※この作品はR-18です。

カズマとめぐみんをいちゃいちゃさせる小説~verR18~   作:リルシュ

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めぐみん視点のえっちなお話。
カズマさんのことが大好きすぎて愛しすぎてやべーことになってるえろみんが大活躍するぞっ!
実は4月の中頃からあっためていたネタなので、R15版の方と見比べると少し時系列がおかしいかもしれないですけど勘弁してください。


この寂しい夜に温もりを!

「ダメです…眠れません」

 

全身すっぽりと掛け布団に身を隠しているはずなのに、肌寒い空気が体にまとわりつくように感じる深夜の闇の中。

ぱっちりと瞳を開いて私はボソリと呟いた。

 

「まったく。カズマはどこまで私を狂わせれば気が済むんですか」

 

ぎゅっと、寂しさを紛らわせるように枕を腕に抱く。

これが彼の身体であれば、きっとスヤスヤと快眠出来るに違いないと確信しながら。

 

カズマと一線を超えたあの日。

あれ以来、どうやら私は彼が傍にいないと熟睡出来ない身体になってしまったようだ。

試しに「添い寝するだけですから」と無理を通して2、3度隣で寝かせてもらったのだが、自分でも驚くほどグッスリと眠れ快適な朝を迎える事が出来た。

その分、カズマの方がげっそりとやつれていたが。

あの男が肝心な所でヘタレるのは、出会った時から変わっていない。

それどころか…

 

「絶対にガマン出来なくなるから手を出すなよ?いいな?本当に添い寝だけだからな!」

 

なんて妙な念押しまでしてきた。

フリですか?と、僅かな期待を込めて言った私の抵抗虚しく、真顔で違うと返されてしまったのを思い出す。

あそこまで警戒されると実は私と性的な接触をするのが嫌なのではないかと疑ってしまうぐらいなのだが、あの男はきっとそんな気持ちは分かってないに違いない。

 

「そろそろ本気で夜這いをして思い知らせてやりましょうか」

 

そこまで口に出してしまった時には、既に私の身体はパジャマを纏ってコソコソとカズマの部屋に向かっていた。

 

つまるところ我慢の限界だったのだ。

…もちろん睡眠不足がである。

 

カズマがこの時間に寝てるとは限らない。

起きてたら起きてたで眠くなるまで話し相手にでもなってもらおうと画策しながら、私は控えめにコンコンッと彼の部屋の扉をノックした。

 

「…カズマ?起きていますか?」

 

「………」

 

返事はない。

シンと静まり返った空気の中で、私の吐息がやたら大きく聞こえるだけだ。

何故だろう。

今更になって酷く緊張してきた。

顔が熱い。

胸もバクバクと高鳴る心臓で張り裂けそうだ。

私の全身が、「カズマを愛しています」とアピールでもしているかのような感覚。

 

凄く、心地良い。

 

ガチャリ

 

と、震える手で部屋の扉を静かに開ける。

 

「…し、失礼しますっ…!」

 

誰だこれはと自分で突っ込みたくなるような裏返った声でボソッとそれだけ言ってから、スヤスヤと案外可愛い寝顔を浮かべているはずの彼がいるベッドへと、正直な私の身体は小走りで駆け寄っていた。

 

窓越しに差し込む月明かりが、私の愛している男の顔をぼんやりと照らす。

 

「貴方は独りでも…そんなに気持ち良さそうに寝れるんですね」

 

グーグーという熟睡している証の寝息がベッドを見下ろす私の耳にまで届いて、ちょっぴりだけ悔しくなった。

 

「手ぐらい握ってもいいですよね」

 

そっとベッド脇に腰掛けて、布団の中をゴソゴソと探りピトッとお目当ての温もりに触れる。

 

「…ほっ」

 

無意識に安堵の溜息が漏れた。

彼の手に触れているだけでこんなにも満たされる自分がなんだかおかしくて、笑わずにはいられなかった。

 

ギューッと試しに指先を絡めてみる。

カズマは相変わらず気持ちよさそうな寝息をたてていた。

そう。まだ、寝てる…

思い切って掛け布団を捲ると、篭っていた彼の体温による熱と匂いがブワッと漂ってきた。

ドキッと胸がいっそう激しく鼓動を打つ。

私はそのまま躊躇いなくカズマの横に身体を滑り込ませて、布団を一緒に被った。

 

