「くっ……!」
自身の手足を拘束している拘束具を、鳴らしながらなんとか抜け出そうとする調。
だが、シンフォギアのない彼女の力では鳴らすまでがせいぜいであった。
「……切ちゃん…!」
彼女と別れさせられ、調は切歌の事で頭がいっぱいになっていた。自身の置かれている状況を理解していない訳では無いが、調にはどうでもいいことになっていた。
「触、るなっ!!切ちゃん以外が……!そんな、とこに触れ……!」
だが、そんなことはジーンノイズにとっては何も関係がない。調の服を剥ぎ取って破り捨て、彼女の体に最低限の衣類も残さない。
体を撫でるように全身を触っていき、調の体を調べていく。
「ふ、くっ……!」
快感よりも、今だけは擽ったさの方が勝っていた。だが、それもすぐになくなってくるだろう。
ジーンノイズは調の敏感な場所を探っていき、その場所を重点的に調べていくつもりなのだから。
「っ!?そこ、引っ張る、なぁ……!」
乳首を引っ張るジーンノイズ。指で引っ張っているならば、いずれ滑って離してしまう可能性もあったが、いわゆる吸盤のような状態でノイズの触手にくっついていたのだ。それもかなりピッタリと。
「ひ、ぐ……!?そこ、そこ汚い、から…触らない、で…!!」
乳首を引っ張りつつ、今度は秘裂に触手を伸ばすノイズ。処女膜の有無を確認してから、そこから更に調が敏感であろう場所を探っていく。
「ひ、ぃ……!ふー…!んっ……!」
撫でられていく調の膣内。今まで味わったことの無い未知の感覚に、調は困惑しきっていた。
「何、これ……こん、な……!!」
恥辱で顔を真っ赤に染めながら、調は悔しそうに顔を歪める。切歌を助けるどころか、自分は辱められることしか出来ないのだから。
その内、調の目に涙が溜まり始める。悔しさや恥ずかしさ…今まで音女の下でやったことによって、調の心が折れかかっていたのだ。
「こんな、こんな……!」
『き、気分は……どう?』
「っ!?」
突然流れてくる音声、その声は先程聞いていた音女の声だった。切歌と二人きりで、何をしているのかと思っていた矢先に本人が喋りかけてきた。切歌はどうしたのか、調の頭は快楽を忘れてすぐにそれでいっぱいになった。
「切ちゃんは!?切ちゃんはどうした!?」
『げ、元気だよ。五体満足だし……た、ただちょっと、私と遊んでる、かな。』
「っ!何を、切ちゃんに何を━━━」
『煩い。ちょっと大人しくしてて……ね?』
その一言で、調は押し黙る。切歌の安全の為には、今音女の機嫌を損ねるわけには行かないのだ。
『わ、わざわざあなた専用の個室用意した……す、少しお話、しよう?』
「貴方と話すことなんて……」
ジーンノイズの攻めがいつの間にか止んでいた。故に、調は少しだけなら、冷静な思考での会話ができるようにはなっていた。完全に冷静な思考ではないが。
『……あ、貴方飽きられたんじゃ、ないの?』
「……いきなり、何を?」
『だ、だって……口を開けば、切歌ちゃんのことばかり……ほ、本人にもそれくらい積極的、だと思うけど…た、たまに鬱陶しがられてる、かも?』
「切ちゃんが、私をそんなふうに思ってるって……ありえない。」
『だ、だったら……他の人に体、渡さないよね?』
クリスや、未来に体を使って奉仕をしていたこと。彼女達の欲求に答えるために切歌は色々していた。
細かいことまではわかっていないが、調は切歌がそういうことをしていることは、既にわかっているので音女の一言に反論が思いつかなかった。
『あ、貴方は…飽きられてるから、だから無茶苦茶に、されてもよ、良かったから……体を売った。
だ、だって……本当に断ることは、できたし。』
「あ、貴方に言われたら……逆らってはいけないと思い込むはず。人質の、立場なんだから。」
『あ……そ、それもそうだ。』
間抜けな声を出す音女。内心、アホなのではないかと思ってしまったが、頭を振る。そんなアホに捕まったというのが妙に調は納得したくなかった。
