ちゃんと契約してない内ならほぼ強姦でも霊的なペナはないっていう(契約してると傷つけることに対する忌避感とかその辺のアレがアレする)
「通さないよ」
黒髪金目の少年はそう言って己の身の丈程もある大太刀を構える。
「どけっ、俺は主のところに行かなきゃならないんだ」
「小狐丸に足止めしとけって言われてるから。でも、三日月に骨喰は殺すなって頼まれたから、折ったりはしないよ。…一応、俺はそのつもりだけど」
「巫山戯るな。そうですか、と足を止めると思うなよ。推し通る」
「俺、手加減とか苦手なんだよなー」
突然のことに反応できずフリーズしているツグミを見下ろし、小狐丸は舌舐めずりをした。
極上の霊力を持ったこの子供は見た目通り非力で、守護者も未熟ときている。手を出すなという方が無理な話だった。一応、様子見はしていたが、審神者との契約をきちんと結んでいないことによる飢えもあり、我慢できなくなってきた。ならばいっそ、まだ理性が残っている内に手を出した方が双方のためだと思ったのだ。
「鵺鳥、といったか。ぬしも神との契り方は勿論知っておるじゃろうな?」
「ちぎ、り…?」
「骨喰とは契ったのじゃろう?私もそうしてみたいと思ってなぁ」
ツグミはきょとりとして首を傾げる。
「バミと契り…?赤縄…?」
ツグミの左足首に結ばれた赤い紐からは骨喰の神気が色濃く漂ってくる。強い執着と主張の気配だ。小狐丸はそれをするりと解く。
「あ、だめ!返して!」
「
小狐丸はそれを部屋の隅に放る。赤紐に付けられていた飾りが床に落ちて音を立てた。
「私は野生ゆえ、少々手荒になるかもしれぬが、許せよ」
「えっえっ」
小狐丸はツグミのふくらはぎに口付ける。そのまま舌を這わせると、ツグミは躯を震わせてその手から逃げようとしたが、非力さから全く抵抗が形にならなかった。
「骨喰には優しくされておるのか?あれも太刀であるからには立派なものを持っておるのじゃろうが」
「よく、わからな…ぴゃあっ」
尻をなで上げられ、ツグミは頬に朱を走らせる。
「肉付きの悪い尻じゃなぁ」
「セクハラ…っ」
尻穴を指で突かれ、硬直する。
「あまり使われておらぬのか?大事にされておるのじゃのう。それとも、あれの方が女役をしておるのか?」
遠慮なしに弄り回され、ツグミははくはくと唇を震わせる。無意識にか、その手も足もぎゅっと指を握り込んでいる。
「尻だけではよくないか。ならば何処が良いのじゃ。前か、胸か、それ以外か」
「や、やだっ」
「審神者とゆうても、所詮は我らへの供物じゃろう?大人しく我らにその身を捧げれば良いじゃろう。それとも、あれに操立てをしておるのか」
「えっちぃのはよくないとおもう」
「強情じゃのう」
尻をいじっていない方の手でツグミを抱えあげ、裾をまくりあげてあぐらをかいた膝の上に下ろす。
「ほれ、衣の上からでもそのままではきついのがわかるじゃろう?勿論香油を使ってやるつもりはあるが、ぬしも痛い思いはしたくあるまい」
「や、やだぁっ…」
「駄々をこねるでない」
指を前の方にも滑らせ、小狐丸はおや、という顔をする。そのまま暫く弄り回した後、にやりと笑う。
「なんじゃ、おぬし、おなごであったのか。ならばわざわざ尻穴を使わぬのも道理じゃのう」
「…やめて」
「嫌じゃ。ぬしがそれだけ美味そうな匂いをさせておるのが悪い」
胸を揉みながら女陰をもみほぐす。続けている内に、そこからトロトロの蜜が溢れ出し、卑猥な音を立て始める。
「口では嫌だと言っても、躯は受け入れる気満々ではないか」
「ちがう、もん…」
小狐丸はすっかり大きくなった己の摩羅を取り出し、そこに当てる。
「…鵺鳥は小さい故、きつそうじゃのう」