「カズマの身体…とってもあったかいです…」

 

ゴソゴソと彼の手を胸元まで持ってきながら、両手で抱くように握りしめる。

 

ドキドキ…ドキドキ…

 

…おかしい。

私は寝に来たはずだ。

なのに眠くなるどころか、頭が覚醒し冴え渡ってくる。

 

暗闇に慣れてきた瞳が、寝息を立て続ける彼の顔をより鮮明に映し出した。

 

「カズマ…私に構ってください。もっと私を愛してくださいよ。たくさんたくさん…愛してください」

 

私は何を言っているんだろう。

身体が燃えるように熱い。

爆裂魔法をぶっぱなす時でさえ、こんなにも熱くなることは無いのに…。

なんて事を考えながら緊張と興奮と僅かな期待が入り交じった思考回路の脳が、私に次に行うよう命じた行動は

 

「んっ…!はぁっ!…はぁ…ふぅ…」

 

彼の指を、自らの秘所にあてがう事だった。

 

「はぁ…ん…んんっ!…かずまぁ…っ!」

 

クチャクチャクチュクチュ…

 

下半身のパジャマを下着ごとそっと脱ぎ下ろして、女の私とは大きさも硬さも全然違うカズマの手を直に押し当てると、性器から液体が溢れて踊る音が聞こえてくる。

それがねっとりとカズマの指に絡みつくという想像がさらに私の性欲を加速させた。

 

額を押し付けた彼の胸からいつも私と接近してる時のような早鐘ではなく、普段通りのペースで心拍音が聞こえてくることに若干の寂しさを覚えながらも、私はカズマの指を操り夢中で身体に刺激を送る。

 

…いや待て。

何をやっているんだ私は。

これでは本当に夜這いではないか。

 

「あっ…くっ…んんぅ!っ!」

 

落ち着け。

冷静になれ。

と、慌てる気持ちも少なからずあったはずだ。

けれどそれ以上に、私が動かしているとはいえカズマの手で女としての悦びを与えられているのだと考えると。

 

「はっぁん!あっあっ!カズマっカズマッ!!!んんんっっっ!!!!」

 

止まらなかった。

カズマの名を呼ぶ叫び声を抑えようとする気力すら削がれてしまう。

もっと…もっと彼を感じたいっ…!

私の中で…私の奥で…!!!

 

ズブズフズブとその意志に比例して、私はカズマの中指をほぼ根元まで性器で飲み込んだ。

 

「あうっ!」

 

膣壁で締め付けてしまっている爪がカリッと敏感な肉を優しく引っ掻き、背中にビリビリとした弱い電流のような快感が流れる。

 

この指を激しく動かしてほしい。

あの日みたいに。

あの時みたいに。

グチャグチャと何度も何度も私の中を掻き回して欲しい。

カズマに犯して欲しい。

 

はしたない願いだと分かっているがそれでも期待せずにはいられず、彼の手を腿で挟んで捕まえたまま腕を身体に回して抱きつきそっとその顔を見上げると、困惑したように瞳を泳がせていたカズマと目と目が合った。

 

…ん?…あれ?

目と目が合う…?

…え、えええええ!!!

 

「よ、よぅ…」

 

「っ!?!?!?」

 

う、うそっ!

見られてたの!?

今までの…ぜ、全部!?

 

「いいいいつから起きてたんですか!?」

 

あまりの恥ずかしさに軽くパニックになりながらバッと布団の中に顔を隠して、カズマの胸元にぐぐぐっと熱くなってる額を押し付けた。

いつの間にか彼の心臓もバクバクバクと奏でる速度が速くなっている事に気が付いて、ほんの少しだけ私の焦りが和らぐ。

冷静に考えれば、あれだけ大きな声を出してしまっていたのだから起きない方が不自然だった。

 

「い、いやえっと…なんかめぐみんが俺を呼ぶ声が聞こえて、目が覚めたら指先が妙にあったかいなと思って見回したら…その…」

 

