「……」
音女は部屋でぼーっとしていた。完全にすることがなくなったのだ。いや、すること自体は存在している。しかし、当初の目的である『装者達の捕獲』というのはとっくの昔に完遂している。
残りは、ノイズの研究だが……ジーンノイズを作り、それを自分のものにしようとしていたアダムは消え、新しいノイズを手に入れる手段はなくなってしまっていた。
「……研究材料を見れば、前まで存在していた通常のノイズが来なくなったのは、扉が閉じたから…それを開けば、ノイズの研究はできるかな……」
ブツブツと呟くが、それも妄想の範疇を出ない。それを行う訳にも行かないのだ。いや、彼女からしてみれば研究はしたいが、操る手段が存在しない以上あまり簡単に開くわけにも行かない。
「……ま、ゆっくり見つけていこうかな。」
そう言って、一旦部屋から出る音女。捕まえた装者達の確認をしておこうと思っているからだ。
まずは誰から見ていこうか……それだけを考える。
「…ジーンノイズになってから、性的なことに遠慮が無くなってきているような……ま、いっか。」
まず覗く部屋は、初めて捉えた少女達を見るべきだろう。ともかく1人目を探さなければならない。
そう考えて、音女はまず一人目に思いついた人物の部屋に向かうことにしたのだった。
「……あ、いた。」
「うぅ……こいつらクソ強えじゃねぇか……」
暗い部屋でパソコンを見ながらコントローラーを握るクリス。1人目は雪音クリス、身長の割になかなかの胸囲を持っているため母乳が出る今は完全に乳牛の扱いでもいいだろうと考えていた。
そして、ゲームに熱中しているせいか入ってきた音女の存在に気づいていなかった。
「なんでログイン時間こんなにあんだよ……あたしより暇なのかよ……」
「な、何してるの……」
「ひぅっ!!お、オンラインゲーム……か、課金はして、ないです…」
別に100万だの200万だの出なければ、特に使うこともないので音女はどうでもいいと思っていた。
だが、今はとりあえずオンラインゲームはやめてもらおうと、触手を見せびらかしながら、音女は微笑んでクリスに語りかける。
「し、しよっか…」
「お、怒って……る?」
「お、怒ってない、よ?」
「で、でも笑って……」
「そ、そんなことどうでもいいから……い、いくよ。」
「ひうぅ!!」
音女は、触手でクリスの服を無理矢理脱がしていきながら、部屋の外へと引っ張っていく。ここまで引きこもり体質になるとは思っていなかったが、巨乳の低身長の女子が引きこもっているというのは━━━
「……中々、いいと思う。」
というのが、音女の見解だった。無論、あくまでも自分が犯す側の立場だからこそ言える立場でもあるのだが。
「な、何を……?」
「……そ、そんなだらしない体してる、から…ちょ、ちょっとだけ運動させてあげようと、思って。」
「う、運動はキーボードのタイピングだけで十分だよォ…勘弁してくれよ姉様ぁ……」
本当に、口調自体は変わっていないはずなのにここまで弱虫になるとは思ってもみなかった音女。だが、彼女の意思は音女には大して関係ない。犯すと決めたから、触手で犯すだけである。
「……た、ただ犯すだけじゃあ芸がない、から……」
そう言いながら、音女は少しだけ意識を指先に集中させる。すると、1本だった触手が二本に別れ、それぞれ別の形を取っていた。調の時に使ったのは、全て同じ形同じ動きをするものなので比較的簡単だったが、別の形、別の働きをするものを作るとなると、どうにも数が極端に減ってしまうようだった。
「そ、その触手……は?」
「……さ、搾乳機と…それを流し込むための管、かな。」
半球の形をしてるそれを、音女はクリスの胸に取り付けてもう片方の余った触手をアナルへと差し込んだ。
