表情が歪み、怜悧な表情にこれまでにない屈辱の色が浮かんでいた。

 その千冬の視線が、横に向けられる。

 男と千冬の横にある壁に映し出された、大画面の映像。別室にある機械的な十字架に磔にされた全裸の少女、鷹月(たかつき)静寐(しずね)。今はぐったりとしていて意識はない教え子を人質に取られた千冬は、男に抗う術を持たないだろう。

「言え、言ってしまえ。ほら、どうした?」

 男が千冬の陰部に亀頭を擦り付けながら催促すると、千冬の唇がゆっくりと開いた。

「……私、織斑千冬は、亡国機業総帥の妻となることを誓う」

 千冬の凜とした声音で紡がれたその言葉。

 それを聞いた瞬間、男は幸福感を味わった。あぁ、何て素晴らしい。今日は最高の日だ。

 男の腰が前に突き出される。膣口に噛み合っていた肉棒が前へと進み、肉を掻き分けて中にめり込んでいく。狭い穴の洗礼を受けてなお、ぐぐぐっ、と亀頭は中へ中へと進んでいく。

 いいぞ、もっとだ。少しずつ、俺の物で侵食してやる。

 千冬の膣内と触れ合う箇所が多くなるに連れて、男は千冬の熱を股間に感じていく。

 もっと深く味わいたい、という男の想いを妨げる障害が現れた。千冬の膣内を守る処女膜。戦乙女の純潔だ。亀頭の進行を止めたその存在に気がつき、男は興奮を覚えて肉棒をさらに膨らませた。

「処女膜バリアの耐久度はどの程度かな?」

 男は軽く腰を引いた後、再び前に突き出した。それを何度か繰り返して、処女膜に嬲るような亀頭の突きを繰り返す。千冬の耐えるかのように歯を食いしばるその顔によって、男はさらに興奮して勢いよく腰を振る。

「裂けろ、裂けろ。これでどうだ? ん? こうかな? いや、まだ駄目か」

 裂こうと思えば容易く裂けるはずの処女膜を、裂けない程度に苛め抜く。

 男の口から興奮による涎が零れ落ち、千冬の腹に落ちた。ボディスーツの質感を滑る己の唾液を見て、また少し千冬を汚した気分を味わうことができた。もっと汚したい。そう思ったときには、男の欲望を乗せた突きが処女膜に放たれた。

 ブツッ……。ブチィッ……!

 肉棒は千冬の処女を散らした勢いで深部へと進み、子宮口に届いた。

「開通おめでとう。俺のチンポ専用の肉穴の誕生だ」

 男の言葉に千冬は自分の結合部に視線を向けていた。肉棒を根元まで咥え込み、処女を失った血をぽたぽたと床に垂らす自分を見て何を思っているのか。

 ギチギチッという強い締め付けを肉棒全体で感じ、千冬との念願の結合を果たした男。体の脳内では快楽物質が異常生成され、男のドス欲望を一時的に鎮めた。だが、それは本当に一瞬だった。

 男の欲望が増幅する。性器同士で繋がった千冬を、完全に自分の物にしたい。

「動くぞ、俺の千冬」

「……済ませるのならば、早く済ませろ」

 千冬は淡々と言った。自分の処女を奪った男と、少しでも早く離れたいのだろう。千冬からの催促に男は驚きつつ、「それじゃあ、お言葉に甘えて」と言って腰を動かすことにした。

 ずぷっ、ぬぷっと千冬の膣壁が前後する男の肉棒と絡み合う。膣内は肉棒の形に馴染み、膣壁のひだが男の臭いを覚えていく。千冬の膣内は確実に、男の所有物に成り下がっていく。この事実はもう変えられない。

「これだ、これが織斑千冬のマンコ。くくくっ……!」

 千冬の腰を掴んで股間を押し付けるように腰を突きだし、そして引く。それを何度も繰り返し、千冬の膣内を極太の肉棒が出入りした。その様を見ているだけで、油断していると絶頂してしまいそうだった。

「俺だけの物だ。千冬。誰にも渡さない」

 男は千冬の腰から胸へと手を伸ばし、乳房を強く握った。

「……そう思うのなら、もっと優しくしろ」

「口数が増えたな。どういった心境の変化だ?」

「……どうせ逃げられないのだろう。それならば、お前と交渉がしたい」

「この状況で交渉か」

 交渉とは同程度の立場にいる人間同士で行われる行為。それを、捕まっている者が捕まえた者にするという。そのおかしさに男は一笑に伏したい気持ちだった。だが、あの織斑千冬のことだ。その点も理解した上で、あえて交渉という形を取ったのだろう。