ぼぞぼそと消え入りそうな小さな声でそう言いつつ、震える手で私の頭を撫でてくれるカズマにキュッと胸が甘く締め付けられる。

 

「淫らな女だって…んっ…引いちゃいましたか?」

 

優しくされてから聞いたのは卑怯だったかもしれない。

彼の片手を膣内に閉じ込めたまま股を閉じて逃がさないようにし、熱く漏れる吐息と一緒に言葉を吐き出す。

 

「引くわけないだろ。むしろその…俺だって嬉しいよ。めぐみんにそういう事誘われんのはさ」

 

「…本当ですか?初めてエッチなことして以来、キス止まりじゃないですか」

 

彼のちょっとだけ困ったような…それでいて嬉しそうな表情を見ていたら、グリグリと腰が勝手に動いてしまった。

今はカズマの意識がある状態なんだと改めて認識すると、先程よりも更なる快感が生み出され問いかけながらも頭がどんどん熱くなってボーッとしてくる。

 

「それはお前に体目当てに付き合ってるっていう風に誤解されたくなくてだな…次の日も次の日もって、歯止め効かなくなりそうだし。というか絶対なるし」

 

やっぱり。

どうせそんな事だろうと思った。

 

「私はカズマの全部が欲しいです」

 

「え?」

 

「体も心も全部…私に夢中になって欲しいです。求められなさすぎるのも悲しいんですよ?」

 

私の言葉と動きに彼がゴクリと喉を鳴らすのが見えて、クスッと微笑みが浮かんだ。

 

「カズマが私の体を抱きたいと言うのならば喜んで受け入れますし、それが嫌だなんて絶対に思わないです。もちろん、責任は取ってもらいますが」

 

なんて恥ずかしいことを口走ってしまっているのだろう。

たまにカズマに指摘されることもあるが、今のは自分でも自覚できるレベルの相当恥ずかしい発言だった。

耐えきれずに恥ずかしさを誤魔化すようにギューッと強く身体を押し当てると、撫でてくれていた手でグイッと引き寄せられて、

 

「俺だって…俺だってめぐみんの全部が好きだ。感情が昂ると紅く光る宝石みたいなその瞳も、俺好みの真っ黒で艶やかな髪の毛も、最近はなりを潜めつつあるけど中二病チックな性格も、まだまだ強くなると自分で言い張ってる爆裂魔法も…ついでに少しずつ成長してきてるその未成熟な身体と慎ましやかな胸も」

 

「おい」

 

思わず布団から顔を出して、ムッと睨みつけてやる。

最初の方こそニヤニヤしながら聞ける内容だったのに、この男はどうしてこう…雰囲気をぶち壊すのが得意なのだろうか!

 

「未成熟だとか慎ましやかだとか煩いですよ!私はもう大人のレディだと何度言えばはぅっあっんっ!?」

 

カズマの頬をグニグニとつねくり回して不貞腐れていたら、私の中で大人しくしていた指が急にグイッと動き始めて曲がり…

頭の中で何かが弾けたような気持ち良い刺激と共に、至近距離に彼の顔がある状態で甘い声を漏らしてしまった。

 

「うぉ…エロい声…確かにこれは大人のレディの証だな。うん。ありがとうございました。ご馳走様です」

 

「っ〜〜〜!!!バカなんですね!?カズマはやっぱりバカなんですね!この…いきなり指を動かされたら…!」

 

「夜這い仕掛けてきためぐみんには言われたくない」

 

「うぐっ!」

 

確かにそれはそうなのだが…でも…

彼の一挙一動に振り回される自分が恥ずかしくて悔しくて…

でもやっぱり構ってもらえてるのが嬉しくて、私がそんな複雑な心境を言葉にしようと震える口を開いた瞬間。

 

「ははっ…あーやっぱりダメだ。なんかふざけてればそういう空気退散するかなと思ったけど、もう無理。めぐみんがエロすぎるのがいけない。俺は悪くない」

 

「え?あっぁっ!…ちゅっ…!」

 

グイッとふたたび身体ごと引き寄せられて唇を奪われた。

 

クチュクチュチュパチュパ…

 

