もう二度と剣を持てないモードレッドとの優しい隠匿生活 作:オリスケ
めちゃくちゃ長いです。15000文字あります。
ストーリーが気になる人は、ここはスルーして次の章に進んでいただくといいと思います。
マスターの味がこびり付いている。
苦くて、仄かに甘くて。エグ味は喉を焼け焦がすようだ。
吐き出す息がエロ生臭い。ちゃんと全部飲み込んだのに、マスターの存在感が拭えない。喉にザーメンの膜が張られたみたいだ。濃厚な精液の臭いを無視するのは、鋼のような精神力が必要だった。
オレはリビングの飴を一つ咥えて、ソファにボスンと腰を落とす。
日の出を終えて、青色に澄み切った空。湖を中心に置く森の姿が、窓の向こうで輝いている。
心が洗われるような景色。静かで穏やかな大自然。
その中で、あろうことかオレは発情している。鼻腔から染み込んだ精液の香りが、森の澄み渡る空気を台無しにしている。
カロ、と音を立てて飴を転がす。甘く酸味のある味。この程度では、口にぶちまけられた苦みとエグ味には到底及ばない。
いや、もう比べるべくもなかった。口一杯に頬張る亀頭の熱い感触。雄臭い肉棒を唾液とかき混ぜるいやらしさ。背徳感と一緒に、胸の中が情欲と征服感で満ちるあの感覚。
キャンディ程度では、さっきのたまらない満足を思い出すだけだった。つい数分前に味わった感覚が、鮮明にリフレインしてくる。
「ん……ふー……ふー」
深く呼吸する度に、精液の臭いが込み上げてきて、脳にチリチリと火花が散る。内股を擦るだけで、濡れそぼったオレの陰部は切ない疼きを感じさせた。
静かな空気に、興奮しきった呼吸と、内股を摺り合わせる衣擦れ音が響く。オレはもぞもぞと自分の股を刺激し、口淫の余韻を貪る。
しばらく経ってから、やっと寝室のドアが開いた。ゆらりと怪しい挙動で、マスターが姿を見せる。
「……一体どうしたのさ、モードレッド」
「別にいいだろ? 何となく、したくなっただけさ」
飴を転がしながら、さらりと受け流す。
視線を向けただけで、マスターが発情している事を理解できた。頬は赤く、普段の優しい雰囲気の奥に熱い情欲の炎が灯っている。
けれど、その表情は意外にも厳しかった。彼の態度は真剣で、魔術師としてオレの事を心配してもいる。
「でたらめ言っちゃだめだ。何か、よっぽど落ち込むことがあったんじゃないか? じゃなきゃ君が……」
「なんだよ、オレにち〇ぽ舐められてヒイヒイ言わされたのが、そんなに悔しいのか?」
「っそれは……」
キャンディを乗せた舌をべえっと出してやると、珍しくマスターが閉口する。
普段の飄々とした態度は成りを潜めた、どこか可愛さも感じさせる態度。優越感を感じながら、オレは飴を噛み砕く。ボリボリと乱暴な音を立てながら、得意げに笑ってみせる。
「たまには、労をねぎらってやりたかったんだよ。ホントだぜ? ド変態のマスターは、どうせこういったエロいのが好きだろうからな。第一……」
そこで言葉を切って、オレは視線をついと下げる。
マスターのズボンはずっと立派なテントが張られ、苦しそうにカーゴパンツの生地を押していた。
数分努力しても、興奮を静める事は終ぞできなかったらしい。その大きな山が、マスターの本心を何より表明している。
「そんな風にギンギンにしてちゃ、何言っても説得力ないぜ。さっきからずっと、物欲しそうに息荒げてるじゃねえか」
「っそういうモードレッドだって……」
「オレはいいんだよ。マスターを冷やかすのも十分にやったしな」
そうだ、こうでなきゃいけない。一度全部を曝け出しても、自分から求めるような女々しい真似はできない。
オレはキャンディの白い棒を吐き出して、ソファにごろんと横になった。三人掛けのソファに仰向けに寝そべって、肘掛けの所に頭を置く。
あくまで上から目線で、得意気に、嘯いて笑う。
「でも……情けないマスターも見れて、今は機嫌が良いからな。特別に、オレを好きに使わせてやるよ」
上下逆さになった視界で、オレはマスターにそう挑発した。身体全部をソファに投げ出して、さながらまな板の上に乗った魚のように、オレの身体を見せびらかす。涎に濡れた襟も、愛液に濡れた股ぐらも全部だ。
その餌に、飢えた雄が食いつかない筈がなかった。マスターは溜息一つ、意識のスイッチを切り替えた。
「……分かったよ」
冷ややかな声には、普段感じられない冷徹な感情も垣間見えた。
マスターは迷い無い足取りで、オレの目の前に立った。肘掛けに置いた頭の方に。
目と鼻の先に、大きく張り詰めたテントが突きつけられる。カーゴパンツは、その下の雄の気配を隠しもしない。得意気な笑みを崩さないまま、オレは静かに息を飲む。
