審神者としか呼ばれないからか、頭痛の悪影響か、媚薬の副作用か、彼女の自我は弱まっていた。自らの意思と言うものに乏しく、要求に従い。何も命じられない時は座って歌っている事が多い。一応、自分のいる本丸を浄化しなければならないという使命感らしきものはあるらしい。或いは他にする事を思い付かないだけか。
ただし、口に突っ込まれるのは嫌いらしく、噛みちぎろうとする。他は何処に突っ込まれようと反応が薄いのだが。
「…神子をこんな使い方するなんて、政府は罰あたりだよねぇ」
彼女の浄化は神の祝福と呪いの副作用で備わったものである。だから、本質は浄化よりも寧ろ、神妖に愛でられる愛し子としての部分にある。現在は呪祝をかけた神の管理下から外れているようだが、知られればただでは済まないだろう。神とは狭量なものである。特に愛し子に祝福だけならまだしも、呪いまでかけるようなのはまともではない。恐らく現世に戻せばすぐ捕捉し、関わったもの全てに報復があるだろう。死んだ場合もそうだ。彼女の魂は神の手中に収まり、事は露見するだろう。
「政府がどんな迷惑を被ろうと今はもうどうでもいいけど、他人事にはできないんだよねぇ」
なにしろ、神の気性によってはすれ違っただけでも対象に数えられかねない。同じ本丸でしばらく過ごせばそれはもうアウトだろう。
その本丸に地下牢があったのは、一言で言えば以前の審神者の趣味である。ついでにいえば、各種性玩具や拷問具なんかもあったりする。
ある意味自然な成り行きとして、彼女はその地下牢に幽閉されることになった。裸に剥かれ、枷のみを付けた姿で牢の中に繋がれた。その本丸で審神者に過去、性的虐待を受けていたのは、一部の短刀のみだった。故に、大部分の刀剣はそれが"嫌なもの"だとは知っていても自らのトラウマとはなっていない。
「まずはどのくらいの太さまでいけるか試してみよっか」
「ほた、足開きなよ。…そうそう、自分で閉じないように開いてるんだよ。どんなのを入れるかもちゃんと見せてあげるからさ」
拘束具のついた座椅子に座らせながら、あえて拘束具を使わず、自分の手で足を支えさせる。
「まずは…これ。指よりちょっと太い程度だし、余裕でしょ」
「前の穴は発情してトロトロになってるみたいだし、もっと太いのからいってもいいんじゃない?それとも後ろを先にやるの?」
「そうねー、此処はあえて後ろからいこっか。一応ローション使う?」
「怪我させたいわけじゃなし、使った方がいいんじゃない」
ローションを穴に出し、周りにたらし、玩具にも塗りつける。最初の物はそう苦もなく入った。
「思ったより柔らかそうじゃん?じゃあ次は…思い切ってこれにしようか」
倍以上の太さの物を出してみせる。しかも、表面にでこぼこがついたものだ。
「はい、大人しくしててねー、いれるよー」
少し抵抗があった。内壁をこすられる感覚に、彼女は僅かに逃げ腰になる。
「大人しくしてなきゃ駄目だろ?ほら、ちゃんと足開いて、押さえてるんだよ」
「あれ、もう駄目なの?仕方ないなあ」
拘束具で改めて拘束する。足を開いて、尻を上に向けさせる、いわゆるまんぐりがえしの姿勢に近い形で、腕は頭上だ。
「入れるだけならもう少し太いのもいけそう?」
「どれくらいまでならすんなり入るんだろうね」
幾つか試し、すんなり入った一番太いものを入れ直し、もう一回り大きなものを手に取る。
「前は後ろより太いのでも大丈夫だよね、多分」
「寧ろ何か仕掛けのあるやつ試してみたいな。ほら、これスイッチ入れると動くようになってるみたい」
「なにそれ、気持ちいいのかな」
「お前試してみる?」
「俺突っ込まれるより突っ込む方でいたいからパス」
「そういえば君、こういうの試すのって初めて?それとも経験あったりするの?」
「しらない」
発情しとろとろになっているそれは、すんなりとごつごつした太いものを呑みこむ。
「あ、こっちのも仕掛け付きだ。折角だから両方やってみよう」
スイッチが入れられ、彼女の躯がびくんと震える。逃れようとするように僅かに抵抗を見せるが、拘束によりほとんど動けていない。
「なに、気持ちイイの?」
「わから、な、い」
「わからない?…あ、もしかしてイったことないとか?じゃあ、一回くらいはイかせてあげないとね」
「どうする?増やしてみる?」
「暫く様子見てからじゃない?…あ、強弱あるみたいだよ、これ」
「女の子は男と違ってはっきり見えないから難しいよね…ちんちんついてないし」
「でも男より女の方が沢山気持ちよくなれるんでしょ?…とりあえず強くしてみよう」