「……うわぁ」
私は今、カルデアにある司書室に来ていた。ありとあらゆる種類の本が様々な言語で置かれているそこには私の期待通りの本が山のように、というと言い過ぎかもしれないがとにかく沢山あった。
「…前回はやられっぱなしでほとんど何があったか覚えてないですから今度は私が主導してあげなければ……なになに、フェラ?騎乗位?…騎乗ですか、沖田さんは騎乗スキルEしかないんですけど平気ですかね…」
多すぎる種類の中ようやく見つけた目当ての本を手に取り、開く。表紙にはピンクの文字で『女性が優位に進められる本』と書いてある。
「…えっ、く、口に入れる!?上に乗って自分で腰を動かす!?…は、破廉恥です…」
中を少し見るとそこには魔境が広がっていた。初めての世界に目が眩む、歯を立てないようにだの舌を上手く使うだの上に乗るだの自ら腰を振るだの可愛らしいデフォルメの絵が隣に書いてあるがそれがよりアンバランスに思えて、なんというかまさに魔境。
「…だ、だけど……う、うん…マスターのためですから……」
覚悟を決め一歩を踏み出す。どんな魔境であれ、乗り越えて見せよう。つまりは根性、気合いが大事、それで大抵のことは乗り越えてきた。次のページ、次のページへと手を進める。
そこには1人の剣士として、女としての誇りがあった。
「…マスターの、立香さんのためですから!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「んむ、んっ…はぁ、気持ちいいですか?」
「…っ、うん…すげぇ、気持ちいい…」
部屋に響く淫らな水音に頭が痺れる。ジャンヌは俺の顔を見て淫靡に微笑むと再びブツに熱い視線を送り、舌を這わせる。
「…んぅ、はぁ、どうですか、立香くん…」
ただ舐められているだけなのにこうも感じるのか、ジャンヌの舌が動く度に体に電気が走ったかのような衝撃が響く。それは視覚から入る情報と相俟り大変凶悪なものとなっている。それこそ油断したらすぐに発射してしまうほどだ。
「……っ、ぐぁ…ジャンヌ、待て、ストップ!!」
「ダメです♡」
裏筋の辺りに顔を近付けるジャンヌの顔からは普段の彼女の顔とはかけ離れたもので、それが余計に俺の射精欲を昂らせる。可愛らしく俺の懇願を無視したジャンヌの瞳にはとびっきりのイタズラをする直前の子供のような、それでいて淫魔のような見るだけで男を欲情させるような光が灯っている。
「…あ……んぅ…」
「…ちょっ…っ…、ジャンヌ…!!」
その直後口を開け、俺のイチモツを包み込むように口内に入れると先端を味わうように舐め回される。突然の衝撃に限界を超え耐えていた白濁したマグマが昇ってくるのを感じた。本能のままにジャンヌの頭を掴み喉奥まで剛直を突き立て、最奥にそれを解き放つ。
「…んぐっ!?…ーーーっ、んっ、んっ……」
「…ぁ、っ……っ、ふぅ……」
気を失うかと思うほど強烈な快感が頭を貫いた。体がビクビクと痙攣するように震えている。昨日散々したはずなのにこんなに出るとは…俺の子種生産工場は一体どれほどの従業員を雇っているのだろうか。
「…んぅ……はぁ、凄く、濃いです…」
「…え、の、飲んだの…?マジ?」
恍惚とした表情で俺を見つめるジャンヌ。その発言に思わずジャンヌの口に目がいってしまう。許可も取らず、ジャンヌの顎を掴んで口に指を入れ開ける。
「……ジ、ジャンヌ…エロすぎ…」
控えめに開いている口の中にあのドロドロとした白濁は残っていない、本当に飲んだのだろう。ジャンヌの目を見るがその目は相変わらず蕩けたままだ。
「…ジャンヌ、おいで」
「…うん」
