「……」
2つの映像を音女は眺めていた。片方は元男でありながら女の体となり、巨乳の体を手に入れた女性カリオストロ。
そして、もう1人は同じように男性でありながら女性の体を手に入れた女性プレラーティ……とは言っても、その容姿は幼女のそれなのだが。
「……片方はオナニー中毒になって、お預けさせれば大体の言うことは聞く。もう片方は……理性も残っていないだろうけど一応、孕袋。」
そして、残るはもう1人。この2人を男から女にした根本の原因であるサンジェルマン。
今の今まで、ジーンノイズに犯させて放置していたが、果たして未だ理性は保てているのだろうか。
ジーンノイズとは言っても、カリオストロに使っているような専用のものではなく、ただのジーンノイズなのだが。
「あんだけ犯しておいて、理性があったら強靭すぎてびっくりするけど…ありえないよね。
もし理性が残っていたら……精神構造から疑いたくなっちゃう。」
そうは言っていても、音女はサンジェルマンが未だ諦めていないような気がしていた。
それほどまでに、サンジェルマンという人物の芯は太く硬いものだと認知していた。だが、その芯は折れたという確信が今すぐにでも欲しかった。彼女の持つ願いが、どんなことを引き起こすかわからないからだ。
「……とりあえず、彼女のところに行かないと。折れてたらそれでいいけど……」
席を立って、タブレットを映像を流しながら部屋から出ていく音女。タブレットを持っていくのは、サンジェルマンの意識があるかどうかの確認のためである。
2人の壊れきった痴態を見せることで、反応すれば調教を続けていき、反応が無ければ調教を終える……といった算段だった。とは言っても、辞めるのは調教だけだが。
「……」
「んぶ、んぶ……」
サンジェルマンはジーンノイズの中で陵辱され続けていた。ジーンノイズの内側で犯し、外側に新たなコアを排出するという仕組みなのだ。
しかし、内側に人間を飼っているという仕組みのために、また色々なことに制限がかかるという話だった。
「……見た感じは、堕ちてるような気がするけど…中から出すのもめんどくさいなぁ……」
どうするか考え始める音女。もし堕ちていれば、また戻せばいいだけの話だが、堕ちていないと下手な反撃に会う可能性がある。
負ける気はしないが、不確定要素はなるべく潰していかなければならない。
「……体力、既に奪いきってる。武器、持ってるわけなし。錬金術、使われる可能性はあるけど、体力の殆どがない状態で何が出来るのか。
ジーンノイズのコア……持っていても、何も問題なし。
……出しても、良さそうかな……?」
今できる確認を、一つ一つ行っていく。ここで思い出せなかったことがあれば、もうそれは自業自得である。
音女はそう自分に言い聞かせて、ジーンノイズに命令してから彼女を取り出す。
「……げほっ、げほっ……」
「……お、起きて、る?」
「………」
サンジェルマンは、ぼーっとしていた。今の所、理性は見受けられないようだった。しかし、それでもイマイチ音女は安心出来ないでいた。
「……カリオストロ、プレラーティ。」
「うっ……カリ……スト、ロ…ラー、ティー……」
「反応、した…」
音女は、理性は保てていると思っていたが、それでもプレラーティとカリオストロの名前に反応したのは驚くものがあった。
「……2人、とも……」
「……2人、は…ここだ、よ。」
そう言いながら、音女はタブレットをサンジェルマンに見せつける。その中の映像では、犯されて理性を失っているカリオストロ。ひたすら二穴をバイブで犯し続けて自慰を続けているプレラーティの姿があった。
「う、ぁ……!?」
「驚い、た?2人がこんなこ、としてるな、んて…… 」
「きさ、まぁ……!」
「す、凄んでも何も怖くない、よ。」
音女はサンジェルマンを嘲笑う。サンジェルマンは、ジーンノイズの中で機械のパーツのように犯され、苗床にされてきていた。
その弊害が、見ただけで体に現れていると判断できるのだ。例えば胸……妊娠したことによる影響で、母乳が出るようになっている。その上、ジーンノイズに大量に吸われ続けたせいもあって、出尽くす以外は基本的に流れっぱなしである。
そんな状態で、理性を取り戻したところでただただ滑稽なだけなのである。
「も、戻ってる、けど……ど、どれだけ調子戻って、るのかな……」
「ぐっ……」
自信が戦えないほど衰弱しているのは、サンジェルマン自身もよく理解していた。しかし、プレラーティとカリオストロの仇を取らないといけない、そう考えたのだ。
だが、そんなことが出来る体ではもうないのだ。
「ふ、ふふ…た、ただ犯すだけじゃあダメみたい、だから……て、徹底的に犯して、壊して上げる……ね?」
「……何をする、つもりだ……」
「わ、私が徹底的に壊してあげればいい、からね……」
サンジェルマンに首輪をつける音女。引きずっていけるほどの力はないので、ジーンノイズに運ばせていく。
その間に、音女自身は他の準備を済ませるために1人離れていく。サンジェルマンは、これから起こることに対してほんの少しだけ、恐怖を覚えるのであった。
「……この部屋は…?」
サンジェルマンは、運ばれた部屋に下ろされる。そして、首輪に繋がっているチェーンが壁に固定されて、身動きを封じられてしまう。
「お、お待た、せ……」
音女が、後から入ってくる。別段、彼女自身なにか様子が変わったということは無い。
部屋自体も、どこか変わったところがある、という訳でもない。
だが、音女の後から入ってきた人物にサンジェルマンは目を見開く。
「プレラーティ…カリオストロ……!?」
「ふ、2人と一緒なら……嬉しい、でしょ?」
