もう二度と剣を持てないモードレッドとの優しい隠匿生活 作:オリスケ
本編です(迫真)
両腕を放り出した姿勢で、オレは顔をマスターのズボンに近づける。
鼻を近づけただけで、マスターの男の匂いを感じた。思わず呼吸を深くして、その香りを胸一杯に吸い込んでしまう。
それだけで、考える脳に靄がかかったようだ。女としてのオレが、興奮と緊張に胸を高鳴らせている。
「はぁー……んっ」
高鳴る鼓動に押されるように、オレは息を止めて、マスターの股間に顔を埋めた。
固いカーゴパンツ越しに、奥にあるモノの感触を感じる。未だ固くない、柔らかな弾力ある曲線。オレの口はそのラインを感じるようになぞり上げ、硬いチャックの感触を捉える。
息を止めたまま、歯でジッパーを下ろす。小鳥の囀りが聞こえる寝室に、ジィーという軽い音が背徳的に混ざる。
隙間から覗くパンツに、オレはもう一度顔を押し当てた。
自分がどれだけとんでもない事をしているか。その羞恥心が熱になって、オレの顔を熱くする。残っていた理性が融和していく。
オレは口をもごもごと動かして、隙間からソレを引っ張り出した。
「っ……ゎ」
パンツの隙間から、むせかえるような雄の匂いが漂ってきた。思わずオレは顔を離し、ソレをまじまじと見つめてしまう。
引きずり出したマスターのイチモツは、拍子抜けするような小ささだった。浅黒くツルツルした皮の先から、薄いピンク色の先端が少しだけ顔を覗かせている。外気に触れたせいか、小さなチューブ状の竿がひくひくと震えていた。
「……へ、へへ」
こうして近くで見るのは、初めてだった。ナマコのような気味悪さ。けれど、オレの中をガンガンに突き回したような、乱暴な怖さは感じなかった。生々しい肉感をした竿の形に、本能的な女性の部分を呼び覚まされる気がする。
バクバクと心臓が高鳴っている。「正気か!?」と、最後に残ったオレの理性が上擦った悲鳴を上げている。
心を落ち着かせる為に、オレは数度深呼吸をする。その度に、鼻を刺すような濃い匂いが肺に潜り込んできた。
脳がヒリつく雄の匂い。鼻先を近づけると、小さな化け物は待ちわびるようにヒクヒクと痙攣する。
その距離になってようやく、マスターが工房に籠もりっぱなしで、風呂にも入っていない事に気が付いた。
「ほんと、くっせえな……あ、む」
構うものか。悪態と一緒に口を開いて、オレはマスターのペニスを咥え込んだ。
てっぷり太くて柔らかい竿が口の中で震える。こじんまりした見た目と裏腹に意外と大きく、プニプニの弾力ある質感で、口の中が一杯になる。
熱くて、柔らかいゴムを撫でるような、奇妙な感触。オレは自然と舌を動かして、血管の張った裏筋をなぞった。
「む……ふむ、ふぅ、ん……」
舌を動かして、被っていた皮と亀頭の隙間に滑り込ませる。唇をもごもごと動かして、撓んだ皮に押しつける。両手で支える事ができないから、押しつけた頭を持ち上げるのが億劫だ。だから、思い切って根元まで、ぱっくりと唇で包んでやる。
根元まで頬張るのは簡単だった。もじゃもじゃの陰毛が鼻面をそよいでくすぐったい。
温かく柔らかい感触に、ペニスが稚魚のように口内を跳ねた。オレは口全体を窄めて、その動きを包み込む。落ち着かせるように舌を頭に這わせると、その度にぴくりと敏感に跳ねる。
「ふぅ……ふぅー……」
ペニスはまだ小さかったが、それでも舌の根元まで届いていて、気を抜くとえずいてしまいそうだった。オレは根元を唇で包んだまま、ゆっくりと鼻で呼吸をする。
