※この作品はR-18です。

カズマとめぐみんをいちゃいちゃさせる小説~verR18~   作:リルシュ

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エロ要素頑張ろうとしたけど、どうしてもコメディ色が強くなる\(^o^)/
とゆうかぶっちゃけエロ要素はオマケ程度のものです(真顔)
ひたすらイチャイチャしてるお二人を書きたかっただけのお話。
とても長くなってしまった…
時系列はR15版の「好きの意味を教えて下さい」(https://syosetu.org/novel/145272/3.html)の直後です


Midnight pledge

「…ふふふふふくっくっく…あっはっはっは!!!」

 

ヤバい…めっちゃ嬉しい。

なんだこれヤバい。

今までの幸せという感情が全てウソに思えるほど強烈な多幸感。

めぐみんと正式な恋人に昇格できたという事実が、シンと静まり返った真夜中に一人ベッドに横たわる俺の顔をニヤニヤと歪ませていた。

 

「めぐみんマジでかわいすぎるんだけど!なんだアイツ!なんであんなかわいいの!?マジやばい!やべぇぇぇぇ!!!俺がやべぇぇぇ!!!」

 

ばふばふと布団を殴りつけて身体の興奮をなんとか抑える。

あの後、口付けされためぐみんが意外と乗り気で舌を絡めながら俺をベッドに押し倒してきたもんだから、これは今度こそマジでそのまま一線を超えるのではと、期待に胸がおかしくなりそうで何も考えられなくなったのを覚えている。

 

「まぁ、いつも通り何事もなく終わったけどな」

 

ふぅと枕に顔をうずめたまま、大きなため息を吐いた。

昼飯にいつまでたっても来ない俺とめぐみんを心配したのか、アクアとダクネスが部屋にやってきて、同じベッドで絡み合う姿を見られてからはもうお察しのとおりである。

幸い(?)キスしてるところまでは見られていなかったようだが…

俺の敵感知スキルも、敵意のない相手にはほとんど効力を発揮できないからな。

これからそういうことをする際はもっと周りに気を配った方がいいかもしれない。

 

…と、ゆうか…

 

「う~む…思い出したらまた元気に…どうすんだこれ」

 

ひとしきり暴れた後、めぐみんとのこれからの生活を妄想して、俺のエクスカリバーが臨戦態勢になってしまわれていた。

一度こうなった我が聖剣はちょっとやそっとのことでは鎮静しないのだ。

 

「いや別にえっちな事が目的でめぐみんと恋人になると言ったわけではない…けど…まぁそりゃーそういう期待もちょっとはあるよ?あるけども、流石にがっつきすぎるのも嫌われるのではないだろうか」

 

1人でぶつぶつと煩悩を鎮めようと我が息子に向かって語り掛けてみたが全く効果はなく。

逆にこうなってるのはめぐみんのせいなんだと自分で再認識してしまい、余計に立派なお姿に…

 

…うん。

これはもう仕方ない。

こんな状態じゃ満足に寝れやしないし。

 

「許せめぐみん。大丈夫。妄想の中でなら俺も気持ちよくしてやれる自信がある。安心しろ」

 

ここで彼女の部屋に押しかけないあたりがヘタレと言われる原因なのだろうが、できないものは仕方がない。

身体目当てだと誤解されて嫌われてしまったら、それこそ俺はショックから立ち直れず再びヒキニートとしての道を進んでしまうだろう。

 

スゥーと深呼吸して精神を統一し、そっと瞼を閉じてその裏側に満面の笑みを浮かべためぐみんを映写する。

頬を染めて少しづつ着衣を乱していく彼女の姿に、俺はもう辛抱たまらんと自身の聖剣を握りしめようと…

 

「カ、カズマ?起きていますか?」

 

…おや?今のは妄想の声じゃないな…ッ!?

そう気づいてからの俺の行動は神速の域に達していたはずだ。

 

「あぁ~。起きてるぞ~」

 

瞬時に布団に下半身を滑り込ませ、何食わぬ顔で返事をした。

…と、見せかけだけは完璧だがこれは非常にまずい。

俺のエクスカリバーは抜き身のままだし、なによりズボンもパンツも下ろしっぱなしだから布団にこすれる刺激があふぅんっ!

って感じでしかも今聞こえた声は間違いなく卑猥な妄想相手として使ってしまっていためぐみんのもので…

 

「あの…入っても…いいですか?」

 

ダメですと言いたいが昼間のことを思い出し、万が一この状況がバレても幻滅されることまではないんじゃないかなという最低な考えに至ったので

 

「いいぞ。遠慮しないで入って来いよ」

 

ちょっと強気の発言をしてしまった。

見つかったら見つかったでどうなるのか期待と下心が無いと言えば嘘になるが、やっぱりこんな情けない姿は見せたくないからな。

できる限り頑張って隠すんだぞ俺!

 

「では…えっと…お邪魔します…」

 

…なんだろう?

めぐみんにしてはやけにおどおどとしているが…

相変わらずビクビク脈打つ覚醒状態のエクスカリバーの様子を気に揉みながら、キィィという木製特有の音を立てゆっくりと部屋の入口が開かれるのを見る。

そしてそこから姿を現しためぐみんを見て、何故彼女がハキハキとしていなかったかすぐに分かった。

 

「カ、カズマぁ…私もう…我慢できませんっ」

 

後ろ手にカチャリと扉を閉めた瞬間、今まではそれすらも我慢していたのであろう甘い声で俺の名前を呼びながら、太ももをスリスリとすり合わせつつこちらにジリジリと歩み寄ってくるめぐみんがそこにいた。

 

「よ、よしめぐみん落ち着け!お、落ち着いて!そ、その場でまずはし、深呼吸してみたらどうだ?」

 

勘弁してくれ!