「やだやだやだっ」
肉壁を押し開いて入ってこようとするものに恐怖を覚えてか、ツグミの霊力が吹き出す。それをいなし、己の神力で押さえ込む。しかし、その霊力に骨喰の神力の混じっている気配が全くないことに気付き、小狐丸は動きを止める。
「…まさか、未通か?…意外と奥手じゃのう」
遊び人はよく、初物は面倒だという。特に、女は初めてでは破瓜がある。はっきりわかるだけに思い入れもできるのだろう。
未通であれば、無理にいたすのも躊躇われる。かと言って此処でやめるのも小狐丸が辛い。
「…ふむ。どうしても嫌か、鵺鳥」
「…やだ」
「であれば、やらずとも治まるよう、私を喜ばせよ」
「う…?」
「そうじゃのう。口か手でしてくれれば良いと思うのじゃが」
小狐丸のいうことがツグミにはピンと来ないようだった。
「?」
「ぬしは自慰の経験もないのか?」
「じー?」
「…箱入りじゃのう」
しかし、それだけに新雪を踏み荒らすような背徳感がある。
「ほれ、触れてみよ」
小狐丸はツグミの手を己のものに導く。
「っ」
「それ、どうした。動きが止まっておるぞ」
やわやわと尻を揉まれ、ツグミは動きを止める。
「やぁっ…」
「あまりかかるようであれば、私も我慢できぬでなぁ」
不慣れな様子で恐る恐る舌を這わせる様子は、それはそれでそそるのだが、気持ちが良いかといえばまた別である。
「わからぬのであれば、どうすれば気持ちがよいのか、その身に教えてやろうか?」
「いい、いらない」
「…遠慮するでない。それ、手本を見せてやろう」
「ひゃうっ…」
神力に酔わされ、強制的に発情状態におかれ、ツグミはびくびくと身を震わせる。そろそろ精神的な許容量も限界に近いのか、瞳から生気が消えようとしている。
「どうしたのじゃ、鵺鳥。私とまぐわう気になったか?」
「みゃう…」
小狐丸はツグミの半面に手をかける。それは、髪と同色の細い紐で固定されているようだった。紐を解いて面を外す。そして、小狐は面の下を暴いたことを後悔した。
醜かったわけではない。寧ろ、人としてはそれなりに美しく整った顔立ちをしている。幼さを残した顔に色情がにじみ、火照りに瞳が蕩けている様は背徳的な興奮を誘った。だが、それ以上に、面によって隠され、抑えられていたものが厄介だった。
人の子の中には、どうしようもなく神霊を惹きつけ愛されてしまうものというのが稀にいる。それは主に魂や霊力などに由来するもので、体質のようなものだからその人間がどう振舞うかにはあまり関係がない。文字通り、魅了し寵愛される資質といえる。
ツグミもそれだった。面によって厳重に隠されていた魂は酷く純粋無垢であることが見て取れ、通常であればそれを覆い隠しているはずの精神はボロボロであまり用を果たしていないのがわかる。その代わりに、呪いと祝福、守護の呪がその魂を囲っている。
それはその身を魂を神に捧げることを定められていると示されているようなものだった。神力で押さえ込まれた後、抵抗が格段に鈍くなったのも頷ける。本人は理解しておらずとも、その躯は神に従わねばならぬと判っているのだろう。
「あれが執着するのもむべなるかな、というやつかの」
彼も、それが酷く欲しくなった。今のままでは手に入らないものだとわかっていても。
香油を使って尻穴をほぐしていく。
「…叶う限りはやさしくしてやろう。じゃが、容赦はせぬ」
「うぁ、う…」
狭穴を太いもので突き上げられ、ツグミは弱々しくかぶりをふる。生理的な涙の浮かぶ瞳は既に蕩けきっていて、何も映していない。背面座位に近い体勢だからか、投げ出された足は刺激に揺れるだけだが、手は腹に回された腕を縋るように掴んでいる。
「感じておるのか?鵺鳥」