『……で、でも覚えておいて。せ、積極的になる必要にない所で、積極的になる人間、は……嫌われ、やすいから。』
その言葉の音に、音声が切れる。調は馬鹿馬鹿しいと頭を振ったが、妙に音女の言葉が彼女の心に波紋を広げていた。
「……切ちゃんは、私を信頼してる…よね?」
不安になり、ぼそっと呟く言葉。だが、その言葉を聞き遂げるものはおらず、そしてそれが行為を止めるための口実になることもない。
「んぐぶっ!?」
調の口に触手が、無理やり入れられる。とても柔らかいが、噛み切れる事はなく、噛み切らせない為なのか調の口いっぱいに入り込んでいた。
そして、そのまま前後にピストン運動をし始める。
「んぶっ!」
再び乳首を引っ張られ、未だ薄い調の乳房が持ち上がっていく。痛いだけだが、どちらにせよ刺激はあった。
そして、追い討ちをかけるかのごとくジーンノイズは調のアナルに触手を伸ばす。
「うぎゅう!?」
そして、調の小さなアナルに触手がめり込んでいく。余りにも太い、しかし裂ける程でもない本当にギリギリのサイズが、入っていた。
「う、ぎ……!?」
そのまま激痛に身を捩っている調を、突き始めるノイズ達。しかし、音女に何か余計なことを命令されたのか、余った触手を調の体に打ち付け始める。
「ふぐっ、んぐっ!?」
触手は口に入っているのとは違い、太くはなかった。細く、しかし素早くその触手は打ち付けられていく。まるで、ムチで叩いていくかのように。
「ど、ドーパミンって…知ってる?」
「……なんデスか、いきなり。」
「簡単に、いえば……ひ、人が快楽を覚える時に脳が出す物質のこと……なんだ、けどね。
じ、実は…例外があって。い、痛みにも反応して……出てくるん、だ。」
調の犯されている姿を見せながら、音女は語り出す。犬のように四つん這いにされている切歌は、忌々しげに音女に返事を返す。
それを気にしていないのか、音女はそのままニヤニヤと笑いながら語っていく。
「痛みにも…?だから、なんなんデスか…」
「ドーパミンは、快楽物質……そ、そして…それが出始めると、痛みが気持ちよくなって、くる……それを意識してしまったら……どうなると、思う?」
「……調で、実験してるんデスか。」
「ふふ……の、脳内麻薬って言われるくらいなのに…15歳で、も、戻れない快楽を覚えちゃって……ど、どうなる…かな。」
「っ……」
『ギアがあれば』『最初に侵入した時に早く抜け出していれば』と切歌は頭で堂々巡りをしていく。
だが、目の前で行われていることは止まらない。止められなかった。
「……お、お揃いになって……みない?」
「は……?」
音女がふと発した一言が、切歌には理解出来なかった。だが、思い直したのかすぐに首を横に振る。
「ち、違った……あ、貴方でもいいけど……もっと、適任がいる……し、静かに部屋で待ってて、ね?」
何を思いついたのか、切歌のつけている首輪にリードをつけて、そのリードを近くにあったテーブルの足に括り付ける音女。
そして、その後部屋を大急ぎで出ていく。何のことか全く分からない切歌は、その行動に不安しか感じないのであった。
「……お、お前は…」
「や、やっほクリスちゃん…げ、元気にしてた?」
クリスが運ばれてきた苗床の部屋。そこの一室に音女はやってきた。既に孕まされているのか、その腹は膨らんでいた。
「……元気に、やっているように見えるか?」
「苗床を、やってるね……そ、それで取引したいんだけど……どう、かな?」
「取引、だと?」
「う、うん……い、今私の手足になって動く人いなくて……あ、あなたに代わりを頼みたい、の。
そ、その間なら……この仕事、やらなくていい、から。」
「……あたしは、あいつらと戦う気なんてねぇ。」
「あ、その辺は……初めから期待して、無い。」
クリスは顔を俯かせるが、音女は真顔で首を横に振って嫌そうな顔をする。
戦っても、手を抜かれたりすれば意味が無い+基地の場所がまたバレる可能性がある為に合わせたくないのだ。