なんだってこんなムラムラして辛抱たまらん時に、こいつは過去最高にエロい姿で迫ってくるんだ!?

マズいぞ…これは非常にマズい。

こんな姿のめぐみんを鞘に収まっていない状態のエクスカリバーを装備してる俺に近づけさせてしまったら、それこそもう確実に我慢なんてできない!

 

背中にぶわりと吹き出してきた汗で一瞬にして身体が冷えるのを感じながら、俺は尚もはぁはぁしながら近寄ってくるめぐみんと会話をしようと試みた。

…てゆうか、もうパジャマもボタンが…あ、ちょっと見えそう…っていかんいかん!

 

「カズマがぁ…カズマがお昼にキスだけでお預けするから…んぁっ!…もう…もうホントに我慢の限界なのですっ…頭が熱くて…ぼーっとして…ヤバいんです…助けて、カズマ…」

 

月明かりだけしかないはずの暗い部屋でもはっきりとわかるほど頬を真っ赤にして、瞳を眩い宝石のように輝かせながら、いつもは我慢ばかりさせてる立場のめぐみんが言い放った言葉を聞いて…

俺の理性は完全に消し飛んだ。

そりゃーもうきれいさっぱり跡形もなく。

とゆうか良く考えれば昼間一線を越えそうになったんだし、何も問題ないだろう。うん。

 

「よし分かった。おいでめぐみん」

 

それでも下半身の布団は跳ねのけず、ベッド上で両手を広げ彼女を迎え入れる準備だけした俺は、根っからヘタレ属性が染みついているのかもしれない。

まぁそんな態度でもめぐみんは受け入れてもらえたのが嬉しかったのか、ぱぁぁと表情を輝かせて、見てて少し不安になるよたよたとした足取りで駆け寄り

 

ポフッ

 

そんなかわいい音をたてて俺の上に覆いかぶさってきた。

そのまま押し倒されるように、共に横になる。

 

「えへへ…カズマ…かずまぁ…はぁぁぁっ…カズマのにおい…体温…感じますよ…」

 

「ちょ、ちょっと!恥ずかしいからやめろってそういうの!」

 

ぎゅっと頬を鎖骨の辺りに擦りつけて、はぁ~っと熱のこもった甘い吐息を胸元にこれでもかというほど吹きかけられて、俺もなんかもう色々とたまりません。

 

「なぁめぐみん…あのさ…ホントにいいんだな?俺、これ以上しちゃったらきっと引き返せないぞ」

 

それはホントの最終通告。

マジで一線を超えていいんですねという確認だ。

 

「あたりまえじゃないですか。私たちはもう恋人なんですから、遠慮なんてしなくていいんですよ。…それに」

 

俺の言葉にクスクスといつものほほ笑みを浮かべながら、めぐみんは耳元に口を寄せて…

 

「カズマが責任、取ってくれるんですよね?」

 

「はい取ります」

 

即返事をすると、彼女は嬉しそうな表情のままくたりと俺に身体を預けてきた。

そっと頭に手を伸ばし、肌に吸い付いてくるような滑らかな髪の毛を優しく撫でてやりながら

 

「えっと…この後ってどうすればいいの?」

 

「それを私に言わせるつもりですか!」

 

だって分かんねーんだもん!

童貞にそんなこと分かるわけないじゃん!

いきなり本番行為にすっ飛ぶのもなんか違うと思うし!

という意味を込めてめぐみんをじーっと見つめていたのだが、それを察してくれたのか。

やれやれといった感じで俺の両頬を包み込むように手を添えて

 

「じゃーキス。してください。いいですよね」

 

「もちろん断る理由などこれぽっちもむぐっ!?」

 

いつも通りの彼女に戻っているように見えてきていたが、やはり我慢の限界という言葉はホントだったらしい。

喋っている最中の口を柔らかく温かいめぐみんの唇でふさがれ、昼間の続きと言わんばかりにぬめぬめとした舌が俺の口内を暴れまわる。

チュウチュウチロチロ聞いてるだけで性欲を加速させるような卑猥な水音が静かな部屋に響いた。

 

…うん。やばい。これは想像以上だ。

冗談とか言ってる余裕も無いし目の前が真っ白に…

 

「め、めぐみ…んぷっ!い、いきがぁ…ぁっ」

 

あちがう。

目の前が真っ白になってるのは…これ…酸…欠…。

 

「あっ!ごめんなさいカズマ!その…あまりに気持ちよくて…つい」

 

慌ててぷはっと口を離しためぐみんが、はぁはぁと荒い息遣いのまま口を拭う。

乱れた衣服から覗く上下してる肩が、ほんのり朱に染まってるのがなんとも扇情的だった。

というか…だんだん意識が遠く…

 

「ちょ、ちょっと!何落ちようとしてるんですか!加減できなかった私にも非はありますけど、キスだけして気絶なんて許しませんよ!」

 

いつの間にか馬乗りになっていためぐみんが、ぺちぺちと小さな手で俺のほっぺを叩いて意識を戻そうとしてくる。

そうだ…ここで夢の世界へ旅立ってしまってはそれこそいつも通り。

今日は違うだろ俺!ちゃんと二人で大人の階段をのぼるんだろうがっ…!