双方ともに呼吸が浅くなっており、肌も薄く汗ばんできている。ツグミは大分衣が崩れはだけているが、小狐丸は幾分気崩れている程度だ。まあ、元から半分脱いでいたのだが。
これは合意の上の行為ではない。わかっていても愛しく思えてくる。それが彼女の体質に惑わされているだけだとしても。
「中に出すぞ、鵺鳥」
「、」
たっぷりと直腸内に精を注ぎ込まれ、びくりと肩を震わせる。僅かに、瞳に理性の色が戻ってきている。
「…れ、おれ…」
「鵺鳥、もう暫し、大人しくしておれ」
「ひあ」
耳を食まれ、小狐丸の神力に包まれ、ツグミの瞳は再びとろんと溶けていく。躯から力が抜け、ぐったりともたれかかる。より深く結合部が沈み込む。
「…このまま馴染ませれば、ぬしは私のものになるのかのぅ」
「兄上…いや、小狐丸。鶫殿を返してもらおうか」
三日月は鋭く小狐丸を睨みつける。小狐丸はそっと片手でツグミの目元を隠し、抱きしめる。
「いやじゃ。私も鵺鳥が欲しい」
「それは骨喰のものだ」
「愛しいおなごといたすこともできん男など考慮してやる必要があるのか?」
小狐丸はうっとりと頬を摺り寄せる。三日月は瞠目する。
「…骨喰は手を出しておらなんだのか?…というか、鶫殿はおなごだったのか」
「…ばみ…?」
ツグミは緩慢な動きで首を傾げる。大分思考が鈍化しているのが声からわかる。
「骨喰は、手入れが必要になっている」
「ていれ…っ、バミ、やだ、バミっ」
ツグミははっとした様子で手足をじたばたさせる。小狐丸は面白くないという顔をする。
「折れてはおらぬのじゃろう。蛍は言いつけを守ったのじゃなあ」
「式に霊力が十二分に残っておっても、骨喰に大人しく手入れを受ける気がなければ手入れはできん」
「おれ、バミのとこ、いくの、はなしてっ」
「その状態でか?」
「バミっ」
ツグミが動こうとしても小狐丸の腕はぴくりともしない。純粋に腕力の問題である。三日月が二人に歩み寄る。
「鶫殿を離せ、小狐丸」
「・・・」
小狐丸が腕の力を緩めると、ツグミはつんのめったように前に倒れこむ。繋がっていたものが抜け、白濁が太ももを汚す。ツグミは何故己の躯に力が入らないのかわからないという様子でもがいている。
「…どこ?」
ツグミの瞳は目の前をきちんと映していない。そして、その瞳が晒されたことで三日月もまた、骨喰や小狐丸がツグミの面が外れていた時に手で目元を隠していたことの意味を悟る。
「…あなや」
「三日月、バミは何処?」
「…俺が連れてゆこう。面は何処だ?」
「さあ、何処にやったのじゃったかな」
小狐丸は拗ねた様子で視線を彷徨わせた。三日月は僅かに眉根を寄せ、ツグミを抱き上げる。
「…後で取りに来る」
「うわあ、すごく小狐丸のにおいがする」
「…湯にいれてから連れてくる、というわけにもいかんだろう」
蛍丸は軽傷、骨喰はまた重傷になっている。
「…主の面を取ったのか」
「取ったのは小狐丸だ」
「バミ、怪我してるの?手入れしないと」
「…わかった」
骨喰が了承したことで式神たちが手入れを始める。ちなみに、蛍丸は既に手入れを開始している。練度と刀種によりすごく時間がかかっているが。
「…鶫殿を湯殿に連れていってよいか、骨喰」
「ゆ…おふろ?何で?まだお昼の時間、だよね?」
「俺が連れて行く。手伝い札をよこせ」
「…紐も外したのか」
「おれはとってないよ」
「…小狐丸か」
「こぎ…誰?」
ツグミはとろんとした目でだるそうにしている。自覚は薄くとも疲労しているのだろう。
「宗近と岩融の兄弟刀だ」
「兄弟…妹弟」
「ツグミには俺がいるだろう」
「バミは、バミ」
「…そうだな」
骨喰はツグミが神力に対する抵抗力を持たないことを知っている。それは神嫁として整えられたものだ。
