衣擦れの音と共に帯をほどき、白い着物の合わせを開くと、その中に押し込められていた乳房が零れ、その柔らかさを見せつけるように揺れる
その感触を夢想させずにはいられない簡素な白い下着に覆われた形の整った二つの乳房は、今すぐにでも思うままに揉みしだきたい衝動を皆人に呼び起させる
「美哉さんの胸、見せてください」
「っ」
白い着物を脱がせ、低い声で囁くように告げた皆人は、恥じらいに顔を赤らめながらも無言で首肯する美哉を視界の端に捉えながら、乳房を隠す下着を外してその全貌を露にする
皆人の視界に無防備にさらけ出された美哉の乳房はとても美しかった。豊かに実っていながら重力に負けて垂れておらず、それでいて柔らかさと張りを感じさせる瑞々しさに満ちている
さらに、大きさ形とも左右で均整がとれており、頂点にある少し赤らんだ淡いピンク色の乳首も乳房全体とのバランスが取れていた
「綺麗だ」
「そんなに見ないでください」
思わず漏れた皆人からの心からの言葉に消え入りそうな声で答えた美哉だが、羞恥に顔を赤らめながらも、露になったその胸を隠すようなことはしない
それはまるで自分の全てを皆人にさらけ出し、自分を皆人の色に染め上げて欲しいという想いの表れのようにも思える
「下もいいですか?」
許可を求めるように訊ねながらも、実際はただこれから脱がせるという事実を告げただけの皆人の言葉に、美哉は無言で身を任せる
薄紫色の袴がゆっくり下げられていくと、美哉は皆人が脱がせやすいようにその動きに合わせた軽く腰を浮かせる
それは美哉が自分を受け入れ、そして繋がり合うことを望んでくれているが故の行動であり、皆人の心中に喜びと愛情、何よりも自分を受け入れてくれていることへの安堵が湧き上がってくる
(美哉さんを俺が脱がせてる……)
普段は長い袴の下に隠されている美哉の程よく肉のついた細く長い足が露になっていく様に、皆人は興奮を煽られて喉を鳴らす
「綺麗ですよ」
「恥ずかしい、です」
先程の剥ぎ取った胸の下着と対となる白い下着を纏った美哉の姿は煽情的で、皆人は思わず心を奪われてしまう
十分に多きく実ったたわわな乳房。重力に負けることなのない張りを保ち、形が整っているのはもちろんの事、美哉の身じろぎに合わせて揺れる様はその柔らかさを感じさせる
しみ一つないきめ細やかな白い肌にくくびれた細い腰、臀部へと女性特有の美しいラインを描き、程よく肉付いた細く長い手足を持つ美哉の生まれたままの一糸纏わぬ姿は、まさに一つの芸術のようだった
「皆人さん。私だけ見られるなんて恥ずかしいです……だから皆人さんも――」
「はい」
自分だけ裸を見られる羞恥に頬を赤らめる美哉の言葉に頷いた皆人は、言われるままの服を脱ぐ
これまでの美哉との触れ合いと痴態によって興奮した皆人の陰茎はすでに天を衝くようにそそり勃って存在を主張していた
「もう、こんなに……」
「美哉さんが可愛いからです」
裸になったことではっきりと見えるようになった皆人の男の象徴に目を奪われる美哉は、皆人の言葉に顔を赤らめる
「もう……」
自分の身体で皆人が興奮してくれているのだと思うと、美哉の中に女としての誇らしさに似た喜びが染み渡っていくと同時に男の象徴に目と意識が吸い込まれ、女の本能が切なく疼き、女芯が熱くなる
未亡人として愛された熟れた身体が懐かしい情愛を思い出して焦がれ、秘所から一筋の愛液を涎のように零していた
「続けますね」
「……はい」
共に一糸纏わぬ生まれたままの姿になった皆人と美哉は、そのまま再び身体を重ね、肌を触れ合わせて体温を交換する
「ん……っ」
仰向けに横になった美哉に覆いかぶさるように身体を重ねた皆人は、その細い首筋に口づけを落とす
しっとりと汗ばんだきめ細やかな肌の感触が唇を介して伝わり、舌を這わせるとほのかな甘さが感じられるような気がする
「ぁ……んっ、あ……」
皆人の唇と舌が首筋や鎖骨を舐め、なぞるように移動するとそれに合わせて美哉は身体をくねらせながら、嬌声混じりの艶めかしい吐息を零す
