山田くん(仮)は見滝ヶ原中学の二年生。
聖夜に彼は写真を片手に一人自室で自分を慰めていた。
「んは……ん……」
鼻息が荒い少年が見ていたのは一枚の写真。そこに写っていたのは同じクラスの女子生徒で、彼は彼女が好きだった。
恋仲になりたいとかえっちなことをしたいという欲求はあるが告白する勇気はない。故に彼は妄想の中で彼女を犯す。
皮かむりのおちんちんを激しくこすり、皮越しにこすられた亀頭は内側がぬるぬるになっている。ちんかすと我慢汁が混じった汚い汁は彼の掌をべとべとに汚していた。
「美樹さん!」
少年は彼女の名を呟き、ついに果てた。
白いねばねばしたものがベッドに発射されて、その上に置いてあった助六のふたにかかる。
この助六は「さやか」という商品名で、奇しくも彼が好きな少女と同じ名前だった。むしろ同じなだからこそ彼は彼女の代わりにその弁当にいのちの精をかけて興奮していた。
「そろそろいいかしら」
コンコンと窓の外を誰かがノックして、そう問いかけた。
不審に思った少年は助六にタオルをかけて、ズボンを上げたからカーテンをめくる。
ここは二階の部屋なのに。
そう思った少年が見たのは予想もできない存在だった。
「メリークリスマス。あなたに幸があらんことを」
現れたのは白装束にティアラを被った謎の女性だった。
どこかセンパイのだれかに似ている気はしたが彼は思い出せない。
「あ、あなたは?」
「通りすがりのサンタクロースとでも言っておきましょうか」
「サンタ?」
「あなたの部屋から何かを感じたのだけれど……気のせいかしら。でもこれも縁、なにか願いを叶えてあげましょうか」
願いを叶えると言われて少年は困惑する。
まるでえっちな漫画に乗っていたプレゼントはわたしと言いそうな目の前のサンタに射精したばかりのおちんちんが元気になる。だが据え膳とはいえ見ず知らずの女性に欲情するのは大好きな美樹さんへの裏切りのようで心苦しい。恋人でもないし、ましてや彼女に思い人がいて当面脈無しなのだがそれも知らずに少年はかってに葛藤してしまう。
「あら、美樹さんの写真」
「こ、これは」
女性は少年が持っていた写真に気付いて写っている彼女の名を呼んだ。
少年は混乱してつい写真を隠す。クラスメイトの写真を持っているところを見られて恥ずかしいと。
「隠さなくてもいいわよ。どうやらあなたは彼女が好きなようね」
「あ、はい」
少年は見透かされ、あっけにとられて返事をした。
その回答に女性はある願いを叶える。
「でしたら目を閉じて、わたしの手を握って願いなさい。美樹さんが欲しいって」
「こ、こうですか?」
少年は言われるがままに従って彼女の姿を瞼の裏に移した。
そして目を開けると、女性は姿を消していた。
「なんだったんだろう?」
まるで狐につままれたような体験に少年は自分のほほをつねる。
だが目が覚めないので夢ではないらしい。
困惑したが、過ぎたことなのでどうしようもない。
そう思い先ほどの自慰の痕跡を片付けようとしたところ、彼の目の前に彼女がいた。
「ここが山田くんの部屋か。なんかにおうね」
「どうしてここに?」
目の前に現れたのは思い人だった。
どこか酢飯のようなにおいがするし、ザーメンまみれにした助六が消えていたのだが彼は気づかない。
ただ目の前に美樹さやかが現れて、しかも何食わぬ顔で服を脱ぎだしたことに理性が吹き飛んでしまっていた。
「山田くんへのクリスマスプレゼントだよ。今夜はなんでもしてあげるわ」
「なんでも?」
「そう。な、ん、で、も♡」
なんでもと言いつつウインクするさやか? に少年の理性はかき消される。
なぜさやかがここにいるのか。そしてなぜ彼女は自分とえっちする気満々なのか。
そんなことどうでもいい。彼女がその気なら自分だってその気だと少年は抱き着いた。
「だったらオレ、えっちしたい」
「だよねー」
少年はさやかを押し倒し、そのままさやかにまたがりつつズボンを脱ぎ捨てた。
さやかは既に裸であり、張りのあるおっぱいが天を向いていていやらしい。
夢にまで見た彼女の肢体に早く一つになりたいと少年は焦るが、初体験なので勝手がわからない。
そんな彼を導くように、さやかはおちんちんの先を握る。
「えっと……」
「ほーら、ここだよ」
「ここ? なんだかきつそうだけど」
「挿入れちゃえば問題ないよ。濡れているでしょ?」
「うん」
さやかが導いた膣の入り口に少年が指を入れると、膣壁の潤いが彼の手についた。
