「お待たせしましたぁ~」
「「「うおおぉ~…」」」
シャワールームから出てきた日和は、紺色の競泳水着を着せられ、顔を赤らめながら俯いていた。
最も大きいサイズだというその競泳水着は日和の爆乳の前に引きちぎれんばかりに引き伸ばされている。
「…っ」
醜いオヤジ二人に連れられて出てきたその姿は、美しさをさらに際立たせる。
男の目を奪う爆乳は勿論の事、小さな顔にくびれた腰、すらりとした美脚…
隣にいる二人のオヤジより背が高く、まるで別の生き物のように見えてしまうほどスタイルは良かった。
競泳水着によって最大限に魅力を引き出された日和の肉体に、シャワーが終わるのを待ち侘びていたオヤジ達はおのずと総だちしていた。
「ぶふふっ…これはこれは、美しい」
「ハァハァ…興奮してきましたなぁ~」
「そうですなぁ、我々からすれば教師と生徒くらい歳が離れているのだから…"教育"してあげないといけませんなぁ~」
50、60代のオヤジ達が年甲斐もなく年下の女に欲情する様を見て、ぞくりとする日和。
生理的に彼らは性の対象になり得ないのだ。
見た目の醜さや性格の下劣さもあるが、通常30代後半の女性が50、60代の男性に抱かれたいとは思わない。
彼らとでは本来のセックスの目的である『子作り』ができないからだ。
できたとしても動物的に強い子が産まれてくる可能性は極めて低い。
男からすれば、女が妊娠しようがどうなろうが構わない、気持ち良いセックスができればそれで良い、そういう観点でしか見てないが。
辛抱ならなかったのか、オヤジの一人が立ちすくんでいる日和の腕をとって強引にベッドへ引き摺り込む。
「やっ!」
オヤジはもがく日和の両腕を掴んで、馬乗りになる。
周りのオヤジ共が何も言わない事から、こいつがこの集団の中でトップなのだろう。
下にさせられた日和からは相手の顔がよく見えた。
この男は確か、日和の会社の取引先の取締役の男だ。
会話した事は無かったが、何度か見掛けた事はある。
見るも情けないバーコード頭に肥えた身体、脂ぎった顔、何かが腐ったような口臭と体臭…そう言えばたまたま会社に来た時にエレベーターで一緒になった時の事を思い出す。
パンツスーツに身を包んだ日和の身体を舐め回すように見てきたのだ。
見られる事には慣れているが、あんなにもねちっこく執拗な視線で身体を凝視された事はあまり無い。
だから、覚えている、その時の気持ち悪さを。
「ハァハァ…日和ちゃん、おぢさんが今から教育してあげるからねぇ?」
ジュルリと口周りを舐めて、血走った眼で日和を見つめる。
「うっ…気持ち悪い…!」
それが今の日和に出来うる唯一の抵抗であった。
オヤジのべっとりと身体に粘付くような執着心に、真っ直ぐな思いをぶつける。
気持ち悪いものは気持ち悪いのだから仕方がないだろう。
まあ、この程度の口撃で相手が引き下がるとも思っていなかったが。
「気持ち悪い?ダメじゃないか日和ちゃん、年上は敬わなきゃ…」
その罵声をむしろ喜ぶかのように、脂ぎった顔をさらに醜く歪めてみせるオヤジ。
「こりゃちゃあんと"教育"してあげなきゃダメだね。日和ちゃんなんておぢさんからしたら娘みたいなもんだから」
父親にあたる年齢ほどの男がその娘にあたるくらいの年齢の女に本気で欲情してるのかと思うと、心底気持ち悪い。
それも何故自分がそんな歪んだ下劣な汚らしい欲望の的にされなければいけないのか?
他の人がされれば良いとかそんな話じゃない。
自分は何も悪い事はしてないのに、何故こんな変態オヤジ共に"教育"をされなければいけないのか?
痴漢に遭った時も同じ事を思った。
何故、自分がそんな理不尽な仕打ちに遭わなければならないのか―――?
