本編4話に気合い入れすぎてるので、閑話を作ってみました。
《act1.しょうぎであそぼ》
紅魔館地下室。男の仕事場となっているそこへ、二人の人影があった。
「ご主人様ぁ❤一月も会えなくて椛寂しかったですぅ❤」
―服を脱げ
「はーい❤」
―お座り
「わぅん❤」
―ちんちん
「ご主人様の突っ込んで欲しーなー❤」
―動くな
「はいっ❤」
ぱちんっ
「…なっ!貴様!ここは何処だ!?…!動けない!?一体何をした!?」
突如発生した摩訶不思議な事態に混乱する椛に、男の手がゆっくりと迫る。
「やっ…止めろ!!何を…わぅっ❤」
なでなでなでなで…
只単に丸々と脂肪の付いた手によって撫でさすられているだけだというのに、我慢ならないほどの多大なる幸福感が椛の頭を席巻した。
「わぅん❤やっ…止め…きゃんっ❤…頭っ…くぅーん❤くぅーん❤撫でるなぁああ!くるるる❤」
指を鳴らされると催眠はそのままに意識の状態がリセットされるが、男に体を撫でられると凄い勢いで好感度が上がってしまう
それが『今の』椛の掛けられた暗示であった。
心の奥から噴き出てくる温かな奔流に何とか対抗しつつ、男を睨み付ける椛。
その目にはうっすらとハートマークが浮かんでいた。
それを見た男は手を止め、撫でるのを止める。
「あっ…ハン、貴様には婦女子に対する遠慮というモノが無いな。少しは身なりを整えたらどうだ?嫌われるぞ?」
少し残念そうな顔をしたのも一瞬、すぐにキリッとした顔に戻った椛は、精一杯の憎まれ口を叩く。
―下を見ろ
「下…?…っ!」
そこに見えた裸体に、少女の顔がかあぁっと熟した林檎のように真っ赤になる。
「なっ…コレはどういう事だ!答えろ!」
男はそれに答えず、しゃがみ込んでまた手を差し出した。
ゆっくりと秘裂に伸びるそれを、恐ろしげな表情で見つめる椛。
「止めろ!そこに触れたら、なんとしてでも八つ裂きにして殺してやる!」
ちゅくっ❤
「はにぇ❤」
ちゅくちゅくちゅくちゅくちゅく❤
「あにゃにゃにゃにゃ❤」
にゅぷにゅぷにゅぷにゅぷ❤
「おほぉ~~~~~~っ❤」
触れられた瞬間、でろっと蕩けた顔から舌を突き出し、イきかけのメス顔を浮かべる少女。
もみもみ❤と優しく柔らかな恥丘を揉み込まれ、暗示で動かないはずの腰をへこへこ❤と振りたくっていた。
いつも大人の腕程の大きさの肉棒でハメ潰されていることを知らない少女は、正に天上此処に見たれりといった表情で愛撫を受け入れていた。
ぴたっ
「にゅんっ❤…?…きっ、貴様!私の体に何をしたァ!」
男が手を止めた瞬間、アホ顔でおほおほ喘いでいた事など無かったかのようになんとか顔を取り繕う椛。
しかしながらちんちんポーズは崩さず、緩やかに腰をゆすゆす❤している姿では、凄むほど滑稽に見えるだけだった。
―それがお前の本性だ。
「馬鹿を言え!そんなワケが無いだろ(もにゅんっ❤)うっきゅ❤…ああぁぁぁぁぁ!違う違う違うぅう!」
指一つ動かしただけでダムでも決壊したかのような勢いで多幸感があふれるその様に、信じたくない、と取り乱し始める少女。
―お前は淫乱な雌犬だ
もにゅ❤もにゅ❤もにゅ❤もにゅ❤にゅこっ❤ちゅっこ❤ちゅっこ❤ちゅっこ❤ちゅっこ❤
「あ゛~❤違、あ゛~❤違う!あ゛~❤あぁぁぁあ!イック❤もう嫌だぁぁぁぁ!あにゃん❤うにゃにゃにゃにゃ❤」
尻を撫で回された猫のような声を上げ、ころころと表情を変える椛。
ぬぢ…❤と指が引き離され、男の指と少女の股間の間に透明な架け橋がかけられた。
「くうううぅっ……」
絶望したような表情で自分の腹部を見つめる椛。
もちろん彼女の素は厳しい軍人然とした性格なのだが、それは前までの彼女の話なので男の話に嘘は無かった。