まともな言葉を発する暇もなく重ね合わされたそこから、静かで淫靡な音が響いて私の理性を甘く溶かしていく。

 

「んぅっっ!…ぷはぁ!ちょ…カズっ…まぁ…んはぁ!ま、まっ…てっ!」

 

温かくヌメヌメとした彼の舌が運んでくる唾液を口の中に流し込まれて飲み込んで、それが染み込んだ私の身体が芯から悦び興奮してじんわりと温かくなる。

クチュリ…と。

性器が湿り気を増すのが分かった。

 

「ごめん。これ以上我慢出来そうにない。一応確認するけど、いいんだよな?こういう事…その…またしたかったってことでさ」

 

自分からあれだけ激しいキスを仕掛けておいて何を今更。

ポリポリと視線を逸らしながら頭を掻いてここまで来てもまだ迷っているカズマに、キスの余韻で荒い息を吐きながらも思わず苦笑してしまった。

 

「はぁ…ふぅ…はい。私はカズマと…その…え、えっちな事、たくさんしたいんです…!」

 

やっぱりこっちからグイグイいかないとダメなのかなこの男は。

モジモジと腿を擦り合わせて彼の手を刺激しながら行為に誘う。

 

「わ、わかった。じゃー…い、いくぞ」

 

ジュブッ!

 

「あふっ!…くっぅ!か、かずまぁ…!これですぅ!これが…あんっ!きもちぃ…っ!」

 

言うが早いか、ゴソゴソと布団の中で動き始めたカズマが器用にも片手を私の性器の中でグチョグチョと暴れさせながら服を脱ぎ始める。

 

あぁ…そうだ…私はこうして彼に求められるのを心の底から望んでいたのだ。

もう自分の身体に嘘はつけなかった。

 

嬉しい…気持ちいい…幸せ…

 

そんなプラスの感情がグルグルと私の中で渦巻いて、全身に強烈な快感と多幸感を運んでくれる。

身に纏う衣服が煩わしくなって、私は上半身を隠していた布キレを乱暴に脱ぎ捨てた。

 

「あっあっ!かずまっ!かずまぁぁぁ!愛してます!愛してください!もっと!もっとぉ!」

 

既に脱衣を終えていたカズマの、大きくはないけど私にとっては誰よりも頼もしい身体。

布団の中に隠れて全身は見えなかったけれど、あったかくて安心感をもたらしてくれるそれに全力で両腕を回してぎゅーっと密着した。

肌と肌が直接触れ合う温もりが心地よい。

今だけは力加減が上手く出来なくても許して欲しい。

 

クッチュクッチュ…!

 

自然と腰が彼を求めて前後に動いてしまい、カズマの指が奏でる激しい水音に耳の中までが蕩けそうなほど気持ちよくなっていく。

 

「ちょ!激しすぎるってめぐみん!だ、大丈夫だから!ちゃんとしてやるからちょっと落ち着け!そんなに動いて怪我でもしたらどうすんだよ!あぁちくしょー!聞いちゃいねぇこのエロリっ娘!」

 

夢中になってカズマの手で快楽を享受する私に何やら叫んでいたが、それはほとんど耳に入ってこない。

そんな事より今は…

 

「はぁぁ!っん!…カ、カズマの…カズマのもっ!私に気持ちよくさせてくださいっ!」

 

抱きしめていた手を少しずつ少しずつ…彼の身体の温もりを味わうように下げていき、そっと股の間に差し込むと…

 

既に硬く猛っていたカズマの性器が、私の指に触れてビクンと大きく脈打った。

 

「…す、凄くおっきくなってますね」

 

またコレで気持ちよくしてもらえるんだ。

たくさん愛してもらえる。

 

そう思っただけで、下半身にうずうずとした甘い痺れが走った。

 

「いい事を教えてやろうめぐみん。お前みたいな美少女にここまで愛をぶつけられてエロい事されまくって、こうならない年頃の男は病気なんだよ」

 

優しく包み込むように大事なところを握ってあげても相変わらずの軽口を叩き続けるカズマに少しだけ悔しくなって、むっと頬を膨らませる。

彼にももっと私との性行為に溺れて夢中になって欲しくて、とある事を試すことにした。

カズマに喜んでもらうためこっそりと読んでいた本に書いてあったアレを…

とりあえず熱く火照ってきていた身体には邪魔になっていた掛け布団をガバッと捲りあげ、お互い生まれた時の姿を晒した状態で横になったままカズマの性器へと顔を近づけた。

 

「め、めぐみん?何をそんなに間近で凝視してるんだ?そこに自信が無いわけじゃないけど、ガン見されると流石に恥ずかs」

 

ぱくり

 

「ぃぃぃ!?!?」

 

うっ!?

