※この作品はR-18です。

婬堕絶叫ノイズギア   作:長之助

48 / 88
雑音はサビへと

「……」

 

「お姉様、私はどんなことでも受け入れます。」

 

「………」

 

「だから、だから……どうか私を可愛がってほしいんです。」

 

「…………」

 

音女は固まっていた。切歌を弄んで、それを楽しみすぎて精神的に少し疲れたので、一旦寝てリセットするつもりだったのだが、朝起きたら何故か自分の上に全裸で股がっている調がそこにはいたのだ。

しかも、ただの全裸ではなく……首輪につけ耳、さらにリードまでつけた豪華ペットセットである。というか、音女はそれに見覚えがあった。昨日切歌に使ったものと同じものである。

オーダーメイドという訳でもないので、探せば同じのが見つかるかもしれないが、恐らく切歌から奪い取ったものと推測される。

 

「……あ、もしかしてこの格好は飽きましたか?なら別の衣装も持ってきています!」

 

『そういうことでは無い』と言いたかった音女だったが、ジーンノイズとなった彼女であっても、朝いきなり少女に跨られていたとなると、回らない頭が余計にフリーズしてしまうのだ。

 

「これはどうですか?」

 

「……バニー?」

 

調が持ち出したのはバニースーツであった。本来はクリスやマリアなどの胸の大きな女性が着るものなのだが、調の様な貧乳かつ低身長の少女が着るとなると、その言いしれない背徳感に老若男女問わず胸を自然と高鳴らせてしまうだろう。

 

「尻尾は……お尻に差し込んで、スーツの穴から出すんです。」

 

そう言って、バニースーツのアナルがある辺りの部分が丸く削り取られていた。

丁寧に説明しているが、未だ音女は思考回路が完全に動いていないために、ぼーっとしているだけだった。

 

「……お姉様?」

 

「……えっと、ごめん…まだ頭良く回ってないから…簡潔にお願い……」

 

「……月読コスプレ七変化、です。」

 

その言葉だけで、音女は調がやりたいことを大体理解した。そして、自分もその辺から頭が完全に覚醒し始めてきていたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「最初は、OLです。」

 

「……い、いきなり地味というか…」

 

なぜサイズがあるのかは分からないが、調はサイズピッタリのスーツを着ていた。そして、何故かメガネもかけていた。

 

「……って、す、スーツで何するの、さ。しょ、触手でやるんだったら……コスプレの意味ない、よ?」

 

「痴漢プレイです。」

 

「……え、ごめんもう1回。」

 

「痴漢プレイです。」

 

「…えぇ……」

 

音女は微妙にげんなりしていた。調が自分の予想よりもはるかにノリノリな事が、何故か微妙にやる気を奪っていた。

 

「……あ、うん…なら痴漢プレイ……現地でしてみよっか。」

 

「へ?現地?」

 

そう言って、音女は基地外に調を連れ出した。そのまま調は音女が案内されるがまま進んでいき……電車の駅に到着していた。

 

「……えっと、ここは……」

 

「……い、言ってたでしょ?痴漢プレイ、しよう。」

 

「あぁ現地ってそういう……」

 

調は妙に納得しながらも、しかし内心は興奮していた。もし電車内でした場合、バレるかもしれない。

バレた場合、他の乗客からの視線が調を視姦するだろう。男性客は、恐らく音女に置換されている自分を見て、自慰行為をするかもしれない。もしかしたら何かの撮影だと勘違いされて、自分を犯しに来るかもしれない。そう考えてただけで、調の秘裂からは愛液が滴っていた。

 

「っ……い、いきましょう。」

 

「か、顔赤い、よ?興奮して、る?」

 

「……はい…!」

 

音女は、駅で電車を待ちながら赤くなっている調を観察しながらふと考えた。

七変化というが、恐らくは半分どころか2つ目に行くこともなく、痴漢プレイだけで終わるだろうと。何故かはわからないがはそんな予感はしていた。

 

「……ま、楽しめればいいしね。」

 