「お言葉に甘えさせて貰うよ……君が言ったんだからね?」
マスターは躊躇いなく、ズボンを下着ごと引き下ろす。
張り詰めた怒張が、オレの鼻先に姿を見せた。ズボンに引っかかった反動でブルンと震え、雄々しい肉がオレの眉間をツンと叩く。
仰向けに寝転がるオレに、ち〇ぽが影を下ろす。生乾きのザーメンとオレの唾液が混ざった強烈な臭いが、オレの鼻腔に飛び込んでくる。
「っ……」
「さっきのフェラチオ、先っぽばかりで辛かったけど、とっても気持ちよかったし、嬉しかったよ」
ち〇ぽを目の前に翳したまま、マスターの手がオレの頬を撫でる。
何か言われるより先に、オレは身を捩って身体を押し出した。肘掛けには首の根元を置くようにして、頭を垂れ下げる。
視界が上下逆さになる。竿が更に眼前に迫り、むわんとした湿気が顔に吹き付けられる。
すんと香りを嗅ぐと、ぞくぞくと背筋に電気が走る。金縛りにあったオレの顔の前で、マスターの手が竿の根元を握った。
「思うがままに、気持ちよくなっていいんだよね?」
そう言って、仰向けのオレの逆さの唇に、亀頭を押しつけた。
やけどしそうな男の熱。オレは自分が招き寄せた獲物に向けて、静かにキスを捧げた。
「ちゅ、ちゅぅ……える……」
差し出された真っ赤な亀頭。その裏側のくぼみに唇を吸い付かせ、鈴口に舌を這わせる。ビクビクと跳ねるち〇ぽは、マスターの支えもあって、オレの唇から離れようとしない。
半勃ちのち〇ぽを好き勝手に舐めていた時と違う。差し出された分だけを舐める、命令的なフェラチオ。
その屈辱的な感覚を味わう間もなく、マスターは腰を前に突き出してきた。強制的に口内に亀頭が潜り込んでくる。
「ん、んぅ……ぅぅ~~」
ぐぐ、と押し入れられる感覚。首だけを前に突き出したオレの頭に、マスターの腰の動きを止める力はない。亀頭はすぐに唇に包まれて、高い溝を作ったカリまでを飲み込ませる。
頭を下にしたオレにち〇ぽを突き込むと、大きく膨らんだ亀頭の表側が下あごをなぞる。高いカリが歯を擦れて、行き場を失った舌をぐにぐにと押してくる。
マスターの怒張は余りに大きかった。顎が外れそうだし、気を抜くとすぐに喉がきゅっと絞られ、えずきそうになる。
「ん、ぐ……んん」
「っふ、ぅ……ここまでが、君の言う限界」
重たそうな陰嚢とマスターの太股が視界を埋める。オレから見える最悪な絵面、マスターの竿はまだ七割以上が口の外にある。
そして、マスターはもう、遠慮する事を辞めたようだった。
「でも……僕が気持ちよくなりたいのは、もっと根元の方なんだ」
言うや否や、マスターの腰が更に前に押し込まれる。肉棒にぐぐっと力が加わり、熱い亀頭が口を抜け、喉の方へとめり込んでくる。
「ん、ぉ……」
抵抗する事はできない。開けっぴろげられたオレの口内に、マスターが押し入ってくる。
熱い亀頭が咽喉の奥に押しつけられ、粘膜をぐにんと押される。唇が亀頭から竿に移動し、陰嚢を包む分厚い皮を挟む。
「っはぁ。やっぱり竿の部分、気持ちいい……!」
「ぐ、ぷぐ、ぅぅ……」
絞り出すようなマスターの声。肉竿が喜びに打ち震えるようにブルブルと振動している。血管が更に浮き上がり、待ち望んでいた快感に益々硬度を増す。
喉の奥までマスターのち〇ぽが侵略し、雄の臭いを容赦なく充満させる。
途轍もない苦しさだった。口が限界まで開かれて痛むし、禄に呼吸もできない。
それなのに、気持ちいい。
自分が自分じゃなくなりそうで怖いのに、落ち着く。
道具として使われるような屈辱を、たまらなくエロいと感じてしまう。
息苦しさと一緒に口寂しさが薄れていく。上顎の奥のプルプルした肉を亀頭で叩かれると、愛撫されるような刺激を感じる。鼻を使って必死に呼吸すると、濃厚な雄の香りが、またオレの脳を痺れさせる。
このままじゃどうなってしまうか分からない。けれど、もっと欲しい。ち〇ぽが欲しい。オレを求めて欲しい。
自分でもよく分からない葛藤。オレはマスターにされるがまま、苦しみを受け入れる。ペニスを啜って、せいいっぱい奉仕する。
「ん、ぷぐ、じゅぷ……うぐっ……も……」
「ふぅ、くっ……モードレッド、だいじょうう゛?」
何度もえずいて、喉を蠕動させて、漏れ出る唾液を口から溢れ落とし、その粘液を使って、ち〇ぽがオレの口内を滑る。粘膜同士を擦り合わせる。
ち〇ぽは、まだ半分以上が口の外にあった。もっと気持ちよくなりたいと、肉棒が押し寄せる。拮抗は長く続かない。理性なんてとうの昔にち〇ぽに崩されている。
それにオレという雌は、まだオレの限界を知らないのだ。
何度も吐きそうになって、無理矢理ち〇ぽを押し込まれて……二人ともが、奥の存在に気付く。