「敏感なんですね」
「久しぶり、だから……です、んっ」
亡き夫である健人との経験があるためなのか、元々感じやすい体質なのか、美哉がみせる反応は関係を持った他のセキレイ達よりも鮮明であるように思える
いずれにしろ、感じやすその反応に気をよくした皆人が意地の悪い笑みを浮かべて囁きかけると、美哉は恥らいに美貌を赤らめながら消え入りそうな声で言う
事実、唯一成体のセキレイとして存在していた熟れた身体、そして結婚していたために男女の営みを知る美哉の身体は、皆人の愛撫によって眠っていた女感が目覚め、懐かしい性感に歓喜していた
健人とのまぐわいによって開発された身体が、今皆人の手によって懐かしく新しい女悦に打ち震えているのを感じる美哉は、愛する二人の人を同時に感じて深く愛おしい多幸感に包まれていく
「んあっ」
優しく首筋を愛撫されるくすぐったいような責めに身を委ねる美哉の艶姿に昂った皆人が、たまらずにその乳房を掴むと、甘い声が一際高くなる
大きすぎず小さすぎない女性の象徴を手で包み込んだ皆人は、指を動かしながら手のひら全体でこねるように揉みしだいていく
「美哉さんの胸、柔らかくて、最高です」
「あ、あぁっ、ん……み、皆人さん」
美哉の乳房は柔らかく、どこまでも沈んでいきそうありながら、張りのある程よい弾力を返してくれる
形、大きさ、感度、全てが完璧に調和し、飽きることを感じさせない乳房を感覚と視覚で堪能する皆人に、美哉の甘い喘ぎ声が更なる興奮を添える
「どのくらいの強さが気持ちいいか教えてください」
「あ、ん……そ、そんなこと、恥ずかしくて……あ、んんっ」
その豊満な胸を揉む強さを変えながら皆人が訊ねると、美哉は快楽に身体を震わせながら甘い声で言う
言いながらもその熟れた身体は久しぶりの性刺激に敏感に反応し、時折跳ねる様に身悶える身体が確かに快楽を覚えていることを教えてくれる
だが、その反応は弱いなら弱いなりに、強いなら強いなりに敏感な反応を示し、皆人の経験では感じてくれていることは分かるがどの程度が最も気持ちいいのか判断にあぐねるものだった
「はぁ、はぁ……ん、ぅ」
ひとしきり乳房を堪能したところで指をその頂点にある淡桃色の乳首へと滑らせていくと、美哉の口からくすぐったさを堪えるような期待と恥じらいを含んだ熱っぽい息が零れる
わずかに浮かされた腰がくねるように動き、細く華奢な手足が床を擦るように動く様は、いやらしくも美しい煽情的なものだった
だが、その敏感な性感帯をいきなり刺激したりはしない。女体は事前にたっぷりと愛撫し、淫らに温めてから触った方が女性が感じてくれることを皆人はこれまでの経験で知った
ならば、美哉を感じさせたい、感じてもらいたいと焦らすように愛撫するのは必然。形の良い乳山を指先でなぞるように昇り、乳輪へと触れる寸前でそれを外すと、美哉は無意識に媚びるように鼻にかかったような甘い息遣いで応じる
「あ、あぁ……皆人さん、ん、ぁ……っ」
乳首や乳輪に触れないように指を外す動きを何度か繰り返しながら、片手でなだらかな腹部やや太ももをなぞるように刺激すると、美哉はそれがもたらすもどかしい性感の女疼に耐え兼ねて、懇願するように瞳を向ける
快楽で潤んだ熱を帯びた眼差しは皆人の牡としての征服欲を刺激し、雌を屈服し支配する雄の悦びが背筋を駆け抜けていく
「どうしました?」
「い、意地悪を、しないでください……」
きめ細やかな肌を焦らすように責められ、懐かしい淫悦に苛まれる美哉は、皆人に訴えかけるような視線を向けて懇願する
さんざん焦らされた乳首は固く尖り、早く触ってほしいとばかりにその存在を主張して、もどかしい疼きを乳腺全体に奔らせていた
「どうか、もっと強く……あぁッ」
狂おしいほどの切なさに耐え兼ねた美哉の口から言葉が零れると、それを待っていた皆人はすでに十分にしこり勃って固くなっていたその乳首を指先で摘まむ
「あ、あぁっ! ん、んんっ……あ、あぁっ!」