適度な締め付けと熱さは指だけなのに官能的である。もしおちんちんならもっと気持ちがいい。少年の腰が反応して跳ねる。
「本当だ。あんなに狭かったのに挿入れたら広がって……でもきゅうきゅう締め付けてきて、おちんちんとろけちゃいそう」
「あたしもこわれちゃいそう。でも山田くんは気にしないで、六回くらいは持つから」
「六回?」
さやかの発言に小首を傾げつつも、少年はそんなことよりなまえっちだと言わんばかりに腰を振る。
つぶつぶとした何かが包み込む数の子名器に少年の童貞ちんちんが耐えられる道理もなく、三擦り半で早くも果ててしまった。
さやかの膣内は少年の青臭い汁で満たされて、余計にぬるぬるとしていく。
「ご、ごめん」
「気にしないでいいよ。それより、もっともっとお願い」
「喜んで!」
さやかはいやらしく続行をねだり、少年はそれに応じて腰を動かし始めた。
二度目の射精をしてもまだ少年は射精したりない。念願のさやかが相手だからもっとしたいと思うのも無理はない。
「こ、こんどはキスしてもいい?」
少年は正上位でさやかに覆いかぶさりつつ訊ねる。
当然のようにこのさやかは少年には逆らうことなく頷くので、がっついた少年は歯と歯が当たる勢いで口を付けた。
まるで油揚げのような甘い唇に少年はとろけ、キスしたまま射精してしまう。
彼女の膣内では二回目、依然として彼女は果てる様子はなくて少し恥ずかしいが、それ以上に性欲がもっともっとと少年の背中を押し続ける。
心臓は張り裂けそうでおちんちんはまだまだいけると勃起が止まらない。
抜かずに少年はまぐわい居続ける。
「美樹さんの全身が気持ちよくて止まらないよ」
「もっと激しくしても大丈夫だよ。それと今は美樹さんなんて辞めて」
「それって……」
「さやかって呼んで。あたしは山田くん専用のクリスマスプレゼントなんだから」
「さやか!」
ついに名前まで目の前で呼び、彼女のすべてを征服した。
少年は開けるまでさやかを抱き続ける。
五度目の膣内射精までは矢継早だったのだが、さすがに中学生といえど連射が過ぎたのだろう。勃起は止まらないが精液が出なくなってい待った。
それでもおちんちんを突き刺しつつ抱き合うのは快感で、さやかとのえっちを辞めたくないと少年はさやかを抱き続ける。
さやかも快楽による恍惚の笑みを浮かべていて、二人はにこやかにほほ笑みあう。
だがそろそろ聖夜も開ける。
聖夜が明ければ夢は終わる。
だからさやかは最後の一回を急かした。
「そろそろ夜明けだね」
「そーだね。でも今日一日くらいこのままでもいいんでしょ?」
「だーめ♡」
さやかは体を上にして少年にまたがった。
だめと言われたことと、最後の射精から充分に時間を置いたことで少年のおちんちんはそろそろまた射精ができる状態になっていた。そんな状態でさやかが腰を振ろうものならすぐに果ててしまう。
「ん、んあ、さ、さやか」
「あたしから動くのも気持ちいいでしょ」
「良すぎだよ」
少年はさやかの変化に予感してしまった。この射精を最後にさやかは帰ってしまうのだろうと。
そういえば六回がどうのとさやかは言っていた。そしてこれは射精したら六回目にあたる。
なぜ六回かはわからないし、朝方になって急ぎだしたのかもわからない。
ただこれが最後の一回であり、そして少年が我慢してもちょっとの延命に過ぎないのは変わらない。
「で、でちゃう」
さやかの飯粒天井に亀頭を激しくこすられて、少年は最後の射精を迎えた。
突き破るような勢いで白濁液が発射される。
すっかり皮かぶりも剥けていた少年の亀頭からの迸りは勢い激しい。
天井に届きそうなほどの勢いで少年は射精していた。
気持ちよさに少年の目はかすむ。
そして眠気に襲われた少年は射精の快感に包まれて気絶した。
「あれ?」
昼過ぎに少年は目を覚ました。
昨夜の記憶が朧げだが、さやかとえっちした夢は妙に生々しい。
思いだしオナニーに励みたいと思ってもおちんちんが元気がないほどで、まるで本当の事だったかのようだ。
「なんだろう」
気が付くと、ベッドの隅にぐちゃぐちゃに崩れて精液まみれになった助六が転がっていた。
あの夢のさやかは何処か酢飯のにおいがしたが、その正体はこの助六のようだ。
だがなぜ崩れているのかは少年にはわからないまま終わってしまう。
目覚めた少年が夢だと思ったあのさやかは現実である。
ただそれは、ホーリーマミが叶えた偽物のさやか。
魔法が解ければさやかは無残な助六に戻る。
そして助六は自分に欲情した少年に興味を持ち、それが偽さやかが少年を好いた理由の一つだった。