ジャンヌをベッドの上へ呼び戻し、布団の中に向かい入れる。これは沖田さんとした時に気付いたことなのだが布団の中ですると密着感が高まってなんか…もう凄いのだ。
「…あ、あぁ立香くん、熱いんです。体が燃えそうなほど熱いの…立香くん…鎮めてくれますか?」
布団へ入ると同時に俺に抱きつき耳元で喘ぐように囁くジャンヌ。その声に先程の射精で疲れていた下腹部に大量の血が流れ込むような感覚を覚える。返事をせずにジャンヌに覆いかぶさり胸にしゃぶりつく。
「っ、り、立香くん…んっ、あっ…」
前からずっと気になっていた聖女おっぱいを口と左手で好き勝手に弄る。指を動かす度、舌が触れる度にピクン、と反応するジャンヌの声は俺の耳から脊髄を伝い、脳に響く。
「…っはぁ、……なんていうか…骨折してよかったよ」
数分、弄り倒し満足気に独り呟く。ジャンヌは恥ずかしいのか目の辺りを手で隠してしまっている。まだ寒い季節だが布団の中は熱帯雨林のように熱く蒸れている。それが鬱陶しくなり布団を退ける。
「…いやっ、み、見ないで…」
布団を跳ね除けるとジャンヌの裸体があらわになる。隠そうとしているのだろうが手に力が入っていないからだろうかまともに隠せていない。その体はじっとりと汗で濡れ、ただでさえ魅力的な体をより魅力的に、そして淫靡なものにしている。
「……ジャンヌ、可愛い、下、生えてないの?」
「…ぅう…だから嫌だったんです……責任取ってくださいよ…」
顔を真っ赤にし恥ずかしがるジャンヌに心臓が爆発寸前になる。なんだこのクッソ可愛い聖女は、寸前まで爆発しかけていた性欲が一瞬で消し飛びそれと同等、もしくはそれ以上の愛情が溢れてくる。
「…うん、じゃあ……触るよ?」
「…は、はい……んっ、あ、っふ…」
その感情を指でジャンヌに伝えるように優しく触れる。ジャンヌは手を震わせながら俺の背中へ回す。
「あ…ふ、っ、や、んっ…や、優しいんです、ね…っ…、なんだか…心、が、満たされ、るような…っ、…立香、くん…好きです…」
指を割れ目に優しくなぞらせる。それだけにも関わらず俺の指はジャンヌから溢れる愛液でぬれた。
「…あぁ、俺も、好きだ…ジャンヌ、愛してる……」
互いに愛の言葉を囁き合う。顔の距離が近付き、そしてゼロになる。
「…ん、…好き、好きです、私も愛してます、立香くん…」
軽く触れるだけの、先程までのキスの方が余程激しいものだったのだが、その触れるだけのキスが今までで1番深く繋がれた、そんな気がした。
「…ジャンヌ」
口を触れ合わせるだけのキスを何度も繰り返す。ジャンヌの求愛に言葉での返事はいらない、そのキスと愛撫をする指に想いを込める。
「もういい、ですよ…?その、私、初めてなので…」
「うん、大丈夫…優しくするよ」
「…あ、いえ…その、優しくしなくてもいいです…でも代わりに沢山愛して欲しい、です…」
不安げな声で言うジャンヌに何を今更と小さく笑う。
「…うん、幸せにするよ」
「……ありがとう…んっ…、うぁ」
そう言い、微笑みかける。それに返すように眩しい笑顔を浮かべるジャンヌの膣口に亀頭をあてがい、ゆっくり腰を落としていく。
「大丈夫、大丈夫、息吐いて…」
緊張からか目の端に涙を溜めるジャンヌの頭を撫でる。そういえばいつも落ち込んだ時はジャンヌに頭撫でてもらってたな、と思い出す。
「…っ、……立、香…くん…!」
背中に指が強く食い込むがそれを顔に出さずに我慢する。ジャンヌの方が痛いと思えばこの程度耐えられる。
「…ーーー〜〜〜っ!…っ、はぁ…っ、はぁ…」
プチン、と前にも味わった純潔の証を破る感覚を感じる。ジャンヌはかなり痛むのか顔を苦痛に歪ませている。