乳首を摘ままれた瞬間、強い快楽の電流に貫かれた美哉は、弓なりに身体を仰け反らせて無意識の内に嬌声を上げる
亡夫との情事によって開発されたまま眠っていた女体が感度を目覚めさせ、愛撫に敏感に反応し、身体をよじらせて乱れる美哉の反応を愉しみながら、皆人はもっと感じてほしいとばかりに愛撫に没頭していく
「んぁ、あ――んんぅっ」
皆人の舌が乳輪の輪郭をなぞるように舐め、固くなった乳首を咥えて味わうように強弱をつけて吸うと、美哉の口から官能に染まったあられもない喘ぎ声が紡がれる
片方の手で乳首の感覚を楽しみながらこね回し、反対の乳首を舌と口腔全体で責め立てると、その乳首は甘みが感じれるような気がした
「あ、あぁっ、ん……あ、だめ、です、皆人さん。そんな風にされたら……っ」
美哉の反応に気をよくした皆人が無言のまま乳房と乳首を手と指、舌で一心に愛撫すると、その甘い声が徐々に切羽詰まったものへと変わっていく
これまでの愛撫で熱くなった女芯が切なく疼き、久しぶりの女悦に昂る美哉の心と身体が高みへ向かって追い詰められていく
「ぁ、ん――ふ、ぁ、み、皆人さん……もう、もう私……ッ」
懐かしく新しい快楽に責め立てられ、美哉の喘ぎ声に混じる声から余裕の色が削られていく
「――ッ」
汗ばんだ白い身体を小刻みに震わせていた美哉は、ついにその身体を大きく震わせる。それは紛れもなく皆人の愛撫によって美哉が絶頂を極めたことの証だった
指を唇で食み、かろうじて嬌声を堪えることはできたものの、女体の幸福を極めた快楽の波が染み込んだ美哉の身体は、その余韻に不規則に震えていた
(美哉さん、もしかしてイッた?)
乳房と乳首への愛撫だけで絶頂を極めてしまったらしい美哉の反応を見た皆人は、感動にも似た達成感に心が打ち震えるような感覚を覚える
抱いた女を感じさせ、イカせることは男にとって至上の悦びと言ってもいい。それが皆人に自信を与え、自分の愛撫で感じ、達してくれた美哉への愛おしさを一層募らせる
「――ぁ、待ってください。私、まだ……あぁっ」
未だ絶頂の余韻の中にある身体をゆっくりと刺激し始めた皆人に、美哉は哀願するように訴えかけるも、敏感になった身体は即座にその快楽に屈服してしまう
一度絶頂を迎え、弛緩し切った美哉の身体は皆人の愛撫に先程以上に素直に反応し、優しい愛撫と強い刺激に甘い声を上げながら悶える
「感じてる美哉さん、凄く綺麗で可愛いですよ」
「んぁ、は、恥ずかしい、です……」
すでに快楽の虜になった美哉は、悩ましげな表情を浮かべて皆人の愛撫に反応する
だがそれは皆人も同じ。むき出しになった肉棒は固く天を衝き、来るべき時を待ちわびて先端から透明な我慢汁を溢れさせていた
「もっと感じてるところ、見せてください」
美哉が感じてくれていることがたまらなく嬉しく、もっとこの美女を自分の与える快楽で染め上げたいという愛情と、今すぐにでも一つになりたいと暴れる男の欲情に導かれ、皆人の手はゆっくりと女体をなぞりながら下っていく
「そ、そこは……っ」
快楽に蕩けていた美哉はその感覚に溺れ、一瞬反応が遅れてしまう
弛緩し切ったし足の隙間に皆人の手が滑りこんでようやくその事実に気づいた美哉が甘く媚びるような声を上げる
「んあっ」
大切な場所を隠し守るようにうっすらと生えた恥毛の中に滑り込んだ皆人の指が女の象徴である秘所へ触れると、美哉はその刺激に弓なりに身体を反らす
命を宿す女として最も尊い場所と繋がるそこは、まるで魂と通じているかのように皆人を感じ、美哉の心と身体を蕩けさせる快楽をもたらしていた
「美哉さんここ、凄く濡れてますよ」
秘所に触れた皆人は、指先に絡む粘着質の温かな液体の存在を確かに感じ取って美哉に囁く
貞淑で微笑を絶やさない美哉が身体を許し、その美貌をなやましげに歪めて自分の愛撫に合わせて淫らな声を上げながら反応する現実離れした光景は、皆人を否応なく昂らせていく
「言わないで、ください……はしたないです」
自覚があったのか、自身の身体の反応を指摘された美哉は、恥じらいに顔を赤らめて消え入りそうな声で言う