 

「はぁ…ふぅ…だ、大丈夫だ。落ち着いてきた。ありがとな」

 

「まったく…しっかりしてください。まぁキスを長引かせてしまったことは謝りますが」

 

これは立場が逆なんじゃないだろうかと思われる姿勢と状況で、俺の服の襟元を整えながら幸せそうにめぐみんが微笑んでいた。

 

「あー…でもめぐみんとのキスめちゃくちゃ気持ちよかったし、なんか幸せな気持ちになったぞ俺」

 

だからそんなことを口走ってしまってもしょうがないだろう?

 

「カズマ…」

 

おっと、あまりのイケメンセリフにめぐみんもくらっときたようだ。

両手を胸の前で組み、熱く潤んで発光する瞳で俺と視線を交錯させている。

馬乗りになったままだけど。

 

「次はカズマの番ですよ。したいこと、なんでも言ってください」

 

そんな嬉しいセリフを吐かれると、空気に流される童貞卒業間近の男は調子に乗ってしまうので

 

「おっぱいを確認させてくれ」

 

先ほどのように、何をすればいいか分かりませんなんてセリフは出てこなくなってしまうのだ。

 

「お、おっぱいですか…よりによってそことは…でも…まぁ、カズマが望むのなら」

 

普段から彼女は自分の胸をちょいちょい気にしてはいたが、やはり自信がないのだろうか。

俯きながらモジモジしつつも、めぐみんはこくりとうなずいた。

とゆうか、馬乗りのままモジモジするのはやめていただきたい。

自分でも忘れかけていたが、布団の下は俺のエクスカリバーがいつでも戦闘できるよう準備万端になっているのだから。

 

「は、はい…どうですか?」

 

そんな俺の葛藤をよそに、上半身の寝間着をゆっくりと脱いで胸部をあらわにしためぐみんを見て…

 

「…ふぅんむ」

 

生暖かい笑顔を浮かべてしまった。

いや別にバカにしたわけではなく、小さくて掌に吸い付きそうでかわいいなとか、桜色の乳首が既にぷっくり腫れているのが愛らしいとかそんな感情でだ。

ホントだ。

 

「なんですか。そんなに大きいおっぱいがいいんですか。でも許しませんよ!私とカズマは既に恋人なんですから!カズマがこの先揉めるおっぱいは私のモノだけなのです!そんなに大きなモノが良いと言うのなら、頑張って私のおっぱいを大きくしてくださいよ!」

 

俺の笑顔をどういう意味に受け取ったのか、めぐみんが激昂しながら早口でなにやらとんでもないことをまくし立てる。

 

「お前自分で何を口走ってるか分かってる?時々思うんだけど、真のエロ担当はダクネスではなく実はめぐみんなんじゃないかな」

 

「おい。私はカズマ専用だ。誰彼構わず公衆の場で痴態を晒すダクネスと一緒にしないでもらおう!」

 

なにその切れ方!?

なんでそんな俺にとって嬉しい事言いながら怒ってるんだコイツ!?

ダクネスもこの場にいないのに散々な言われようだな!

あっ、むんずと俺の胸倉を掴み息を荒くしためぐみんの瞳が、いつの間にか攻撃色の輝きになってる!

 

「それに、こういうことしてる時ぐらい他の女性の名前を出さないでくださいよ。なんかイライラします」

 

「す、すいません」

 

そういうことも何も、どんどんその空気とは遠ざかっているのだが。

 

「だいたい私にだけ脱がせていつまで布団の下に下半身を隠しているんですか!先ほどからこの布切れ邪魔だなと思っていたのですよ!さぁ!潔くカズマの大事なところを私の眼前に晒してください!」

 

布切れ呼ばわりした布団をフンッという威勢の良い掛け声と共に男らしく剥ぎ取るめぐみんに…

 

「キャァァァァァ!!!」

 

「ちょ!うるさいですよ!誰か来たらどうす…る…」

 

無残にも肌を隠していた最後の砦が崩されて、俺が悲鳴を上げつつ顔面を両手で隠し、チラリと指の隙間からめぐみんの様子をうかがうと、ゴクリと喉を鳴らした彼女が俺の…その…アレをガン見していました。

 

「めぐみんのえっち」

 

「んなっ!だだだだってズボンはともかく、下着すら履いていないなんて…思わないじゃ…ないですか」

 

ちらちらと興味深そうにマイシンボルに視線を寄越すめぐみんにニヤニヤが止まらない。

 

「なんですかニヤニヤして!カズマのことですから、どうせ私が来る前に一人でチンコシコシコしてたんでしょう!」

 

「おぉぉい!?いい歳した乙女を自称していたやつが何を言っちゃってるんだ!」

 

「だから自称ではなくれっきとした乙女ですよ!ぶっとばしますよ!」

 

「チラチラ俺のモノ見てたくせになーにが乙女だよ!」

 

「う、うるさいですね!そんな立派なもの見せつけてくるカズマがいけないんです!」

 

「立派とか恥ずかしいこと言うなありがとうございます!でもこれはお前のせいだからな!」

 

「え…じゃーそれは私のことを考えてそんな…状態に?」

 

「いや他に何があるって言うんだよこの状況で」

 

「もしかして一人でしてた時も…あの、私を…?」

 

「あっ…えっと…それは…まぁ…というか…それが普通じゃないの?」

 

え?何々!?