「面白いな。いいぞ、言ってみろ」

 男は千冬の提案に乗ってみることにした。腰を動かしながら、愛する者の言葉に耳を傾ける。

「私以外に捕らえたIS学園の関係者を、全員解放してくれ」

「……は?」

 何を言うかと思えば、無茶苦茶な要求が飛び出してきた。

「錯乱でもしたか。そんな要求を呑むわけが――」

「……解放してくれれば、私の全てをかけてお前を愛してやる」

 敵意を消し、千冬は男へと真面目な顔で言った。嘘を言っている訳でも、ふざけている訳でもなさそうだ。本気でその要求と対価が釣り合うと考えているらしい。

「偽りではなく、本当の愛だ。お前が私を求めるのならば、それに応じて私もお前を愛す」

「……何だと?」

 確かに、釣り合っていた。男の中では、千冬という存在は非常に大きい。千冬の脳を弄って意のままに従えてしまわないのも、それが理由だ。千冬には本当の意味で、自分の妻となってもらいたかった。

 千冬には、これまでのやり取りで男が千冬を渇望していることが看破されていたようだ。

 だからこそ、自分を生贄にIS学園関係者を解放しろと迫ってきたのだろう。

「本当の愛、か。いったいどうするつもりだ?」

「お前の妻として、お前が求めるプレイをしてやる。何人だって子供を産んでやる。お前の傍にいて、お前だけを思って生涯を捧げてやる。それで不満なら、何でも言え。全て私が引き受ける。だから、皆を自由にしてやってくれ。断るのならば、私は一生お前を愛することはしない。口も閉ざす。人形と愛を育む気があれば、断るといい」

 男は、悩んだ。普通ならば、この提案を呑むことはないだろう。時間を掛ければいずれ、全ての女が男に屈服する。千冬も例外ではないだろう。その千冬の心を手に入れる時期が早まるだけのことだ。

 だが、人は目先の欲に気を取られる生物だ。千冬という妻を短時間で確実に手に入れられる。その代わりに、他の女達を解放する必要がある。

 男の心は揺れ動いたが、結論はすぐに出た。

「駄目だな」

「そうか、残念だ……」

 千冬は残念そうに言って目を閉じる。もう、何も言うことはないといった様子だ。

 男が肉棒で膣内を掻き回しても、千冬の表情に変化は生じなかった。既に心を閉ざしたようだ。こうなってしまえば、たとえ教え子を人質に取ろうと意味はないだろう。男が最初から人質の身の安全を保障することがないことはもう、千冬にも見透かされてしまったようだ。

 しかし、千冬が男の考えを見透かしたように、男も千冬の行動は読めていた。

 心を閉ざすのならば、閉ざすことができないように心を刺激してやればいい。

「『フォールン』、千冬の感覚遮断制御を解除しろ」

『かしこまりました。……解除、完了しました』

 フォールンの機械的な音声が響くと同時に、男は肉棒を引き抜いてから一気に膣内に押し込んだ。

「あっ――がっ!?」

 膣口付近から子宮口まで一瞬で蹂躙された千冬は、背を仰け反らせて目を見開いた。

 男の巨根によるものとはいえ、ただの突き。感情を押し殺すことに決めた千冬が一瞬で覚醒を余儀なくされ、表情を強張らせて男を見ている。唇は開き、目は蕩けていた。敵対を貫き通した女が浮かべる表情ではないだろう。

「どうした? 声を上げて。黙るのではなかったのか?」

「何だ……。私の体に何を、した……」

「快楽の度合いを、常人の数十倍に設定した。ただそれだけだ」

「何だとっ……!?」

「今のお前は、軽く子宮を小突いただけで凄まじい快楽が襲うだろう」

「馬鹿な……! 今まで、普通の感覚だったはずだ! それを一瞬で――」

 千冬は自分で言いながら、何かに気づいたように上を見た。

 IS『フォールン』。亡国機業で作られたそれは、取り付いた人間の感覚を一時的に操作する力を持つ。その力によって、千冬の快楽を遮断して通常時と同じ状態にしていたのだ。