「んぐ……ん、こ。んこ……」
「うあ、あ……?」
強引に喉を嚥下すると、亀頭がそこに滑り込んできた。ずずっとマスターの腰が前に動き、上擦った声が上がる。
自分でも知らない空洞。本来何者にも侵されない、奥の奥。
そこが『一線』だ。常識的には越えちゃいけない一線。そこを越えたら、戻れなくなるライン。
その事を察したのだろう。マスターは身を引いた。喉の肉がひっぱられるような感覚。ずるり、と音を出して、マスターの竿が口から引き抜かれた。粘つく唾液が、唇と亀頭にアーチを描く。
「んば、はあ! はあ゛ー……はあ゛ー……」
金魚のように口を開けて、酸素を取り込む。
喉にはすっかり、ち〇ぽの味が染み込んでいる。深呼吸する度に、ザーメンの匂いが鼻を抜けて、淫乱に染まった脳味噌にパチパチと火花を散らす。
勝手に涙が溢れて、額の方へと落ちていく。
オレの理性はギリギリだった。口は閉じるのを忘れ上擦った声を上げ続け、視界が酸素不足でぼーっとする。性欲だけが止め処なく、もっともっとと欲望の火を燃やしている。
目の前には、唾液に塗れて光る怒張が屹立している。ビンビンに硬いち〇ぽの奥に、目の据わったマスターの顔がある。
「……」
マスターは何も言わず、身体をオレに近づけた。竿がオレの顔を越して、顎の先に乗せられる。
「……あ、む」
命令されるでもなく、オレは目の前にぶら下げられた睾丸にしゃぶりついた。精液を溜めてたっぷりと重い睾丸を口に含んで、皮の中のボールを飴のように転がして、優しくマッサージする。
「ちゅず、るぷ、るうぅ……あも。もむ、むぅ」
「っはは……こうして比べると、凄いね。モードレッドの喉、とっても小さい」
玉袋を舐められ足を危うく震わせながら、マスターが竿をピタリとオレの喉に押しつけた。
「ホラ、根元まで射れたら、首を通り抜けちゃうよ。太さも、ペニスが喉の半分くらいだ」
「もむ、えむ……む、ちゅう……」
乾いた笑い。マスターが腰を引き、再び真っ赤な亀頭がオレ目の前に突きつけられる。
マスターの手が、オレの頬に触れた。優しく、慈しむように撫でられる。
「……」
お互いの荒い呼吸が重なる。そそり立ったち〇ぽを挟んで、欲望に浮かされた視線が交差する。
特に言葉は無かった、ただ、それがマスターの最後の優しさだと気が付いた。
本当にいいの? と目が聞いていた。この先に進んだら、もう止まらないよと念を押していた。
「……あ——」
だからオレは、何も言わず口を開け、マスターを誘惑した。
頭を下に垂らして、喉を真っ直ぐに。顎を目一杯に開いて、舌を突き出して。
来てみろよ、と挑戦的に。それと同時に、そうあるべきと言うように。ここが剣を収める鞘だと主張するように。
マスターの全部をくれと、下品におねだりする。
その欲望に、マスターは応えてくれた。
ち〇ぽが、ゆっくり突き進んでくる。舌の感触を楽しみながら、喉奥へと潜り込んでくる。
熱い怒張が、喉の奥、その先に突き進む。
「——……ん、こ。んぐ、ぅ……」
「っ……ふぅ、く……」
ち〇ぽを咥えて、食べて、飲み込む。
オレは喉を鳴らして、誰も踏み込んだことの無い最奥を、マスターに差し出した。
本来は食べ物を嚥下し、栄養にするためだけにある器官。穢れを知らない、そんな風に使われるなんて夢にも思っていない、オレの身体。
なのにそこには男を喜ばせるためにできたような濡れそぼった柔肉と、いやらしく隆起したヒダヒダがあった。そこにマスターの爛れた欲望が押し込められる。
「んぐ、ぷぐ……か、ふ……ぉ」
視界にあったマスターの竿がどんどん短くなる。
半分を超え……後少し……もう、ちょっと……。
そうして、やっと辿り着いた根元に、オレは唇をぴったりと吸い付かせた。
「ふぐ、じゅぷ、ぅぅ……!」
「う、ああ……! モードレッドの喉、キツくて、熱くて……ち〇ぽが全部、気持ちいい……!」
マスターの全部が、オレの喉に収まっている。オレの喉がち〇ぽで串刺しにされている。
イチモツが喉を貫く不快感込み上げてくる嘔吐感。デカすぎる怒張に圧迫されて、呼吸も満足に届かない。頭のネジは完全に吹き飛んで、体中の穴から体液が止め処なく溢れてくる。
苦しい。けれどそれと同時に、気持ちいい。
マスターを気持ちよくできているという達成感。柔肉を擦り合わせる快楽に、自分でも知らなかった場所が悦んでいる。
食道を閉じようと喉が収縮して、ち〇ぽ全体をキツく抱き締める。その喉ごしに、オレの雌の部分が昂ぶるのを感じる。
「っうご、くよ。モードレッド……つぅぅ」
マスターが抽送を始める。腰を引くと、再び喉が蠕動し、ち〇ぽ全体を締めつける。ヒダヒダが竿に吸い付いて、動きに合わせて擦り上げる。