深呼吸の度に、むせかえる酸っぱい雄の匂いが鼻腔を抜けて、オレの脳髄を蕩かすようだ。顔が発熱でもしているみたいに上気している。口一杯に頬張ったせいで、汗が混じったしょっぱい味が口全体に広がっている。
マスターのち〇ぽが、オレの口を埋めている。ただ咥えて呼吸しているだけで、背徳的な熱が、オレを色欲馬鹿に変えていく。
息苦しくてぼーっとする。
ほんのり甘くて、ちょっとしょっぱくて、とてもいやらしい。変態的な本能が、この味をもっととオレをけしかけた。
ほとんど自動的に舌が動いて、ペニスを転がす。つるつるの皮をなぞって、ぷにぷにの亀頭を、キャンディーのように舐める。小さく柔らかい肉棒は、舌で押されるとくにくにと形を変えて、オレの口内を泳ぐ。うまく嚥下できずに、唾液がどんどん溢れて、口の端からマスターの股を伝っていく。
(なんか……ちょっと面白い、かもな)
ぼーっとする頭で、そんな事を考える。
キャンディーを舐めた時と一緒だった。口の触感全部が、まるで安らぎを求めるように竿に触れる。柔らかい中に芯のある感触が歯に当たる。
口寂しさが解れていく。熱い柔肉に舌を這わせる度に、凝り固まっていた心が解れていく。乾いてささくれ立った心が情欲に濡れる。
マスターのを舐めてる。マスターのち〇ぽを、自分の意志で。とんでもない事をしているという背徳感は、もはや興奮以外の刺激をもたらさない。
裏筋の張った竿に舌をまんべんなく押しつける。口内を狭めて、柔らかい肉棒を押し潰すようにして、とろとろの唾液を目一杯塗りたくる。
味覚も触覚も、全部味わい尽くすようにして、オレは根元からゆっくりと、口を引き抜いた。
「ん、ぷ……ずずっ、じゅず、ぅ……」
いやらしい水音。唾液が泡になってマスターの竿を伝う。まだ伸びしろのある肉筒が、ゴムホースのように伸びてオレの口に引っ張られるのが面白い。
亀頭の傘に唇をひっかけて、たっぷりと堪能してから、オレはペニスを口から離した。ちゅぽっ、という水音と一緒に、唾液塗れのペニスがマスターの腰に垂れ落ちる。
「ふ、ふぅ……ん」
時間にして、ほんの一分程度の口淫。だというのにオレの顔は、汗と涎ですっかり濡れていた。
パジャマの襟まで濡らすち〇ぽ味の涎は、ほとんどがオレの口内に残っている。もごもごと口を動かす度に、口内がいやらしく汚れていく。興奮で荒くなった鼻息をする度に、エグい雄の臭いが全身に廻っていく。
オレは何度も躊躇して、バクバクと胸を高鳴らせて——
「……ん、ぐ……ぱ、はぁ」
ごくりと喉を鳴らして、ち〇ぽの染み込んだ涎を飲み込んだ。
自由になった口に、森の空気が飛び込んでくる。その冷たさに、自分がとんでもなく熱くなっている事に気付かされる。
顔が熱い。口元が濡れてばっちい。けれども拭おうという気が起こらない。
正気はいつまで経ってもやって来なかった。むしろ、もっとという好奇心がふつふつと沸き上がり、オレを興奮させる。柔肉を舌に押し当てる感触を、生々しい竿を口一杯に頬張る満足感を、もっととせがんでいる。
目が据わっているのが、自分でも分かる。オレは荒い呼吸のまま、涎でてらてらと光るマスターのモノを見る。
「……あんまり、デカくならねえな」
最初よりかは膨らんで、ひくひくと痙攣して、亀頭の部分は紅潮している。それでも、あの時ブチ込まれたような大きさからはほど遠い。
あまり気持ちよく無かったのだろうか。マスターのくせに。オレがしゃぶってやってるのに、なんて生意気なんだろう。
もちろん前提として、これは単なる気晴らしだ。オレがマスターのち〇ぽを使って遊んでるだけ。けれど、それが全く気持ちよくないと言われるのは癪に障る。