これは思ってたより…

苦いしくさいし…変な味!

 

「うぁっ!…こ、これがフェラって…っ!…や、やつなのか…す、すげぇ…めぐみんが…お、俺のを咥えて…うぐっ…すげーエロい顔してる…」

 

口の中でビクビクと震えるカズマの性器の味に眉を顰めながら熱く硬い肉の棒をモゴモゴとゆっくり舌で転がしていたら、ブツブツと小声でそんな事を言っているのが聞こえた。

表情を確認しようと上目遣いで見てみたら、荒い息を吐きながら目を見開いて私の行為を食い入るように見つめる興奮したカズマの姿があって思わず頬が緩む。

こっちの顔をよく見たいのか、おでこにかかる髪を指に絡められてすっと脇にそらされた事でそのニヤニヤが止まらなくなってしまう。

 

「きもひぃんでふか?」

 

「ま、まてっ!咥えたまま喋るんじゃない!あぐっ!そ、それやば…!」

 

正直私は気持ちよくもなんともないのだが…。

カズマが私の口でこんなに感じてくれるなら多少変な味がしても嬉しいし、もっとしてあげたいなとも思えてしまう。

 

「マジで…うっ!や、やばいって!で、でるっ!でちゃうから!めぐみんっ!いったんはなれて…!」

 

息を更に荒げながら私の頭を押さえつけるようにしていた両手を震わせ始めたカズマが腰を引こうとしたけど、それは許さなかった。

 

ジュボジュッボジュルジュル!!!

 

下半身を思いっきり抱き寄せ、口の中いっぱいにビキビキと拡大していくカズマの一部に激しく音をたてながら頭を前後に振って吸い付き舌を絡めて逃がさない。

 

「くぁっ!ダメだっ…で、でるっ!めぐみんっ!めぐみんっ!!!っぁん!!!」

 

ドビュッ!ビュックッ!

 

「っ!!!んくっ!んんんっ!!!」

 

私の名前を叫びながらカズマの性器が弾けるように大きく震え、苦くて生臭いドロドロとした液体を大量に口内へぶちまけてきた。

喉奥と鼻腔にカズマの匂いと味が染み込んでいく感覚に興奮で全身がゾクゾクする。

 

粘り気の強いそれが口中を駆け巡りベッタリとあちこちに張り付いたが、それがカズマの身体から出たものだと考えると不思議と嫌悪感は全くなかった。

 

それどころか、

 

「すごく嬉しいです…カズマ」

 

舌が届く範囲の精液をくちゅくちゅと舐めとってゴクリと私の体内に取り入れ、一度放ってもまだまだ硬度を保ったままのカズマの性器からゆっくりと口を離し、恍惚とした表情で真っ赤になってる彼の顔を見上げる。

私もきっと同じような顔をしているのだろう。

 

「そ、そうか…そんなに美味しかったのか?」

 

「いえ。味は最悪でした」

 

「あ…そう…」

 

キッパリと言い切る私にやっぱり現実はそうだよなとか深く溜め息をつく彼の意味深な発言は気になったけど、それよりも自分の気持ちを伝えたい。

 

「でも、幸せでした。カズマが私の体で気持ちよくなってくれた。そう考えるだけで、もう…」

 

そう言って私は横たわっている体をゆっくりと起こしながら膝立ちになり、濡れそぼってびちょびちょに液体を滴らせている性器を見せつけるように腰をカズマの眼前に突き出す。

 

欲情している彼のギラりとした視線がそこを貫くのを感じて、それだけでじわりと湿り気が増していき身体が熱くなるのがはっきりと分かった。

 