「ああっ、凄い……モードレッドの喉、熱くて、ビクビク動いて……本当のま〇こみたいだ」
「ん、んぐ、う゛、ふぅ……ん、おぉ」
「くっ……えずく度に、喉が動いて……ち〇ぽ全部が、キツく抱き締められてる」
快感に耐えかねて、腰の動きが加速する。
喉をま〇こ同然に扱われる。快感を得るために、一心不乱に貪られる。
道具のように。雄を満足させる為の愛玩具のように。
その被支配の感覚が、オレを雌に変える。エロい事しか考えられない変態に堕としてしまう。
「んう゛っ、ぐむっ……こ、ぷ……じゅるっ、じゅううぅぅっ」
オレは一心不乱にち〇ぽに食らい付いた。喉を締めて、柔肉で肉棒全部を抱き締める。唇を根元に吸い付かせ、陰毛と一緒にもぐもぐと租借する。口を窄めて、たっぷりと溢れた唾液と一緒に、分厚い皮を啜る。
舌を目一杯に動かして、往復する竿の表側を味わう。ち〇ぽとベロが唾液の海を泳ぎ、ぐちゅぐちゅというとんでもない音が鼓膜を揺らす。
「ぷぐっぷぐっ、ぷじゅ、じゅぅぅ……ふう゛ー。ふむう゛ー……!」
喉奥のヒダを擦られる度に、快楽が電気のように身体を駆け巡った。パジャマの下でぴんと立った乳首が、生地と擦れてぞわぞわとした刺激を与えてくる。
身体が勝手に気持ちよくなる。当然、ド変態のマスターは、それを見過ごすような男ではない。
「モードレッド、もしかして、イラマチオで感じてるの?」
「んぐ、う゛。う゛ー」
「そうだね……モードレッドも、ちゃんと気持ちよくならないとね」
マスターは空いた両手を、オレの身体に這わせた。
襟元のボタンを外して、左手が滑り込んでくる。酸素不足に喘ぐオレの肌は興奮に汗が滲み、触れられるだけで飛び跳ねそうになるほど敏感になっていた。
熱く総毛立ったオレの上半身を撫でて、掌全体で小さな丘を揉みほぐし、指先で硬くなった乳首をコリコリと捏ねられる。
「ふひゅ、んんっ!?」
イラマチオに喘ぐオレの声が、一段階高く跳ね上がる。
自分が思う以上に、オレの身体はマスターの愛撫を待ち侘びていた。ぞくぞくという快感が背筋を駆け上がる。乳首を抓られると、電気ショックでも浴びたみたいに身体が跳ねた。
身体を捩らせる度に、両腕が動き傷が痛みを訴えてきたが、最早それに構っていられる余裕なんて無い。
喉に感じる刺激だけで一杯一杯で、胸の刺激を受け入れられない。そんな中でマスターの右手が、汗で濡れる肌を滑って、パジャマ越しにオレの腹を下っていく。
「……うわ、ずぶ濡れだ……もしかして、潮まで吹いてたの? とろとろで、口を開いてるのが布越しでも分かる」
呆れたような、喜色の滲んだ笑い。
マスターの二本の指が、パジャマ越しの割れ目に沿って押しつけられる。
「んひゅ……ん、んう゛ぅぅぅ!」
それだけで、もうだめだった。勝手に期待し妄想していた、その数倍の快感が押し寄せる。
嬉しい。嬉しい。気持ちいい。躁の感情が頭を埋める。ぷしっと愛液が飛び出して、下着を熱く塗らした。
「フェラでこうなってるなら、口寂しさの解消どころじゃないね……モードレッド、実は口が性感帯なのかも」
「んんっ! ふう゛、じゅぷ、んぐぅぅ……ふう゛ぅー」
「それとも……強がってるだけで、実は相当なドMだ、とか」
そう言って、マスターが腰を突き出す。益々膨れあがった怒張が、再び根元まで飛び込んでくる。
唾液で満たされ、唇でぱっくりと根元をくわえ込んで蓋をした、熱い蜜壺。オレの口が、マスターを快楽でひたひたに漬け込んでいる。
その喜びに耐えかねたように、マスターが手をパジャマに差し入れ、オレのヴァキナに指を滑り込ませた。
「ふ——」
ごつごつとした指が膣壁をなぞる。瞬間、ぱちんと弾けた音がした。
快感は声にならなかった。身体が仰け反り、ビクンと痙攣する。
脳がきゅうっと収縮する感覚で、イッたのだと気が付いた。
「まるで洪水だ……凄くエッチだよ、モードレッド」
愛おしそうにマスターが言い、更に深くまで指を這わせる。
ペニス同様、指使いも遠慮する必要なんて微塵もなかった。何をされても気持ちいい。気持ちいい以外の感覚を抱けない。
柔肉のみっちり詰まったそこにマスターの指が押し入って、泡立つ程の勢いでオレの膣を掻き混ぜる。
「ぐしゃぐしゃだよ、モードレッド。ローションまみれになっているみたい……聞こえる? 凄い音が立つよ」
張り詰めたペニスで喉奥をゴリゴリと削られる。右手の指は膣内に押し入り、愛液塗れのそこをじゅくじゅくと掻き混ぜている。左手は胸を揉みしだき、小さなポッチを飽きもせず弄る。
ぱちぱちと閃光が瞬く。脳がくらりと揺らいで、心が飛んでいくようだ。