今の彼女はご主人様に躾けられるためなら喜んで仲間を売り渡す正に畜生と言った風体であるが、それを知らない椛は己が体の淫乱さに悲しみに暮れる。
男は着ていた着流しの帯をするるっと取ると、はらり、と前が開いた。
ぼろんっ…
中には当然の如く何も着ておらず、萎えているにも関わらずペットボトル程もあろうかという男の陰茎と、ぼってりと形が浮き出るほどに垂れ下がった巨大な睾丸が姿を現す。
「あ…っ…ひっ…や、やめ…」
その余りの異様に、今まで精々16cm位のモノしか見たことが無かった(と思い込んでいる)椛は、耳をぺたんと垂らして尻尾をくるんっと陰部を隠すように巻き、恐怖に打ち震えた。
―では、ゲームをしよう。勝てば今回は見逃してやる。
「げ、げーむ?なんだ、一体」
僅かに見えた一縷の希望に縋り付く椛。
―天狗大将棋だ。
「天狗大将棋…?ふ、フン、いいのか?人間。あれは妖怪の山で生まれた遊戯だ。当然私は相当に強いぞ?…まぁ、やると言った以上は当然やるんだろうな?」
相当な時間を河童や天狗達と将棋で潰してきた椛は、降って湧いた希望にある程度持ち直した。
―あぁ勿論。一局で良いな?
「二局も三局も要らん。一発でカタをつけてやる。」
フン、と足裏を合わせてつま先で立ち、足をこれでもかと開いたまま両肘を曲げて手を猫のように丸めたポーズで胸を張る少女。
―あぁ、負ければ当然…分かっているな?
ずい、と股間を突き出す男。
「負ければ、な。さぁ、さっさとやるぞ」
それを何とか視界に収めないままに彼女は言った。
ところで、余り関係が無いかも知れないが、男はあの賢者連中さえ舌を巻くほどの頭を持っている
ということを、念の為にもう一度書き添えておく。
「うぅ…っ…ぐずっ…ぞんなぁ…ごんな強いなんて聞いてない…誰か…だずげでぇ…」
ぐずぐずと、落涙の雨を振らせながら少女は呟いた。
フランに作って貰った悪魔の契約書にサインし、意気揚々と打ち始めた彼女は、100手ほど打った辺りで何かが可笑しいことに気付きだした。
なお、契約書の内容は要約すると以下のようである。
犬走椛(以下、甲)は男(以下、乙)と天狗大将棋で一局打ち、甲が勝った場合は勝利時点で乙は甲の身柄を妖怪の山に対して即時の返還を行い、乙が勝った場合はその時点から72時間、甲は自害や他人の殺害等、以下に付記したルールに接触しない範囲で無制限に乙の命令に従わなければならない。ただし、天狗大将棋のルールに則らない行動を取った場合は即座に敗者となる。なお、この契約書には全て同一の大きさと同一の色の文字しか記載されていない。
以下に天狗大将棋と命令禁止事項のルールを記載する。
………
……
…
コレを穴が空くほど見つめ、不備の無いことを確認した少女は不敵な笑みを浮かべたモノだが、今となっては生まれたての子供の方が頼りがいがありそうなほど泣き崩れていた。
盤上には63種92枚の駒が2セット置かれた17×17の升目があり、しかし開始から2時間ほどでその数は3/5にまで減っていた。
男の手元には山と積まれた駒があり、椛の手元には3枚ほどの駒だけがちまっと置かれていた。
「うぅぅ…やだ…やだよぅ…ぐずっ…このままだと…おちんちんされちゃうよぅ…やだよぅ…」
その可憐にして庇護欲をかき立てられる姿に、同時に虐めたい欲望が沸き起こってきた男の陰茎は、先から白みがかった先走りをこぽこぽと垂らしながら少しずつその鎌首を擡げた。
「あぁぁ…おちんちん…ぐしゅっ…もっとおっきくなってるよぅ…このままだと…はめころされちゃうよぅ…」
恐怖と絶望の余り幼児退行を引き起こし始めた椛に、更に陰茎に血が溜まるのを感じながら男はぱちりと駒をおいた。
「あ゛」