我ながらなんて天邪鬼なのだろう。上体を降ろしながら、そう苦笑する。
「……も少し、ゆっくり……歯を、当てねえように」
今度は慎重に、マスターの亀頭に唇を付ける。唾液に濡れた亀頭は、少し吸うだけで、ちゅぽんとオレの口に入り込んできた。
熱い肉棒を転がす。今度は優しく、舌や唇。頬で受け止めるように。擦るんじゃなくてゆっくりと撫でるように。
「ふむ……え、るぅ。くぷ……」
「……ん、んぅ?」
亀頭を舌で弄っていると、頭の上からとぼけた声が聞こえてきた。
構わずに舌を動かし続けると、すぐに両脚がバタバタと蠢き始めた。
「う、あっ。股間……な、何? 何事?」
「暴れんなマスター。腕に当たったら噛み千切るぞテメエ」
「も、モードレッド? そんなところで何してるのさ」
「っ……すっとぼけやがって。見りゃ分かんだろうがよ。あ、む……じゅ、ずぅぅ」
「あ、ちょ、ふぁぁ」
目覚まし代わりに、亀頭をすっぽりとくわえ込んで、啜ってやる。下品な水音に、マスターの短い喘ぎ声が重なった。
「苛つく事があったから、気晴らししてんだ……テメエは寝転がったまま、黙ってされるがままにされてろ」
マスターが目覚めると、ペニスはさっきよりも震えて、喜んでいるようだった。
舌でなぞる度に、歯が触れる度に、マスターの短い吐息が頭上から降ってくる。
「うわ……モードレッドが、僕のを咥えてる」
「っあんだよ、うわって……もっと、機嫌良くなるような感想はねえのか……る、ぅ」
「いや、あんまりに信じられなくて……こういうの、モードレッドは絶対してくれないと思ってたのに」
「じゅ、ぷ。ん……オレもだよ。今でも自分が信じらんねえ。ほんと……馬鹿みたいな事してる……ぅ、える。あ——……ぷ」
大口を開けて、ひくつくマスターの半勃ちち〇ぽをくわえ込む。
熱くて柔らかい肉棒を、口内全体で包む。口寂しさを紛らわすという点では、これが一番効いた。
「っ、う……モードレッドの口の中、ぬるぬるで、熱……っ!」
根元を唇で閉じてやると、マスターが上擦った声を上げる。
間抜けな声。股間を曝け出した情けない格好。マスターを手玉に取るような、不思議な高揚がオレを上機嫌にさせた。
オレは得意気に笑って、ち〇ぽを含んだ口を窄めさせた。
「昨日、風呂入ってなかったろ……ち〇ぽだけ、オレの口で濯いでやるよ」
口内にたっぷりと溢れた涎で、半勃ちの陰茎を包み込む。うがいでもするように口を泳がすと、ねばこい唾液が泡を作って、柔らかいち〇ぽをもみくちゃにする。
「じゅずずっ、じゅるぅ……ずぞっ、じゅるるるぅ」
「うあっ、くっ、ううぅっ」
信じられないくらいに下品で官能的な音が、オレの口から奏でられる。余程気持ちいいのか、音に合わせるように、マスターの足がビクビクと痙攣して、折り曲げた膝がベッドに押しつけられる。
ち〇ぽを啜っている。温かくてヌルヌルの唾液がほとばしって、マスターの竿に絡みつく。洗われていないち〇ぽの汚れや臭いが、唾液に溶けてオレの口内に広がっていく。
ち〇ぽの味。ち〇ぽの臭い。口腔がマスターで一杯になる。頭がおかしくなりそうだった。理性がどんどん、マスターの雄臭さに溶かされていく。下品な味の涎が、泡になってマスターの陰毛に落ちていく。
「ずっ、じゅるぅぅ、ぷじゅ、る」
「あっあ、モードレッド、それホント気持ち、い……!」
「ずずずぅぅぅ、じゅく、じゅぅぅ……ん、んぅ、ぐむっ!?」
咥えていたペニスが、突然に膨れあがった。
