きっかけは些細なことだった。
休日のランチタイムに中華屋に来る二人の少女、レナとかえで。
万々歳は彼女たちの友達の家と言うこともありごく自然な行動なのだが、そのうちの一人は不満を抱えていた。
「レナちゃん……今日は一緒にオーガニックなランチに行こうって言ったのに……」
「そんなこと言っても、悪いのは魔女じゃない」
「ほい! チャーハンおまたせ」
彼女たちは魔女と戦う魔法少女である。
そして彼女たちは魔法少女としての一仕事を終えたところだった。
ランチの予定は魔女との戦いで狂ってしまい、仕方なしに安くて近くて速い万々歳に来たというわけだ。
魔女とランチの約束を天秤にかけるなら、魔女を倒してから別のところでランチにするのは当然だとレナは言いたげにれんげを持ち、早速空きっ腹にチャーハンをつめる。
かえでのぶんのチャーハンを給仕する鶴乃も同意見だとそれに頷いていた。
友人の誘いなのと奢りということでオーガニックランチも悪いとはレナも思っていないが、彼女にとっては高齢者向けの味がない料理は好みではないので中華でもかまわない。
だが友達の手前でも苦手な脂っこい料理を前にかえでのほうはきれてしまった。鶴乃の手前もあり店を出てから、チャーハンで胃をもたれさせながらかえではレナを人気がない所に誘った。
「オーガニックなんたらに行けなかったぶん予定が狂ったし、ゲーセンにでも寄っていこうか?」
「わたし……それならちょっとレナちゃんに付き合ってもらいたいことがあるの」
「なに?」
「たまには一対一で戦ってくれないかな」
「訓練? だったら鶴乃に頼めばいいじゃない」
「レナちゃんじゃなきゃダメなの」
かえでの懇願にレナはしぶしぬ訓練に付き合うことにした。
それが訓練などではないとは知らずに。
「どっからでもかかってきなさい」
魔法での戦闘では基本的にレナとかえででは力量はレナに分がある。
だからこそ正面から待ち構えるレナをかえでの魔法は後ろから襲った。
「ほらほら! 逃げてばかりじゃ訓練にならないじゃない」
レナの攻撃による水で、戦いの場である河川敷は濡れた。攻撃に対しかえでは雑草に紛れつつ逃げ続ける。
レナには自分から言い出して逃げてばかりのかえでに怒りがわいてくる。だがその怒りが、彼女の水をなにかが吸っていたという事実に気づかせない。
全てはかえでの黒い腹が手招く蜘蛛糸の調べだとレナは気づかない。
「これで!」
レナの水を充分に吸ったかえでの蔦が急成長し、一気に伸びたのだ。触手さながらに絡み付く蔦はレナを縛り、蔦が纏う水気に濡れるレナは艶やかである。
同級生がみたら「あのときは理解できなかったけど五年か十年後に思い出したら勃起が止まらない」ほどにいやらしく縛られたレナ。
そんな彼女をぐふふと黒い笑みを浮かべるかえでが見下した。
「なんなのよこれ」
「わたしの魔法だよ」
てへっと効果音をつけて微笑むかえでについレナも「てへ! じゃないでしょ」とつっこんだ。
だがこうなったときにはもうすでに手遅れだった。
ここから先はかえでによるひとつ大人の時間。
「やられたわ。アンタの勝ちでいいから、放しなさいよかえで」
「ダメだよレナちゃん。言ったでしょ、一対一の戦いだって」
「だから、訓練だったらアンタの……」
「わたし、訓練だなんて一言も言っていないよ。わたしが挑んだ戦いはこっちのほう」
身動きが取れないレナの乳房を、かえではいたずらに指でついた。
服の下でピンと張る乳首をつかれたレナは不本意ながら甘い声を出し、その音にかえでは聞き惚れる。
「なにをするのよ、変態。まさかアンタ、レイプする気?」
「女の子どうしでするのは一般性癖だよ」
「嘘!」
かえでがはじめて見せる女に興奮する女の顔にレナは怯える。
だがそのひきつった震える声も甘美だと言わんばかりにかえでは蔦を動かす。
身体中に食い込む蔦は痛い。そしてそれ以上にぬるぬるとした蔦が体を擦る刺激にレナは不快感を覚えた。
「なんかこれ……ぬるぬるして気色がわるい」
「レナちゃんって脂っこいのが好きだから、それにあわせてぬめっとさせてみたんだよ」
「別に好きじゃないわよ!」
「好きじゃなきゃあんなにしょっちゅう万々歳に行けるわけがないじゃない」
「それは……アン!」
それはアンタが薄味趣味すぎるだけだと言いたかったのだが、それを体が勝手に奏でるあえぎ声が遮った。
蔦から滴るかえでのいもたれ脂。それに魔法的な催淫効果が付与されて、レナの体にしみこんでいく。
気持ち悪いのに気持ちいい矛盾にレナは困惑していく。困惑はレナの自我を混濁させ次第に快楽へと誘う。
触手は細かいタッチでレナの全身を刺激し、次第にかえでの指が身体中をくすぐっているかのように錯覚させていった。
「いいかげんに……ひゃふ!」
気丈な態度をそれでもレナは崩さなかったのだが、ついに彼女も陥落した。
淫核への刺激が最後の一押しとなり、レナもはついにはしたなくお漏らしをしたのだ。
慣れない性的刺激は耐えられてもクリだけはいけない。いや、イケてしまう。
オナニー経験の浅いレナだがお豆や入り口をいじるくらいは年頃の少女として興じている。だからこそ慣れた快感が「これは気持ちがいいこと」だと頭脳を理解させた。
気持ちがわるい刺激も反転すれば快楽である。
