「……あれ、切歌ちゃん…?」
切歌の部屋を訪れた音女。しかし、そこには切歌の姿は存在しなかった。逃げ出した、というのは1番考えられないことなので恐らく、どこかに行ってるのだろう。
しかし、彼女が行く場所なんてたかが限られている。学園なんて言うものは関係なく、今の彼女が向かう場所。それは調のいる所である。
「……調ちゃんが、連絡出ないとしたら多分切歌ちゃんと遊んでるんだろうし……ちょっと連絡を取ってみようかな。」
音女は端末を操作して調を呼ぼうとする。しかし、いくらコールを掛けても出る気配がないので、予想通りだと感じていた。
しかし、連絡から出ないということで切歌と一緒にいると判断しても、連絡を出ていないので調の場所がわからない。一室にいるのか、移動し続けているのか、それが分からない。
仕方ないため、音女は調の行きそうな学園の場所をくまなく探し始める。そして、しばらく歩いたところで調と出会った。そう、廊下で。
「……き、切歌ちゃん借りて、いい?」
「あ、構いませんよ。ちょうど飽きてきたところだったので。」
「はぁ、はぁ……」
「ふぅ…ふぅ……」
音女は、出会い頭に切歌を貸してくれるように頼む。調は、切歌ともう1人、見覚えのない少女の上に置かれたイスの上に座っていた。
当然、2人は四つん這いで歩かされていたが、調はそれで飽きてしまっていたのか、すぐに椅子をとっぱらって音女に駆け寄る。
「……そ、その子誰…?」
「ここを支配した時に残っていた生徒です。私に対して何か色々言ってきていたので、折角だからこうしてやろうかと。割と喜んでいたので、問題は無いと思いました。」
「べ、別に私が注意していなかっ、たら……誰をどうしよう、とかってなん、だけど……ちょ、ちょっとだけ驚いた、から……な、なるべくは、話すだけして、ね。」
「はい!」
調は元気よく挨拶を返す。音女はその名前も知らない少女の前に座り込んで、その少女だけに聞こえるように言い放つ。
「……し、調ちゃんの知り合いだった、かもしれないけど…い、今の彼女は記憶が無い、から……あなたのことなんて何一つ知らない、よ。
し、しかも私にぞっこんだから……ね。な、なんでも言うことを聞いてくれる、よ。」
その言葉で、思い当たることがあったのか少女の顔が絶望の表情に染まる。どうやら、知り合い以上の関係ではあったようだ。しかし、今となってはそんな繋がりは調にとっては存在しないも同然のことなのだが。
「じゃ、じゃあ借りていく、ね。」
「はい、好きに使ってやってください。」
音女は切歌を繋いでいるリードを手に取って、軽く引っぱって部屋へと連れていこうとする。
切歌は、既に疲れ果てているのか音女が引っ張っても目の前で音女に引き渡されても全くの無反応をしていた。ずっと俯いたままなので、恐らく疲れているのだろう。二人がかりとはいえ人1人を運んだのだから。
切歌は、体を拘束されていた。両手と両足を大の字で貼り付けられるように固定されて、当然のことながら各性器も露出されていたのだ。
「さ……き、今日は…切歌ちゃんを……虐めていこうかなと、思ったわけで……」
「……何をされても、絶対お前なんかになびかないデス。」
こうは言っているものの、切歌の音女に対する依存度は既にかなりの重症になっているのだが、彼女自身まだそのことに気づいていなかった。
『自分は音女を拒絶している』という気になっているのだ。
「そ、そんなに…期待したよう、な目をしておい、て?」
「っ!そんな目なんか絶対していないデス!」
「ま、まぁ……し、してようがしてまい、が……結果は体に聞くだけ、だから……」
切歌は目を伏せる。実際、切歌の体は期待はしていた。しかし、それは調から行われる行為に対してで、ある。
もちろん、そんなことは音女は理解している。だが、その『期待』を改めて『誰にでもする』という認知に置き換えることが出来れば、切歌は更に自分に傾く。
精神的にも、既に堕ちているが……そこから更に自分に依存していることを再確認させたくなったのだ。
「す、少し……言葉がすぎるから…ね。」
「あ、あたしは絶対に…調以外になんか……」
切歌がブツブツ言っている間に、音女は準備を進めていく。今回は触手を使わずに、全てを道具だけで進めていくという気になっている。勿論、道具だけと言っても薬は使わないつもりである。
場合によっては、それを反故にして使う時もあるかもしれないが。
「ひぅっ!?」
「こ、これ……ローター…懐かしい、でしょ?こ、これで調教されて日々、を……」
「ただただ、嫌な思いしか覚えてないデス。これに、いい思い出なんて持ってないデス……んん!?」
切歌が何かを言っている間に、音女は切歌にローターを淡々とくっつけていく。
そして、一気に全てのローターの電源を入れる。いつも通り、乳首を挟み込むように両方に2つずつ。膣内に5~8個程度のローターを入れ、そして、ローターの刺激で勃ってきた陰核を即座に挟み込んで直ぐに電源を入れる。
「んぎぃぃぃいいいいい!?」
「お、おぉ……すごい、反応……」
一気に多数のローターの刺激を受けてか、切歌の体は跳ね続ける。なんだかんだと言っても、体はその快楽を覚えてしまっているのだ。
切歌の意志とは無関係に、切歌の体はローターによる快楽でガンガン感じていた。
既に10個以上使われているので、切歌を襲っている快楽は想像を絶するものだろう。だからこそ
「んぐおぉ!?」
何度も使った場所だが、慣らさずにいきなり入れれば何度使って緩んでいたとしても、それには激痛が伴うだろう。