なんで突然ムードが復活してるの!?

…てゆうか、やばい。

なんかお互いに布団の上でのたのた暴れまわりながら喋っていたから、いつの間にか俺がマウント取るポジションに逆転してるし、真っ赤になって視線を逸らすめぐみんが可愛すぎてなんかもう…もう!

 

「ひゃぅ!」

 

何の前触れもなく、はだけたままだっためぐみんの胸を俺はむんずと鷲掴みにしていた。

 

「な、なんですかカズマ。からかうのなら…」

 

「ごめん。真剣に、もう俺我慢できない」

 

「っ!」

 

声色と表情で別にふざけてやったわけではないことを察したのだろう。

胸に置かれた手を払いのけるようなことはせず、めぐみんは両目を見開いてから静かに顔を横に向けて恥ずかしそうにぎゅと唇を噛みしめていた。

そもそもこういうことがしたいと部屋にやってきたのはこいつなのだから、これからの行為を拒否される心配もない。

 

「こっち向いてくれよ」

 

「えっ…で、でも…」

 

「こっち向いてくれ。めぐみんの目を見ながらしたいんだ」

 

「は、はい」

 

…俺はどうしてしまったのだろう?

いつもとはまるで違う強気な発言に小さな声を震わせながら従うめぐみんの瞳は、情欲で潤っていた。

 

「はぁ…ん…かずまぁ…!そ、そこ…気持ちいい…ですっ…」

 

律儀に視線を固定させたまま悩ましそうに眉を歪めて胸から送られてくる快楽に耐えている彼女を見て、俺は口元がにやけるのを感じながら硬く膨らんだめぐみんの乳首へと指を伸ばし

 

「ひぃっ!あっ…んっ」

 

指で挟んでクリクリと左右にこね回してやると、小さな身体をビクビク跳ねさせながら感じる彼女を見るのが楽しくて

 

「そんなに気持ちいいのか?」

 

「んぁっ!あっ!は、はい…!か、カズマの指だからっ…気持ちいいんですっ!あっあっ」

 

や、やべぇ…マジで…もう、可愛すぎる。可愛すぎるという他に良い言葉が思いつかないほど俺の脳を刺激しやがるっ!

気がつけばポロポロと瞳の端から涙を流し始めていためぐみんの頭を抱き寄せて、触り心地の良すぎる俺を魅了してやまない髪の毛を優しく撫でつつ片方の手で胸への愛撫を継続する。

 

「あ、あぁっ!そんなっ…そんな風に優しくされたら…私…わた…しっ」

 

お互いに上半身を起こした姿勢に移行したので、めぐみんの身体をそっと腿の上に乗せた。

俺のパンパンに膨れ上がった聖剣が柔らかいお腹にめり込んでいる感触。

そして彼女の蜜壺からあふれ出たのであろう愛液が俺の腿を濡らした。

 

「めぐみん。下も全部脱いで」

 

胸責めはやめずに一言だけ簡潔に言うと、コクコクと頷きながらめぐみんがゆっくりと残りの寝間着を脱いでいく。

 

「あ、あの…今から脱ぐので胸から手をひゃぅんっ!」

 

やめてほしいのだろうか。

でも火がついてしまった俺にはそんなの到底無理な相談であり…

 

「いいからいいから。このままでも脱げるでしょ?めぐみん頭いいんだから」

 

「頭のよさはっ…くぅ…んっ!あ、あまり関係なっあぅっ!」

 

と、なんだかんだ言いながらも脱ぐ手を止めないめぐみんは健気で本当に愛おしく、俺の胸の中までフワフワと不思議な高揚感で暖かくなっていった。

 

「はぁ…はぁ…もう…脱ぎましたよ。意地悪カズマ…」

 

くたりと身体をこちらに預けながら、脱いだパジャマと下着をぽいとベッドの外に投げ捨てぷくぅと頬を膨らませためぐみんが、キュゥゥゥと抱きしめて身体を密着させてくる。

 

「なぁ…いくらなんでも濡れすぎなんじゃないのかこれは」

 

「こんなにおっきくしてるカズマに言われたくありませんよ!」

 

めぐみんの秘所が直に肌に触れ、溶けてしまいそうな熱を太ももの辺りに感じる。

同時に温かい液体が流れ落ちる感触も。

きっとシーツまでぐしょぐしょに湿ってしまっているのだろう。

まぁシーツの心配なんて二の次だ。

それに俺のエクスカリバーもめぐみんが言っていた通り、最強の硬度とサイズを保ったままなのだから。

 

「どした?触ってみたいのか?」

 

ちょっと挑発する意味もこめて、ほれほれとぷにぷにしたお腹に亀頭の先を擦り付けてみる。

いやけどこれだけで十分肉の感触が伝わって気持ちいいし、油断したらイキそう…それだけは絶対に回避しなくては。

 

「…い、いいんですか?」

 

なんだかんだ言いながらも興味津々なむっつりめぐみんが、上目遣いで俺の顔を覗き込む。

 

「いいよ。でもめぐみんのも触るから」

 

「え…あっ!ぁぁっっんん!!!」

 