かえでの指に包まれたレナはそのまま天に至る。
「ん、あふ、んふ」
「いいよレナちゃん。もっと気持ちよくなろう」
次第に快楽へ心を開くレナにかえでも答える。
意味ありげなピンクの蔦がぶるぶると震えながら、レナの大事なところに触れる。
「これはわたしの分身。これでいっしょに気持ちよくなろう」
この蔦はかえでが愛用するクリスタルボゥイを模したもの。
かえでの女子ちんこと連動しており、今は長さを優先しているため感度はそれほどでもないが縮めるほどにかえでへの刺激が強まっていく。
およそ十五センチほどで男子中学生のおちんちんと同程度の感度となる。
身動きが取れないレナに向かって触手をその程度の長さに調整すると、かえではレナの衣装を指で開いた。
「レナちゃんのここ、きらきらきらめいていやらしい」
かえでが直に指でなぞると、レナの割れ目は糸を引いた。
これまで与えた快感でレナの処女から愛液があふれていたのだ。
それを指ですくうと、かえではそのねばつきをレナに見せつける。
「ほら、こーんなに濡れて」
見せつけられたレナもそれに生唾をのんだ。
まさか自分のアソコからこんなに粘ついたおつゆがあふれてくるなんて思ってもいなかったからだ。
一人えっちではここまで濡らした経験もなく、故にそれにレナは興奮してしまう。
色恋なんて深く考えたことはなかったが、彼氏がいる子はこんなふうにいやらしく濡れるんだろうか。そしてわたしは親友にいじめられてこんなに濡らしてしまったのかと。
かえでは割れ目を解すように何度も指で秘貝をなぞる。レナの赤貝はその指使いに次第に開き、一丁前のあわびへと花開く。
「レナちゃん……もう準備はいいかな?」
相変わらず身動きは取れないが、数少ない動かせるか所である首を縦に振り、レナはかえでに同意した。
かえでの言うとおりレナの体は準備ができていた。先ほどまでぴっちりと閉じてすじになっていたレナのおまんこは陰唇がほぐれて開き、膣穴をパクパクと開かせたからだ。
膣が内側からうずいてかえでの股間にある蔦が欲しくなる。すっかりかえでの術中におちたレナはもうえっちのことしか考えられず、かえでのマジカル蔦おちんちんで慰めてほしくてたまらない。
「レナちゃん……」
最初は嫌だったレナももう覚悟を決めていた。
どれだけ黒い笑みを浮かべていじめられても、いざ自分の膣内に入ろうとして緊張するかえでの顔はいつもの気の弱いかえでと同じだからだ。
自分がいないと弱っちくてほうっておけないとレナはかえでにそういう感情を抱いているが、同時にレナ自身もかえでがいないとダメだと思っている。
そんなかえでが自分に対してこんなえっちな感情を抱いてるのなら、自分だって同じなのではとレナは錯覚していた。
実際のところ気持ち良ければなんでもいいという面もあるとはいえ、今この場では二人は性的な意味で相思相愛である。
こうなればもはや出来上がったカップルの交合、女同士だなんて魔法の前では些細な問題に過ぎない。
「早く挿入れなさいよ、かえで」
「うん」
拘束されて中空に浮かびながら、レナはついに自分からかえでを求めた。
それにこたえるように股間のマジカル蔦おちんちんをいきり立たせたかえでは、ピンクのそれをレナの鍵穴に差し込み、そして回す。
レナのツンデレ扉がそれによって開帳され、ついにレナの顔もにやけて崩れる。
恥ずかしい笑顔でかえでを見つめるレナはその表情でかえでを求めた。
「レナちゃんの膣内、ぬるぬるで気持ちいいよ」
「バカ、それはかえでがぬるぬるなのよ」
レナの膣は愛液であふれ、かえでの蔦は淫乱脂が滴っていた。
互いにぬるぬるの性器をこすり合わせているのだ、ぬるぬるが止まらず、それがもたらす快感は女子中学生には麻薬に等しい。
かえでは気持ちよすぎて砕けそうな腰を蔦でつながるレナの体で支え、レナに腰を押し付ける。
体を縛る蔦がなければ地面に押し付けられていたであろうレナはそれでも体重がかかって重いが、かえでによる体重をかけた種付けプレスなのでむしろ気持ちよさが勝る。
女同士だが男女のものにも勝るとも劣らない二人の交尾。尾の代わりに魔法を重ねあうセックスは二人の魂を濁らせる。
「レナちゃん!」
「かえで!」
互いに相手の名前を呼びあうと二人は同時に果てた。
蔦おちんちんから白濁したかえでの魔力があふれ出し、それがレナの体に膣を通してソウルジェムまで侵食する。
二人の魔法が重なって一時的に同化し、それは二人に意識が混濁するほどの快感をソウルジェムを通して与えた。
「大好き」
二人のどちらかがか細い声で呟き、それが誰も聞くものなどいない河川敷に響いた。
絶頂と同時に蔦は消えてレナは解放されており、腰を抜かしたかえでに押しつぶされ草のベッドで気絶する。
誰かに見つかっても不思議ではないが絶対に見つからないミステリーゾーン。
性欲に振り回された二人は果てて気絶するが、この出来事はかえでの胸の内だけに隠される。
そうでなければ……素面ならばレナは拒絶しかねないとかえでは恐れ、それが顕現した結果レナの記憶からはこのことは抜け落ちる。この魔法はそういうものだからだ。
故に二人のセックスを覚えているのはかえで自身と調整の際に覗き見るみたまだけである。