その表情はたまらなく皆人の嗜虐心をくすぐり、そしてそれ以上に自分の愛撫で感じてくれた美哉への感謝と愛おしさがこみあげてくる
「そんなことないです。美哉さんが気持ちよくなってくれているなら、俺はすごく嬉しいです」
「皆人さん……あっ」
自分が与えた快楽の証明でもある愛液を指先に絡み付けながら秘所をなぞるように刺激すると、美哉はそのしなやかな身体を硬直させて快楽に翻弄される
「ぁ、ん、あ、ああっ、、ん、く……んあ、ぁ……」
(感じる。皆人さんの指が、私の恥ずかしい所を触って……)
気も狂わんばかりの快楽の中、美哉の意識は否応なく心身を溶かす快楽を与えてくれる皆人の指の動きに集中されていた
(美哉さん、感じてくれてる。俺に全部任せて――)
感じてよがる美哉の反応を確かめながら、皆人は身体を委ねてくれる美女の秘所を一身に愛撫する
愛液を絡めた指先で秘裂をなぞり、やがてその中で固くなった陰核を探し当てて刺激すると、美哉は全身を震わせて白い喉を晒す
「あああっ」
最も敏感な陰核を刺激され、その快楽によって軽い絶頂へと押し上げられた美哉は、思考を塗り潰される中、女の幸福に浸る
秘すべき女体を刺激されてはしたなく乱れる自分を見られることへの恥じらい、その一方で心と身体を満たしてくれる男の存在に安心感と深い愛情を覚え、もっと皆人に染め上げられたいという願望が湧き上がる
相反しながら、等しい想いが美哉の心と身体を満たしていく
「――ん、ぁっ」
(入ってくる。皆人さんの指が私の中に……)
皆人の指が愛液で潤んだ秘所の入り口を開いて侵入してくると、美哉は背筋を震わせて艶やかな吐息を零す
「すごい、美哉さんの膣内、すごく熱くて指に絡みついてきます」
膣内に挿し入れた指を包み込む愛液と体温の温度、咥え込んで蠢く膣壁と絡みつく襞の感覚に皆人は感嘆の声を発する
それだけで確実に名器だと分かる美哉の膣内の反応を感じながら、指先で刺激を加え、感じる部分を探っていく
「ん……ん、あああっ」
皆人の指が膣壁を刺激すると、美哉はその快楽に甘い声を喘げて身をよじる
快楽に翻弄されるそんな自分を恥じたのか、指を咥えて懸命に嬌声を堪えようとする美哉の反応は、しかし皆人の欲情を駆り立てるだけでしかない
「我慢しないで、もっと美哉さんが感じてる声を聞かせてください」
悩ましげに眉をひそめ、紅潮して汗ばんだ肌に乱れた髪を張り付かせる美哉の煽情的な姿に、皆人は低い声で囁きかけると、一際反応のよかった膣内の一点を集中的に責め立てる
「あ、あぁっ、そ、そこ、弱いんです……んんっ」
決して熟達しているというわけではないが、それなりの経験を積み、何より第一に相手を思いやる皆人の愛撫は、久しぶりに肉悦に浸っている美哉には十分すぎるほど強いもの
亡き夫によって開発されつくした膣内の感じる部分を執拗に刺激される快楽に、美哉は許しを乞うように懇願する
「違いますよ」
しかし、そんな美哉の快楽に潤んだ瞳を見つめる皆人は、膣内の弱所を弄りながら囁く
「ここが強く俺のことを感じてくれてるんです――分かりますか?」
「は、はいっ、んっ、わかり、ます、あああっ」
皆人の言葉に、強い快楽に理性の蕩けた美哉は、浮かされるように言う
実際、感じる部分というのはそれだけ愛する人からの刺激を強く受けっている。皆人に愛情を以って身体を委ねる今の美哉にとって、その言葉はたとえ詭弁であっても真理にも等しい
「もっと俺のことを感じてる美哉さんを見せてください。恥ずかしがらずに、全部教えてほしいんです。俺はそれがとても嬉しい」
「感じます、んあぁっ、私、感じて、います、んんっ……み、皆人さんの指が、私の中を擦って……あ、ああああっ」
耳から伝わってくる皆人の言葉に心を撫でられた美哉は、従順に従って乱れた声を上げる
貞淑さによって抑えられていた箍が外れ、素直に快楽を享受するのと同時に、快楽に身悶える美哉の反応が明らかな淫らさを帯びて、さらに美しさを増していく