「……じゃあ、あたしに何をやらせたいんだ。」
「わ、私を満足させることと……私の頼んだことを、引き受けてくれること。」
「……あいつらと、戦わねぇんなら。それと…あたしの後輩2人を助けてくれるなら。」
「……さ、誘ったのは切歌ちゃんとはいえ、襲っといて……それは無くない?」
「……頭を冷やしたんだよ。後悔で頭が冷えきってらァ……」
「ま、まぁ……私の機嫌を損ねなかったら、五体満足なことだけは……約束して、あげる。」
クリス自身、こう言われることは理解していた。五体満足なだけで精神崩壊してようが快楽に目覚めていようが、目の前の女には特に問題は無いのだと。
「……それで、あたしに何させようってんだ。」
「……こ、これ。」
そう言って、音女は懐からとあるものを取り出す。それを見た瞬間に、クリスは少し後ずさりしていた。過去の記憶が、彼女の脳内にフラッシュバックしていたからだ。
「な、なんで……鞭、なんて…」
「んー……こ、こういうの…知ってそう、かなって。」
無論、本当は音女は知っているのである。過去、クリスはフィーネと言う女性から数々の仕打ちを受けていた事を。
基本は電撃等だったが、彼女の気分によっては鞭打ちなどもされていたことがあった。
「し、知ってるとかそんなんじゃなく、て…」
「……ふ、フィーネの事は、乗り越えられてるのかも、しれないけど……か、彼女から受けた仕打ち、は……体が覚えてる、よね。」
「っ!?お、お前知ってて━━━」
瞬間、弾ける音が聞こえる。クリスは驚き、声を出すことは無かったが、体を震わせてしまう。
その音の正体は、音女が床に鞭を振るった音だった。
「け、怪我しないように…できてはいるけど、な、慣れてない、から……ね?」
「っ……」
音女は、ニッコリと微笑む。その微笑みが、天使の微笑みに見えることはなく、完全に悪魔の微笑みにしか見えないクリス。
だが、痛みは彼女にとっては耐えられるものである。あくまでも、肉体的な痛みに対しては、だが。
「……ね、ねぇ。どうして…こうなったと、思う?」
「……あたしのせいだって、言いたいのか?」
「う、うん。だ、だって……そう、でしょ?貴方が、捕まらなければ…良かった、のに。
切歌ちゃん、は……自分のせいで、って思ってる…けど。」
部屋を移されたクリス。出産を済ませてからなので、何も問題はなかった。
だが、やはり慣れないのか産む度に体力は消耗していた。
「あいつは…何も悪く、ねぇのに。」
「そう、だね…でも、さ。1つ……いい?」
「んだよ……」
「な、何でもかんでも…自分の、せいって思うのは……気持ちいい、の?」
音女がそう尋ねると、クリスが睨む。まるで『お前は悲劇のヒロインを演じて楽しいのか』と、馬鹿にされているような気がしたからだ。
「……事実、だからしょうがねぇだろ。」
「た、確かに捕まったのは……貴方が気絶したから…だけど、でも2人で行かせる作戦なん、て…無謀だとは、思わなかった……の?」
「あくまで、あの時は様子見で……入ることなんて、ハナから想定してたわけじゃ……」
「で、でも…敵に襲われる想定くらい、なかったわけじゃ……ない、よね?」
クリスはそう言われて、反論はしなかった。当然、その想定はあった。だが、『2人もいれば大丈夫だろう』と皆どこかで油断してたのだ。
だから、作戦自体に何も問題は無いのだ。
「……こんな、目に遭ってるのは…本気で、自分のせいだって……考えてる、の?」
「当たり前だ。」
「……肉体的な痛みじゃあダメだと思ったけど、存外この気質のせいで精神的に追い詰めるの難しそうかな……」
独り言を呟く音女。肉体的な痛みではなく、精神的に追い詰めてから鞭打ちで追い打ちをかけるつもりだったが、クリスが思った以上に自分への責任を感じてしまっているために初めから難航していた。
「……でも、しばらくは
補足
・雪音クリス
音女の性処理相手その2兼音女の言うことを聞くための人形。
・月読調
鞭打ちセックス、音女の実験体に堕ちる。