「お姉様?どうかしたんですか?」

 

「え、えっと……別に何も無い、よ?」

 

「?そうですか……あっ電車が来ましたよ!」

 

調が指をさして、音女がその電車がどこに向かうのかを確認する。今乗ろうとしている列車はどうやら、ここら辺の線路をぐるっと一周する学生用のものらしく、行き先が表示されていなかった。

いや、そもそも未だに電車を動かしている人物がいるのか、それだけが甚だ疑問だった。

 

「……薄給、人手不足による長時間労働……お疲れ様でーす。」

 

音女はそういうが、中に入っているのは人ではなくAI、この電車は安全運転を心がけて出来上がっている無人電車なのだ。

普段常に動かしておかないといけないものだからこそ、この電車は運転手が存在しない電車なのだ。

 

「?どうしたんですかお姉様。」

 

「な、なんでもない……よ。」

 

そうして、音女と調は紆余曲折ありながら、電車に乗るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん、んぁ……」

 

「……」

 

音女は、早速調の体をまさぐっていた。だが、文字通りそのまま体を触っていたらすぐにバレるため、簡単に見えないくらいの細い触手を体から出して、その触手で調の体をあちこち弄っていた。

細くしてあるので、簡単に服の中に入ることが可能だが、痴漢プレイという遊びの元、敢えて服の上から触っていた……のだが。

 

「……誰も、いない。」

 

「ん、んん……!」

 

調の体を弄りながら、音女がそう呟いた。よくよく考えてみれば、今この辺の地域には人が全くと言っていいほど住んでいないのだ。そんな所で電車に乗ったところで、痴漢プレイに必須であるその他の乗客が存在していないのだ。

 

「……調ちゃんは、もう完全にその気になっちゃってるし…」

 

「ぁ、あ……!」

 

スーツの上から、尻を軽く揉みながら撫でる。そんな簡単な行為一つだけで調は完全にスイッチが入ってしまっていた。

細い触手を駆使して、調の僅かばかりの乳房を、無理やり形が変わるほどに揉みしだく。

 

「……ん?」

 

しばらく電車に乗っていると、音女は次に止まる駅に目がついた。なんと、どういう訳か大量に人がいたのだ。しかも、全車両が程よく満員になるほどの人数だった。

 

「……なんで、こんなに……」

 

「はぁ、はぁ……し、知ってますか……この辺の土地の値段…」

 

「値段?」

 

顔を赤くしながら、調が音女に質問をする。音女はその質問と大量に乗ってきた乗客の関係性がわからずに、つい聞き返してしまっていた。

 

「む、無茶苦茶安くなっているんです…人がいないのと……ワケアリ地域にある建物、ってことで……相場の、4割減……」

 

「そ、それはまた……安くなっていることで。」

 

「だ、だから……安月給だったり…ホームレスだったりする人達が……殺到しちゃってて……」

 

「ふーん……」

 

これを見越しての、痴漢プレイだったのだろうか?もし彼女の計算通りでこれが動かされていたのだとしたら、音女に心酔しながらも未だその頭の回転は健在という事だ。音女は、そこを素直に感心していた。

 

「……」

 

『ま、これで本当に痴漢プレイができる』と、調も音女もお互いに考えていた。音女は、何食わぬ顔でそのまま本を取り出して読むフリをし始める。これで両手を使っていても、そのまま痴漢を続けられるという算段である。

 

「ん……ふー…ふー……! 」

 

「……よく、頑張るなぁ……」

 

口を軽く抑え、声を抑えながら調は恍惚とした顔をしていた。さすがに漏らされたりすると困るが、そこまで激しい攻めはせずにねっとりと攻め立てていく。

 

「ぁ……!」

 

服の上から責めたてる事が出来たのなら、今度はゆっくりと服の中に触手を入れていく。

直接尻を撫で、太ももを撫であげる。

 

「く、ん……!」

 