「ふぅ、ふぅー……興奮と快感で、頭がどうにかなりそうだ。モードレッドにち〇ぽを根元まで飲み込ませて、ぐしゃぐしゃのま〇こを掻き回してる」
「んぷっ、んぷっ。ちゅじゅるぅぅぅ……ん゛っ。ぷじゅ……んんん~~っ!」
「汗と唾液と愛液でどこもかしこも濡れてて、身体が信じられないくらい熱い……凄いよモードレッド。本当に最高だ」
夢見心地のマスターの声とくぐもったオレの嬌声、それとじゅぽじゅぽといういやらしい水音が、二人きりの家に木霊する。
乱暴な愛撫、激しい抽送。溶けてしまいそうな快楽責め。お互いの欲望をぶちまける、獣のようなオーラルセックス。
気持ちよくなる事しか考えられない、容赦ない腰つき。それでオレが悦んでいるのだから、救いようがない。
愛する人に、我武者羅に求められているのだ。苦しさなんてどうでもよかった。
マスターを悦ばせたい。オレの口で、ち〇ぽをとろとろにふやかしてしまいたい。
否応無しに身体が火照り、限界まで急速に昂ぶっていく。
「んう゛っ、ふぶっ。じゅぷっじゅぷっ……お、ぽ、ぷじゅぅ……!」
「はぁ、はぁっ……モードレッド、もう少し……僕も、もうちょっとで……ッ」
マスターの上擦った声。腰使いが激しく、オレの膣を掻き回す指が早くなる。
射精す気だ。喉奥の一番奥に、欲望の白い塊をドプドプとぶちまける気だ。
それを期待してか、オレの喉もきゅうと締まって、張り詰めた肉竿を絞る。ま〇この軽イキが更に激しくなり、陰唇の奥の柔肉がさらに解れて、マスターの指を求めてうねる。ぱちぱちと弾ける火花は視界が眩しくなるほどだ。
雄臭い汁を強引に流し込まれる。マスターの匂いをマーキングされる。
オレの身体が、正真正銘マスターの物にされる。
快楽に溺れる雌として、貪られる愛玩具として……。
そう思った瞬間、喉の更に奥の方で、心がぱっくりと口を開けたような気がした。
自分でも知らなかった空っぽの心。光の刺さない洞窟のような冷たい切なさが、マスターによって強制的に開かれる。
自然と、闇の中を彷徨うかのように、オレは自らの両手を差し出していた。
「っ……手、握って欲しいのかい?」
恥部に触れていた手が離れ、汗と愛液に濡れた手が肩に触れる。上気した肌を滑って、マスターの手とオレの手が重なった。
「んう゛っ……んんんんんっ!」
激しい激痛。脳回路が焼き切れるような衝撃。ブルブルと震える指の震えを受け止めるように、マスターがぎゅっと手に力を籠める。
痛みの先に、指先を絡ませ合う多幸感が訪れる。
両腕の痛みごと、オレを受け入れられているという安心に、切なさが解れていく。ささくれ立った心が包まれる。
残ったのは、女々しくも貪欲な快楽だけだった。
オレは夢中になってち〇ぽにしゃぶりつく。喉を締めて竿全体を絞り、舌で裏筋を撫で擦り、唇をもごもごと動かして根元をマッサージする。
お互いのボルテージが最大まで高まる。両手だけが、互いの信頼を確かめるように、硬く強く握られる。
口内の竿がびくびくと震える。途轍もない快感が、ぞくぞくと背筋を昇ってくる。
「ふう゛っ、ぷじゅ。ん、ふっ、う……まふ、は……」
「モードレッド……僕も、もう、限界……!」
「ん、こ。おぷ、じゅぷ、るぅぅ……」
汚らしい音を立てて、必死に互いを求め合って、指と指、舌とち〇ぽを絡ませる。
オレで気持ちよくなって欲しい。マスターが欲しい。マスターのち〇ぽ。マスター。マスター。オレの、オレを好きで居てくれるマスター。
射精してくれ。欲望の塊を吐き出して、オレを真っ白に汚してくれ。
愛してる証拠を、ぶちまけてくれ。
「んぶぅ、んう゛、ぷっ、じゅる……じゅるるるぅぅ」
「ん、あ。はぁ……出る、出るよ。モードレッド……!」
「んぐ、ぐぷっ、ぐぷっ……んう゛、ふう゛、んぅぅぅぅ!」
「ち〇ぽ全部気持ちいいまま、一番奥に……っあ、射精る、射精ッ……くぅぅぅぅ!」
昂ぶり続けていた感情がとうとう爆発し、マスターは最奥までち〇ぽを叩き付け、真っ白いザーメンを吐き出した。
ドクドクと怒張が脈動する。何度も何度も動いて、熱い精液を喉奥に流し込む。
オレの喉の一番奥に、精液を直接吐き出される。
さっきの何倍も濃く、大量で激しい射精。オレは根元までをぱっくりと包み込んで、その射精を歓迎する。温かい柔肉と唾液で満たして、最高の快楽をマスターに捧げる。
「く、あ、はぁっ」
「ん、ん——ー……!」
マスターの足がガクガクと痙攣する。オレのま〇こも愛液を吹き出して、歓喜の絶頂を迎える。マスターとオレの快感の喘ぎ声が重なる。
雄の匂いが身体に染み込んでいく。溺れるほどのマスターの愛情に視界がぼうっとする。