「は、恥ずかしい、です、ん、あああ、皆人さん、皆人さぁん、あ、あああぁぁ」
心と身体を掻き乱して狂わせる愛撫に美哉の嬌声が切羽詰まったものになっていき、身体が痙攣するように震えるのを感じながら、皆人は憧れの女性を抱き、自分の手で快楽を与えて乱れさせていることに、男としての誇らしさと喜びを覚える
自分の手で乱れる美哉の姿は、かつてのセキレイ№0だった№1――最強のセキレイも、ただの一人の女性であることを確信させてくれる
「あ、あぁ、待って下さい。んっ、このままでは、私、ぁ、あ――ん、あああぁっ」
皆人に縋るように腕を回し、その愛撫によがっていた美哉は、一際高い嬌声と共に汗ばんだ身体を大きく震わせる
「美哉さん。イッっちゃったんですね」
「……っ」
絶頂したことが明らかな様子を見せる美哉に満足しながら囁いた皆人は、淫熱で潤んだその瞳に生唾を呑む
「美哉さん、俺ももう我慢できません」
「皆人、さん」
これまで一心に美哉を愛撫してきた皆人の牡欲は、その痴態に比例して一刻も早く繋がりたいと訴えていた
今にも張り裂けそうなほど張りつめた陰茎のたぎりに耐え兼ねた皆人の言葉に、美哉は男の象徴を強すぎる快楽と幸福の涙で濡れた瞳に映す
「入れてもいいですか?」
「……はい。私を、貴方のものにしてください」
そして、そんな皆人の想いは、また同様に美哉の想いでもあった
故に、美哉は皆人の願いを迷うことなく受け入れる
美哉の許可を得た皆人は、その細くしなやかな足を開かせると、生じた隙間に身体を入れて愛液で濡れぼそった秘所に肉棒の切っ先を添える
性器と共に互いの心までが触れ合い、繋がりあったような一体感を覚えた皆人と美哉は、愛情と欲情を宿した視線を交錯させて見つめ合う
「いきます」
「ぁ――んぅ」
葦牙との粘膜接触はセキレイにとって特別なもの。まして女として慕う相手でもある皆人の肉棒との繋がりとなれば、その喜びを表す言葉などない
秘肉を割り、愛液で満たされた膣の中へと入ってくる皆人の肉棒の感覚に、美哉の口からは深い情愛に染まった吐息が零れ、自分の中を満たされる幸福が心と身体を満たして溢れていく
「は、入ってきます。皆人さんが私の中に……」
「美哉さんの中、温かくてぬるぬるしてて、すごく気持ちいです」
繋がり合う互いの性器がもたらす快楽に、美哉と皆人は背筋を震わせる
固く熱い肉棒が柔らかく蠢く膣を押し広げながら、閉じられていた道を開いて侵入する――男と女、異なるものが一つに繋がる愛の交わりは、皆人と美哉を心と身体で結びつける神聖な儀式だ
「ん――ぁ、あああああああっ」
皆人の肉棒が最奥部に届き、子宮の入り口に触れると、美哉は軽い絶頂と共に深い官能の吐息を零す
今の美哉にあるのは、皆人と結ばれて繋がり合った多幸感と快楽。そしてセキレイとしての愛情と女としての愛。――それは理屈など超越し、本能の根源からもたらされる幸福だった
「……ッ」
(だ、だめだ……っ)
美哉の絶頂と共に強く収縮する膣内はまるで快楽だけが凝縮されたよう。そのあまりに強い快楽は、挿入しただけで皆人を果てさせてしまっていた
「あ、ああっ」
(熱い。皆人さんの熱い迸りが私の中にあふれて……)
あまりの快楽に暴発した皆人の精の熱を子宮で受け止めた美哉は、これまでで最も高く深い絶頂へと導かれ、幸福感に満たされる
「す、すみません」
入れただけで射精してしまったことを恥じているのか謝罪の言葉を述べる皆人に、美哉は慈しむような眼差しを向ける
「いえ。私の身体で皆人さんが気持ちよくなってくださったなら、とても嬉しいです。それに、その……とても、幸せです」
皆人の精を注がれた子宮のある辺りを指先で擦りながら言う美哉は、慈母を思わせる愛情に満たされた微笑を浮かべて恥じらいながら言う
そんな美哉の健気な言葉と姿に昂ぶりを覚えた皆人の肉棒は、射精したばかりだというのに極上の膣内の快楽による後押しもあって、みるみるその肩さを取り戻していく
「……まだ、お元気ですね」
