悪の組織『
「……いい天気だな」
天高く太陽が浮かぶ青く澄み渡った青空と深い青色を湛える海。広大で雄大な景色を一望できる真夏の浜辺に、一人の男がいた。短く切り揃えた黒髪と狡猾そうな笑みが似合う顔。それなりに鍛えられた肉体には濃紺の海水パンツだけを履き、サマーベッドで体を横にしている。
この男こそが、亡国機業の総帥の位に就く者だ。一ヶ月前、世界に宣戦布告した大胆不敵な男。当初、世界は男を嘲笑った。特定の一国家どころか、この地球という惑星に存在する全人類に喧嘩を売ったのだ。誰もが苦笑を浮かべ、核を保有する国々は核のスイッチを握ることもしなかっただろう。それほど、男は滑稽に映っていたはずだ。
人類史上稀に見る大馬鹿者。そう認識されたのは既に過去のこと。
男を嘲笑った人類は皆、例外なく男に頭を垂れた。男が有する他者を洗脳する技術と、男の命令ならば足の指さえ嘗める忠実な部下にして天才科学者の篠ノ之束の技術を組み合わせ、全世界へとナノマシンを散布。ナノマシンを体内に取り入れた者は脳を犯され、亡国機業の都合のいい人間と化した。それ以来、世界は争いをやめて一つの神を信じ、違えることのない道を歩むようになったのだ。
絶対的な支配者を得たことで、人類は初めて完全平和を成し遂げた。くだらない人間を淘汰するという間引き作業や見目麗しい女を亡国機業に献上するという作業が亡国機業主導の下で世界各地で行われてはいるが、間引かれる者や献上される者達がそれを望んでいる以上、それも平和を一貫と言えた。
「ふぅ……」
男は息を吐き、目を細めて遠い空を眺めた。青々とした空には眩い光を放つ太陽が浮かび、男の体を照らしている。日光浴を始めてまだ一時間と経っていないが、もうかなり焼けたような気がする。
この調子でしっかりと全身を小麦色に焼いてしまおう。
世界征服を果たした男は今、世界の支配者であることも忘れて日焼けに勤しんでいた。
「あっ、総帥! こんなところにいた!」
「……ん?」
少女の声に呼ばれて男が薄目を開くと、陽射しを遮る少女の顔があった。
「探したよ」
「……シャルロットか」
少女、シャルロット・デュノア。まだ結婚式は挙げてはいないが、男の嫁の一人だ。陽射しに煌めく長い金髪を、リボンを使って首の後ろで束ねた髪型。柔和で中性的に整った色白い顔は紅潮している。走って来たのだろうか。
男を見つけ、「えへへ」と上機嫌に笑うシャルロット。その笑顔だけ見ると、清純な金髪美少女だ。
だが、シャルロットの格好を見るとその表現は一変する。
豊かな丸みを抱く胸の乳首には銀色のピアスが嵌められている。それだけではない。身に着けているのは橙色のスリングショットだ。乳首や陰部を辛うじて隠すほどの布面積しかない水着を身に着けているせいで、男の欲情を駆り立てる女体や下腹部に刻まれた子宮を模した紫色の淫紋が曝け出されている。しかも、今は前屈みになって男の顔を覗き込んでいるせいもあって大きな胸が強調されていた。
「来るのが遅かったな」
「もう。せめて正確な場所は教えてよね? ここの浜辺は広いんだから」
シャルロットは不満そうに頬を膨らませた。
日光浴を始めた頃、男はシャルロットともう一人の少女を浜辺に呼んでいた。その時は少しうとうとしていたせいもあって自分のいる場所を正確に伝えることもせず、連絡を終えて寝落ちしてしまった。シャルロットが言ったように、この浜辺は広い。近隣の大国から献上された島の一つにあり、これまで多くの人間が過去に利用してきた観光名所だ。しかし、ここには現在観光客はおらず、いるのは男とその嫁達だけだ。
「あぁ、悪いな」
男は言いながらシャルロットの胸に手を伸ばす。最近また大きくなってきた気がする。手の平には余る大きさで、ずっしりとした重みを感じる。男の嫁には大勢の巨乳がいるが、その巨乳達に並びつつある成長度合いだった。このまま成長すれば、トップに躍り出るかもしれない。