 だが、フォールンが行ったのはあくまで感覚の遮断だけだ。

 そう、フォールンは千冬の感覚を一部遮断していただけ。

 つまりは、千冬が感じた快楽は千冬の体によるものだった。事前に調整カプセルで時間をかけてゆっくりと千冬の頭を弄り、快楽に関する感覚だけを増幅させた。今の千冬は痛みすらも快楽に変換される体となっている。

 織斑マドカも自身の感度を調整で上げていたが、それとは比べ物にならない設定値だ。

「さて、お楽しみタイムだ」

 男は舌なめずりをし、千冬の体に覆い被さって腰を激しく揺さぶり始めた。

「はっ、あっ、や、やめ、くぅぅうっ!?」

 肉棒が千冬の膣内を擦り上げる度に、千冬は全身を震わせた。表情には先ほどまでの強気な感情は見当たらない。雄チンポに蹂躙されるただの牝。たとえ織斑千冬であろうと、頭を弄られてはどうにもならないようだ。

 完全に男の土俵での勝負。後は、千冬が快楽に屈するまでの耐久セックスだ。

 パンパンパンッ……! 激しい音と、千冬の悲鳴が響く。

「あぐっ、あっ、あぁあっ、ひっ!」

「いい声で鳴くなぁ。もっと聞かせてくれよ、ブリュンヒルデ」

 フォールンに命じて千冬の体を床に下させた男は、夫として魅力的なボディスーツを纏う妻を抱いて性器を嵌め合わせる。男が得意とする種付けプレスの体勢。尻を上下に揺らす度に太い肉棒が千冬の狭い膣口を押し開き、中に埋没していく。

 超高速の腰振り運動。常人ですら狂ってしまうような連続突きを、常人の数十倍の快楽を味わわされている千冬に徹底的に打ち込んだ。子宮と亀頭はもう何度もディープキスを行った密な関係だ。

 そろそろもう一歩、大人な関係に移行するべき頃合いだろう。

「欲しいだろ、夫の子種を」

 男が千冬の耳に息を吹きかけるだけで、千冬は敏感に反応を示した。

「誰が、貴様のなど、ひぅっ!? ほ、欲するもの、あぁああっ!?」

「ん? どうした? 欲しい? そうか、そうか」

 それならくれてやるよ。ニタニタと男は笑い、腰の動きを加速させた。

 パンパンパンッ!

「堕ちろ」

「くっ!? んっ、ぐっ!」

 パンパンパンパンパンッ!

「ほら、堕ちろ。堕ちてしまえ」

「堕ちない……! お前のような男に、私はぁっ……!」

 射精欲求がこみ上げる。肉棒が膨らみ、準備に入る。千冬を孕ませる準備だ。

「長かった……」

 亀頭からカウパ―液が大量分泌され、膣内がとろとろになっていく。

「これで、詰みだ」

 潤滑油を得て、滑りが良くなった膣内を肉棒が楽しげに掻き回していく。

 射精前だというのに、気が狂うような快感。それは、男の忍耐を凌駕した。

「ぅっ、ぉぉっ、くる、くるぞぉ!」

 男は大声を上げ、千冬を見た。いつでも勇敢で、凛々しい千冬は今、男の下にいる。

 人間としては、これが正しい在り方。男という生物の下に、女は屈服する。

 男尊女卑。その考えを女性優遇の世界でありながら心に抱きつつける男は、今までの人生で感じた鬱憤を千冬に叩きつけようと悪の種を解き放った。

「孕めッ、千冬!!」

 ごびゅるるるるっ、ぶびゅるるっ、ぶびゅーっ、びゅぶーっ、びゅーっ、びゅーっ!

 ダムが決壊し、子種汁が千冬の子宮に押し寄せる。

「あぁああああっ!?」

 熱い欲望を子宮に浴びた千冬は盛大に仰け反り、体を痙攣させた。表情は圧倒的な力を前にする少女のように弱々しくありながら、娼婦のように淫靡だった。

 男は、そんな千冬の胸に顔を埋めた。獣のような呼吸音を響かせ、胸に甘えながら子種を自身の体内から肉棒を通じて千冬に譲渡し続ける。ぷりっぷりの新鮮濃厚子種ザーメンミルク。千冬の子宮を隅々まで満たしてなお、追加を提供し続ける。

「おぉっ、搾り取られるッ! ははっ、これは最高の肉穴だ! ほら、もっと味わえ!」

 男はニヤついた笑みを抑えられず、全身を震わせて種付けし続けた。

 あまりの量に、結合部から精液が溢れ出た。千冬の尻を伝って白濁の筋を作り、床を汚す。千冬の下に、白濁の絨毯が広がっていく。

 ぶびゅーっ、びゅびゅびゅっ、びゅーっ、どびゅっ、ぶぶぶっ、びゅくっ!