それが致命的な一撃だと気づいた椛は、さぁっと血の気が引いた顔をして盤上を見つめた。
「あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!まっでええぇぇぇぇ!その手まっでええぇぇぇぇ!!!!!」
土下座するように上体を投げ出しぽかぽかと床を殴りつつ男に懇願する椛。
それに対し男は無慈悲にも言い放った。
―待つのはルールに記載されていない
契約書を指差しながら放たれた一言に少女は顔を上げ、口を半開きにし全ての表情が抜け落ちたような顔でひっく…ひっく…とただただしゃくり上げる。
―お前の番だ
何も映さなくなった瞳をゆっくりと盤上に向けると、突然えへえへと笑い始めた。
「う、うへ、うへへへ…にどりぃ…わだしわがっだよぉ…ひっぐ…てんぐとこまいぬ…とってもつよいよぉ…えへへ…こんどはまけないからぁ…うぇぇぇぇ…」
泣きながら笑うという妙技を披露しながらも霞む視界で駒を見つめ、次の一手を打つ椛。
それに対して容赦なく詰みの形を作り上げた男は、ひとこと言い放った。
―詰みだ。勝者は私で良いな。
契約書が煌々と燦めき、椛の首に紫色の首輪を模した模様が現れた。
それに対して椛は、顔をぐちゃぐちゃにしながらうへっと顔を歪め
「だいぜん…ありがどうございまじだ…」
ぺたん、と崩れ落ちるように頭を下げた。
《act.2こいびとであそぼ》
紅魔館地下室。男の仕事場となっているそこの無駄に豪奢なベッドの上で、二人の人影があった。
二人はベッドの上に腰掛け、男はもう一人の女の肩に手を回していた。
ちょこん、と消え入りそうなほど縮こまった女に、男が語りかける。
―緊張してるのか?
それに対し、女は
「その…恥ずかしいことだが…私はまだ、こういったことに経験が無くてな…」
と、尻尾をふり…ふり…と緩やかに振りつつ、男に寄り掛かる。
女は恥ずかしげに微笑んだ。
―大丈夫だ椛。心配しなくて言い
頭を優しく撫で上げるその手に、ぱたぱたと耳を動かしながら椛は嬉しそうに男に寄り添う。
「そうか…では済まないが、リードしてくれ…」
というと、目を閉じ、可愛らしくその小さな唇を尖らせた。
すかさず男はそのぼってりと膨れあがった巨大な唇で半分ほどの大きさしか無い少女のそれに吸い付き、ちゅうっ…と緩やかに吸い始めた。
「んっ…んちゅ…ちゅるる…ちゅっ…ちぅっ」
辿々しくも男のたらこ唇を吸い、何度も何度も口づけを交わす二人。
暫くそうしていたが、やがて男の動きが変わり始めた。
ちゅっ…ちゅるっ…ちゅっ…ちゅっ…ぬち…つん…つん
「んぅ…んっ…んん…ぅん?…ん…」
舌で唇を突かれたことにより、その意図を察して小さな口を開く。
ゆっくりと男の舌が進入し、唇を絡ませ始めた。
ぬぷ…にゅる…ぶちゃ…にる…ぬちゃ…にちゃ
舌がナメクジのように互いに這い回り、ねっとりと溶け合うように絡みつく。
男の舌技になんとか食らいつこうとするも、流石の手菅になすがままにされるしか無かった。
つぷ…
そうして数分ほども粘膜を擦り合わせていた二人であったが、遂にその口は離れ、二人の間には透明な架け橋がかかった。
「……」
彼女は既に熱に浮かされたようにぼんやりとした瞳をしており、その尻尾は離すものかと言わんばかりに男の腰にくるんっと巻き付いていた。
どちらからとも無く手を取り指を絡め合った後、じっとお互いの目を見続けていたが
「…好きだ。今更こんなことを言ってもしようが無いかも知れないが…何度でも言わせてくれ。好きだ。」
男の脇腹に巻き付いた尻尾にきゅっと力を込め、目を少しもそらさずに語る椛。
―あぁ、私も好きだ。椛、愛しているぞ。
それに対し男も目をそらさずに答え、椛の頭を胸板に引き寄せる。