「んっ……」
「感度もいいな。孕んだからか?」
「そう、かも……」
シャルロットは呟くように言い、淫紋のある下腹部を撫でた。
シャルロットの胎には、男との愛の結晶が宿っていた。まだ孕んで一ヶ月しか経っていないために外見上の変化はないが、子育てをする最適な体に成長を始めているのかもしれなかった。他の嫁達も妊娠している者が大半で、個人差はあるが胸や尻の肉付きがよくなった者も多い。
『ねぇ、総帥。今のあたしって、もう巨乳よね?』
『いや、お前はまだ貧乳だよ』
と、セックス中の嫁の一人との会話を男は思い出した。
ともかく、大小問わず胸の大好きな男にとっては嫁の成長は嬉しいものであり、思わず胸を鷲掴む手に力が籠った。むにぃ、と男の指が柔らかな乳房に埋没する。吸いつくような肌触りもあって、病みつきになる触り心地だ。
「見つけましたわっ!」
男が両手でシャルロットの胸を揉もうとした時、遠くから声が掛けられた。
見ると、ウェーブの掛かった金髪を揺らして男とシャルロットの下へ駆け寄ってくる少女の姿。上品な色香の匂い立つ端正な顔とシャルロットと同等以上に際立ったスタイルのいい白皙の肉体。シャルロットと同様に、色違いの青色のスリングショットを着ているだけであるため、若く魅惑的な牝の肉体が目に入る。
胸を揺らし、ゆっくりと走ってくる少女。
男はその胸の上下運動を食い入るように見つめた。大質量の乳袋は布面積の少ない水着で抑えられるものではなく、動く度に暴れている。手の中にシャルロットの胸があるというのに、生々しい動きに惹かれて男は息を呑んだ。
「総帥。やっぱり、僕よりもセシリアの胸のほうが好きなんだ?」
怒りながら笑うという複雑な表情を作るシャルロット。それを見て跋が悪そうにしつつも、男は雄の本能を抑えることはできなかった。
「そ、総帥。場所は、もっと、正確に……」
やがて、男達の下に辿り着いた少女。シャルロットと同じように男を探し回ったのか、軽く息を乱していた。
少女の名前はセシリア・オルコット。セシリアも男の嫁だ。妊娠したのもシャルロットと同時期で、ともに金髪美少女ということから男はセットで二人を抱くことが多くなっていた。
「悪かったよ」
男が素直に謝罪すると、セシリアの顔が息切れとは別の意味で赤くなった。
「ま、まぁ、謝っていただけたのですから、これで手打ちにいたしますわ」
胸の下で腕を組みながらそっぽを向き、しかし嬉しさは隠し切れずに頬を綻ばせるセシリア。それをジト目で見つめるのは横にいるシャルロットだ。男に胸を揉まれながらも、セシリアの胸に視線を走らせている。
「……すぐに追いつくからね?」
「何かおっしゃいまして? シャルロットさん」
「何でも……」
セシリアの視線を回避するように、ぷいっと視線を逸らすシャルロット。
可愛い嫁同士の戯れ。男は微笑ましさを覚えつつも、まだまだ子どもっぽい二人を今の格好に相応しい牝に堕としたい欲求に駆られる。綺麗な物は徹底的に汚す性格の男にとって、目の前の金髪美少女は格好の得物だった。
「なぁ、二人共」
男はシャルロットの胸から手を離すと、自身の海水パンツに手を掛けた。
そして、サマーベッドで横になったまま腰を上げると、一気に膝下まで下ろした。
瞬間、ブルンッと勢いよく現れた肉棒。ギンギンに勃起したそれは圧倒的な威圧感を誇っていて、初な女が見れば裸足で逃げ出す凶器だ。しかし、初でもなく男に体を一度でも侵略された者にとっては違う。
「あ、あぁ……、元気いっぱいだね……」
「今日もご立派ですわぁ……」
シャルロットとセシリアは、うっとりとした眼差しを男の肉棒に注ぐ。牝の顔だ。愛しすぎてどうすればいいのかわからない、といった強い欲情を浮かべた二人はお預けを食らった犬のようにじっと肉棒を見つめ続けていた。
