胡蝶蘭に本丸の地下に刀剣禁足で幽閉された場合 こういう性的いじめは過去にもやってるけど、本人は処女、っていう 危害加えると拙いタイプの神子なのはわかっている
地下牢に幽閉されてから、どのくらいの時間が経ったものか、小鳥は把握していない。決まった時間に人がやってくるわけではないし、食事は式がおそらく、日に一度程度、彼女の目を盗んで持ってきて食べさせてくれる程度だ。排泄は、垂れ流しの汚れを厭った事と、辱めの手段の一つとして特殊な蟲に始末されている。身動きに困るほどの枷と鎖が外されたことはない。衛生面に関しては、式が世話するのを彼女も目こぼししている。
両手首に嵌められた枷は、鎖で壁に繋がっている。足首の枷は床だ。室温はややぬるめ。裸に剥かれていても風邪を引く気配はない。呪の刻まれた首輪。乳首の上には小さなローターが貼り付けられており、常に弱い刺激を与えている。広げた状態で固定された股間には、いくつもの器具が付けられている。アナルを強制的に開きっぱなしにするクスコと、排泄物と体液を好んで摂取する蟲。剥き出しにされたクリトリスの上に貼り付けられたローター。凶悪な形のバイブが二本、前穴に詰め込まれている。しかし、いずれの刺激も、もどかしい程度の弱さで、焦らし放置プレイのためのものだ。
「♪~」
性欲のない小鳥にとって、全ての刺激はただただ不快なものでしかない。だから、それから意識を逸らす為に歌っていた。躯は媚薬によって発情し、疼くが、小鳥にとってはどうでもいい。
「まだ強がっていられるの」
少女はバイブを一本引き抜き、もう一本で穴の入口を刺激するように動かす。
「泣いて懇願しなさいよ。思いっきりアヘ顔さらすくらいに犯して、アクメさせてくださいって。こんなだらだらぐちゃぐちゃにマン汁垂らしておいて、本当はイきたいんでしょう?」
「いえ、別に」
小鳥は、イかされたことがないわけではない。ただ、それを快楽と認識していないが。
「はァ?これだけ散々焦らされて、雌穴ぐちゃぐちゃにしといて今更何言ってるわけ?そんなわけないでしょう」
「…そう思うなら、自分でも体験してみればいい。まあ、不快なだけだが」
「・・・」
「長谷部、手を貸してちょうだい」
「主命とあらば」
「私をあいつと同じ状態にして」
「…は?」
「聞こえなかったの。私を、あいつと同じように自分で動けないように拘束して、淫具を装着しなさいって言ってるの」
「…失礼ながら、主は未だ処女であったと記憶しているのですが」
「いいからやりなさい」
「…主命とあらば」
「っは、うぅ…」
豊かな胸を揺らし、快楽にもだえる少女に、小鳥は興味深げな視線を向けている。長谷部は如何するべきかと迷っている。
「はせ、べ…」
「なんでしょう、主」
「…ちゃんと、イかせて、おねがい…」
「…しかし、散々焦らすようにと、おっしゃられましたよね」
現在使っている淫具は、数強さともに少女と小鳥で同一になる。少女は始めて一時間ほどになるが。弱い刺激を与え続けられた雌穴は発情し、物欲しそうにひくつきながら汁を垂らしている。
「もう…十分よ。だから…」
「十分なの?」
「…一時間経ったかどうか、というところだと思いますが」
「え…」
小鳥に対する放置プレイは数時間以上が基本だ。というより、少女のいない時間常にその状態と言ってもいい。
「まあ、無理するのはよくないし、本人が言うとおりにしてあげたらいいんじゃない?長谷部殿。あんまり我慢しすぎるのは体に良くないっていうよ?」
「…では、僭越ながら」
盛大にイった少女の淫具を外し、拘束を解く長谷部は、ちらりと小鳥を見る。平然としている。ちなみに、なんとか道具で処女を奪うことなくイかせた。
「…お前は、イきたくないのか」
「別に」
「しかし、半分冗談で言ったのに、本当にやるとは」
「…お前、主に恨みでもあるのか」
「僕はやられた事はやり返す主義なだけだよ。…っていうか、僕望んでこんな状態になってるわけじゃないから」
小鳥は僅かに首をすくめる。
そもそも何がしたいんだかわからないんだよなあ、と小鳥は思う。価値観の相違が心底わかりあえないレベルなのは確実だし、そもそも小鳥は事態を理解していないし、少女が誰か知らない。審神者なのはわかるのだが。
「♪~」
式たちに人語を話す機能があればもう少し事態を把握て来ていたかもしれないが。まあ、状況を理解していようがいまいが、呪術を封じられた時点で非力な小鳥に抗う術はない。他力本願に全てを受け流す以外の選択肢は選べそうになかった。
「…つねつぐ、どうしてるかなあ」
折れてはいないと思う。元気かは分からないが。何かしらあれば式たちが教えてくれるだろうとも思う。式たちは小鳥が数珠丸を大好きなことを知っているのだから。