椛は男の膨れあがった胸から僅かに伝わる鼓動に耳を傾け、我慢ならないように話し始めた。
「あぁ。好きだ。好きだ。愛している。…今まで体の鍛錬ばかりで語の学を身に付けなかったこの身が恨めしい。今の私の気持ちの1割でも伝えられればそれで良いのに」
悲しげに、愛の言葉を紡ぐ。それを背中を撫でることで慰めながら男は言った。
―言葉など要らない。君の心は、きっと何よりも良く私が分かっている。
「あぁ…済まない、顔を見ないでくれ。今はとても…見せられそうに無い」
少女は男の胸に顔を埋め、ひっく…ひっく…と感涙に肩を震わせた。
その肩をぽん…ぽん…と、優しく叩いていた男であったが、やがて椛は顔を上げ、眦を拭った。
「済まない。無様を見せた。さぁ、覚悟は出来てる。私を使ってくれ。」
普段どんな無様を見せているのか覚えていない少女は、ごろんと仰向けに寝そべると股を開いた。
肌着の上からでも分かるほどにしとどに濡れた其処は、何かを心待ちにしているようであった。
男は肌着をずらすと、期待に膨れ上がってぐっぱぁ…と開いた其処が、にっちゃにっちゃと音を立てて何かを咀嚼するように開閉し始めた。
「どうだ…?何か、可笑しいところは無いか…?その、まだおぼこの私にはよく分からなくてな…?」
あえて可笑しいところを上げるなら、おぼこの穴はこのように淫靡に震えることは無いと言うことだが、その点には目をつぶって男は
―いや…とても綺麗だ。
「そうか…?なんだか気恥ずかしいな…」
取り敢えず適当に褒めると、少女は嬉しそうに微笑む。
正直な感想を言えば、その後に穿られすぎてびらびらが真っ黒に黒ずんだ便女に比べればな、と付け加えるところなのだが、その言葉は飲み込んだ。
ぺちゃ…ぴちゃ…にちゃ…
男は顔を近付けると、舌で其処を丁寧に舐め上げる。
「んっ…あぁっ…くっ…気をやってしまいそうだ…」
流石に其処までの醜態はさらすまいと、顔を歪めて堪える椛。
それに男は容赦せず、陰核をずるずると吸い上げた。
「んぅっ…!あっ…まってくれ…!い、イってしまう…!あぁっ!」
―我慢するな。何度でも気を遣れ
「ふっ…!ふっ…!ふっ…!…!くあぁっ!イくっ!……あぁ…」
びくびくと震え、絶頂へと上り詰める少女。
天にも昇る心地でふぅふぅと荒い息を吐いていたが、息を整えると男に向き直った。
「酷い人だ…女子の無様を見て愉しいのか?」
拗ねたようにそういう彼女に、あぁ、と短く返した男は膝立ちになり、逸物を彼女の腹に乗せた。
明らかに胃まで届きそうなそれに、少し驚いた後
「随分と大きいな…私の体に入るだろうか…」
―大丈夫だろう
今まで散々咥え込んどいて何を言っているのやら、といった一言は飲み込み、ゆっくりと秘貝に擦りつける。
ぬらぬらと耀きだしたそれを見つめ、
「さぁ、ひと思いにやってくれ…!」
と、両足を抱えて腰を突き出す。
そして遂にその亀頭が秘裂に突き立てられ…
どっぢゅ!!!!!❤❤❤❤❤❤❤
「んっはあああああぁぁぁぁぁ❤❤❤❤❤❤おはよーございます❤❤ごしゅじんさまぁ!❤❤❤❤」
暗示の条件を満たした、彼女の嬌声が響き渡った。
今回の暗示は簡単、肉棒を突っ込まれるまで初体験を迎えようとする彼女の振りをする事。
ハメられながら部屋の隅でじいいぃぃぃぃ…と音を立てて動く録画機に目を遣った椛は、楽しそうに口を開いた。
「んへへへ~❤んじゃ早速初体験とか勘違いしてる馬鹿女の無様な姿を見ながらガチハメ子作りキメましょっかぁ❤」
ぴっ
『その…恥ずかしいことだが…私はまだ、こういったことに経験が無くてな…』
「あはははは!❤経験無いだと!❤そりゃ天狗共の粗チンなんかじゃある内には入らないが❤もう何十回もこのデカチンにハメ潰されてるってのに❤❤❤」