天性の美貌や人望が災難を招いていると言っても、彼女は納得しないだろう。
オヤジが日和の上に乗っかった状態から、腰をせり出してくる。
「…っ、重いからどいてっ」
苦しそうな声で呻く日和。
実際、凄く苦しいのだ。
体格から考えれば異常とも言えるほどくびれた60cm台のウエストに、90kg近い肉塊がのし掛かれば何時潰れてもおかしくない。
「おおっとぉ!申し訳ないねえ~、グヘヘッ」
「ちょっ…!」
オヤジは確かにどいた。
だが、それは日和の身体から腰を浮かせるという方法でだ。
彼女の胸辺りまで迫っていたオヤジの下肢がそのまま浮く…空中発射弾道ミサイルの如きおぞましいチ●ポが宙で彼女の顔を窺う。
ビキビキに反り勃ったソレは、それこそ歳不相応なまでに大きく怒張していた。
太く、長く、そして硬い事は触らなくても分かる。
日和の目の前でさらに徐々に大きくなっているソレはオヤジの果てしない欲望を体現していた。
ミキミキ…と大樹の幹が今にも成長している音のような、そんな物々しい効果音を思わせるほどオヤジの物は今にも巨大になりつつある。
「大きいでしょ?日和ちゃんびっくりしてるよぉ~」
自慢のソレを見せつけて、驚く日和を楽しむオヤジ。
日和は言葉を失っていた。
旦那のソレとは別格なソレを見せつけられて、まるで初めてソレを見た処女のようにカラダを強張らせていた。
「ハァハァ、可愛いねぇ~…10代の女の子に見せつけた時の反応と一緒だよぉ!」
初々しい反応に、興奮して大きな声を発するオヤジ。
日和は性経験が豊富な訳ではない。
美貌に引き寄せられて、数多の男がアプローチを仕掛けてきたが、彼女の固い貞操感は易々と身体を明け渡す事を許さない。
故に、あまり経験が豊富な方ではなかった。
だから、実物の男のペニスなどあまり見た事も無いのだ。
勿論、旦那の物なら見た事はあるが、それ以外は…片手で数えるほどしかない。
目の前で規格外の物を見せつけられれば、歳不相応な処女のような反応を見せてしまっても無理は無い。
両腕を掴んだまま、腰を浮かせる体勢。
「あ~、疲れてきたなこの姿勢」
オヤジには苦痛であった。
どこかで腰を休めなければ。
そう思って目に入ったのは、日和の口元。
「…ねぇ、日和ちゃん。おぢさんのこのビッグマグナム、どう思う?」
「臭くて汚らしくて最低。そんなモノ近付…んぐうぅっぅぅっ?!!?」
「「「おぉ~!」」」
"ビッグマグナム"が日和の可愛らしい"口径"に突っ込まれた瞬間、周囲のオヤジ共から歓声が上がる。
罵声を発する口に、その『臭くて汚らしくて最低』なチ●ポを突っ込んで栓をしたのだ。
これほどまでに痛快な事はない。
オヤジがチ●ポを日和の口に突っ込んだまま、彼女の顔に座るような体勢をとる。
彼女の表情はオヤジの股に隠れてしまったが、競泳水着を纏った身体がバタバタ暴れる様がなんとも滑稽で扇情的で、周囲のオヤジ共の興奮を煽る。
「んんっ!!?んん~~~っ!!!」
苦しげな悲鳴を発する日和。
それは不快感と身体的な苦痛との二つから発されていた。
ただでさえ大きな物を口に突っ込まれて呼吸がしづらいのに、肥満体が自身の小さな顔にどっかとのし掛かるような体勢をとられて、本当に息ができないのだ。
必死に暴れて、オヤジの肥えた腹をビシビシと叩くも、彼は生意気な年下美女に自身の自慢のビッグマグナムを咥えさせているという優越感に浸って、彼女の思いに全く気付かない。
「あぁ~…日和ちゃんの口の中…良いよぉ、あったかくて気持ち良いよぉ!」
ビクンビクンと震えながら、なおも日和の口の中で大きくなり続けるチ●ポ。
喉奥に亀頭が達して、彼女の呼吸器官を完全に塞ぐ。
(し、死ぬ!このままだと、本当に死んじゃう!!)