さっきからもう我慢という言葉を忘却しつつある俺は、返事を待たずにそっと指の腹で彼女の大事なところがあるであろう場所を撫でてみた。

…うん。至近距離でのこの姿勢と部屋の暗さでよくは分からないけど、今の甘い声を聴いた限りでは間違っていないようだ。

腿の上の熱がさらに増していくのをかんじるし。

ふわりと産毛のような陰毛が申し訳程度に指の進行を和らげてきたが、もちろんそんなものは無意味である。

あとで是非じっくりと見せていただきたい。

 

「か、カズマの指がっ…あ…くふっ!わ、私の…っ」

 

俺のモノを触る余裕なんてなさそうなめぐみんが、切ない嬌声をあげて肩にぎゅっとしがみついてきた。

…指先が食い込んで若干痛いけど、今はそれよりもめぐみんの性器の感触を味わうのが優先だ。

 

「小指ぐらいだったら挿れても平気かな…い、痛かったらすぐ言えよ?」

 

「は、はい…っ!」

 

よし…ホントにここからはいよいよ引き返せないゾーンだが…

やる…やるぞ、俺はやる!

 

一度深呼吸して、僅かに震える小指をめぐみんの小さな割れ目に…

つぷぷ…と差し込んだ。

 

「んっあ!…くっ…!」

 

ドキドキとうるさいほど高鳴りをする心臓の音。

その音と共に頬が真っ赤に熱くなるのを感じながら、小指の先端を痛いほどギュウギュウ締めつけてくる彼女の顔色を恐る恐るうかがう。

そんな俺の不安が伝わってしまったのか、めぐみんは目が合うとにっこりと笑って

 

「私なら大丈夫ですよ。…なんだかんだ言って、やっぱり優しいんですよねカズマは。そういうところ、ほんとに大好きです」

 

「っ…おまっ…この空気でそれは反則…!」

 

不覚にも嬉しさで視界がにじむのを感じ、空いていた手で目元を拭って、俺は仕返しだと言わんばかりにめぐみんの秘所の中で締め付けられている小指をクイクイッと動かしてみた。

 

「あっ…あっ…ん…はぁ…ふっ」

 

それに合わせて声を漏らすめぐみんが、息が吹きかかるような至近距離で俺の瞳をじっと見つめている。

嬉しすぎてもうどうにかなっちまいそうなんだが。

いやもう身体の一部はどうにかなっちまってるけど。

 

「はっ…ん…気持ち…いいですっんあぁ!…か…カズマっ!…私も…」

 

性器からの刺激に少し慣れてきたのか、めぐみんが腕を震わせながらもそっと手を伸ばして…

 

「うぁっ!!!」

 

俺の聖剣エクスカリバーの刀身をむんずと握りしめた。

今まで他人に触られたことなど無かったそこは、初めて…それも好きな女の子に刺激されて喜びにビクビクと震える。

 

「ふふ…カズマこそ、大丈夫ですか?まだイッたりしないでくださいよ」

 

一気に余裕がなくなり真顔でたらりと汗を流す俺に、めぐみんが小悪魔のようにふふふと微笑んだ。

やっぱりコイツ、とんだ魔性の女だよ…

 

「へっ…め、めぐみんより先に…イクッわけには…いかな…いっ!」

 

竿の部分をしっかりと掴み上下にゆっくりと動かされて、触られている場所からビリビリと弱い電流が流れてくるような、自分でしてる時とは比べ物にならない快楽の波を押し与えてくるめぐみんに、こういう知識はどこから拾ってきたのか後で問い詰めてやると心の中で誓った。

 

「が、がんばりますね…カズ…マっ!んっ!」

 

けど、正直もういっぱいいっぱいだ。

お互いの熱い息が顔にかかるほどの至近距離で、見つめ合いながら性器を刺激しあっている状況に脳が溶けてしまうような興奮を覚える。

早く…早くめぐみんの中に俺を受け入れてもらいたい…!

そんな気持ちがもう自分でもどうしようもなく溢れ出して、このまま手でイク前に…

 

「…め、めぐみん。強気なこと言っておいて申し訳ないけど、あのですね…そろそろ…」

 

こちらの手の動きを止めて、汗でびっしょりと湿った髪の毛を肌に張り付かせていためぐみんの額を撫で上げてやりながら、耳元で小さく囁いた俺に

 

「…はい」

 

全て分かっていますよと言わんばかりにめぐみんも1度距離を離して…

股を開いて俺に見せつけてきた。

所謂M字開脚というやつで…

今はっきりと、自分が先程までいじくり回していためぐみんの性器が瞳に映り込んでいた。

ピタリと閉じたピンクの一筋は、先程まで俺の小指が入っていたとは思えないほど綺麗な形を保ったままで…

それでいて月明かりを卑猥な液体が反射しててらてらと光り、女性の魅力を感じさせるギャップに頭がクラクラする。

 

「そ、そんなにマジマジと見られると…恥ずかしいのですが」

 

それほど長時間見つめてしまっていたのだろうか。

ピタリと脚を閉じてしまっためぐみんがモジモジと言った。

 

『お前だって俺のチンコジロジロみてただろ!』

 

なんて軽口を普段なら返すところだが、とてもおふざけ出来る精神状態でも空気でもなく

 

「わりぃ。めぐみんのが…その…あまりにも綺麗で見とれてた」

 

気が付けば俺は素直な感想を述べていた。

 

「そ、そうですか。それは…あの、どうもありがとう…」

 

こいつも普段なら

 

『そんな所をマジマジと見て褒めるのはやめてくださいよ!ホントにデリカシーが無い男ですね!』

 

