「はぁーっ、いい湯だったぁ」
シャワールームから出てくるキモオヤジ。
その小脇には裸体にYシャツを着ただけの日和が俯きながら抱えられていた。
「ヒューッ!」
「裸Yシャツだぜぇ」
シャワールームの外で待ち侘びていたDQN共が裸Yシャツ姿の日和を囃す。
彼らもただ待っていた訳ではないようだ。
ベッドの周りを囲うように設置されたビデオカメラ。
何かの撮影のような光景に、日和は息を呑む。
(何なのこれ…?)
訝しげな目でそれを見る日和の横顔が既に映像に収められていた。
「へへへ…」
「っ…!」
いやらしい笑みを浮かべながら、横からDQNの一人が手に持ったビデオカメラで日和の横顔を撮影していた。
びっくりして振り払うようにビデオカメラを押しのける日和。
しかし、その様子すら他のDQNに撮影されてしまう。
(一体何台用意したの…?)
無数に向かってくるレンズ越しの視線。
そもそも撮影する事に何の目的があるのか。
得体の知れない意思を前にして、無意識に胸や股間を手で隠す。
「うひひひ!おねーさああん!」
「…うあっ!?」
突然後ろからベッドに投げつけられるように放られる日和。
思わず変な声が出てしまった。
すかさず上からキモオヤジがのしかかってくる。
「うひひ!すごいでしょ?このカメラ…」
ベッドを囲う五台のビデオカメラを見せつけるように日和の体に跨がったまま腕を広げるキモオヤジ。
さらにベッドへ倒れた日和に、DQNの手持ちカメラが数台後を追う。
「全部僕がおねーさんのために用意したんだよ?高かったんだから…」
見るだけで全部新品なのは分かった。
虹色の瞳を剥くレンズも、質が良いのも見るだけで分かる。
だからこそ日和からすれば気持ち悪かった。
この男の自分への執念を見ているようで。
「よーし…!これからおねーさんのHな姿いっぱい撮っちゃうぞおおお…」
どうせそんな事だろうと思った。
動画を撮られるのは実に厄介だ。
シャワールームでされたような事を動画に収められ、その映像を後日どんな風に利用されるのか分かったものじゃない。
自身が見る訳ではないが、そういう動画が大量にネット上に転がっているのも知っている。
自分とこのキモオヤジが性的な事をしている姿をネット上に流される…そうなれば、社会的に抹殺されてしまう事は想像に難くない。
「…動画撮って、どうするつもり?」
日和の問いにニイと口の端を歪めてキモオヤジが答える。
「ぐふふ!やっぱり気になるよねえ、そこが」
勿体つけるような言い方に少し苛立つ日和。
日和の心中は焦りと不安で一杯だった。
「安心してよお…おねーさんとHな事してるのをAVにしたりネットに流したりはしないからさ…おねーさんが通報とかしなければね」
成る程。
撮影した動画を脅しの材料にして言う事を聞かせようという訳だ。
性質の悪い事この上ない。
日和が言う事を聞くならば、映像が残っている限りいつまでも言う事を聞かせ続けられるのだから。
「最低…!」
どうするべきか。
最善なのはここで逃げてしまう事だ。
そのために日和は精一杯抵抗している。
しかし抵抗叶わずキモオヤジに性的な事をされているのを撮られてしまったらどうするか。
考えたくもなかった。
こんな醜い気持ち悪い男に性的暴行を受けるという事が最悪だし、それを尾を引くような形で映像など撮られてしまったら目も当てられない。
なんとかして逃げなければならなかった。
しかし、もし、逃げる事が叶わなかったならば…
同じ疑問の反芻であった。
絶対に逃げなければならない。
ただ、目の前のDQN男達が出口の方へ立ち塞がって、しかも100kgを超えるキモオヤジにのしかかられてベッドに寝かされてるこの状況で、果たして逃げられるだろうか。