「欲しいか?」
男が肉棒を握った手で左右に振ると、二人の視線が釣られるように揺れた。
「う、うん……」
「勿論ですわ……」
「それなら、すべきことがあるだろ」
男が言うや否や、二人は即座に行動を始めた。
二人は砂の上で両膝を突くと、続けて額も地面に擦りつけた。
「僕に、総帥のおちんぽをご奉仕させて?」
「いえ、ここはぜひとも私に命じてくださいまし」
土下座する二人の美少女。男の肉棒は機嫌が良さそうに震えた。やはり、体はどちらか一方ではなく二人の金髪美少女を望んでいるらしい。そもそも二人を味わうためにこの場に呼んだのだから、片方だけを選ぶことなどありはしなかった。
「よし」
男は上体を起こしてサマーベッドに座ると、二人の後頭部を砂で汚れた両足で踏んだ。ぐりぐりと、二人の額を地面に擦りつけるような動きだ。普通の愛情に縛られた関係ならば容易く崩壊してしまいそうな行動だが、男と嫁の間にある愛情は普通とは一線を画している。
「ぁ、総帥の足が、僕の頭に……!」
「最高ですわ、この感覚……。もっと、踏み躙ってくださいまし……」
男の手によって脳を洗脳され、肉体を改造された二人。その二人が足蹴にされた程度で男を嫌うことはない。それどころか好感度は上昇する。男が仮に二人に暴力を振るったとしても、二人の男に対する忠誠は変わらないだろう。
嫁モード。男によって洗脳を施された二人の頭は現在、男が理想とする嫁仕様に書き換えられている。自然な口調で男に接待し、男に抑えきれない愛情を注ぐ嫁。淫乱モードと違い、人としての自然な反応を主体にして異常な情欲を垣間見ることができるモードは、男のお気に入りだった。
ちなみに、モードには他にも正気モードや反逆者モード、人形モードなどがある。
今日、男は嫁モードの金髪美少女二人と楽しむ予定を立てていた。
「ぢゅーっ、ぢゅるるっ、ぷちゅっ、ちゅぷっ、ちゅぽっ、ちゅーっ、くちゅっ」
「れろっ、ちゅっ、んっ、はっ、ぬちゅっ、くちゅ、ちゅぱっ」
シャルロットとセシリアによるダブルフェラ。サマーベッドの上で仰向けになった男は、快適な体勢で至福の時を過ごしていた。シャルロットの温かな口内で睾丸を温められ、セシリアの舌で亀頭をスリスリと弄り回される。その甲斐もあって肉棒はすっかりと元気だ。雄々しい肉の棒が屹立し、美少女二人と触れ合ってビクビクと震えている。
「んんっ、セシリア、僕にもおちんぽを舐めさせて?」
「いいですわよ。一緒に舐めましょう?」
「うん。ちゅっ、ちゅーっ、ぢゅーっ、れろっ、くちゅ、ぐちゅっ」
「おちんぽも、シャルロットさんの舌も、温かくて気持ちいいですわ……。ちゅぷっ」
肉棒を挟んで絡み合う二人を見て、肉棒はさらに温まる。いい光景だ。男は思いながら、湧き上がる欲情を感じて口元を歪ませる。やはり女は素直が一番だ。正気モードで脳の状態を正常化して楽しむレイプも良いが、従順な嫁モードでの身も心も温まるセックスも素晴らしい。
「ぐぷっ、ぢゅぶっ、ぐぽっ、じゅぶっ、ぢゅるるっ、ぢゅぶ、ぢゅぶっ」
「あぁっ。シャルロットさん、ずるいですわっ」
肉棒を咥えて唾液と口内で包み込むシャルロットを見て、セシリアが声を上げる。
「ぷはっ。はい、セシリア。可愛がってあげてね?」
それを受けて、シャルロットが肉棒を解放する。一瞬だけ肉棒が外気に触れる。だが、今度はセシリアによって肉棒が咥え込まれ、先のシャルロットのように肉棒を音を立ててしゃぶり始めた。
「ぐぢゅっ、ぢゅぢゅぢゅっ、ぢゅぶっ、ぐぶっ、ぐぼっ、ぐぽっ、ぢゅぶぶぶっ」
「ねぇ、総帥。若いお嫁さんのフェラチオは気持ちいい?」
「あぁ」
「そう。良かったぁ。セシリア、良かったね」
「ぢゅぶっ、ぢゅるるるるっ、ぢゅーっ、ぐぶっ、ぐぶっ、じゅぼぼっ」