だのなんだの怒鳴り返しそうなものを、真っ赤になりながら最初に言ったことをまだ忘れずに守っているのか、視線を逸らすことなく静かにお礼なんか口にするもんだから

 

「お前、可愛すぎるのもいい加減にしろよ?もう挿れたくて挿れたくて我慢の限界なんだからな俺は」

 

「可愛いと言ってもらえるのは嬉しいですが、遠慮はしないでいいですよ。だって…今日はそれが目的でカズマの部屋まで来たんですから」

 

再びゆっくりと足を開いていくめぐみんの性器が露になって…

ゴクリと生唾を飲み込んだ俺は、彼女に覆いかぶさるように近づいた。

 

「分かった。よーく分かったよ」

 

そんなに素直に来るんなら、俺だってとことん素直になってやる。

もう意地を張るのはやめだやめ。

心の底からめぐみんに惚れていると認めるしかない。

だってそうじゃなかったら…

 

「愛してる。めぐみん」

 

「っ!?」

 

こんな言葉、本心から言えっこないだろ。

 

俺の言葉にめぐみんが驚き目を見開いているスキに、もういつ暴発してもおかしくないほどのマイエクスカリバーを取り出して…

 

「痛かっ「大丈夫です。今のカズマが言ってくれた言葉で覚悟、できました。私はあなたがくれるものなら何でも受け入れます。なんでも」

 

まだほとんど何も言っていないのだが。

微笑んだ両方の瞳から涙を隠すこともなく流しながら、めぐみんは自ら腰を押し当てて挿入を促してきた。

スリスリと割れ目に擦りつけられた肉棒に愛液が染み込んでいく感触に、背筋をぞくぞくとした快感の波が襲う。

 

「おい泣き虫めぐみん。挿れるのは俺の意思でやりたいし、このままだとお前のぷにぷにとした可愛らしいおまんこの入口で果てそうなんだが」

 

「泣き虫言うな。カズマが嬉しすぎる事言うからですよ。でも流石にちゃんとして欲しいのでここから先は任せました。あと、あんまり恥ずかしいこと言われると私もこれ以上我慢が効かなくなるので控えてもらおう!」

 

ふんすと鼻息を荒くして何がそんなに誇らしいのか全く分からないけど、ドヤ顔で動きを止めてじーっとこちらを見守るめぐみんの期待に応えるべく

 

「あっ…!」

 

みっちりと閉じている未踏の花園へ、俺はとうとう聖剣をゆっくり突き刺していった。

 

つぷぷっ…!

 

「うっ!」

 

粘膜同士が擦れ合い発生した僅かな水音が互いの吐息に交じって聞こえ、肉棒の先端…亀頭の辺りにとてつもない圧迫感を感じ俺も思わず声が出てしまった。

ちょっと待て…さきっぽだけでこんなに気持ちいいのかよ。これ、ホントに最後までやり通せるのか俺?

 

「っくぅ…!」

 

不安に感じていると、めぐみんも眉をしかめ辛そうに唇を噛みしめながら俺の身体を抱く力を強めていた。

 

「め、めぐみん…?ほんとに…」

 

心配して声をかけるも、そっと人差し指で唇を抑えられ

 

「だいじょう…ぶって…言ったじゃ…ないです…かっ…ん!…あ…はぁ…はぁ…」

 

「いや…でも…お前すごくつらそうなんだが…」

 

「むっ」

 

いつまでも煮え切らない態度の俺に、ジトっと睨んできためぐみんが大きく腰を引いて…

 

「ば、ばか!そんなことしたら!」

 

ズチュンッ!!

 

何をしようとしてるのか察した俺が大慌てでその行動を止めに入る前に、この大馬鹿者は自身の腰を勢いよく打ち付けていた。

当然…

 

「んあぁああっぁぁああ!!!」

 

今まで聞いたこともないような最早悲鳴とも言える声を上げて、めぐみんは破瓜の証である鮮血の飛沫を腹の辺りまで飛び散らさせながら、背中を大きく弓なりに仰け反らせていた。

でも、俺だってそんな人のことばかりを見てる余裕なんてなく

 

「っあ…くっ…これ…や…っば…!」

 

一瞬にして根元まで飲み込まれた性器から伝わってきためぐみんの体内の温かさ。

いろんな液体がトロトロと纏わりついて、それを肉の壁がぎゅうぎゅうと締め付け染み込ませてくる感触。

よくこの一撃で精子をぶちまけずに堪えたと俺は自分のチンコを褒めてやりたい。

いや、それよりもまずは…

 

「このっ…大馬鹿やろう!なに…やってんだ…お前ホントに、ぅっ…頭おかしいんじゃないのか?」

 

割と本気で怒ったつもりだったのだが、下半身から継続的に送られてくるビクビクギュウギュウとした甘い快楽と、相当な痛みを伴うはずだったろうに、健気な微笑みを崩さずこちらを見つめるめぐみんのせいで勢いを失くしてしまった。

 

「カズマの前だから…余計におかしくなっちゃったのかもしれませんね」

 

クスクスと、彼女はなぜこんな状況で笑顔を浮かべられるのか。

 

「笑い事じゃない。お前その痛々しい腹どうすんだよ。俺の罪悪感が半端ないんだが」

 

「…でも…カズマが全然動こうとしないから…私は早く一つになりたかったのに」

 

要するに俺がヘタレすぎていたのが原因だと言いたいらしい。

まぁ…さっきの件以外にも、心当たりが多すぎて強く否定できないのが自分でも情けないのだが。

 

「分かったよ俺が悪かった。でもなめぐみん。お前が辛そうにしてるところは今の俺にとって人生で見たくないものベストワンに入る。だから無茶はやめてくれ。いいな?」

 

吹っ切れて好意を隠すことなく伝える俺に、コクリと頷いて

 

「なるべくやめます」

 

「なるべくじゃない」

 

ズポッ!