逃げられないという最悪の結果を考えたくはない。
しかし、目の前のこの状況は絶望そのものであった。
「じゃあ、おぢさんといっぱい思い出作りしようねえ、おねーさん…」
キモオヤジの逸る欲望が日和に思案を許さない。
臭い吐息を吐きかけるように戯言を言うと、キモオヤジはすぼめた唇を日和に近づけてきた。
「なっ、何をするつもり…!?」
キモオヤジの顔を手で押しどけながら、でっぷりと肥えた腹を蹴り上げる日和。
腹を蹴って少しでも空いたスペースから抜け出して、今すぐこの部屋を脱出したい。
さもなければ、醜いこの変態オヤジと接吻するはめになってしまうから。
「んん~~~」
「嫌ぁああっ!!」
すぼめた唇から気色悪い声を発すキモオヤジ。
その気持ち悪さに日和は思わず悲鳴をあげる。
両手を恋人つなぎでベッドに押さえつけられて、近づいてくる顔を押し止められない。
長い脚を暴れさせて体をどかそうとするも、非力な日和が暴れてもキモオヤジはびくともしない。
そんな抵抗する様を楽しむかのように、わざとゆっくりと顔を近づけるキモオヤジ。
悪趣味だった。
キスしようと思えばすぐにキスできる状況なのに、あえて時間をかけるのは恐怖し暴れもがく日和を姿を楽しむためであった。
「チューしちゃうぞお…ハァハァ、おねーさんとチュー…」
チュッチュッと汚らしく口を鳴らしながら、日和へ迫るキモオヤジ。
こんな臭い男とキスするなんて…絶対に嫌だ。
必死の思いで抵抗するも、思いは叶わなかった。
ブチュッ…
まずは背けた頬に接吻する。
日和も正面から唇を差し出してキモオヤジの接吻を待つほど馬鹿ではない。
顔を背けて頬を差し出す代わりに唇は守る。
しかし、それはその場凌ぎに過ぎなかった。
恋人つなぎしていた両手を離すと、強引に日和の頭を掴んで自分の方を向かせる。
その瞬間、日和の視界はキモオヤジで一杯になった。
ブチュウウウウウウウッ!!
「ん゛ーーーーーーーっ!!!」
あまりの気持ち悪さに呻き声をあげて、脚がばたつかせる日和。
その様がとても無様で、傍観しているDQN共の興奮を誘う。
チュププププ…チュッ…レロレロ…
小さい日和の顔を掴んで、その唇を弄ぶ。
強く唇を吸い上げたかと思えば、唇全体を含んだまま舐め回すように舌で愛撫したり、上唇だけを吸い上げてきたりしてくる。
今まで味わった事のないような陰湿で執拗なキス。
日和も自由になった手でキスしてくるキモオヤジの顔を押しのけようとするも、まるでびくともしない。
チュクッ…チュパッ…チュッチュッ…!
(嫌!嫌嫌嫌嫌ぁ!!)
ねっぷりとした、ぶよぶよの唇が日和の唇を汚す。
顔と顔がくっついてる状態でキモオヤジの荒くなった鼻息がはっきりと聞こえてくるのが気持ち悪い。
キモオヤジの方は勿論ご満悦なようで、先程日和のパイズリで射精したばかりの男性器は硬さと熱さをもう取り戻していた。
「ん゛っ…!?」
突然、訪れる異物感。
喉奥に突き立てられた生温かい槍のような感触。
…油断した。
吐きそうになりながらも日和は後悔する。
歯を噛み締めていれば舌を入れられる事はなかっただろうと。
「んっぐっ…!ん゛ん゛!!…っく」
ヒルのようなキモオヤジの舌が日和の口腔を蹂躙する。
根元まで突き入れられた舌が日和の歯茎の裏や喉を撫ぜ、唾液をべっとりと塗り付ける。
息苦しそうな日和の呻きが余計キモオヤジのボルテージを上げてしまう。
キモオヤジの舌を押し出そうと突き出した日和の舌が逆に絡め取られてしまう。
巻き取られた舌の根元をキモオヤジの舌の先端が刺激しつつ、自身の唾液を喉奥へ流し込む。
「んくっ…ん゛っ…んくっ…」
(嫌…飲みたくないのに…こんな気持ち悪いオヤジの唾なんて飲みたくないのに…!)
