詠春のファンの方、すみません。
「くすくす。お父様~。気持ちいいですか~」
「ああっ、気持ち良い。気持ちいいよ、このか」
くちゅくちゅ、くちゅくちゅ。
和室の1室。
詠春は袴を脱いで、月詠に手でしごいてもらっていた。
とろんと蕩けた表情の月詠は見ているだけでゾクゾクする。
「ああ! 出る、出るよこのか!」
「お父様、もう出てしまいそうなん? 実の娘のお手てで精子いっぱい出してしまうん?」
「うああ!」
月詠の髪に、眼鏡に、白濁液がべっとりと降りかかった。
「娘と同い年の女の子に射精するなんて、いけないお父様やな~」
イッたばかりで敏感な亀頭を、月詠は指先でグリグリする。
びくんびくんと痙攣する詠春。
また射精し、月詠の顔を白く汚していく。
とろとろと顔を伝って流れてくる精液を、月詠は指で受け止めた。
そして、いつもならぺろりとひと舐めするのだが、今日はピッと指を払って飛ばしてしまう。
「え……」
いつもと違う仕草に詠春は戸惑う。
この後は「お父様のエッチなおつゆ。おいしいわ~」と言ってくれるはずなのに。
月詠はティッシュで顔を拭くと「こういうことはこれで最後にして下さい」と言って去っていった。
少し時は遡る。
土曜日の昼、このかは千草と房中術について勉強していた。
「どうやろ、千草さん」
今は魔力を循環させることを練習している。
このかの飲み込みの良さは異常で、常人が3日かかることを1回でこなす。
千草と手を合わせ、お互いの体の中を循環させる高難度の技もすぐに使いこなした。
その才能の高さに千草は舌を巻く。
「上出来です。いえ、初めてにしては上手すぎます。こちらに来る前に練習してはったんですか?」
「んー?」
このかは唇に指を当てる。
思いつくのはアナとのエッチだ。
射精されるたびに熱い感触とは別の何かがお腹の奥、ヘソ、そして全身へゆっくりと巡っていくのを感じていた。
(これは鍛えればあっという間に化けるやもしれへんな~)
千草はこのかを鍛えたくなった。
こっそり陰陽師として仕込み、いけすかない西の爺と長の鼻を明かすのはなかなか魅力的な案に思う。
近衛近衛近右衛門は魔法協会理事。
このかも追々魔法使いにするつもりなのだろう。
これほどの才能を持つのだ。
恐らく魔法使いとしても大成するはず。
両親を奪った戦争を起こした魔法使い達からそんな逸材を奪う。
考えただけでも胸が躍る。
(ま、これくらいしても罰は当たらんやろ)
千草はなんとか麻帆良に潜り込み、このかを陰陽師として鍛えようと決めた。
さて、ではどうするか。
このかとの修行を終えた後、千草は廊下を歩きながら考える。
スパーン。
「月詠君。これでお終いって、急にどうしたんだい?」
「うちはもう心に決めた人がおるんです。今までありがとうございました。ほな、さいなら」
「ま、まってくれ! ……あ」
「……」
襖を開けて出てきたのは、下半身丸出しの詠春と、服を着くずした月詠。
千草はにやりと唇を歪めた。
「ち、千草君、これはその、違うんだ」
「ウチのお願い聞いてくれはるんでしたら、今のは見なかったことにしても良いですよ?」
「お願い?」
「お嬢様のお世話をしたいので、麻帆良に教員か何かで働けるようにしておくれやす」
「あー、それええですね~。ウチも一緒に行きたいです~。長~、ウチもお願いします~」
「はうっ」
月詠はつ~、と詠春の竿を撫で上げる。
「ほな、月詠はんの分もお願いします。1人も2人も同じでっしゃろ」
「だ、だがそれでは月詠君とは離れ離れに……」
「お札さん、お札さん、お願いします。長はロリコンだということを家中の者に……」
その言葉で詠春は折れた。
月詠と千草は泣き崩れる男を置き去りにして去っていく。
「ところで月詠はん、ファザコンだったんですか?」
「違いますよ~。長とはお手てだけの関係です~。お父様~いうたらえろう喜んでくれるんですよ~? 長もこのか~、このか~言いいながら顔にかけるのがお好きでしたなぁ」
「……」
なんとなく、このかが西になかなか帰ってこず、東に行きっぱなしな理由が分かった気がした。
「急に麻帆良に行くなんて、千草さんもアナ先生にハマってもうたんですか~?」
「アホ。ウチはお嬢様を陰陽師にするために行くんや」
「なんや~。そうだったんですか~。千草さんでしたら、ウチはいつでも歓迎しますよ~」
「……まぁ、考えておきます」
現在、千草は彼氏がいない。
陰陽師の仕事はストレスが溜まる。
人肌が恋しくなる日もあるのだ。
儀式の間で見たことを思い出し、アナならストレス発散の相手としてはかなり良い。
妊娠の心配もないし、何よりとても気持ち良さそうだ。
暗い感情だけが燻っていた千草だったが、案外悪くないかも、と気持ちは少し上向いたのだった。
エロ月詠、長とエッチさせようか迷いましたが、詠春は奥さんラブということにして手コキのみにしておきました。
アナと千草がエッチする時、お母さんと呼ばせようかな、なんてちょっと不埒なことを思いました。