 

「ひゃぁ!」

 

素直になり切れていないめぐみんに、お仕置きだと言わんばかりに腰を軽く打ち付けて、まだまだ硬さを保ったままの聖剣で膣壁をグリッと抉ってやった。

 

「ちょ…まだ…あぅ!な、慣れていないんですから…んひっ!し、慎重に…」

 

「いきなり根元まで俺のチンコを飲み込みやがったやつがよく言う」

 

だがあんまり虐めてやるのも可哀そうだし、ほんとにこれ以上無理はさせられないからな。

ゆっくりと腰の動きを継続的に続けて、ズニュ…ズチュ…と優しく中を確かめるかのように、肉棒全体でめぐみんの膣内の形を確かめるかの如く味わう。

一刺しごとに体が溶けてしまうような強烈な快感が押し寄せ、気を抜くと無意識に動きを激しくしてしまいそうだった。

 

「だ、大体カズマ!今、…あふっ!…い、言ったばかりではないですか!わ、私の…ぁん!…つ、辛そうにしてるところは見たくないと…」

 

「ん?まだ辛いのか?」

 

「………いいえ、別に」

 

「じゃーいいよな」

 

「む…なんか納得いきません」

 

頬を膨らませて拗ねながらも頑なに視線は逸らさないめぐみんに、俺は腰の動きを再開させた。

 

「あっ…ふっ…ん…」

 

やっとまともな大人の営み的な空気になってきたが、これは…

ちゃんと気持ちよくさせてやれてるんだろうか。

性器が擦れるたびに恥ずかしそうに声を漏らしながら真っ赤になりつつ、その紅い瞳に俺の姿を映し出すめぐみんを見ながらふと思う。

 

まぁ…俺も…人のこと心配してる余裕はないっ…けどっ…

 

なにせ一擦りごとに下半身から膨大な快楽情報が全身に瞬く間に回り、体の芯から射精欲を煽ってくるのだからたまったものではない。

徐々に動きが速くなってしまっているのも分かってはいるが止められないし…

 

「ふふっ…カズマっ!カズマっ!」

 

グチュグチュとお互いの卑猥な水分が絡み合う音の合間を縫うように、めぐみんが俺の名前を呼ぶのが聞こえた。

 

「な、なんだ?悪いが話してる余裕は…」

 

「幸せですね!」

 

ギュゥゥっと、首に回されていた手に力が込められる。

あまりにも純粋で嬉しそうな笑顔を見せてそんなことを言う彼女に、俺の方が恥ずかしくなって目線を逸らしてしまいそうになった。

 

「お、おう…幸せだ」

 

恥ずかし!なんだこれ!

セックスしながらお互い幸せとか言っちゃってこれよく考えたらあれだよ?

めっちゃバカップル発言してるよ!

 

「もう。カズマが私の目を…んっ…見ながらしたいって…あっ…言ったんですよ?」

 

こっち向いてくださいと、さっきとはまるで正反対の立場なことを言ってめぐみんが腰をグリグリと擦り付けてきた。

 

「おまっ!…ほんと勘弁して!」

 

いきなり主導権を握られて、その対処に快楽への抵抗が間に合わない。

 

「嫌ですよ。私だってカズマを気持ちよくしてあげたいです。それに私はまだ言えていません」

 

何を言えてないんだよと、いよいよ本格的に余裕がなくなってきていた俺が、気持ちよさで靄がかかっている脳みそでぼんやりと考えていると

 

「愛していますよ。カズマ」

 

めぐみんがとどめの一言を放ちやがった。

 

ドビュゥッ!

 

「あっ!?えっえっ?」

 

ビュルビュルビュル…

俺のエクスカリバーがエクスプロージョンを唱えてしまいました。

しかもめぐみんの中で…

一度堰を切ったように溢れ出た精液は勢いを止めることを知らず次から次へと溢れ出て…

 

「いっ!あ、あっつい!…ですっ…!か、かずまの…精子が…あぁ!あぁぁぁっ…」

 

あっという間にめぐみんのちっちゃな膣内を満たして、ビュルルと下品な音をたてながら繋がったままの下半身の隙間からこぼれ出ていた。

 

あれ…

俺こういう万が一の時のために、あの見通す悪魔からエチケットアイテムも買っていたはずなんだけどな!

使用したり装備したりする暇もなきゃ意味ないじゃねーか!