白い肌に見合わぬほど真っ赤に染まる尻。羞恥と興奮の色に染まった肌は、彼女の小柄な体には全く似つかわしくない。

小さな少女が、そのような性的な赤さを伴っているのが、背徳感を煽る。事実、調の周りにいる男達もチラチラと調の方を見ているのだ。勿論、手を出そうとした瞬間に、手元に持っているジーンノイズのコアを足元に投げて襲わせる算段だが。

 

「く、は……!ふぅ……!」

 

まるで、絞り出したかのような小さな吐息のような喘ぎ声だったが、それには艶っぽさが秘められていた。

その声で、周りの男達も女達もまとめて生唾を飲んでいた。それほどまでに、今の彼女は色気があったのだ。

実際、音女も少しその色っぽさに見とれてしまいかけたくらいである。

 

「ぁ、ん……!」

 

「っ……」

 

「はぁ、はぁ……」

 

近くにあったのが幸いしてか、調はドアに胸を押し付けるような体勢でもたれ掛かっていた。押し付けるような胸はないが、しかしそれでも敏感になった体に押さえつける、という行為はさらに感じるのを加速させているに過ぎないのだ。

 

「冷たっ……」

 

ガラスの冷たさで、一瞬冷静さを取り戻した調だったが、すぐさま快楽の並に再び飲まれる。

 

「ふぁっ……っ……!」

 

下着の中に手を入れ、そしてその中にある秘裂の中……つまりは膣内に触手を侵入させる。細いので、普通に犯すことは出来ないが、彼女の弱い所を重点的に攻め続けることは出来る。

所謂、Gスポットというのを重点的に攻めていくのだ。

 

「っ、ぁ……!」

 

調は、声をなるべく我慢しようとしているが、その仕草や吐息だけでかなり高ぶっていることだけは分かっていた。

それを、自覚してしまっているのだ。そして、周りから奇異の目で見られていることや、明らかに性的な目で見られていることも自覚してした。

それが、彼女の昂りを余計に加速させていた。

 

「ふー…!ふー……!」

 

音女は、その調の様子を見て改めて思ったのだ。『1番色っぽいかもしれない』と。正直に言えば、調の体は幼児体型というよりはスレンダーな体型という方がしっくりくるのだ。音女は、そのスレンダーさに色っぽさを感じているのかもしれない。装者達が高校生ではなく、全員中学生というのであれば、ただのロリコンになるのだが。

 

「っ……!」

 

「お……」

 

調の様子を見ながら、音女はGスポットを探していた。そして、調が1番反応した所があったのだ。

音女は、そこを重点的にかつ激しく攻め始めていく。調は、そこを攻められ続けて口を抑えながら声を抑えながらあまりの快楽に目を瞑っていた。

 

「っ……!っっ…………!」

 

背中をそらせ、そしてひたすらに感じている。そんな光景を調は見られているとさらに自覚する。

それが音女の攻めに火をつけるし、調は音女に攻められていることでさらに興奮し始めていく。

 

「っ、ぁ……!」

 

調は、腰を引かせながら震え始める。それが絶頂に達する瞬間だと、音女は何となく理解する。

 

「イっ……!」

 

調は、絶頂に達した。潮を吹く、ということは無かったが達したことで体から完全に力が抜けてしまう。

 

「っと……危ない危ない。」

 

「はぁはぁ………」

 

音女は、触手で調の体を支える。流石にこのまま放置していれば、電車内で倒れるという事案が発生してしまうからだ。

そうなれば、今のスーツ姿の無防備な調は簡単に乗客の餌食になってしまうだろう。

 

「……どう、だった?」

 

「きもひ…よかっは、れふ……」

 

幸せそうな顔を浮かべながら、調は音女に笑いかける。その色っぽさが、音女の嗜虐心にさらに火をつける。

 

「……よし、帰ったらもっといじめてあげよう。」

 

音女は珍しく、そう決めた。その後、電車の乗った駅まで1周して基地に帰った音女だったが、駅に戻るまでの間に調を何度もイかせてからのことだったので、調は何度も絶頂に達したのであった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。