だが、切歌はその感じた痛みで更に膣の方を強く締め付けてしまっていた。要するに、痛みを感じた直後に先程よりも強い快楽に襲われてしまっているのだ。
そのせいで、頭が混乱してしまうのだ。
「い、痛かっ……た?そ、それとも気持ちよかっ、た?」
「い、痛くも、痒くもないのデス……こ、この程度…御茶の子さいさいデス……!」
「つ、つまり気持ちよかったん、だね。しょ、正直に言う子は好き、だよ。」
「なっ!?」
勿論、切歌が快楽を感じていると音女に解釈されるのが嫌だということは、その音女も分かっていることである。
だが、今回の調教目的は切歌の意識の切り替えである。自分が誰にでも股を濡らすような女だと認識させなければならないのだ。
「か、勝手な解釈を━━━」
「言わない方が悪い、よ。い、言いたいことがあるならきちんと口で……ね?」
「うぐっ……ぜ、全然気持ちよくもないデス!も、もちろん痛くも、痒くも!!」
「な、ならもっと激しくしないと……ね。」
「ひっ……」
音女はローターをさらに追加していく。そして、切歌の体の拘束も少しだけ強めていく。
別に意味は無いが、『拘束されている』という認識を絶対に忘れさせてはいけないからだ。無論、体に不調をきたすほどに強く拘束する気は無いのだが。
「ひ、ぐぅぅぅぅ!!」
「あ…い、今イったね……」
「あぐ、止め、とめ、て……!」
「ま、まだ止めない、よ。」
「そん、なぁ……!ひぐぅ!!」
音女は、感じすぎている切歌を見ながら、次はどの道具を使うかを考えていた。
バイブや、アナルビーズにアナルバイブ。電マを使うという手も考えられるが、どれも切歌を虐めるには最高の道具たちである。
「あ、出……る……!」
「わっ……!」
切歌のその言葉と共に、切歌は潮を吹いた。流石に急なことには対処出来なかったようで、音女は軽く服にかかってしまっていた。
一旦音女は切歌から離れるが、どうやら切歌は絶頂が収まらなくなっているのか、そのまま声も出さずに軽く海老反りになりながら、空気を肺から押し出している様な音を口から出していた。
「……余程、こうやって道具を使われるのが久しぶりだったのかな。ま、だからといって遠慮する訳じゃないけど。」
「あ……!かはっ……!」
「……あ、また潮吹いた。そんなに気持ちいいんだねぇ……」
「ひ、ぐぅ……!」
段々と、潮を吹く感覚と達するまでの感覚が短くなってくる切歌。快楽で真っ白に染め上げられている頭でも、本能的に短くなっていることだけは何とか理解できた。
しかし、まともな思考は既に存在していない。快楽に塗りつぶされながら、切歌は目の前にいる女に対して抱いている感情が薄れていくのを感じていた。
恨み、怒り……ハナからそのような感情があったのかさえ微妙なところだが、少なくとも今は完全に感じていないのだ。
「お、ぐっ……!」
「あっ……やりすぎた…?」
切歌は、余りの快楽に気絶してしまう。快楽を立て続けに味わい続けたせいで、脳がそれの処理を行えなくなってしまっていたのだ。
「……しょうがないなぁ。」
音女は、近くにあった椅子に座りこんで、そのまま近くにあった本を手に取って読み始める。
その間、切歌の中に入っているローターを止めることは無かった。
「うぁ……んぁ……!」
「……そろそろ起きそうな気がする。」
1時間ほど経った頃だろうか。切歌は未だ気が付かずに、ローターで体だけが反応を返していた。気絶と言っても、快楽を感じているのは本能的な部分なのでそこは意識の有無が特に関係ない所である。
「おーい、起きろー」
冗談半分で、切歌の頬をつつく音女。いっその事、陰核を軽く押し潰してやれば起きるのでは?とまで考えたが、それを実行する前に……切歌に意識がもどる。
「ひ、あ……?んひゅっ!?」
「お、起きた……?」
「あ、ぎっ……!?」
切歌は再び連続的な絶頂を味わい始める。そもそも、意識がなかっただけでその間にも、何度も何度も絶頂自体には達していたのだ。
それが、意識を取り戻した瞬間にそれらの快楽を全部受け止めたに過ぎない。
「お、んぐぅ……!」
「ず、ずっと跳ねてる……ね…」
ローターごときで、ここまで感じさせられていることに、切歌はどう思っているのだろうか。悔しさ?悲しさ?それとも怒り?恐らく、そのどれもが当てはまらないだろう。
「……気持ちいい、ってだけが…駆け巡ってる、よね。」
「ひ、ぐ……!っ……うぁ!!」
潮を吹き、そして再び絶頂に達する切歌。音女は、それでずっと海老反りになっている切歌の顎を持って、自分の顔の方へと視線を向けさせる。
「ん……ちゅ、れろ……」
「んん!?ん、んん……!ん、ん……」
音女は、切歌の唇を奪って無理やり舌を絡め始める。切歌は、され始めた直後は抵抗していたが、舌を絡め始めてすぐに抵抗しなくなり、顔も蕩け始めていく。
「ぷはっ……よく、蕩けてる、ね。」
「んむ、ちゅる……」
音女は、切歌の口の中に指を入れる。無理矢理ではなく、舐めさせるように入れていた。そして、切歌は入れられた指をまるで赤ん坊のように舐めては吸ってを繰り返していた。
「……ふふ。いい、感じ……」
切歌は、既に音女のことが分からなくなっている。正気に戻ることがあるならば、恐らく再び音女のことを敵視するだろうが……とっくの昔に消え去った理性を、再び戻すということは不可能に近いだろう。
「んむ、ちゅる………」
「もっともっと……調教して、あげる。」
音女に対する依存度が、既に高いのにその上でさらに壊された切歌には、もう安息の時は訪れないだろう。