男を見つめながら、瞳にハートマークを浮かべそうな勢いでフェラチオをするセシリア。窄めた頬の内側と舌が肉棒に絡みつき、男の欲をジワジワと高めていく。もう我慢も難しい頃合いだ。それは二人もわかっているようで、セシリアが肉棒から口を離すと、唾液でぐちゃぐちゃになった肉棒の棹を二人で握り、扱きながら二人で交互に亀頭にキスを放ち始めた。
「ちゅっ。もう出るよね?」
「ちゅぷっ、くちゅっ。出してくださいまし。総帥の赤ちゃんの素」
「僕の顔で沢山受け止めてあげる。ちゅーっ」
「ぢゅーっ、ぢゅーっ。私にも、ご慈悲を」
「びゅーっ、びゅーっていっぱい出して?」
「びゅるるっ、って精液噴射して、気持ちよくなってくださいね?」
そう言って、二人のキスが同時に男の肉棒を襲った直後だった。
射精準備が整った。熱い粘液がマグマのように底から湧き上がり、頂点に達する。
どびゅるるるっ、びゅーっ、びゅるるるっ、どびゅーっ、びゅるるっ、びゅーっ。
尿道口から上に向かって吹きあがる男の精液は、二人の顔や髪を汚していく。べちゃべちゃと、二人の整った容姿は白濁に塗れていくが、当の二人は恍惚としたまま肉棒を扱き続けている。
「あぁ、恵みの雨だよ。セシリア……」
「そうですわね。天からの恵みですわ……」
雨もなく、干乾びた地が久方振りの雨を受け止める様を見るように、二人の顔に歓喜が滲むのを確認できた。それと合わせて、男への敬愛も。もはや崇拝に近い感情の発露だが、二人の反応は珍しいものではない。男に徹底的に精液漬けにされたことがあれば、仕方のないことだ。
やがて白濁の雨は止むと、顔に精液を付着させた二人が肉棒に頬擦りをした。
「ごめんね、総帥。子種で遊んじゃって」
「次は、しっかりと精液専用の袋の中で受け止めて差し上げますわ」
「よろしく頼むよ」
男が頷き、二人に身を委ねることにした。
「それじゃあ、ジャンケンで決めようか」
「ええ。どちらが先に総帥のおちんぽを味わわせていただけるか、勝負ですわ」
やがて始まったジャンケン勝負。真剣そのもので二人が勝負し始める中、男はサマーベッドから腰を上げると後方に位置する荷物置き場に向かった。そこには白いシートが敷かれていて、地面に突き刺さったパラソルによる日影が出来ていた。
シートに座り、鞄の中から飲み物を取り出して飲み始める。失った水分が補給されるのを感じながら先ほどまで寝ていたサマーベッドの付近を見つめる。そこでは二人がまだジャンケンを続けていたが、やがて勝敗が決したようだった。
「やりましたわ、総帥」
どうやら勝ったのはセシリアだった。休憩する男のほうに駆け寄ってきて、嬉しそうに戦勝報告をする。セシリアの後に続いてやって来たシャルロットは、残念そうに苦笑していた。
「まぁ、いいよ。残り物には福があるって、言うからね」
そう言いつつも、やはりシャルロットは物欲しそうにしていた。
「さ、総帥。勝者にご褒美をお与えいただけますか?」
「あぁ。勿論だ」
セシリアが目の前で四つん這いになり、尻を振って誘惑してくる。食欲をそそる肉付き具合だ。男のやる気にスイッチが入り、休憩を終えるとセシリアの背後に立った。最近いい感じにふくよかになった尻を焦らすように肉棒で何度か叩く。そうしてから、陰部を隠していた水着の少ない布地を捲り、陰部を晒す。
何度も肉棒を突き入れたことのある膣口が、開いた陰裂の先にはあった。ピンク色の粘膜の中で小さな穴がヒクヒクと収縮している。早くこの穴にぶち込んでほしい。そう訴えられているかのように感じた。
男は肉棒を膣口に押し当て、セシリアの括れた腰を掴みながら前に腰を動かした。
「んっ、あぁっ……」
挿入。セシリアの膣壁が肉棒を出迎えてくれる。使い心地は良好だ。男は程よい締め付けと熱で肉棒を攻め立てられるのを感じながらセシリアとの接触面積を増やしていく。少しずつ、男はセシリアと一つになっていった。
