「私の、計画が……」
雨の中、超鈴音は傘もささずに歩いていた。
魔力消費量が何故か3倍に増えた。
計算の結果、今年の大発光は起こらない。
彼女の計画に必要な魔力は20年以上待たないとならなくなった。
「鈴音?」
振り返るとアナが立っていた。
ナニか良いことがあったのか、肌がツヤツヤしている。
「傘くらいさしなよ。ほらほら、入って入って」
「すまないネ」
超鈴音のほうが背が高いので傘を持つ。
2人はしばらく無言で歩いた。
「……副担として力になれない?」
「難しいと思うヨ」
「私じゃ力不足かー」
「いや、どの先生にもムリだと思うネ」
「そっか……」
「うむ……」
会話が途切れる。
雨音の音がやけに大きい。
しばらくするとアナが立ち止まった。
「ちょっと休まない? 歩き疲れちゃった」
「私の目に狂いがなければ、ラブホテルに見えるんダガ」
「女同士だからいいじゃない」
(変な先生だヨ、ほんと)
英雄ネギの双子の妹、アナ。
兄の輝かしい実績とは比べようもない程普通の少女。
兄と共に歩みながら、何故か兄が遭遇した難事を無自覚にのらりくらりとかわし続け、後に”ラッキーガール”、”台風の目”などと呼ばれるようになる。
兄に負けず劣らず人望もあり、特に目立った戦闘もないがかなりの実力者たちと懇意にしていた。
だが、何故か仮契約はエヴァとしかしていない。
闇の福音と仮契約しているだけでも大したものなのだが。
「はいタオル。お風呂は向こうだよ」
「なんだかやけに手馴れてるネ」
百合の人だったカ?
超鈴音は頭を振ってバカな考えを忘れる。
「何か悩みがあるみたいだけど、気持ち良くなれば忘れるよ♪」
「やはり百合の住人だたカ……って……それ……」
ピーンと反り立ったモノ。
下には割れ目があるので、いわゆるふたなりというやつか。
(こ、こういうことだったのカ)
歴史に隠れた真実。
これは言い伝えにもないなと超鈴音は納得する。
その後、アナにたっぷり気持ちよくさせられた超鈴音はアナの「んじゃ、月とか他の星から魔力もってくれば」という冗談からヒントを得て、火星に直接魔力を集める方法を模索し始める。
この方法の後押しにネギもかなり貢献。
魔法世界の寿命は十数年後に解決する。
「鈴音~♪」
じゅぷっ。
「ふあ♡ まだヤるのカ?」
「だって鈴音の膣きもちいいんだもん~」
「あ♡ や♡ 分かった、分かったネ。だからそんなに腰を振らないで欲しいヨ♡」
「わぁい」
未来は明るく、彼女の願いも叶う。
アナにおっぱいを吸われながら、軽い絶頂を続けている超鈴音がそのことを知るのは、もう少し後の話。
これにて完結です。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。