そして同じように増やしたもうひとつの触手も同じように胸に取りつけてから、今度は膣に差し込んだ。
「さ、搾乳機……?」
「う、牛の母乳……あぁ、うん牛乳なんかを、搾るためのやつ、だね……ぼ、母乳…出る、でしょ?」
「で、出る、けど……」
ジーンノイズを孕んだ女は、必然的に体もその後のことができるようになっている体作りを終えているので、大体が母乳を出すことが出来る。母乳の処理に関しては、各々に一任しているため大して気にはしていなかったが、今は必要な行為なので音女は興味本位で聞いていた。
「し、搾ったやつをどうするんで……?」
「……あ、貴方のアナルと、お〇んこに流し込もうかな、って…」
「っ……!?」
注ぎ込まれたあとのことを想像して恐怖したのか、それとも想像することが出来ないから恐怖しているのか。クリスは引きつった顔で、音女を見ていた。
しかし、それと同時に搾られ注ぎ込まれるという事に、少なからず興奮しているのか、顔が少しだけ赤くなっていた。
「じゃ、じゃあ……してみよっか。」
「ひぐぅ!?」
まず、半透明の搾乳機がクリスの乳房を凄まじい吸引力で吸い上げ始める。音こそ鳴っていないが、一瞬でクリスの豊かな乳房が引っ張りあげられているからこそ、分かる絵面である。
「ふ、ふふ……い、いっぱい出そう、ね?」
「く、ひ……!」
1分も経ってない間だったが、音女の触手の中に微量の母乳がたまり始める。それは、まるで飲料を奥に送り込もうとしている喉の動きのように、母乳を触手の奥へと送り込んでいく。
「お、んおぉ……!」
「す、吸われるの気持ち良さそう、だね。」
「ひ、ぎぃ……!」
徐々に出やすくなってくる母乳。クリスの胸が大きいこともあり、吸えば簡単に吸い付くその巨乳は見ていて、文字通り乳牛の搾乳に見えないこともない。
「……ボディペインティングで、牛柄にしてみようかな…」
「ひぎぃ!!」
「……もうちょっと、搾れるようにしてみようかな。」
そう言って、余っている指を触手に変えて、音女はクリスのその豊満な乳房に縛り付ける。
そして、搾り取るような動きをしながら、母乳の搾り具合を良くしていく。
「お、ぐぁ……!」
「……そ、そんな…苦しそうな声上げてるのに……ず、随分と気持ちよさそう、だね。」
音女の言った通り、クリスは苦しそうな声はあげているが、その表情はとても気持ちよさそうなものだった。まるで、胸を痛めつけられてその痛みで快楽を得ているかのような。
そもそも、痛みを快楽に変換されるような調教を受けているので、気持ちよくならないわけもないのだが。
「ら、ってぇ……!」
「ふ、ふふ……淫乱…雌牛……」
「んぐっ!」
音女は、クリスを軽く罵倒しながら搾りながら犯していく。搾られた母乳は、着実にクリスの膣とアナルに送り込まれていく。
そのせいか、ほんの少しずつだがクリスの腹が膨らんできているように思えてきていた。
「ぼ、母乳いっぱい出るね……で、でもちょっと出が悪くなってきた、かな?」
「っ!?が、頑張って出します、から……」
「す、捨てないから、ね。心配しなくてもいい、から。」
捨てられると思ったのか、一気に顔を青くしたクリスに、少し呆れながらも音女は安心するように言葉を付け足す。呆れているのはクリスにではなく、こういう調教結果にしてしまった自分の不甲斐なさでもある。
だが、基本調教していたのはカリオストロとプレラーティだったので、安心できる場所である音女がいなくなる不安は確かにあるだろう。
「あ、ひぃ……!」
「あ、安心したら……途端に感じやすくなっ、たね。」
「だっ、てぇ気持ちいい、からァ……!」
「ふ、ふふ……やっぱり、雌牛だね……」
