※この作品はR-18です。

艦娘百夜物語   作:ブラックマンバ

78 / 101
第78夜「タモンアイランドとフライングドラゴン達」

 

みなさんこんばんわ、レポーターのダブチン提督です。

今、私は南海の孤島であるタモンアイランドに来ています。

日本からは直線距離で2000キロ、飛行機を数便と船を乗り継いでようやくこの島にたどり着きます。

 

この島には特有の生物が棲息しています。

あれです、見て下さい、フライングドラゴンとブルードラゴンと呼ばれる水陸で活動する肉食空母です。

立派な航空甲板をつけていますね、あれが肉食空母の特徴です。

では少し捕まえてみましょう。

 

多聞提督の写真を用意して罠を仕掛けます。

はい、さっそくフライングドラゴンが引っかかりましたね。

手足を縛って身体検査をしてみることにします。

 

まずは危険な口に猿ぐつわを噛ませます。

 

「タモン!タモン!……ムググ……」

 

まずはこうして黙らせないと五月蠅くてかないません。

はい、大人しくしてくださいね、はい両手をあげてー…よーしよーし、はい縛った!

見て下さいこの太い腕、陸と海で活動するために手足はかなり鍛えられています。

そしてこの尻、ちょっと何センチあるか測ってみましょう。

えー…っと92、93…95cmもあります。

 

「そうなんです、ダブチン提督さん。フライングドラゴンとブルードラゴンはヒップの大きさで健康度が分かるんです」

 

そう語ってくれたのはガイドのタ・モンジーさんです。

90cmも越えているこの個体はかなり健康なものだと見受けられます。

 

「本当に凄いですね、ではこのフライングドラゴンの最も危険な部分を見てみましょう」

 

そうタ・モンジーさんが言うとフライングドラゴンのお腹を上にするようにひっくり返しました。

そして胸元の服を左右に開くと豊満な胸が二つも現れました。

人間のサイズに換算するとFカップを優に超えています。

お餅のように柔らかい乳房をたぷたぷと弄んでいると乳首から白いドロっとしたものが溢れ出しました。

 

「気をつけて下さい、この母乳は毒なんです!」

 

タ・モンジーさんは間に割って入って私を引き離します。

そうなのです、フライングドラゴンとブルードラゴンに毒があることが確認されたのは近年に入ってからのことなのです。

これまではフライングドラゴン達の狩りの武器は艦載機だけだと思われていました。

 

では狩りの様子を見てみましょう、相手にするのは重さ3万トンを越える大型戦艦です。

 

「ヨシッ!友永隊!頼ンダワヨ!」

 

艦載機が飛んでいきます、あれは攻撃機の九七式艦攻でしょう。

フライングドラゴンの天敵がいないこの島では大型戦艦を相手にしてもこのように制空権を確保して一方的に捕食してしまいます。

 

では母乳毒はなんのために使うのでしょうか?

実は私は……もうすでに母乳毒を飲まされてしまいました……

寝ている間にフライングドラゴンが寝所に侵入し、私の口に母乳を流し込んでいったのです。

この母乳は栄養満点なのですが、非常に強力な中毒性があり食事はもうこれ以外は喉を通らなくなってしまいました。

 

そして一度狙いを定めたフライングドラゴンは私を執拗に付け狙います。

私も彼女の母乳がないと生きていけません、一種の共生関係というのでしょうか?

 

一週間経つ頃には母乳で少しお腹が膨れてきたような気がします。

二週間経つ頃には下あごの脂肪の増え具合が気になります。

三週間経つ頃には走るのも一苦労です。

そしてもうすぐ一ヶ月が経ちます。

栄養満点の母乳を過重に摂取した私は太りすぎで動けません。

フライングドラゴンは舌なめずりをしながら私に近づき、さらにご相伴に預かろうとブルードラゴンまでやってきました。

 

「タモン♪ タモン♪」

 

ああ、フライングドラゴンの楽しそうな鳴き声が聞こえます。

私もそろそろ捕食されてしまうのでしょうか?

 

フライングドラゴンは器用に私の服を脱がしていきます。

服は食べられないという知恵はあるみたいです。

 

そして股間に口を近づけると…ぱくりと私の性器にかぶりつきました。

ああ、せめて一息で息の根を止めて下さい…と思っていたところ、ぬるりとした舌が私の性器を刺激していきます。

この異常な状況下でも私の性器は完全に勃起してしまいました。

フライングドラゴンはうっとりと笑うと「カモン♪ カモン♪」と呟きながら私の身体に馬乗りになり交尾を求めてきました。

もうこうなってしまっては私は自分の欲望に素直に従うことしか出来ません。

この晩、私とフライングドラゴンとブルードラゴンは体力の続く限り交尾を続けました。

 

 

 

「あなたが新しいタ・モンジーに選ばれたみたいですね」

 

そう言ってきたのはガイドのタ・モンジーさんです。

鏡を差し出してきたので自分の顔を見てみると、なんということでしょう、肌の色以外はタ・モンジーさんそっくりではありませんか。

そうなのです、この母乳毒によってフライングドラゴンとブルードラゴンは自分のつがいを作り出してしまうのです。

私のつがいとなったフライングドラゴンとブルードラゴンは先代のタ・モンジーさんの子だということを聞いて驚きました。

 

私はこれから新しいタ・モンジーとしてこの島のガイドとして生きていくことになりました。

フライングドラゴンとブルードラゴンから離れてはもう生きていけないのです。

 

「タモン♪ タモン♪」

「フライングドラゴンニハ、負ケマセン」

 

 

 

 

 

 

(了)

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。