ゆで卵のような感触の亀頭が喉の奥にごつんとぶつかった。肉棒は一気に太く硬くなって口を埋め尽くし、顎が外れそうになる。
「んぐ。んべ、ぇ……ゎ」
涎を垂れ流しながら、何度もえずいてち〇ぽを引き抜き、オレは絶句してしまう。
完全に勃起したペニスは、オレの顔ほどの大きさになっていた。さっきまでのナマコのようだったグロかわいさは消え失せて、逞しく隆々に肉付いている。反り返った竿の先には真っ赤に膨らんだ亀頭があって、それが唾液にてらてらと光って、オレの鼻先に突きつけられている。
生々しくグロテスクで逞しい、臨戦態勢のペニス。オレの中をかき回して女にしてしまった雄の象徴を前に、しばし我を忘れてしまう。
硬直から解放されても、オレから出たのは乾いた笑いだった。
「は、は……なんだよ、ちょっと舐めただけでガッチガチにしやがって。そんなに気持ちよかったか?」
目がペニスに釘付けにされる。
まじまじと見るのは初めてだったが、まさかこんなに大きかったなんて。
こんなのが、オレの中に入っていたのか。臍くらいまで届いていたんじゃないのか?
ギンギンに張り詰めた怒張は、オレの目の前でそそり立ち、口淫の再開を強請っている。
「っモードレッド……!」
マスターの声が荒い。激しく流れる血液で体温が上がり、全身に力が入って、手はシーツを握りしめている。浅く早い呼吸はすっかり発情している。鼓動の度に、反り返ったち〇ぽがヒクヒクと震えていた。
興奮に震える目は、懇願する子犬のようにも見えた。その弱々しい請願にオレは得意気になって、荒い息をち〇ぽに吹き付ける。
「んな情けねえ声出すなよ。ちゃんと分かってる……ここまでして、おあずけなんてしないからよ」
オレは舌を突き出して、そそり立つ竿の裏筋に押しつけた。
想像以上に熱く、それに硬かった。さっきまで柔らかいゴムみたいだったのが、鍛えられた筋肉のようにオレの舌を押し返してくる。当てた瞬間にびくんと跳ねて、オレの顔から逃げていく。
正直、どうしていいか分からなかった。
デカすぎる。目の前におっ立ったペニスは、まるで剣を突きつけられたような錯覚を感じさせる。
問答無用で屈服させられそうな、恐怖を覚える雄々しさ。オレはさっきまでとは打って変わって、恐る恐る竿に舌を押しつける。
「ふ、う……モードレッドの舌、小さくて、チロチロ舐めて……!」
「っテメエのがデカすぎるんだよ……あ、あんまり暴れんなって」
「でも、モードレッドの舐め方、くすぐったくて」
そそり立つ竿に唇を押しつけて、漲る血管を舌でなぞる。その度にペニスは魚のように跳ねて、オレの顔から離れていく。
スケールから言えば、二の腕を指先でツンツンとつつくような物だ。悪戯にキスをする度に、マスターの欲望だけが膨れていくのが分かる。
「モードレッド。僕が竿抑えて……」
「うるせえ、手出すな。バカにすんじゃねえ……お前を気持ちよくさせるぐらい、訳ないっての」
マスターの懇願を跳ね返して、オレは裏筋の根元に、舌を押しつけた。
小さなオレの舌全体を押しつけて、裏筋を根元から先端まで、ゆっくりとなぞる。
風船みたいに膨れた亀頭まで辿り着くと、オレはその先端を、ぱっくりとくわえ込んだ。
「っ……」
「ほら。これなら、幾ら飛び跳ねても逃げらんねえだろ……ちゅ、ぷ」
亀頭は更に赤く腫れて、熱くなっていた。透明な液体を溜めた割れ目に唇を押しつけると、しょっぱいような味がする。
思い切り口を開けて、熱い亀頭を咥え込む。高いカリまでを飲み込んで、それでオレの口は一杯になってしまった。