そして、時間を置かずに男は完全にセシリアと合体した。
「ぁ、はぁ、待ちに待った総帥のおちんぽぉ……」
膣内で男の肉棒を抱き締め、子宮口で亀頭の軽い突きを受け止めたセシリア。シートの上で四つん這いになったまま、満悦の表情を遠くの正面にある海に向けていた。
「いいなぁ……」
脇では、シャルロットが男とセシリアを見ていた。どうせ後でシャルロットともつながることになるとはいえ、嫁を放置するのは男としてどうだろうか。男はそう考えると、シャルロットに手招きをした。
「シャルロット」
「え、な、何かなっ?」
途端に嬉しそうにするシャルロットがシートの上に膝を突き、身を寄せてくる。まるで小動物のような反応だ。男は堪らずシャルロットの頭を撫でる。すると、シャルロットはくすぐったそうにしながらも幸せを隠し切れない様子で笑みを零した。
「えへへっ。くすぐったいよ」
「そうか。それなら、これはどうだ?」
男はセシリアと繋がり、腰をゆっくりと動かしながらシャルロットの陰部へと指を伸ばし、水着の布を退かして膣口へと中指を差し込んだ。ぬぷぷっと指が膣内に埋没し、温かく狭い穴に収納される。
「あ、総帥の指で、弄ってもらえるなんて」
シャルロットは身悶えながら男を受け入れた。男の指で膣内の敏感な箇所を攻め立てられ、快感を覚えて口は半開き状態だ。感じる声が駄々洩れとなり、男の耳をいい意味で犯してきた。
男は昂った気分をぶつけるように、セシリアの膣内で本格的な性器の交わりを展開した。肉棒が何度も姿を現してはセシリアの膣内にしまわれる光景が続く。セシリアは顔中に幸福と悦楽を滲ませていた。男のすぐ横にも、男の指で膣内をぐちゅぐちゅと掻き回されるシャルロットが恍惚とした様子で男の攻めを受け入れている。
「そこ、駄目、あっ……! ぼ、僕の弱点を突かないでぇ……!」
「んっ、あっ、さ、最高、ですわぁ……! ちんぽっ、おちんぽ、うふふふっ……!」
男の耳は幸せだった。乙女の甘い声を聞き入れて、脳が蕩ける勢いだ。興奮を抱いて肉棒が硬さを増し、より力強い接触をセシリアの膣壁に浴びせる。そうするとセシリアはより一層の艶めかしい声を出し、また興奮度が上がる。
遠くの穏やかな空を飛ぶ鳥の声を耳にする中、男の近くには美少女二人の嬌声が響く。漂わす甘い匂いと合わさって、男の欲情が煽られる。男は興奮を抑え切れず、力の入った手でセシリアの尻をピシャンッと強く叩いた。
「ひゃぁんっ!?」
というセシリアの声。ガクガクと体を震わせたかと思うと、肉棒との結合中に膣口から愛液を噴き出しながら前のめりに倒れた。四つん這いの体勢でそうなったため、セシリアは尻を突き上げる形で男の肉棒を受け入れ続けた。
セシリアの膣内を体験しつつ、男は指で強く膣内を擦った。
「ひぃっ……!? んんっ……! ん、ふっ……!」
普通ならば痛いだけの接触も、シャルロットのように肉体を改造された女にとっては快楽の暴風と化す。シャルロットもセシリアと同じように体を震わせると、気持ちよさそうに天を仰いだ。
可愛い妻達だ。男は従順な嫁モードの二人にもう我慢ができなくなっていた。
腰遣いを早くし、セシリアの膣内をごりごりと肉棒で掻き回す。そろそろだ。股間に生じる快感から自分の限界を悟り、その限界に向かって快感を高めていく。
「あんっ、あぁっ、総帥っ、そこ、ぐちゃぐちゃにしないでぇっ……!」
「ひぅっ、んんっ、も、もう駄目ですわ……!」
二人もこれ以上は我慢し切れなかったようで、同時に全身を痙攣させた。先ほどとは違う本気の痙攣だ。視線が見当違いの方向を向き、激しく全身を震わせながら潮を吹く。
「あーっ、あーっ、ひぃっ、す、すごいよ、指だけでこんな……!」
「あっ、や、こ、こんな、き、気持ちよすぎますわっ……!」