喉の奥で唾液を流し込まれると、自然と喉が反応して嚥下してしまう。
チュッ…チュバッ…ブチュッ!…チュプッ…
延々と熱いベーゼを交わす二人。
もう10分が経とうとしていた。
飽きもせずに日和に自身の唾を飲ませ続けるキモオヤジ。
臭くて汚い唾液を飲まされ続けてもう気が遠くなりかけている日和。
ようやく二つの唇が離れた頃には、日和の目に涙が浮かんでいた。
「うぅ…」
涙目になりながらベッドのシーツで顔を覆う日和。
余程気持ち悪いのだろう、「おえっ、ごほっ」というような咽びがシーツ越しに聞こえてくる。
まるで今さっきファーストキスを強引に奪われた少女のような、そんないたいけな仕草にキモオヤジはより興奮してしまう。
「ハァー…ハァー…!」
もう限界であった。
キスしている最中に何度射精してしまいそうになった事か。
軟らかな唇や舌を味わいながら日和の柔肌に勃起した男性器を擦り付けて、もはや射精寸前になっていたのだ。
日和の持っているシーツを剥ぎ取って、すかさず彼女を押し倒す。
パシン!と脂汗でねとねとになったキモオヤジの頬をビンタが襲うもお構いなしと言わんばかりにねじ伏せる。
「うひひひ…おねーさん見てよこれ…さっきパイズリでイったばっかりなのにもうおっきくなってきちゃった」
日和の腹に跨がって、ガチガチに勃起した男性器を見せつけながら、辛抱ならないといった様子で喋り出すキモオヤジ。
普段オナニーで10発以上発射しているのだ。
そのオカズの本人を前にして、1発だけで我慢できる訳がない。
「我慢できないからねぇ…もう挿れちゃうよお…挿れちゃうからねえ~…!」
「っ…!待っ、それだけは!!」
日和のすらりと伸びた美脚を抱えて、無理やり開脚されるキモオヤジ。
そこにはとても経産婦のものとは思えない、綺麗な桜色の女性器があった。
「うわっ、すげー…おねーさんのマ○コ…」
「キレーだなぁ」
「俺もブチ込みてぇ~」
それを見たDQN共が鼻の下を伸ばしながら、日和のアソコを品評する。
恥ずかしくてしょうがなかった。
自身の股間に視線だけでなく、カメラまで向けられしっかりと肉芽の形を撮影される。
しかも自分よりも若い男共に。
脚を閉じようと思っても閉じられない。
キモオヤジがとてつもなく強い力で脚を抱え込んでいるのだ。
「ぐへへぇ~…おねーさんのマ○コ綺麗だねぇ~…おぢさん嬉しいよお」
「やめて、見ないで…お願い、こんな恥ずかしい格好…」
火が吹き出そうなくらい顔を真っ赤にさせて、もがく日和。
腰を捻って抵抗するも、とてもキモオヤジの魔の手からは逃げられそうもない。
むしろその必死に抗う姿が彼らの興を誘ってしまっているくらいだ。
「んん~お近づきの印にぃ~、ちゅうううううぅ…」
キモオヤジがその分厚い唇をめくり上げながら日和の下の唇へと迫る。
「嫌っ!嫌ああああああっ!!」
涙目で抗う日和の悲鳴も虚しく、キモオヤジが日和のアソコに接吻する。
その瞬間、ぢゅうううううっ!!と汚らわしくも淫靡な音を立てて、日和の体の最も敏感な部分が吸引される。
「ひゃぁあああっ!!あっ!あはぁあっ!!!」
体をガクガク震わせて、思わずHな声をあげてしまう日和。
さらにキモオヤジは日和のアソコに接吻したまま、舌でぐりぐりと刺激する。
「ひぃっ!やっ、あ、んっ…!はぁぁっ…やめてっ、もう…!」
息絶え絶えながらも口で反抗してみせる日和の様子が艶めかしい。
キモオヤジのクンニは余計にエスカレートしていき、ざらざらした舌の表面をアソコに擦り付けてきたり、入り口の付近を舌でつついたり、舌を駆使して日和を弄んでいく。
しかし、キモオヤジの男性器は既にはち切れんばかりに膨張し、今にも精を放ちたがっていた。
クンニなど日和のアソコを無理やり濡らす前準備に過ぎない。
ガチガチに勃起したそれは脈々と広がる血管を浮き上がらせ、いよいよ辛抱しきれなくなっていた。
次回はついに挿入パートです。