顔を赤く染めて、肩で息をしているプレラーティ。そして、あらぬ方向に目を向けているカリオストロ。二人とも、まともな精神状態をしているとは到底思わなかった。
改めて見た2人の様子に、サンジェルマンは怒りや悲しみなどでいっぱいいっぱいになっていた。
「貴様、貴様ッ……!」
「言う通り、に……すればいいのか……!?」
「プレラーティ……?」
突然、音女の服を掴んで懇願するような態度をとるプレラーティ。その様子に、サンジェルマンは困惑してしまう。
いつものプレラーティならば、絶対にしないことである。しかし、現実に今のプレラーティは音女に対して懇願する態度を見せている。
「う、うん……言う通りにすれば、またして、あげる……よ。」
「わ、わかった……!」
音女は、プレラーティに道具を渡す。それは、プレラーティの体に似合わないようなサイズの太さがある、双頭バイブであった。
この時のサンジェルマンは知る由もなかったが、これはプレラーティに使われていたものと同じ薬が塗られているのだ。
「プレラーティ、何を……!?」
「済まないなサンジェルマン……今の私には、
「ひぐっ!?」
プレラーティは、それを何の遠慮もなくサンジェルマンに差し込み、反対側の部分を自分に差し込んだ。
サンジェルマンは、入れられた途端に膣に凄まじい痒さを感じていた。
「はぁ、はぁ!サンジェルマン……サンジェルマン……!」
恍惚とした顔をしながら、プレラーティは激しく腰を動かし始める。その勢いに押されてか、所謂まんぐり返しの体勢になってしまっていた。
「ひ、ぎぃ!?止め、ろプレラーティ!!」
「止められる、ものか……もう、抜け出せないんだ……!」
「そんな、正気に戻れプレラー……ぶぇ!?」
あまりの快感に力が抜けてしまったのか、プレラーティは突きながら尿を漏らしてしまっていた。まんぐり返しな事もあり、その尿はサンジェルマンの顔にドバドバとかかっていく。
「サンジェルマン、サンジェルマン……!」
「ぶぇ、ぶぁ!!」
尿がかかり、うまく息ができないサンジェルマン。それだけ余裕をなくしているところに、音女はさらに追い打ちをかけていく。
「……犯したら、またお薬あげる。」
「っ!!」
カリオストロは、その言葉に反応を示す。薬の打ちすぎで、中毒症状が出てしまっているのだ。
刺激の強い薬だったので、それを何度も何度も打ち込まれていれば、当然カリオストロの思考は明後日の方向へと向かっていく。
「あー……」
「カリオス、トロ!?何、を……んぶぅ!?」
カリオストロは、サンジェルマンに双頭バイブを咥えさせる。そして、同じように自分の膣に反対側を差し込んで本能のままに動き始める。
そして、カリオストロが使っている双頭バイブは、カリオストロが中毒になってしまった薬が大量に塗られているものである。
「は、ぁ……!」
「ん゙ぉ゙っ!?お゙ぁ゙っ!!」
凄まじい声を出しながら、サンジェルマンは頭の中で起きているバチバチとした感覚に、ひたすら混乱していた。
プレラーティが入れているところはひたすらに痒く、そして口から流れ込んでくる薬は、脳を破壊していると言わんばかりにひたすらに白く染め上げる。
「ふ、ふふ……そ、その2つの薬……何時間もつ、かな。」
手に録画状態のビデオカメラを持ちながら、微笑む音女。サンジェルマンを壊しても特にメリットもデメリットもないため、録画してあとからネットのどこかにでもあげておこう、という算段である。
「サンジェルマン、サンジェルマン……!」
「あー…あー……!」
二人は必死に腰を振る。カリオストロは、それが気持ちいいから。プレラーティも同じように気持ちいいから……それと、サンジェルマンを堕とすという気持ちも持っている。
「っ……!っっ……!」
サンジェルマンは、息苦しさと2種類の薬の影響もあってすぐに理性は吹き飛んだ。冷静さを欠き、脳に必要な分の酸素が行き渡らなくなってきてから、段々と理性が失われていって、彼女も気付かない間に理性はぶっ飛んでいってしまった。
そのせいか、彼女も尿を漏らし始める。カリオストロは、それが気になったのか動きながらサンジェルマンの尿道を、いじり始める。
「ん゙お゙ぉ゙!!」
「す、すっごい声……な、何度も似たようなの聞いて、いたけど……い、一段と、ひどい声……」
尿道をいじられて、サンジェルマンは未知の快感を味わっていた。もはや、それが快感なのかも本人には理解できないほどに強烈なものだったが。
「お゙ぁ……!」
薬をたっぷりと摂取し始めたところで、今度はサンジェルマンという彼女の立場が消えていく。
友だと、仲間だと思っていたふたりは完全に変わり果て、自分を犯している。そして、犯されている影響か自分も段々と喘ぎ始める。いや、自分は喘いでいるのか?感じているのか?そんなことすらも分かりはしない。だが、暴力的に飛んでくるその感覚にサンジェルマンはすぐに心が折れ始めていく。
元々、一度は折られていると言っても過言ではないのだ。あとから折り直すのは、容易いことである。ショックは、元々大きかったようだが。
「カリオストロ…尻の穴に入れてやれ。」
「あー……」
プレラーティは、カリオストロにそう伝えてカリオストロにサンジェルマンのアナルを犯させ始める。
この時点で耐えきれなかったのか、サンジェルマンは完全に気絶していた。つまり、今どれだけ待ったとしても反応が帰ってこないということだ。
「………ま、まぁまた起きたら様子見たらいい、かな。」
今日は激しすぎたのだ。時間はたっぷりある……サンジェルマンを落とすのはまだ先でもいいだろうと、音女は考えるのであった。
補足
・苗床内蔵型ジーンノイズ
いつでもどこでもコアを生み出せる代物、ボロボロ落とすのが難点