性に素直な二人の肉体。感度も並みの人間以上となるように、亡国機業の手で調整は行われている。やろうと思えば、頬を平手打ちするだけで潮を吹く女にも改造できる技術力は伊達ではない。その上、心で男を敬愛しているため、その相乗効果で二人は非常に気持ちのいいセックスが行えているだろう。
そんな二人の様子を間近で捉えて、声を聞いて、男も限界を見た。
肉棒がぷっくりと膨らみ、それを最適な場所で落ち着けようと強い一撃を放つ。
「あ、はぁぁんっ……!」
セシリアの膣奥。子宮口に亀頭をごりっと押し込み、空いた手でセシリアの尻をひっぱたく。直後、セシリアの悲鳴とともに膣内が締まり、肉棒を容赦なく包み込む。その強烈な締め付けに背を押された男は、愛液を涎のように流すシャルロットの膣内に人差し指と中指を強く押し込みつつ、セシリアの中で果てた。
ぶびゅるるるっ、どびゅるるるっ、ぶびゅーっ、どびゅーっ、びゅるっ、どびゅっ。
「そんな、強く、ひ、あ、あああっ!」
「あ、すごいっ、膨らんで、わ、私の中に」
盛大に背を仰け反らせて男の指を受け入れるシャルロット。その近くで、男の肉棒から子宮へと精液を注ぎ込まれるセシリア。二人の耳通りのいい声を聞いて、射精による快楽に身を委ねる男。
どぴゅっ、ぶびゅっ、と精液はセシリアの子宮を満たしていく。男の遺伝子を備えた子がいるだろう子宮に中出し。安定期でもない時期に激しいセックスをすれば流産の可能性もあるが、そのリスクすらどうでもいいとばかりに男はセシリアを精液吐き出し用の肉袋に扱う。仮に流産しても、すぐ孕ませてやればいい。男は、女を労わるよりも自分の快楽を優先していた。
セシリアの膣内にぎっしりと精液を敷き詰める。
射精が終わり、肉棒を取り出すと、膣内からはごぽりと白濁の粘液が零れた。
「ひぃっ、あっ、あははっ……!」
セシリアは尻を突き出したままシートの上に突っ伏し、恍惚とした表情で震えていた。
「そ、総帥……」
セシリアの相手を終え、次はシャルロットだ。男は力なく男にもたれ掛かって来たシャルロットの体を正面から受け止めると、シートの上に寝かせた。そして、たった今セシリアと愛し合っていた肉棒を膣口に突き付け、押し込んだ。
「んっ、あぅっ……!」
正常位でシャルロットと繋がる。シャルロットの細い腰を掴んで肉棒を奥へ奥へと挿入していく。精液に濡れた肉棒に膣壁が絡みつき、セシリアの膣内とは違う具合の良さを味わわせてくれる。
「お帰り、総帥……」
「ただいま、シャルロット」
シャルロットが広げた両手に出迎えられる形で、男はシャルロットに覆い被さった。直後、シャルロットの両手が男の首に抱き着き、両足が腰に回る。逃がさない。離さない。孕むことに特化した種付け体勢。既に妊娠しているというのに。安定期ではないというのに、二人は貪欲に精を貪ろうとしていた。
「赤ちゃんが壊れちゃったら、また僕の卵子を犯して赤ちゃん作ってね?」
「あぁ、好きに使わせてもらうぞ。お前の体は、俺の物だからな」
「うん、ありがとう。……ねぇ、総帥?」
「何だ?」
「僕、今とっても幸せだよ。これだけ幸せなら、きっと赤ちゃんも壊れないでくれると思うな。だからね」
シャルロットはそう言って、続けた。
「僕を、道具のように激しく犯してほしいな。乱暴に、総帥と僕の立場の差を見せつけて? 僕は所詮、総帥と総帥のおちんぽなしでは生きていけないってことを、この体に教えてほしいな。ねっ、いいでしょ? 総帥」
その誘惑は非常に甘く、男の脳を揺らした。乱暴セックスは正気モードの時だけでいいと思っていたが、自ら暴行を許容する妻と獣のような交わりを行うのも悪くはない。男はそう感じ、実践した。
妊娠一ヶ月の十代の金髪美少女に覆い被さり、上から押し潰す形で犯す大人の男。
「あんっ、あんっ、あっ、ああっ……」