「カズマも早く私とエッチしたくてたまらないんじゃないですか?すごい顔してますよ」

 

「っ…このどえろみんが。もう知らないからな!俺は止まらねぇぞ!お前が後から泣いて喚いて『もう勘弁してくださいっ!』って言っても絶対にやめないし、今夜は寝れると思うなよ!」

 

余裕が完全に無くなってしまう前に挑発の一言でも言っておこうと誘惑する私の言葉に、耳の先まで赤くしたカズマが照れて恥ずかしくなってるのがバレバレの早口でそんな事を口走る。

次の瞬間、ガッと上半身を起こして私の太ももの下から手を差し入れて持ち上げてきた彼の行動に、期待と興奮でおかしくなってしまったのではないかと思うほど心臓が高速で鼓動を打ち始めた。

やる気になってくれたカズマを見て嬉しさのあまりふにゃっと表情が緩んでしまうのも自分で分かる。

 

「望むところです。カズマこそ、中途半端に終わらせたら許しませんからね。今日は私が満足するまでしてください」

 

最後にもう一度カズマのやる気に火をつけるよう言葉を選んで耳元で囁くと、グググッと下腹部に感じる圧迫感。

 

「んくっ…!」

 

カズマの男の証が私の中に入ろうと、入口をグ二グ二と押し広げていた。

十分にほぐして濡れそぼってるとはいえ、まだ性行為に慣れていないそこからは少しだけ痛みを感じる。

ただそれ以上に

 

「んはぁっ!はぁ…はぁ…!か、かずまぁ…遠慮しないで…くふっ!い、良いんですよ…!もっと、勢いよく……!それ、ね、根元まで…私の中に…ぁっ!いっぱいズ、ズボズボって…んっ!し、してくださいっ!」

 

私の身体はカズマを受け入れることを望んでいるようで、トロトロと溢れ出す愛液が彼の性器の先端に伝って淫靡な光を宿らせていた。

 

「め、めぐみんお前…本当にエロすぎだぞ。俺なんかもう…っん!…頭おかしくなりそう…だ…!」

 

「そ、そうなったら…あふっ…わ、私とお揃い…ですね!」

 

私の言葉に興奮してくれたのか、カズマの腰の進む勢いと速度が増していくのが敏感な膣を勢いよく抉られることで感じる。

 

亀頭がズブズブズブっと、小さな…だがはっきりと聞こえる水音をたてて全て私の中に収まった。

 

「も、もっと…もっと奥まで…お、お願いしますっ…!」

 

「わ、分かってるって…っと!」

 

ジュブッ!!!

 

「んあぁっ!!!」

 

少しだけ腰を引いたカズマがビクビクと脈を打ち続けるその肉の棒でミチミチッ!と私の性器を押し広げていく気持ちよさが、脊髄を通して脳にまでビリビリとした快感を送ってきて嬌声が漏れてしまう。

 

「ど、どうですか?…っ!…ぜ、全部入りましたか?」

 

いつの間にか覆いかぶさるようにして性器を挿入していたカズマに両手を伸ばして抱きしめてくださいアピールをしながら、私は嬉しさで蕩けた笑顔を彼に向ける。

自分の意思以上にぎゅうぎゅうと彼の大事な部分を強く締め付け膣壁を刺激する下腹部から、幸せな快楽が絶え間なく身体に送られてきていた。

 

「も、もう…ちょい…だっ!」

 

「あぅ!…が、頑張ってくださいっ!」

 

私の手が届くように気を使ってくれたのか、ぐぐっと前のめりになって頭をたれるカズマの首にそっと腕を回す。

汗ばんだ暖かい彼の肌に吸い付くように、私の手が張り付いた。

 

「っっ!…全部っ…は、入ったぞ、めぐみん!」

 

私の顔に熱い吐息を吐きかけながら、じっと瞳をのぞき込むカズマが腰を小刻みに震わせながら報告してくれた。

子宮が圧迫されて押しつぶされてるような窮屈な感覚がしても、それがカズマの身体を受け入れているからだと考えるとたまらなく嬉しくて気持ち良い。

 