ぼやけた思考の中、ただ気持ちが良いという夢見心地の快楽が、オレを蕩かす。
漲る怒張が必死に動いて、竿全部を震わせて、亀頭がタコの口のように収縮して、雄臭く熱い精液をがんばって吐き出す。その一つ一つを味わい尽くすように、オレは一生懸命にち〇ぽを飲み込む。射精を応援するように、リズムに合わせて唇をもぐもぐと動かし、根元を優しくマッサージする。
どぷどぷと、ぴゅるぴゅると、何度も何度も痙攣する。溜めていたザーメンを全て吐き出す。
脈動は十回を越えて、精液がオレのお腹一杯に満ちるようだった。
「っ……」
マスターの腰が動く。射精の余韻に震えるち〇ぽが、オレの喉から離れていく。
「ん、じゅず……じゅるぅぅ……」
最後にオレは喉を窄めて、柔らかいヒダヒダで竿全体を搾り上げる。舌で裏筋を押して、尿道に残った分まで残らず出させる。
口に含んだ亀頭を啜り上げて、鈴口まで綺麗に掃除してから、ちゅぽんと音を立ててち〇ぽがオレの口から飛び出した。
「ふ、ぷぐ……くちゅ、くちゅ……」
啜り取ったザーメンと、ち〇ぽの味の染み込んだ唾液が混ざった、とてつもない匂いの甘露。いやらしい、欲望まみれの淫乱ジュース。
オレはぼうっとした頭で、それを音を立てて租借する。粘っこい泡を噛んで、頭がおかしくなる匂いを脳までしっかり行き届かせてから、ごくりと飲み込んだ。
「んく、ん……ふは、ぁ」
嫌悪感はどこにも無かった。ゼリーのようなプルプルの感触は心地よかったし、喉が焼け付くようなエグ味はおいしいとさえ感じられた。
身体の中からマスターに染められる、途方もない多幸感。満足感。熱に浮かされた脳が痺れ、ヴァキナがひくひくと気持ちよく疼く。
針を刺すような痛みと共に、マスターの手がオレの腕から離れていく。名残惜しげに、オレの両手が垂れ下がる。
その手を仕舞うより先に、マスターの両手がオレの腰に回された。
「よっ、と」
「ふひゃっ」
敏感になった肌が、痺れるような刺激を与える。オレの身体がぐいっと持ち上げられて、ソファに正しい姿勢で座らされる。
汗まみれの火照った身体が、精飲の余韻にバクバクと高鳴っている。
訳も分からず目を白黒させるオレ、その目の前に、マスターが立ちはだかった。
あろう事か、股の怒張を更に硬く漲らせて。
「……え」
思わず乾いた声が漏れる。到底信じらないオレに、マスターは何とも爽やかな笑顔を返してきやがった。
「まさか、これで終わりな筈ないよね」
「ちょ、待て……うっそだろ、お前」
「冗談で勃起はできないよ、モードレッド」
「で、でもマスター、さっきバカみたいに大量に射精して……」
「だって君が、まだ満足してなさそうだから」
そう言って、マスターの視線が下がる。
ズボンをショーツごと太股までずり下げて、丸見えになった秘所がそこにある。こぼれ出た愛液がソファに垂れて、大きな染みを作っている。
マスターの指に弄くられたサーモンピンクの柔肉は、ヒクヒクといやらしくうずいていた。その中に空いた蜜穴がぱくぱくと口を開けて、涎を垂らしてもっともっととおねだりを繰り返している。
「口や態度と裏腹に、身体はとっても正直だね。無視しようっていうのが無理な話だ」
「待て、待てマスター……ダメだって、オイ」
ずい、とマスターが迫る。オレを挟むように両膝が乗せられ、一番恥ずかしい所が顔を突き合わせる。
マスターの顔が至近距離に迫り、オレは息を飲む。まるで怯える女のような、高い声が漏れた。
セックスなんてダメだ。ダメに決まってる。
だってオレは、フェラだけで満たされて、絶頂しているのだ。ま〇こはもう準備万端で、チリチリと焼けるほどの切なさを訴えている。
見開かれたオレの目が、自然とマスターのイチモツに向けられる。二回射精して尚衰えを見せない怒張。突っ込んで、掻き回したいと自己主張する雄の象徴。
目が離せない。濡れて上気した呼吸が、更に浅く早くなる。
こんな状態のオレに、あんなに張り詰めたち〇ぽを突っ込まれたら……。
「——けれど僕は、君が本当に嫌がることはしないよ」
「っ……」
「君の欲望解消の玩具でいろって言うなら、僕は受け入れる。主従関係を明確にしたいなら、その意志を尊重する……でも君は、そうじゃないんだろ?」
マスターがオレのズボンを引き下ろし、裸になった足を持ち上げた。Vの字に開脚させられ、瑞々しいいやらしい色の柔肉が曝け出される。
魔力放出なんて必要ない。ただマスターを蹴り飛ばせばそれで終わるのに。持ち上げられた足はされるがまま。動こうという考えすら浮かばない。
張り詰めたペニスの亀頭が、オレの穴にあてがわれる。そこでマスターは動きを止めて、オレを見つめてきた。