 

「はぁ…はぁ……え、えっと…カズマ…?」

 

「ほんとにすまんと思っている」

 

「い、いえ。別にいいんですが…今の射精が思った以上に気持ちよくてですね…その…私もイッちゃいましたし」

 

恥ずかしいやら情けないやら申し訳ないやらでまともにめぐみんの顔が見れず、うわぁぁぁと頭を掻きむしる俺の胸元にぽふっと柔らかい感触が

 

「結局まともなデートする前に子作り、しちゃいましたね」

 

「それも本当にすまんと思っている」

 

「誘ったのは私みたいなものですし、カズマが謝る必要はないですよ。それにとっても気持ちよかったし嬉しかったので」

 

あぁ…めぐみんの優しさに年上のはずの俺は涙がちょちょ切れそうです。

 

「あの…今更だけどさ…ほんとに痛くなかったの?」

 

一度射精して少し冷静になり、ゆっくりと性器を引き抜きながらそこにまとわりつく薄ピンク色のドロドロとした粘液と、下腹部に乾いた血の斑点を付けたままのめぐみんの姿を見て恐る恐る聞いてしまった。

 

「痛かったに決まってるじゃないですか」

 

「はぁ!?だってお前、もう辛くないって…」

 

「辛くはなかったですよ。だってカズマが相手ですから。初めてを貰ってくれて、これ以上ないくらい嬉しいに決まってるじゃないですか。あんな痛みは些細なものです」

 

「…めぐみん」

 

あ、ヤバい。

俺の涙腺ってこんなに弱かったっけか。

歪む視界からこぼれ落ちる涙を隠せず、俺は彼女の前で目頭を抑えて泣いた。

人に愛されるって…好きな女の子に愛してもらうのって、こんなにも幸せな事だったんだな。

 

「カズマも大概泣き虫ですね」

 

よしよしと頭を撫でてもらう感触すらも心地よい。

 

「うるしゃい」

 

「はいはい。何はともあれ後片付けを…しましょうか」

 

ゆっくりと身体を離していくめぐみんが、俺たちのあいだに出来た空間を見て一瞬苦笑いをした。

 

「あ…うん」

 

なんかもうよく分からんベトベトした液体でグチョグチョになってたからだ。

 

 

 

 

 

 

 

………

……

 

「正直身体がだるすぎてこれ以上は動けない」

 

「わ、私もです…セックスというものは、爆裂魔法に匹敵するほど体力を使うのですね」

 

あれから何とかベッドのシーツを洗濯カゴの中に投げ入れた俺たちは、部屋にあったタオルで最低限だけ身体を拭いて衣服を整えた後、予備のシーツを適当にベッドの上に投げてその上にぽわんと身を投げていた。

お風呂にも行きたかったのだが、とてもそのような気力は残っておらず

 

「明日の早朝二人で入りましょう」

 

という何とも魅力的な提案をしてきためぐみんに乗っかっておいた。

 

しかし…とうとう肉体関係を結んでしまったんだな俺たち

隣に寝そべるめぐみんの方に視線を向けてみれば、何やら自分の下腹部を撫でながらニコニコとしていて

 

「あー…ごめんな。何も言わないでいきなり中に出して…」

 

その理由を察した俺は少しバツが悪くなって、天井に視線を戻しながら謝る。

 

「?…なぜ謝るのですか?責任、とってくれるんでしょう?」

 

隣でめぐみんがピタリとくっついてきたのが分かったけど、なんとなく後ろめたい気持ちになってしまってそちらに振り返られなかった。

 

「もちろん取るよ。とゆうか…さ、もし子供ができなくてもずっと一緒にいたいし、こんなことしちゃった責任はちゃんと取りたいというか…」

 

自分でもめちゃくちゃ恥ずかしいことを言ってると分かってはいたが、俺は本気でそこまでめぐみんとの関係を考えているのだ。

 

「なんですか?遠回しなプロポーズですか?」

 

ニヤニヤと嬉しそうな顔をしためぐみんが、俺の身体をごそごそと登り始めて顔を覗き込んできた。

 

「でしたらまずは子供の名前でも考えて」

 

「ちょっと待った」

 

今までの甘い空気を一変させるような俺の張りつめた声と真顔に、めぐみんが瞳をぱちくりとさせながら、

 

「え、え?何でですか?」

 

「もう今更隠しても無駄だし意味もないから言うけど、俺はお前のこと愛してるしそれ相応の責任も取るつもりだ」

 

「は、はい…じゃーやっぱりさっきのは」

 

「だが!そんな俺にもどぉぉぉしても受け入れられない部分って言うのもある。お前にも一つや二つぐらい俺に改善してほしいところとかあるだろう?」

 

「それはたくさんありますが」

 

こ、こいつ…!

だが今はその発言にショックを受けている場合ではない。

下手したらこの先の人生に関わるのだ。

めぐみんのためにもはっきりと言っておかなければならない。

 

「ネーミングセンスだ」

 

「…ほぅ。毎回毎回バカにして…私の名前に文句があるなら聞こうじゃないか!」

 

「だぁぁぁ!いたいいたいこの筋肉魔法使いがっ!ちょっとは加減しやがれ!」

 

俺がはっきりと告げた瞬間、ぐにぃと頬を全力で引っ張ってきためぐみんの腕をぺちぺちと叩いて抗議する。

 

「なんですかその呼び名は!聞き捨てなりませんね!それにカズマに任せたら子供がかわいそうな名前になってしまいます!ここは私がお母さんと一緒に…」

 

「それだけはお前に言われたくないし絶対許さない!」

 

「なっ!私だって譲りませんよ!」

 

あー…

楽しい。

こんな風にバカ騒ぎしながらわいわいしてるのも最高に楽しい。

俺とめぐみんの関係は今日、大きく進展したわけだけど、願わくば…

 

この素晴らしい世界での、なんでもないけど楽しいと思える日々がいつまでも続きますように…

 

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