「っぷ、ふ……顎、外れそうだ。デカすぎるんだよ、このち〇ぽめ……えるえる、るぅ」
目一杯に舌を動かして、一番敏感な亀頭を舐め回す。唇をもごもごと動かして、カリの境目を優しくマッサージする。
口を開けっぴろげて苦しい。舌が火傷しそうに熱い。むせ返るような雄臭さは、益々獰猛になって、脳をチリチリと焦がしてくる。
けれど、止めようとは思わなかった。舌を動かす度にマスターが上擦った声を上げて、シーツを握りしめる手にぎゅっと力が籠もる。
その反応が楽しくて、何となく嬉しくて。オレは躊躇いなく、亀頭に舌を押しつける。
「っふぅ、つっく……!」
「ん……ここらろ? この、裏っかわの、くぼんだところを……れるれる、るぷ、じゅぅぅっ」
「っわ、ああっ」
「ふふっ。女みたいな声上げへんぜ、まふたー……える、るぅるぅ」
亀頭の裏部分に舌をあてがい、容赦なく擦ってやる。溜まった唾液がじゅくじゅくと音を立てて、一番敏感な部分をなぞる。唾液まみれの亀頭を引き抜くと、息継ぎついでにキスをして、鈴口からカウパーを吸い出してやる。
小さな口を目一杯に使って、マスターの亀頭を蹂躙する。
最初の憂さ晴らしの目的なんて、すっかり蕩けて消えていた。
マスターを悶えさせるのが楽しい。鈴口から垂れてくるカウパーのしょっぱい味が癖になる。そして、やがて訪れる、欲望の白い塊をドプドプと吐き出される瞬間を、心待ちにしている。
こんなおぞましいのと、セックスしていたのか。筋肉の塊みたいなち〇ぽで、ま〇こを掻き回されて、ヒイヒイ言わされてたのか。
これがオレを女にしてしまった。オレに愛情を教えてしまった。性の嬉しさを知らしめてしまった。
口一杯に頬張る雄の象徴。マスターの一番気持ちいいところ。ち〇ぽ、ち〇ぽ、ち〇ぽ。
理性が締め出されて、熱い劣情が埋めていく。ほとんど無意識に、オレは尻を突き出して、閉じた内股を擦り合わせる。それが、両腕の使えないオレが気持ちよくなれる唯一の方法だった。マスターに貰った桃色の寝間着は、股部分もぐっしょりと濡れてしまっているだろう。
「んぷ、える、るろぉ……」
「はぁ、はぁ……ま、待って。先っぽは敏感だから、もう少しゆっくり……ぐっ」
「ちゅ、ちゅううっ。ぷじゅ、るう、るるぅ」
「は、激しいよ、モードレッド。先っぽばっかりされると、おかしくなるから……き、聞いてる!?」
マスターの足の痙攣が激しくなってる。上擦った声は悲鳴に近くなり、真っ赤な亀頭は爆発しそうに赤黒くなっている。
それに意識がいったのは、全部が終わってからだった。オレは無意識に、本能のままに、マスターのち〇ぽを我武者羅に味わっていた。
舐めにくい根元や竿は無視して、先っぽだけ。執拗に。何分も何分も。
夢中に吸い付いて、容赦なく舌を動かす。頭を小刻みに揺らして、唇でカリをくぽくぽと柔らかく刺激する。真っ赤な亀頭ははち切れんばかりに膨らんで、限界が近い事を悟らせる。
気持ちいい。ただち〇ぽを舐めているだけなのに、口も、ま〇こも気持ち良い。
喜びを抱いて、オレは爆発しそうな亀頭の裏を舌で舐めまくり、カウパーを思い切り吸い上げる。マスターの悲鳴は、すっかり発情したオレの耳には届かない。
「ひっ、づぅぅ……!? やばい、やばいってモードレッド。先っぽが痺れて、ビリビリして……ほんと、これ以上されたらッ……」
女のような声を上げてよがる。亀頭を咥えるオレを止めるべく、マスターがオレに手を伸ばした。
横髪を持ち上げられ、頬を撫でられる。
温かさに誘われるように、オレは顔を上げる。