発情しきった目が交差する。期待が振り切れた荒い呼吸が重なる。
答えなんて分かり切っていた。この申し出を断る方法なんて無かった。心も体も、マスターを求めているのだから。
それでいいのか? と、融通の利かない、見栄っ張りなオレが問う。
それに返す答えは、もう決まっている。
マスターに抱き締められて嬉しいと感じる。腕の痛みが切なくて虚しくて、マスターに慰めて欲しくなる。
愛されたいと願う。それと同時に、こんな自分が愛されて良いのだろうかと不安になってしまう。だから一緒に居ていいという根拠を、愛情を、みっともなく求めてしまう。
それも含めてオレだ。ここにいるオレは、そういうのも含めてモードレッドなのだ。
「マスター……もしオレが——」
「どうなっても愛してるよ、モードレッド。当たり前だ」
「っ——聞く前に答えてんじゃねえよ、バカマスター」
こっちの葛藤を知りもしないで——いや、知った上で少しも気にせず、彼が即答する。
思わず笑ってしまう。いっちょ前に覚悟を決める事すら、馬鹿らしくなった。
「……分かった」
どうにでもなれ。行けるところまで行っちまえ。
オレは腰を動かして、いやらしい下の口で亀頭にキスをした。
「メチャクチャにしてくれ、マスター。オレで、思う存分気持ちよくなってくれ。否定しようがないくらいの大好きって証を、嫌って言えないくらいの愛してるって想いを、オレにぶちまけてくれ……っ」
切なく疼くま〇こを突き出して、心の底の想いを吐露する。
分かり切っていた通り、マスターはオレの不安を全部軽やかに受け止め——覆い被さっていた上体ごと、オレの中へペニスを割り入れさせた。
硬い亀頭が膣に押し入り、張り詰めた怒張が突き進む。迸る愛液とすっかりほぐされた柔肉が、その侵攻を歓迎する。
「っくひ、ぃぃぃぃぃぃ!」
噛みしめた歯から嬌声が漏れ、涙で滲む視界にパチパチと星が瞬く。
ぞくぞくぞくぞく! と、神経が擦り切れる程の快感がオレを襲った。
とろとろになった肉ひだ全部が、生き物のように蠢いて竿に纏わり付く。ペニスが動く度に、静電気の弾けるような快感が襲う。
あっという間にオレのま〇こは、マスターの怒張を飲み込んでしまった。
膣全体がイソギンチャクのようにうねって、マスターの侵入を歓迎し、ペニスを熱く抱き締める。
「っあ、ぶな。出したばっかりなのに暴発する所だった……モードレッドの膣内、物凄くうねって、ち〇ぽが溶けるみたいに気持ちいい、よ……!」
ぎゅうっと抱き締められると、途方もない幸せがぞくぞくと背筋を駆け上がる。
幸せ。幸せ。ぞくぞくして、気持ちいい。もう訳が……。
「あ、ひぃ……だめだ。もうダ……ます、ますたー」
「ぶちまけるよ、モードレッド」
マスターが耳元で、そう告げる。オレの理性を叩き壊すべく、腰を激しく動かし始めた。
抜いて、叩き込む。欲望を剥き出しにした、猿のような腰使い。じゅるじゅると途轍もない水音が、オレの膣内で奏でられる。
「んっ、ふう゛、あ、 あ゛ぁ、 あ゛——ー!」
膣のヒダを一つ一つずるずると引っかけながら抜かれる。かと思いきや間髪入れずに叩き込まれ、名残惜しげに疼く膣内に爆発したような快楽が噴き出す。
何度も軽イキを繰り返して信じられない程敏感になった身体が、マスターに貪られる。じゅくじゅくと音を立てて、激しいストロークを繰り返す。
肉ヒダの一つ一つが性感帯になったようだった。凄まじい快楽に脳が過負荷を起こし、視界にバチバチと火花が散って真っ白に染まる。
「ん、あ、いぎ、んぃ、ひっぐぅぅぅっ!」
悲鳴のような嬌声。ひと突きごとにま〇こが痙攣し、愛液を噴き出させる。だらしなく空いた口から涎が溢れる。
止め処ない絶頂。果てのない快楽。ブルブルと痙攣するオレの身体は、マスターに硬くキツく抱き締められ、ソファに押しつけられている。
「んぎ、ひぐぅぅ! ……ます、ますたー。やば、んあ゛っ……だめ。オレ、ずっとイッて……!」
「うん。じゅくじゅく痙攣して、すっごく気持ち、いいよ……!」
「ほし、星。星がぱちぱちして……あ゛、頭、おがじ……」
「おかしくなろう。訳が分からなくなるぐらい、気持ちよくしてあげるから」
マスターが更にオレの身体を抱き締める。マスターに押し潰される。総毛立って敏感になった身体が、逞しい男の身体と、柔らかいソファに挟まれる。
逃げられない。快楽のサンドイッチ。抱き締められて身動きの取れないオレの身体に、ち〇ぽがズコズコと叩き込まれ、過剰を越えた過剰な快感を注ぎ込まれる。
「ふひ、ぎ、いあ、あ゛——、あ゛ぁぁ——……!」
亀頭で膣壁をゴリゴリと引っかかれる。最奥をトントンとノックされて子宮が切なく疼く。敏感になりすぎた触感が、全部の快感をオレに流し込んでくる。