 まだまだ出てくる。千冬の子宮と膣内はむせ返るようなザーメン臭で満ちていた。

 誰がどう見ても、これで織斑千冬は男の所有物だ。パンパンッ、と残りの精液を注ぎ込もうと腰を動かし、その反動で精液がさらに膣外に垂れ流れた。それに構わず、出来立ての精液を子宮内に押し込み、子宮口に亀頭をぐりぐりと押し付ける。

 しばらく経っても、男は種付けプレスの体勢のまま千冬と繋がっていた。

 千冬の意識はあるが、尋常ではない快楽に晒されて白目を剥いていた。

「くくっ、はははっ、これで、一回目だ……!」

 千冬は沈黙寸前だが、男の欲望はまだ尽きない。たちまち元の大きさに戻った男の肉棒が、膣内で暴れ回る。その動きで千冬はまた快楽の暴力に全身を嬲られ、涙を流しながら男を見た。

「ひっ、うっ……!? 何なんだ、お前は……!?」

 異形の存在を見るような視線が、千冬から向けられる。

 だが、男は答えなかった。答えずとも、千冬は知っているはずだ。既に自己紹介をした通り、男は亡国機業の総帥。そして、千冬の夫だ。千冬だけではない。男の目に留まった美しい女達全ての夫であり、主だ。

「くくくくっ……!」

 男は千冬の乳首を甘噛みしながら、笑った。

 たった一度の射精ですさまじい充足感。これを何度も味わうことのできる幸福。

 果たして、何発出すことができるのだろうか。男は経験したことのない限界に挑戦しようと、本腰を入れて千冬を犯しにかかった。

 精液で敷き詰められた膣内を肉棒で掻き回す。腰遣いはリズミカルだ。1発目の膣内射精で多少理性が戻り、膣内を味わう。何度腰を振っても飽きない、魔性の肉壺だった。たちまち男は絶頂に立たされ、新しい精液を注ぎ込む。

「はっ……あっ……!」

 湿った声で胸を上下させる千冬に、男は抱き着きながら身震いする。

 どびゅるるっ、ごびゅっ、ぶびゅっ、びゅるっ、ごぼぼっ、びゅく、どくっ!

「ふーっ……」

 肉棒を強く抱きしめる戦乙女マンコに子種を吐き出し、息を吐く。

 2発目の射精。しかし、まだまだ欲望は男の中にある。

 もっといろいろな角度で千冬を楽しもう、と男は千冬の顔を床に押し付けてバックで犯し始めた。綺麗な楕円形の尻に股間を押し付け、柔らかい弾力を感じ取る。強い女を暴力的に従える行為は堪らず、数十回の抽送の後に吐精した。

 どびゅーっ、ぶびゅーっ、びゅーっ、びゅる、どくどくどくっ……!

「おっ、うっ……」

 千冬の背中に抱き着き、うなじに顔を埋めて種を植え付けていく。

 それが終われば、千冬を四つん這いにさせてポニーテールを引っ張りながら織斑千冬の体をオナホールのように扱いながら肉棒を膣内で扱かせる。男の腰はどっしりと構え、動かない。

「おらっ、動けっ!」

「ひっ……ぁ、あああ、ああああっ!」

 千冬の動きが鈍ければ、尻を引っぱたいて活性化させる。まるで馬のようだ。ポニーテールという手綱を握って、適度に鞭を入れる。それだけで千冬はビクビクッと体を震わせ、切なげな表情をしていた。

 もはや、ブリュンヒルデとしての威厳に満ちた面影はない。

 男が床に仰向けになって、千冬がその股間に跨っていた。千冬の首には首輪が嵌められており、そのから伸びる鎖は男の手のうちだ。千冬が上下に体を動かすと、鎖がジャラジャラと音を立てて揺れる。

「自分で動いても気持ちいいだろ。ほらどうした、聞こえてるのか?」

 茫然とした顔の千冬が、男の命ずるままに体を動かしている。意識ははっきりとしていないが、体が快楽を求めているようだ。男が盛大に射精をすると、それを敏感に感じ取った千冬が豊かな胸を張って仰け反った。