「はいっ…!カズマの…あったかくてっ!…大きくて…き、気持ちいいです!」

 

彼に負けず劣らずの荒い息を吐きながら、私は首に回した腕に力を込めてさらに顔と顔の距離を縮める。

 

「き、キス…キスしながらしたい…っ!」

 

視界いっぱいに広がる発情したカズマの男の顔。

その唇に、私はゆっくりゆっくりと迫っていき…

 

「んむっ!んんっ…!ちゅぷっ!」

 

小さく頷く彼の姿を確認して、グイッと突き出されたそこに貪りつくように自らのものを重ねた。

 

私だってカズマの中を味わいたい…!

傍にいて…離れないで…

そんな想いも込めて夢中で舌を差し入れ暴れさせる。

 

「んっ!んんんっ!」

 

腰を前後に動かし性器を擦り合う行為に夢中になってるカズマと争うように、私は必死になって舌をねちょねちょと絡ませる深い口付けを続ける。

下半身からはズンズンとした激しい衝撃と共に敏感な部分が刺激を受ける快感。

そして上半身には口から伝わるねっとりとした温かい感覚。

 

それらが私の身体の中心で溶けて交じり合い、全身を巡る大きな快楽を生み出していた。

 

「ふわぁ!も、もうっ…!か、かずまぁ!だ、ダメです…気持ちよくて…い、いっちゃっ…!」

 

徐々に速度を上げつつあったカズマの動きに視界が揺れてぼんやりと滲み始め、チカチカとした幸福の閃光が迸る。

 

限界が近い。

カズマの体で性的絶頂を迎えさせてもらう時が…

 

「お、俺も…も、もう…!」

 

それは彼も同様だったようで汗をだらだらと流し眉間に皺を寄せながらも、気持ちよさで緩んだ半開きの口から溢れ出す喘ぎ声とともにそう告げた。

 

グッチュグッチュグッチャグッチャ!!!

 

「た、たくさんっ…んんっ!…中にだ、出してくださいっ…!カズマの…あぁっ!カズマの赤ちゃんがっ!欲しいんですっ!」

 

激しさを増す水音に乗せて、私は既に覚悟を決めている事を伝える。

 

「はぁ!はぁっ…!わかった…俺も!…俺も…っ!めぐみんに産んでほしい…っ!だから…!」

 

責任取るから

 

「っ!!!」

 

耳元で囁くようにつぶやかれたその言葉を聞いた瞬間、私の視界は真っ白に染まった。

同時に身体を力強く抱きしめられ下腹部に暖かい液体が勢いよく流れ込んでくる感覚。

どぷどぷどぷっ…という小さな水音がはっきりと鼓膜まで届いて脳を震えさせた。

私の子宮がカズマの精子で満たされていくのが分かる。

 

その一瞬がすごくあったかくて気持ちよくて…

幸せな時間だった。

 

「はぁ…はぁ…」

 

射精の余韻なのか、カズマは身体をビクビクとヒクつかせながらも抱擁の力をまだ緩めてはくれなかった。

もちろんそれが嫌だということはなく、むしろ嬉しいのだが。

 

「ふふふ…」

 

「ど、どうした?やっぱり激しすぎたか…?俺途中から夢中になっちまって…ごめん!どこか痛むのか?」

 

無意識にニヤニヤしながら声を漏らしてしまっただけなのだが、あらぬ心配をして離れようと身体を浮かせた彼に思わず吹き出してしまった。

 

「心配してくれるのは嬉しいですが、違いますよ。どこも痛くなんかしてません。今日のカズマはとっても優しかったので、気持ちよかったですよ」

 

「そ、そうか…」

 

ニッコリと満面の笑顔で大満足ですという意志を伝え、カズマの首に手を回したまま私はじっと彼を見つめる。

 

カズマはカズマで、射精し終わったはずの性器を引き抜こうともしないでそんな私の視線に応えるように見つめ返してくれていて…

 

………

……

…

なんでだろう?

今の今までもっと凄いことしていたはずなのに、冷静になった途端ただ見つめ合うことが凄く照れくさい!

 

「カズマ…」

 

「めぐみん…」

 

ちょっ…!