骨喰は立ち止まってツグミに口付ける。口移しに神力を流し込まれ、ツグミの意識が溶ける。くたりと弛緩した躯を抱え直し、骨喰は己に向けられた視線に気付いて眉をしかめた。
「寄るな」
「…そりゃご挨拶だな」
「俺は、お前のために忠告したんだ」
「俺のため?」
「耐性のない奴には刺激が強すぎるだろうからな。…お前はツグミを主にする気がないんだろう?」
「・・・」
鶴丸は眉根を寄せる。
「気になるなら宗近か小狐丸にでも聞けばいい。あいつらは見ただろうからな」
「今目の前にいるんだから、それを見るのが一番早いと思うが?」
「…あんた、自分が"神"だって意識はどれぐらいある?」
「…何の話だ?」
「ご丁寧に整えられた神饌を前にして己のためだけのものではないとして手を出さない自信は?」
「…まさか、そいつは」
「しかも、じっくりいずれかの神の手で整えられたものだ」
「…そんなものが何でこんなところにいるんだ」
「そんなこと俺の知ったことか。大体にして、主に自覚のない過去の出来事など知れるわけがないだろう」
「・・・」
祟り化していたものの半数がこちらについたからか、本丸内の浄化も進み、式神たちの手も届くようになってきたようだ。管理が行き届いている感じがする。
骨喰はツグミを小浴場に連れてきた。体液などで酷く汚れていた衣はとっくに脱がせて洗濯に出している。骨喰自身も脱いで裸になっている。
「…アイ」
名を呼ばれ、彼女はぼう、とそちらを見る。発育不足で華奢な躯に目立った外傷はない。ただ、尻から内股にかけて白濁に汚れている。
「小狐丸に何をされた?」
ツグミはぼんやりとした目で骨喰を見上げて首を傾げる。式神たちがツグミの身を清めるための湯やなんかを用意している。
骨喰はぶつけないよう注意しつつ、ツグミを床に押し倒す。
「やつはお前の何処に触れた?何処から己の神力を注ぎ込んだ?」
「ひぁっ」
注がれたものを掻き出そうとするように尻穴を探られ、肩を震わせる。経過時間のせいか思うように掻き出せないことに苛立ち、シャワーのヘッドを押し付ける。
「え、や、やぁっ」
腹の中に湯が注ぎ込まれる感覚に、ツグミは弱々しくかぶりを振る。
「全部清めてやる。俺が。俺の、俺だけの主」
下腹部が僅かに膨らむまで注ぎ込んだ後、湯を止める。ヘッドをどかせば湯とともに余分なものが溢れ出す。
「…ばみ…?」
「大丈夫だ。俺に任せろ」
「ん…」
神力に酔いながら、ツグミは縋るように骨喰に抱きつく。突き上げられる刺激も、何も認識していない。うわ言のように骨喰を呼んでいる。それは、助けを求めるような響きをしていた。
「あるじ…」
「バミ、バミ…」
深く口付ける。呼吸は浅い。
「出るっ」
精を注ぎ込まれ、ツグミはびくんと躯を震わせた。
「ぁ…バミ、おれ…」
「大丈夫だ、ツグミ。全て俺に任せておけばいい」
「バミに、任せる…」
「ああ。"いつもどおり"だろう?」
「う、ん…」
とろん、と瞳が溶け、躯の力が抜ける。
一度引き抜いた後、軽く拭ったそれをもう一つの穴に押し付ける。
「っ…」
「大丈夫だ」
口付け、一気に貫く。
「あぐっ…」
生理的な涙を舐めとる。
「ばみ…ばみぃっ…」
「大丈夫だ、
ゆっくりとピストンを開始する。
「もう一度だ」
腹の中にたっぷりと精と神力を注ぎ込まれ、ツグミの意識は明滅する。くたりと躯が弛緩する。意識はほとんど残っていないだろう。
「おれの、あるじ」
引き抜いた一物には白濁とともに破瓜の血がついている。躯を清める。
愛しげに頬に口付け、洗い終わったツグミを抱き上げて湯船に浸かる。
「…状況が不本意だ。その内やり直させてもらおう」