※この作品はR-18です。

艦娘百夜物語   作:ブラックマンバ

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第60夜「鎮守府昔話 羽根切り妖精~強欲なのは良いことだね~」

昔々、鎮守府に正直者の提督と強欲な提督がいたそうな。

そして正直者の提督は一匹の妖精さんを飼っていました。

ある日、妖精さんが強欲提督の溜めていたボーキサイトを全部使って7.7ミリ対空機銃を作ってしまいました。

 

「せっかく電探作ろうと思ってたのに何しやがる!」

 

怒った強欲提督は妖精さんを捕まえると、羽根を引きちぎってしまいました。

 

「うわぁん、お前なんかインポになってしまえ~!」

 

妖精さんは泣きながら海の中へと潜っていってしまいました。

そして遠征から帰ってきた正直提督は妖精さんがいないことに気がつきました。

 

「強欲さん強欲さん、私の妖精さんはどこに行きましたか?」

「あの妖精なら俺のボーキをつまみ食いしやがったから羽根をむしってやった。そしたら海に逃げていったわい」

 

それを聞いた正直提督は驚いて、妖精さんを探しに行きました。

あの妖精さんには色々とお世話になっていたからです。

 

「お~い妖精さん! どこだい? どこにいるんだい?」

 

昼間から妖精さんを探す姿に艦娘達もドン引きです。

危うく憲兵隊を呼ばれるところでしたが、海の中から妖精さんが沢山現れました。

 

「正直提督さん、正直提督さん、あなたが探している妖精さんはこちらにいますよ」

 

こうして正直提督さんは海の中にある妖精の里へと招待されました。

そこでは何時も可愛がっていた妖精さんが待っていました。

 

「正直提督さん、いつもお世話してくれてありがとう」

「おやおや羽根は大丈夫かい? おお、もう治りかけてるようだね」

「高速修復材で治したの、もう大丈夫よ」

 

そして正直提督さんは妖精の里で歓待されて宴会や妖精の踊りをたっぷりと楽しみました。

正直提督さんは大喜びです。

 

「ああ、そろそろ鎮守府に帰らなければ艦娘達が心配してしまう」

 

日が沈んだ頃に正直提督が不安そうに言うと妖精さん達はカバーに覆われた小さな艦娘と大きな艦娘を持ってきました。

 

「正直提督さん、おみやげに好きな方を持っていってくださいな」

「そうかい、私はロリコンだから小さな艦娘の方がいいね」

 

正直提督は妖精さん達に見送られながら小さな艦娘を背負って鎮守府まで帰っていきました。

そしてカバーを取り去ると、なんと大鳳がちょこんと座っていました。

 

「航空母艦大鳳です! 提督、これからよろしくお願いします!」

 

三つ指ついて挨拶する大鳳に正直提督は大興奮です。

この様子を見ていた強欲提督は正直提督から妖精の里であったことを聞き出すと、

夜遅いにも関わらず妖精の里へと無理矢理乗り込みました。

 

「やいやい、俺は正直提督みたいにロリコンじゃないから妖精の踊りはいらないぜ、さっさとおみやげだけよこしな!」

「そ、それでは小さな艦娘と大きな艦娘を…」

「だから俺はロリコンじゃないって言ってるだろ! もちろん大きな艦娘の方だ!」

 

強欲提督はカバーの上から大きな艦娘の腕を掴むとさっさと妖精の里から帰っていきました。

 

「へっへっへ、小さな艦娘で大鳳だったんだ、大きな艦娘だと一体何になるんだ?」

 

強欲提督は鎮守府に帰るまで我慢出来ずにカバーを取り払いました、すると……

 

「ふふふ、わざわざ私を選ぶなんて…ありがたい!」

 

ああ、中から出て来たのはたけぞうです。

哀れ、強欲提督はたけぞうに押し倒されて80時間の夜戦を挑まれました。

 

しかし、強欲提督は強欲故にダブチン改造を受けていたおかげで80時間夜戦の中でたけぞうを屈服させることが出来ました。

そしてすっかりしおらしくなった武蔵と一緒に帰って、そのことを正直提督に話しました。

 

「それは凄い、私もダブチンにしておいてよかった」

 

と、正直提督も立派なダブチンで大鳳を強制80時間夜戦で2穴責めしていました。

こうして正直提督と強欲提督はそれぞれ大鳳と武蔵とケッコンしましたとさ。

 

 

 

めでたしめでたし。

 

 

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