「か、ひっ、ふっ、ぅ……」

 表情は、すっかり蕩けていた。しかし、時折理性を取り戻しては苦しげに呻いている。

 理性と快楽の狭間に、千冬は立たされているようだ。

 このまま続ければ、千冬を堕とせる。確信した男は、攻めに転じた。

「ごくっ、ごぼっ、ごくっ、んぐっ!? んぐっ、んごぉっ!? ごく、ごくっ」

 千冬は、フォールンによって再び体を拘束されていた。しかし、先ほどとは少し状態は異なる。千冬の体を大の字にさせながら、口や乳首、脇、尻などにフォールンの触手が伸びていた。その触手は小刻みに振動しながら敏感な場所を攻め立て、白濁の液を先端から噴き出して千冬に呑ませていく。

 男が事前に溜めておいた男の精液だ。フォールンのタンクを思わせる頭は男の精液がみっちりと詰まっており、それは千冬一人に分け与えられていく。そのかいもあってか、千冬の全身から男の精液臭がぷんぷんと漂っていた。

 膣内は膣内で、男の肉棒が占有していた。もはや千冬の感じやすい場所は十分に把握し、千冬を弄ぶように亀頭で膣内を苛め抜いていた。肉棒が膣内から姿を現わすと、決まって中に溜まった精液がごぼぼっと床に垂れ落ちた。

 もうどれだけ射精しただろうか。回数を覚えていない。

「ふっ、ぅっ、ぁっ、ああぁっ……!」

 苦しむような声が千冬の口から漏れる。千冬の目は虚ろだった。異常な快楽が生じる体で長時間男に嬲られ、水も食料も与えられていない。精神的にも体力的にも、もう限界に近いのだろう。

 一方、男は相変わらずの人外だった。

 千冬の体を使って、何度も熱々の子供の素を千冬の赤子部屋に入れ、肉棒で膣内をよく掻き回した。子宮口を亀頭で蓋をし、じっくりと寝かせる。そうしながら千冬の顔に跨って肉棒を押し込み、窒息させるギリギリまで口マンコを堪能してから盛大に喉奥で射精した。男の肉棒を噛むような余力もないらしく、千冬はされるがままだった。

 しっかりと精液を飲ませた後、汚れた肉棒を千冬の髪で拭った。

「……随分と遊んだな」

 一区切りつけよう。男が立ち上がると、文字通り精液に塗れたボディスーツ姿の千冬が地面に寝転がっていた。目は開いていて、瞳には男の姿を捉えている。まだ意識を保っているのを見ると、千冬の精神力も常軌を逸したものだとわかる。

「さすがだな。まだ意識があるとは」

 男は千冬を称賛する。それでこそ、我が妻だと満悦していた。

 男は、一旦放置しようと千冬をおいて扉へと歩き出した。それを見ていた千冬が、ほっと安堵する素振りが見て取れた。

 だが、今の千冬に平穏は訪れない。男が部屋からいなくなるだけで、攻めは終わらない。

「むぐっ……!?」

 男が部屋を出る瞬間に指を鳴らすと、フォールンが千冬に襲い掛かった。口に触手を突っ込み、残りの触手で全身に絡みつく。今度は、今までの拘束とはレベルが違った。柔軟な体で千冬を丸のみし、覆い隠していく。

 フォールンに包み込まれた千冬は体を暴れさせるが、意味はない。

 触手が乳首を擦り、尻穴を蹂躙し、膣内を満たす。タンクを通じて先端から男の精液が定期的に注がれる。そんな状況下で、フォールンの能力が発揮された。

 感覚を操る力。耳の穴に侵入させた触手から千冬の脳へと干渉し、千冬に幻覚を見せつける。効果はてきめんで、千冬の顔が恐怖に歪んだ。逃れられない手狭な空間で、無数の男に犯される。そんな悪夢を見ていることだろう。数日間にわたって幻覚を見せつけることはできないが、1日程度ならば持続可能だ。

「んぐっ……!? んーっ!? んっ、ん、ふっ……!?」

 悪夢に翻弄される千冬。通常時の千冬ならば容易に跳ねのけられる悪夢だろうが、体力を大幅に削られた千冬には無理だろう。フォールンの生肉のような体に丸のみにされたまま、心と体を凌辱される。

 フォールンから足先だけを出して痙攣する肉袋の中の千冬。その姿を見届けた男は、部屋を後にした。適当に放置した後、またこの部屋に戻ってくる。それまでの間、千冬がどう変わるのかが楽しみだった。

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