映し出された自分の言葉に、手を叩いてゲラゲラと下品に笑いながら腰を振る椛。
『そうか…では済まないが、リードしてくれ…』
「おっ❤良い判断だ❤子作りでご主人様に勝てる奴なんかいないからな❤そうやって身を任せてれば良いんだ❤」
ぬっぢゃ❤ぬっぢゃ❤ぬっぢゃ❤ぬっぢゃ❤
逐一自分のコメントに対して笑いながら野次を飛ばしつつ、下半身は子作りに励む。
「そうだな❤❤貴様にはもうちょっと恥じらい無く❤❤ちんぽまんこ言えるだけの語学力が足りないぞ❤❤」
「無様を見せた???❤❤逆に無様以外を見せた経験がお有りなのか?❤❤私には無いぞ❤❤」
「いや…その使い込んだまんこでおぼこは無理だろう…5歳の子供でも分かるぞ…」
「愉しいに決まってるだろ❤❤何を馬鹿なことを言ってるんだ❤❤」
「心配しなくてもちゃーんと子袋まで串刺しにしてくれるぞ❤❤」
「おっ来たな❤馬鹿まんこの終演だ❤じゃあこっちも行きますよ❤❤」
ぐっぢょ❤ぐっぢょ❤ぐっぢょ❤ぐっぢょ❤
陰茎が叩き込まれる瞬間に合わせ、ペースを上げて腰を振る椛。
そして遂に男の亀頭が膨れ上がり
《act3.すぱいであそぼ》
紅魔館地下室。男の仕事部屋となっている其処へ向かい、白地に赤のラインが入ったラバースーツに身を包んだ女がひっそりと息を潜めていた。ラバースーツの胸の部分には、へたくそな文字で《もみじ》と書かれていた。
隠れる気の微塵も無い装いに、しかし大真面目に目を細めて周囲を確認した女は
(今回の暗殺任務…対象は太った醜い男だと聞いているが…そこまでして止める必要があるのか…?)
ふとそんな考えが頭を過ぎり、直ぐにふるふると頭を振った。
(いや、よそう。私の考えることでは無い)
気持ちを新たに、部屋の扉に手をかける。本来なら数百のトラップが発動し、酷いことになっていた筈だが、何の障害も無くぎいぃぃっと喧しい音を立てて開いた。
(対象は……いた。)
ぐごおおお…ぐごおおお…
大の字になって寝息を立てている男に、ひっそりと忍び寄り、そして―
ゆさゆさゆさゆさ
絶好の機会に優しく男の体を揺すった女は、
「おい、起きろ…起きろ。…起きろ!」
全く起きない男に苛立ちつつも、声をかけ続けた。
漸く起き出した男に
「起きたな…私はこういうものだ」
ふん、とへたくそな文字の書かれた胸を張り、その文字を見せつける。寝起き一発目からの自害モノの純粋な恥曝しに、男は珍しくもなんだか気恥ずかしくなった。
「妖怪の山からやってきた…お前が増長していると報告を受けている」
きりり、と目線鋭く、男の目を見つめる椛。
「よってこれ以上お前の勢力が伸びないよう…お前の子種を絞り殺させて貰う」
なにに『拠って』なのかはさっぱり分からないが、取り敢えずそういうことになっている椛は、大真面目に股間のチャックを下ろし、ぐっぱぁ…❤と開いた秘貝が、にっちゃにっちゃ❤と音を立てる様を見せつけた。
「良いか?よく見ろ。ここがお前の子種の墓場だ。今から一滴残らず此処にそのどろっどろに濃厚な子種をコキ棄て…そして必ずパパにしてやる」
子供を増やさないために絞りに来たのでは無いのか?という疑問がふつふつと湧き出つつ、尻尾をぶんぶん振る椛の姿を見つめた。
「お前の考えていることなど手に取るように分かるぞ…だがよく考えても見ろ。お前が私を孕ませ、私がお前のザー汁を常に絞り上げれば、子供は十月十日に一人しか生まれない。」
だからなんだってんだ。
「生憎と此処は通常の100倍の時間で進むからな…三日に一人は生まれてしまう計算になるが、それでもそこらの女に孕み散らされるよりはマシだ。」
多分そっちの方がマシである。
というか孕まないという選択肢は無かったのだろうか?