「…ジャンヌ、大丈夫?」
「っ、はぁ…大丈夫…、だから…きて」
「…うん」
ジャンヌの言うままに腰を少しずつ落としていき、やがてコツンとジャンヌの最も深いところへ着いたのを感じた。ジャンヌのおでこにキスをする。
「……ジャンヌ、大丈夫?」
「……っ、立香、くんは…心配性です…っ…!」
ジャンヌもそれを感覚で分かっているのか優しい瞳で俺の頬に触れる。その目には少し涙が溜まっている。
「…痛かった?」
その涙を人差し指で拭うが、ジャンヌの涙は止まらない。
「ううん、違うの、幸せで泣いてるの……立香くんとやっと繋がれて、こんなに人を好きになったの初めてで…それで……」
感極まったのか言葉にならない想いを胸で受け止める。昔、なにかで涙というのは感情の海が高まった時に溢れてくるもの、と聞いたことがある。あぁ、これがそれなんだろうな、と思いながらジャンヌの頭をポンポンと撫でる。
「…っ、う…立香…く、ん……好き…です……」
俺の胸で涙を流しているジャンヌに強く抱きしめる事で返す。そのままゆっくりと腰を動かし始める。
「…あっ…っ、ぁふ、…立香、く、ん…」
「…ジャンヌ、愛してる」
「んっ…っ…あぅ…私も、っ…愛して…ぁう…ます…っ…」
俺の腰の動きに合わせ、小さな喘ぎ声を漏らしながらジャンヌは愛の言葉を紡ぐ。俺もそれに応えるように愛を込めてゆっくりとゆっくりと腰を動かす。
「…っ、も、もう痛くない、っ、です、から…ぁ、強く、してもいいで、すよ…」
ぎこちない笑顔で俺に伝えてきたジャンヌの顔には確かに苦痛のそれはない。頷き、腰の抽送速度を少し早める。
「っ!!あぁっ…っ、はっ…ぅ、っ、あっ」
パチンパチンと肌のぶつかり合う音とは少し違うパチュンという水音が聞こえてくる。よかった、ジャンヌも気持ち良いのだろう。
「っ、んっ、あぁ、っ、立香、くんっ…、んんっ、私、の、体、気持ち、良いですかっ」
気持ちはあっちも同じだったのか途切れ途切れに質問をしてくるジャンヌ。
「…うん、今にも射精ちゃいそう」
「んぁ、んん、い、いいよ、っ、きて、あぁ、っ、膣内で、っ、いっぱい…っ、んんぅ、出してっ!」
その声に応え、更に腰の速度を早くする。激しくなる肌がぶつかる音と水音、ジャンヌの方もそろそろ限界のようで頬を上気させ息も荒くなっている。どちらからというわけでもなく口を合わせ、絶頂する。
「…ん、んんっ、んーーっ、ーー、ーーーーっ、〜〜〜〜〜ッッッ!!……はぁ……はぁ……はぁ……」
「……っ、んっっ…!………はぁ…はぁ…」
ビクンビクンと痙攣をするジャンヌを力強く抱きしめ、再び口を寄せ合う。魂を解き放ったかのような脱力感とは相対的に目の前の少女への愛は事後でも消えずに胸の中で暴れている。それはどうやら相手も同じようで体を小さくピクンと揺らしながらぎこちない動作で俺の胸へ手を置き、こちらを見上げる。
「……立香くん…大好き…」
「俺も、ジャンヌのこと大好きだぞ…」
互いに見つめ合い、笑う。多分だけどこの胸に溢れる気持ちが愛というものなのだろう。恋は病、そんな言葉があったのを思い出す。全くもってその通りだ。一緒にいるだけでこんなに胸が高鳴ってしまうなんて明らかに病気だ。だけど、悪くは無い、だって一緒にいるだけでこんなにも心が満たされるのだから。
最終回ではありません。(次の回もジャンヌのターンです。沖田さん好きのお方はしばしお待ちください)
ー追記ー
Twitterアカウント作りましたのでよろしければそこに言いたいこと色々お願いします。出来ることなら大半はやりたいと思いますのでよろしやす☆
@ha_merun_kimama