なんだこれ!

何をしているんだろう私達は!

熱に浮かされたように潤んだ瞳にお互いの姿を映しながら、名前を愛おしそうに呼び合うなんて…!

なんていうか…その…

 

「…わ、私達らしくありませんね」

 

「うん。俺もなんとなくそう感じてた」

 

ボソリと思わず呟いてしまった言葉に空気を壊してしまったかもと焦ったが、どうやらカズマの方も同じ気持ちだったらしい。

 

「でもさ、それでいいんじゃないか?」

 

「どういうことですか?」

 

「その…ほら、俺たちはもう恋人っていう関係だろ?だから今までのままじゃなくなるほうが自然なんじゃないかというか、こういう風に変わっていくのも普通のことなんじゃないかな〜って…」

 

「…カズマがそう言うなら私は…」

 

「お前めちゃめちゃ嬉しそうな顔してるじゃん」

 

「嬉しいですよ。嬉しいに決まってます。カズマと恋人になれたという実感が湧きますからね」

 

今までの仲間以上恋人未満な関係ももちろん心地よかったし好きだけれど、二人っきりの時ぐらいはせっかく恋人になったのだしこうひたすらイチャイチャするのも悪くない。

 

「まぁ俺も嬉しいけどな」

 

「えっ?」

 

「い、いや!なんでもない!」

 

慌てて首を横に振るカズマが、ちゅぽんという小気味良い音を立てて性器を引き抜く。

私の中に入り切らなかった精液がドロリと溢れ出すのが分かった。

 

「………」

 

「何じっと見てるんですか」

 

その様子を正座して真剣な眼差しで見つめるカズマの様子にまた少し笑ってしまう。

 

「あっー…めちゃくちゃ中に出しちゃったなと思って」

 

「カズマはこの前もそうでしたが…」

 

そっと下腹部に手を添えてみると、掌まで温かい鼓動が響いてくるような気がした。

 

「責任とるからって言葉…何回聞いてもすごく嬉しいです」

 

「お、おう。前も言ったけど本気だからな?」

 

そうでないと困る。

本当にカズマの赤ちゃんが出来たとしても、私にとってはむしろ喜ばしいことだし何の問題もない。

ただ、いきなりだとアクアとダクネス、それに両親や里のみんなやアクセルの冒険者仲間に何と言えばいいのか、今は思いつかないけど。

あ…冒険者としての活動とか日課の爆裂魔法も流石に控えないといけなくなるし…

 

「めぐみん?無理してないよな?」

 

すでにカズマの子供を妊った時のことを考えぼっーとする私の目の前に、手をひらひらさせながら彼が心配そうに言ってきた。

まったく…この男は…

 

「カズマは意外と心配性ですよね。問題ないと言っているじゃありませんか」

 

カズマの手をすっと掴んで頬にあてがう。

…ふぅ…やっぱり安心する。

 

「だってお前ぼけっーとしてたからさ」

 

「あなたと私の子供ができた後のことを考えていたんですよ」

 

「へぇぁ!?」

 

素っ頓狂な驚き声を出して見る見るうちに頬を染めるカズマが愛おしくて、私はその胸にグリグリと額を押し当てた。

 

「楽しみにしてますからね」

 

「………お前は本当にずるいと思う。俺をどれだけ狂わせれば気が済むんだ?」

 

「それはこっちのセリフですよ。カズマと出会う前の私にはもう戻れません」

 

今日カズマの部屋に乗り込む前に私が思っていたことを、彼も感じていたらしい。

 

「そうかい分かった。じゃー狂っちまった俺はさっきの言葉を実現させてもらうとしよう」

 

「さっきの言葉?」

 

なんだろう?

責任を取るというやつだろうか?

いや、その話はもう結論が出ているはずだ。

…ということは…

 

「…っ!」

 

今日の会話を思い返してもう一つだけ心当たりのある言葉を思い出し、私の頬が僅かな羞恥と…期待と興奮で紅く染まる。

 

 

「今夜は寝れると思うなよ?」

 

 

普段よりも低く静かに耳元で響いた彼の声が、私の鼓膜を甘く震わせた。

 

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