溢れでる疑問を心の中に、男はぼんやりとした目線を椛に送った。
「良いか?これからお前が赦してと慈悲を請おうが何だろうが、私は貴様の玉が少しでも疼けば根刮ぎ搾り取るからな。最後の慈悲として全部気持ち良ーく絞り取ってやるから…覚悟しておけ。」
そう言った椛は、男の着ていた着流しの帯をするるっと取ると、はらりと前をはだけさせた。
ぶるんっ❤
寝起きでバキバキに勃起した陰茎に手を遣ると、暗殺者として仕込まれた(ということになっている)技術を存分に振るうべく、顔を近付ける椛。
「よーちよち❤❤せーしさんたまたまのなかできゅ~つくでちゅね~❤いまからままのひろーい❤おなかのなかにおひっこしさせてあげまちゅからね~❤❤たまごちゃんとなかよくちゅっちゅ❤するんでちゅよ~❤❤❤」
突如豹変したその姿に薄ぼんやりとした視線を送り、男は天上のシミを数えだした。
「すんすん❤❤はぁ~っ❤❤これは13時間はヌいてない臭いだな❤❤最後にハメたのは…これはフランドールのケツだな❤❤レティのまんこ臭もするぞ❤❤」
金玉袋の表面を嗅いだだけで溜まり具合を当てつつ、今日の『女性遍歴』を当てだしたその姿に、シミを数えるその姿勢にも熱が入る。
「全く❤油断も隙も無いな!❤❤危うく子供を増やされるとこだった…❤今搾り取ってあげまちゅからね~❤」
全くの手遅れであるが、そのへんは気にしないのかべろべろ❤と熱烈に竿を嘗め回す椛。
よっこらせと腰を上げると、腰に付けた薄桃色のポーチから薬瓶をとりだした。
「なんだと思う?コレ」
ふるふるとその濃い紫色の粘液の詰まった瓶を振る椛。
その粘液はスライムのように振られても殆ど波打つこと無く、少なくとも人間が飲んで良いものでは無い雰囲気を漂わせていた。
答えない男に少女は意気揚々と続ける。
「これはな…❤お前の所の薬師を脅して作らせた媚薬だ❤簡単だったぞぉ❤たった丸一日土下座して頼み込んだらバター犬プレイと引き替えに承諾していた❤どうだ?飼ってる肉便器に裏切られた気持ちは?❤」
そうか…
もはや感情の抜け落ちた表情でたまには永琳をお仕置きする事を決めた男は3度目のシミ数えに興じた。
「これを…❤私が飲む❤❤」
なぜそうなるのだろう…
そんな男の思いを余所に瓶をひっくり返して中々落ちてこない液体を指でこそげ落としつつも飲み込んだ椛は、けぷっ❤と可愛らしくげっぷを一つ打ち、瓶を眺めた。
「ふむ、意外と何も起こらんな。遅効性か?…ん?あれ、底に注意事項が書いてあるな。何々…?」
『注意
多分もう飲んじゃってると思うけど、これ100倍に希釈して秘部に塗り込む奴だから。
原液のまま全部飲んだら、全身血の巡りくらいの刺激だけで常にイき続けちゃうくらいの性感帯に造り替えちゃうから気を付けてね。
まぁ多分その前に頭可笑しくなって死んじゃうと思うけど。
一応解毒剤は…目の前の人に聞けば分かるわ。
遅効性だけどあまり時間は残ってないわよ
』
彼女の目でなければ気付かないほどに小さな小さな文字で書かれたそれを読み切ると、ぽつりと言葉を漏らした。
「ふーん…つまり、私はいま、絶賛死にかけであると。なるほど、そう言われれば何やら心臓がやけにうるさいな。何だか子袋も変な動きをし始めたし、顔がとってもあっついぞ。ふむふむ…」
そうして数秒、真剣な顔で悩んだ椛は男に向き直り
「おい、お前」
ぐちゃっと、顔を崩して
「どうじまじょ❤❤」
慈悲を請うた。
椛の時だけ最高に頭悪い喘ぎ声が頭に浮かびます。
何でか椛は虐められるのがとっても似合う。
将棋に関してですが、私はよく知らないので適当に大将棋をベースに大大将棋とは別の派生を保ちつつも同等の規模まで進化したと言うことにしています。すぱいって何やねん…