瞬間、マスターと目があった。
互いに上気して真っ赤になった顔。度を超えた刺激に震えるマスターの目と、亀頭を咥え込み発情したオレの目が交差する。
「「——」」
時が止まったような気がした。音が消えて、朝の静謐な空気が割り込んで、日常のオレ達に戻ったような。
身体の熱と、荒い呼吸と、重なる吐息。
情欲に塗り潰されていた心から、ふつふつとある想いが沸き上がってきた。
それが、オレの表情を緩める。亀頭をくわえ込んだまま、唇を持ち上げて笑みを作る。
ただ心の内で、一言ぽつりと呟いた。
声にはならない。聞こえた訳じゃないだろう。
——好き。
けれどその一言が、必死に堪えていたマスターの堰をたたき壊した。
「うっ……あ、ああっ! ぐぅぅぅ!」
「んっう゛、うううううぅ!?」
マスターが声を上げ、その瞬間、亀頭から真っ白の液体が吐き出された。
亀頭ばかりを責められて、射精は正確に機能しなくなっていた。ザーメンが噴水のように吹き出して、うまく脈動できずコポコポと溢れてくる。
意識とは無関係にち〇ぽが痙攣する、溢れるような吐精。
「ん、んぅ——ー……」
壊れた蛇口のように、ザーメンが流れ込んでくる。とぷとぷ。ぴゅっぴゅっ。オレは当然のように、それを口で受け止める。目を閉じて、先っぽに吸い付いて、溢れ出てくる精液を蓄える。
熱く苦い粘液が、喉奥を叩く。カウパーの何倍も濃い雄の香りが、脳を感電させる。持ち上げていた尻が勝手に痙攣して、ま〇こからいやらしい汁を溢れさせた。
水鉄砲のようにザーメンを吐き出し、一方で脈動もできずにただ垂れ流し。オシャカになった射精は、長い事続いた。
オレの口の半分が精液で埋められた頃、ようやくオレは、咥え続けていた亀頭を引き抜く。赤黒く充血した亀頭はビリビリと痺れるように震え、オレの唾液とこびり付いた半透明のザーメンで下品に濡れていた。
「ん、んぇ……え、ぐ」
吐き出されたザーメンの、想像以上の生臭さ。粘っこさ。苦みと甘みをぐちゃぐちゃにした雄の味が、オレの口を埋めている。
けれど、吐き出したくなかった。これはマスターが出した精液だから。オレが出させた、気持ちよくなった証拠だから。
生臭いマスターの汁を、オレはゆっくり、時間をかけて飲み込んだ。何度も何度も、少しずつ嚥下して、雄汁をオレの喉の奥に送っていく。
全部を飲み込んでも、粘つく精液は口にこびり付いて、エグみが喉を焼くようだった。猛烈なマスターの存在感に、オレの理性が焼け焦がされるようだ。
目が自然と、引き抜いたペニスに向かう。亀頭ばかりを責められてヒクヒクと震える肉竿は、けれどもまだ物足りないと言わんばかりに大きさと硬度を維持している。
これを突っ込まれたら、どれほど気持ちがいいだろう。
オレの方はとっくに愛液を漏らして準備万端だった。この猛々しい竿で膣を擦られて、女としてよがり狂う様は、容易に想像できた。そうありたいとさえ思った。
「……へへ。滅茶苦茶マッズいな、お前の」
けれど、ダメだ。
これはあくまで憂さ晴らしなんだから。
自分から滅茶苦茶にしてくれなど頼むなんて、オレのプライドが許さない。
だからオレはすくと立ち上がって、未だ物欲しげなマスターの胸を足で踏んづけた。
「ちょ、モードレッド……」
「んじゃ、気が澄んだから、先に行くわ。飯待ってるからな」
発情しきった顔と呼吸で、やっとその言葉を取り繕う。
下腹部の疼きを止められないまま。びしゃびしゃになったパジャマの襟と股を張り付かせて、オレはそそくさと寝室から立ち去った。