音女はクリスに罵倒を入れることを忘れない。罵倒すれば、クリスは簡単に濡れてくれるからだ。
『捨てる』『いらない』関連の言葉を言わなければ、クリスは音女にとって従順な奴隷なのだ。
「う、ぐ……!腹、がァ……!」
「……じ、自分の母乳で……妊娠してるみたい、だね……も、もっと出て来るなら……もっと、入れてみよう、ね?」
「ひ、ぎぃ……!」
クリスは、母乳を吸われ続けて段々とその快楽を登らせていく。つまり、搾られて犯されながらイキかけているのだ。
そして、腹が膨らんでいく痛みも、彼女の快感として絶頂へと導いていく程度にしかならない。
「……い、いつでもイっていいんだよ?わ、私は咎めはしない、し…ぼ、母乳を吸われて、犯されて……感じてるクリスちゃんを見て、もっと、虐めたくなる、って考えてる、から……」
「も、もっと……?こ、これより、すごい……?」
「そ、そう……これよりすごい、いじめ方……されたい?」
クリスは生唾を飲む。音女の言う、いじめ方というのに少なからず期待してしまっているのだ。
クリスは、黙りながら頬を紅潮させて……そのまま頷くのであった。
「お、んぐおぉ……!」
クリスは、母乳浣腸をされながら激しく犯されていた。あまりにも長い間出し続けていたせいか、かなり出やすくなっており気づけばクリスの腹は10ヶ月以上妊娠している妊婦の様なレベルにまで成長していた。
「出、そう……!」
「ちょ、ちょっと力むだけでいいから……ね。」
送り込みながら、クリスに力めと命令をする音女。アナルに差し込んであるのは、クリスのにぴったりとあったサイズではなく、少しだけ隙間があるくらいの細いものだった。
「ふ、ふふ……母乳が、潮みたいに吹き出して、る……」
「ほひゅ、ふひぃ……!」
音女の言う通り、クリスのアナルからは注ぎ込まれた母乳が少しづつ吹き出してきているのだ。
犯される快楽を味わいながら、出す快楽も味わう。膣も犯されているので実質三重の快楽を味わっていることになるのだ。
「気、気持ちいい、でしょ?わ、わざと補足したから……集中的にでやすくなる、し……」
「んぎ、ぁ……!」
クリスはひたすら犯されながら、その顔を恍惚のそれに変える。母乳は、乳房からひたすら絞り上げられ、そしてそのままアナルと膣に送り込まれる。
そんな事が、今のクリスに取ってはただ快楽を得るための行為に過ぎなかった。
「は、はぁ……ぁ……!」
「あ、潮ふいた…」
「はひ、あひ……」
「ほん、と……変態的で、雌牛、って言われても仕方、ない……ね。」
音女はクリスに微笑みかけながら、その言葉をクリスの耳元で話す。何度もイキ続けていたせいで意識が飛びかけていたクリスは、再びその言葉で意識を引きずり戻される。
勿論、言われた罵倒が彼女を興奮させたからである。
「ほ、ほら…な、何か言うことは無い、の?」
「あ、あたしは……お、おっぱいを搾られて…それを、尻とま〇こに流し込まれて、感じている変態、です…ド変態だから……もっといじめてくだ、さい……!」
クリスはそう呟いたあとに軽く絶頂に達していた。その姿を見て、音女は心に決めた。『クリスは何があってもいじめ抜いてやろう』と。
「あひ、ひ……!」
「うわ、戻ってこない……」
しばらくして、クリスは仰向けで絶頂し続けていた。だが、音女から何かをされているわけでもなく、かと言って自分で自慰行為をしているというわけでもない。
本来しないであろう行為の数々が、彼女の頭をオーバーヒートさせたのだ。
少なくとも、もうしばらくの間は絶頂から帰ってこないだろう。
「……しょうがないし、次は切歌ちゃんのところに行こうかな……」
未だ痙攣しているクリスを他所に、音女は次のターゲットである切歌を狙っていくのであった。
最終回に向けて走っていきます