沢山の綿毛で脳を直接くすぐられるような、途轍もない刺激。
身体の感覚がなくなる。全身が気持ちいい。気持ちいいしか感じられない。
絶頂を繰り返し、自分でも理解できない場所まで連れて行かれる。
トぶ。トンでしまう。脳が壊れる。ち〇ぽに壊されてしまう。
「あ、ああああ……こわい、マスター。こわいよ。どうにかなっちまう。オレ、オレ……!」
「大丈夫だよ、モードレッド。大好きだ、大好き、大好きだ……!」
ぐちゅぐちゅと音を立てる容赦のない腰使い。マスターも一気に限界まで駆け上っていく。
大好きだと、耳元で何度も囁かれる。必死に求められ、貪られ、受け入れられる。
それがとても嬉しくて。溶けてしまいそうなほど幸せで。
「んぎっ、あひ、ん゛っふ、ふう゛——……! マスター。もっと、もっとぉ……! 抱き締めてくれ。もっと強く、ぎゅううって」
「いいよ。互いの境目が無くなるくらい、強く……!」
「ふう゛、んっ、う゛ぅー! ……潰してくれ。オレを求めて、貪って、満たして……!」
男の太い腕に、強く強く抱き締められる。温かく柔らかい、心地よく強烈な圧迫感。
マスターがオレを食べる。食べてくれる。骨の髄まで残さず貪って、愛してくれる。
だからオレも全部を捧げる。虚空に浮いた脚をマスターの腰に組み付かせ、更に密着させる。子宮が物欲しげに口を開き、突き込んでくるマスターの亀頭とキスを交わす。
硬く張り詰めた猛々しい怒張。柔くほぐれる濡れそぼった恥肉。
雄と雌が混じり合って、快感で蕩けて一つになっていく。
涎が溢れて、閉じる事も忘れた口が、当然のようにマスターに食べられた。舌と舌を絡ませて、熱い口内を泳がせ、互いの唾液を啜り合う。
「じゅ、るぷ、ずじゅううう……! ふむ゛、んじゅ、じゅうううっ」
快感の悲鳴も飲み込まれる。穴という穴を塞がれて、オレの全部を味わわれる。
押し潰されるように抱擁され、抱き締められ。身体の中も、外も、マスターでいっぱいになる。
嬉しい。嬉しい。
もっと求めてくれ。欲望をぶつけてくれ。
胸の内の切なさをぶっ壊してくれ。
何もできない情けなさを癒やしてくれ。
愛してるって証明してくれ。
こんなオレでもいいって教えてくれ。
この穏やかで優しい場所が、仮初めの夢ならば。
いつか消える幻ならば。
いまここで、幸せな夢を見させてくれ。
誰かに愛される、女の幸せを教えてくれ。
お前の大好きって想いで、オレを埋め尽くしてくれ——!
「んぷ、じゅるっ、ぷっ、う゛、う゛ぅ——っ」
「気持ちいい、気持ちいいよ、モードレッド……僕も、もう……っ!」
熱い呼吸が耳元にかかる。腰の動きがトップギアに上がって、ぱちゅぱちゅと凄まじい水音を響かせる。
ギンギンに張り詰めた肉棒が激しくストロークする。愛液に濡れた膣がすぼまって、ペニスをキツく抱き締める。
マスターがオレを抱き締め、オレの脚がマスターの腰に組み付く。
このまま夢のようにイく。二人一緒に。幸せに溺れて、飛ぶ、トぶ。トぶ……!
「射精すよ、モードレッド。一番奥に、ありったけ全部……!」
「っふぁ、あ、あ゛ー……来て、来てくれ。熱いち〇ぽ汁で、オレの中を満たして。全部全部、ぶちまけてくれっ! じゅるるるっ、るぅ、ぷじゅ……ん、んんんんんん~~~~~~~~~!」
一際大きな火花が瞬いて、視界が真っ白に染まる。
オレ達は互いをキツく抱き締めて、途轍もない絶頂に打ち震えた。
一緒に絶頂して、一緒に痙攣する。
真っ白い雄汁を吐き出して、雌壺がそれを受け止める。
ドクドクという脈動を膣で感じる。ち〇ぽは何度も何度も震えて、気持ちいい証拠を吐き出し続ける。
子宮の中まで、精液が飛び込んでくる。下腹部の底に、とくとく、とくとく。オレの最奥がマスターで満ちていく。
「ん゛……ん゛ー……!」
喘ぎ声が止んで、痙攣が止まっても、抱擁はほどけなかった。混ざり合って、一つに溶けるようだった。
過負荷をかけられていた脳がほどけ、じんわりと弛緩していく。
身体の緊張が一気に抜けて、痺れが全身に広がっていく。
マスターで満たされていく。抱擁された身体から、温もりが染み込んでくる。
このまま、溶けてなくなってしまいたい。そう思うほどに、満ち足りる。
信じられないほどの、幸せだった。
「んぷ。ん、ちゅ……すき、マスター。まふあー……ちゅ、るぅ……」
ぽーっとぼやけた思考のまま、オレ達は唇を合わせる。絶頂が終わり、魂まで弛緩しても、好きという気持ちを唾液と一緒に絡ませ合う。
夢のような時間を最後まで名残惜しんで。オレ達はずっと、ずうっと、呆れるほど長い間、夢見心地のキスを味わっていた。