容赦はなかった。シャルロットの狭い膣内をオナホールのように扱っている。亀頭のカリ首で膣口を捲り上げるように取り出し、その後一気に押し込んで子宮に肉棒突きを放つ。シャルロットの体が震えるが構わず、何度もそれを行った。
「あっ、幸せっ、幸せっ、もっと虐めて、虐めて虐めて虐めて虐めて虐めて……!」
調子に乗る嫁。それを窘めるのは男の役目だ。男はシャルロットに向かって強烈な種付けプレスを敢行し、黙らせようとする。その思惑は上手く行えているようで、男の肉棒を子宮で受け止める度にシャルロットの意識は徐々に飛び始めた。
「総帥、もっと、僕を支配して、一人に、しないで……」
高速ピストン。シャルロットの固定穴に、男の雄々しい肉棒が上下に出し入れされる光景。獣以上に激しい交わりに、男も暴走していた。シャルロットを本気で押し潰す勢いでプレスを仕掛け、自分の快楽だけを考え、シャルロットの肉体を使う。
これで興奮できる俺は、やはりドSなのだろう。そんなことを呑気に頭の片隅で考えながら、男はついにそれを迎えた。
「う、くっ……」
こみ上げてくる熱い欲望の猛り。それは押し止めることの奔流となっている。
男は欲求に抗わず、出すことに決めた。力強く牝を組み伏せ、子がいるはずの子宮に新しい生命の息吹を暴力的に味わわせる。その行為を思って背徳的な快楽を覚えた男の理性が決壊したのはその直後。
射精が始まった。
ぶびゅびゅびゅびゅっ、びゅるるるるっ、どびゅるるっ、ぶびゅーっ、びゅるるるっ。
「っ、あ、あ、あああっ!?」
肉棒を根元まで膣内に入れ、シャルロットと一体化しながら精液を譲渡する。それは凄まじい快楽を伴った。目の前にあるシャルロットの顔に向かって、邪悪な笑みを浮かべる男。女を完全に道具扱いして心の底から悦ぶ獣の姿がそこにはあった。
「あはっ、悪い顔、してるっ、んんっ、あっ……」
シャルロットは半ば意識が飛んでいる状態で、男を見つめる。
「好き」
シャルロットは小さく呟いた。
「だーい好き」
射精中の愛する男の耳元に向かって、愛を囁き続ける。
「こんなに誰かのことを好きになれたのは初めてだよ」
「織斑一夏以上にか?」
男がその名を出すと、シャルロットは「あははっ」と笑った。
「もうその男の名前は忘れたよ。今の僕には、もう総帥しかいないから」
シャルロットがより強く男の体を抱き締めてくる。
「ねぇ、総帥。このままおちんぽを抜かないで、僕のおまんこと抱き合ったままでいてくれないかな? 最近、他の皆に総帥を奪われてばかりでこうしてゆっくり甘えられなかったから、今日は沢山愛してほしいな」
「虐めてほしいんじゃなかったのか?」
「うん。虐めてもほしいけど、愛してもほしい。総帥に支配されたい」
「我が儘だな」
「そうだね。今まで我が儘を言える環境じゃなかったから、調子に乗っちゃったのかも」
小さく笑むシャルロット。その顔が可愛くて、男はシャルロットの頬を舌で舐め上げた。
「別にいいさ。嫁の頼みだからな」
「ありがとう、総帥。僕、総帥の為なら何でもするから、他の子で満足できない時は僕に言ってね? 全身全霊をかけて、総帥にご奉仕するからね」
シャルロットは言いながら、男の唇に自身の唇を触れ合わせた。甘く優しい恋人同士のキス。それは、普段の男ならばただのキスだったが、今は違う。献身的な嫁による告白と一緒に放たれたことで、男の欲望を激しく揺さぶった。
「あんっ、あんっ、あんっ……!」
シャルロットに種付けプレス。好きなだけ尻を揺らし、射精欲求を感じたら膣奥に肉棒を押し込んで即射精。それを何度も繰り返し、甘えん坊のシャルロットの中に子種を蓄え続けた。
シャルロットの子どもが生まれたら、いったいどのような子になるのだろうか。
明るい未来を想像しながら、男はまた射精を行った。
気絶していたセシリアが目を覚ましたのは、男によってシャルロットの子宮に十発分の精液が貯蔵された頃だった。