目の前が微かに白くなってくる。
口に入ったチ●ポを噛み切ってやろうかと思ったが、そんな余裕もない。
バタバタと四肢を暴れさせて、なんとか逃げようともがくもびくともしない。
むしろ、あんな知的で優秀で人望溢れて若くて美しくて、ついさっきまで刺すような目つきで苛烈な罵言を吐いていた日和が、ひっくり返った虫のような情けない動きをしている事に周囲のオヤジ共は興奮していた。
ズルリ…
「んっ…ふうぅぅぅ~…ふうぅぅぅ~…」
時折、オヤジが腰を引いて、ゆっくりとピストンするのが日和にとっての救いだった。
弛んだ腹が自身の鼻から離れて、その瞬間だけ呼吸ができるのだ。
もはや、噛んでやろうだとかそんな抵抗をする余裕はなかった。
こんな下らない事でも生死の境に立たされかねないのだから。
オヤジは喉奥に引っかかった亀頭がズルリと抜けていく感触がたまらなく気持ち良いみたいであった。
何度もその動きを繰り返しては、「おっおっ」などと気色悪い喘ぎ声を上げる。
完全に体の良いオナホール扱いであった。
こっちが窒息死しそうな事や顎が既におかしくなっている事などどうでも良い。
巨大なチ●ポを咥えさせられている内に、顎が脱臼寸前になっているのだ。
口では「日和ちゃん日和ちゃん」などと甘い事を言ってる癖に、結局は自分の快楽しか考えていない。
余裕の無い精神の中で、微かな憤りが湧いてくる。
このまま屈してはいけないと。
「んはぁあぁぁ~…」
天にも昇る思いを一息に吐き出す男。
オヤジも今まで何百人もの女性と性行為をしてきたが、日和ほど身も心も美しい者がいたかどうか、思い出せない。
そのレベルで、優秀で美しい女性をただのオナホ扱いしている事実に感動して身が打ち震えそうだった。
既に玉袋の中では日和に飲ませる精子が醸造されていた。
二つの睾丸がピクピクと蠢いて、より濃く、より健康で、より粘り気の強い精子を作ろうと最大限の努力をしている。
その目的は『日和を孕ませるため』。
本能レベルだけでなく、理性レベルでも勿論その考えは頭にあった。
60手前にしてまだまだ盛んなオヤジは、目を付けた女は妊娠させないと気が済まないのだ。
女はただの産む機械、だと考えている彼にとっては日和は絶好のターゲットであった。
最高の美貌が大前提にある上で、仕事ができ頭が良くて性格も良い、そんな女に自身の子を産ませてただの産む機械にしてやりたい。
日和はそう思わせる存在であった。
女なんて俺の下でヒーヒー言って、受精してれば良いのだ。
既に睾丸は口の中で射精した後に、彼女の子宮を満たすだけの精子を作り上げていた。
「ハァ~ハァ~、日和ちゃん、そろそろ出しちゃおっか?おぢさんのあったかいヤツ」
「く…っ、ぐぶっ…」
オヤジの腰を動きが止まった。
喉奥に亀頭をがっちりと嵌めたまま、静止する。
これから何が起こるか、日和は分かっていたが、想像さえもしたくなかった。
オヤジはそんな日和の思いなど知らず、快楽の果てへ辿り着こうとしていた。
「ハァハァ…出しちゃおっか?出すよぉ~…♥」
尿道をオヤジの『赤ちゃんのもと』が通り始めたその時、オヤジの態度が急変する。
「…っ!?痛い?…痛い!痛い痛い痛い痛い!!!!」
それまで日和の身体を堪能していたオヤジが急に絶叫し出す。
何があったのかと慌て出す周囲のオヤジ達。
彼らより上の立場の人間なのだから、何かあれば大変だ。
「んぐぁあああああああ!!!痛い!!痛いよ日和ちゃん!!!」
射精間近にして、日和はオヤジのキ●タマを掴んでいた。
それも潰れんばかりの彼女の最大限の握力で。
痛みのあまり涙を流しながら絶叫するオヤジ。
ついには日和の口からチ●ポを抜いて、彼女の手を引き剥がす。
「うぁあああああああ!!痛い…痛いぃ…」
両手で股間を押さえて、ベッドの上でひっくり返ったカエルのような姿勢で泣くオヤジ。
さらにそこに日和の追い打ちがかかる。
「…ふぎいいいいいいいいっっっっっ!!!!」
彼女はおもむろに立ち上がると、オヤジの股間を思い切り蹴飛ばす。
弱い握力で握るよりもよっぽどてきめんであった。
両手で押さえているのにも関わらず、蹴られた衝撃は急所に伝わり、オヤジは悶絶する。
さらに情けないのはその体勢のまま、オヤジが射精してしまったという事だ。
「…うあぁ…っ、あぁ…」
全身を痙攣させながら、白目で天を仰ぐ。
勝ち誇ったように、その醜態を見下ろしながら日和が言い放つ。
「黙ってやられてるとばかり思ったら、大間違いよ!!この変態!!」
今まで数多くの女性がこいつの被害に遭ってきたのだろう。
そう思うと日和はやりきれない気持ちでいっぱいになっていた。
女性は男性に虐げられる存在ではない。
それを思い知らせてやった。
「き、救急車…救急車…」
半ば意識を失いながら、オヤジがうわごとのように呻く。
事態を収拾できていない周囲の男共もやっと動き始める。
「き、救急車だ!救急車!」
ドタバタと慌てて、すぐに119番をする。
蹴られた衝撃でオヤジのキ●タマは一つ潰れていたのだ。
だが、日和は悪くない。
それまでこの男達にされていた凄惨な仕打ちに対する正当防衛だという理屈が通るからだ。
後の事は知らない。
慌てふためくオヤジ達が自分の事など目に掛けていない内に、競泳水着の上から日和は静かにスーツを着る。
(これで落ち着くかな)
ふうっと息を吐いて、ホテルの部屋に置いてあったミネラルウォーターを一本手にとって、部屋を出て行く。
(まずはうがいをしなきゃ…)
エレベーターで下り、何事も無かったかのようにホテルを出て行く。
帰りのタクシーでは嗚咽を漏らし、涙が止まらなかったのだが。