自分の中で硬さを取り戻していく皆人の肉棒の存在を感じ取った美哉は、誘うような、期待しているような、それでいて男の嗜虐心と征服欲を刺激し、愛情を掻き立てる愛する男に尽くす女の眼差しを向けて微笑む
それが何を意味しているのかは、鈍い皆人にでも分かる。だが、それ以上に皆人の心と身体はこの極上の女にもっと精を注ぎたいと昂っていた
「動いても、いいですか?」
「……はい。皆人さんのお望みのままに」
自身の情動に急かされながら、労わりの言葉をかける皆人の言葉に、美哉は恥じらいながらもしっかりと頷く
「んあッ! あ、ん、ああっ、んあ、ああっ、あぁ、ああ、あああっ」
皆人が腰を引き、肉棒を途中まで引き抜いて再び挿し入れる抽送をはじめると、膣内を削られる快楽に美哉は嬌声を上げる
反り返った肉棒の穂先が抵抗して膣壁を擦り、逆に押し開きながら最奥へと届く単純な動き。しかし、その動きはどうしようもなく美哉の心と身体を虜にする
「く……美哉さん、凄く気持ちいい」
「ああっ、んんっ、私も、私もです、んあぁっ」
膣内の感じる部分を責め立てられ、感じるままに喘ぎ乱れる美哉は、一つに結ばれて繋がり合った皆人を想って幸福のあまりに涙を流す
一方で皆人も肉棒を締め付けて収縮する美哉の膣内がもたらす快楽にすぐに果ててしまいそうになるのを耐えながら、欲望のままにひたすらに腰を動かす
欲望に任せず、美哉を慈しみながら抉る肉棒が膣と擦れ合い、愛液を掻き混ぜて淫らな水音を奏で、嬌声と息遣いが入り混じる
互いを求め合う男と女の交わりの音だけが室内にこだまし、快楽と愛情を高め合いながら一つの高みへと向かって昇っていく。それは、淫靡でありながらこの世で最も尊く神聖な交わりだった
「皆人さん! 皆人さん、んぁ、あっ、だめ、私、私、もう、耐えられないの……また……また、んんっ」
「俺もです、美哉さん。美哉さんの中に出したい」
全身の神経を焼かれるような強い快楽に追い詰められた美哉の懇願に、皆人もまた今にもはち切れそうな肉棒の刺激を堪えて呻くように声を絞り出す
快感のあまりに振り乱される髪、子宮を突き上げられる動きに合わせてくねる腰と身体、揺れ弾む豊かな乳房
発情した女性の香りと官能に蕩けた甘い声に、快楽の化粧を施された美貌――その全てが快楽と共に皆人を刺激して瞬く間に限界へと追い詰める
「来てください、んっ、私の中に……あぁっ、私を、皆人さんで染め上げてください」
「もう出ます。俺、もうイク――ッ」
皆人に抱きつくように腕を回し、無意識に腰の動きを合わせている美哉は、二人で迎える愛の頂天へ加速していく
愛液を攪拌させながら繋がり合った男と女性器が一つの生き物のようにうねり、乱れた男と女の呼吸が更に早まっていく
「ん、あ、ぁ、あ、は、ぁ、ぁ……」
「く……うぅっ!」
互いに限界へと高まった皆人と美哉が、最も深い部分で繋がり合った状態で動きを止めた瞬間、二人の中で絶頂がはじける
「ああああああああああッ」
皆人の精を子宮へと注がれた美哉は、今日一番の幸福に満たされながら、絶頂を極める
一度目の時よりも濃厚なのではないかと思える皆人の精を注ぎ込まれた子宮は焼けるように熱く、歓喜のあまりに女体が震える
一分か十分か、射精と絶頂の快楽の余韻に浸っていた美哉と皆人は、繋がり合ったまま互いを見つめ合って微笑む
「私の中、皆人さんでいっぱいになっています」
「美哉さん」
どちらからともなく口づけを交わし、互いの想いを触れ合わせた美哉と皆人は、繋がり合ったまま一時の休息を得るようにその場で横になる
「皆人さん」
抱き合ったまま横になる美哉は、息がかかるほどに近い位置にある皆人の顔を見つめ、愛おしさにその美貌を彩って微笑む
「幾久しくお願いいたします」
「こちらこそ」
セキレイとして、一人の女性としての誓いと願いを口にした美哉に、皆人は優しく微笑んで応じる
生まれたままの姿で繋がり合い、抱き合ったまま愛を交わした美哉と皆人は、夜通し離れることなく互いを求め合った