音女のいる施設に乗り込んだ装者達。しかし、そこには切歌はおらず、切歌を探すため兼大量のジーンノイズから逃げるためにその施設を立つ出したのであった。
「……イグナイトの力と、2つのギアを取り込んだノイズ……」
「3人で……ノイズ達を倒さないと。」
「多対戦ならば雪音の本領だが……雪音もイチイバルも敵の中、難しいか。」
外に出て話し合う翼。響とマリアは一足先に施設を脱出しており、その2人とは通信越しに話していた。
「あの施設……かなり厄介よ。部屋の扉かと思えば、その先は廊下でその先にも大量に扉があったもの。
下手したらあの辺一体の地域に、あの地下施設を張り巡らせてる可能性があるわ。」
「何度壊しても全くキリがありませんでした……」
「壊してたのは彼女に任せてたけど……30を超えた辺りで数えるのが面倒になったわ。全部廊下に繋がっていたもの。」
「……そんな施設で、月読と私がノイズのいる部屋に案内された……」
「偶然……?それとも…」
「二人とも、今はそのことは後にしましょう。あの施設も、ノイズも……本部が今作戦を立ててくれているはずだわ。
済まないけれど……今は切歌を助けることを先にしてちょうだい。」
マリアが、いつも通りの調子で言葉を発する。しかし、その言葉の裏ではクリスも切歌も心配しているのだけは、他の皆は理解していた。
「……それで、切歌の場所は?」
「……リディアンだ。」
「っ!?」
リディアン、響やクリス……そして切歌や調も通っている学校である。その学校に、なぜ切歌がいるのか。マリアは疑問しか浮かんでこなかった。
「イガリマそのものの反応は既にない。だが、暁はリディアンの屋上にいる……と、本部に連絡が届いたのだ。」
「本部に、連絡……?」
装者ならともかく、装者以外の者が入り込む余地はない。それほどまでに本部のプロテクトは厳重なのである。
その本部に……連絡が届く。セキュリティウォールをくぐり抜けてきたのである。その方法がハッキングならば、まだいいだろう……しかし、スパイの可能性もあるのだ。
「……裏切り者が、いるってことですか?」
「可能性の話だ、あくまでもな。
だが……覚悟は決めておくべきだろう。」
装者達は、囚われの切歌を助ける為にそのままリディアンへと急ぐのであった━━━
「あ、来たきたぁ。」
「まったく……暇を持て余しすぎて、つい遊びすぎてしまったという訳だ。」
「問題ないわ、相手をするのは私達ではないもの。」
やってくる装者達を見ながら、錬金術師の3人は待ちくたびれた、と言った反応を示す。
そして、装者達は3人と対峙する。
「切歌はどこ!!」
「あぁ、あの小娘か……小娘はそこで楽しんでいる、という訳だ。」
プレラーティが少し視線をずらす。その視線は、学園の校舎の一室に向いていた。
装者達は、目を細めてその教室をよく見る。確かにいた、切歌がいたのだ。顔しか見えず、ガムテープで目と口を覆われており、体は袋詰めにされて机に放置……という何ともおかしな光景だが。
「切歌……!」
「通るのはぁ……このジーンノイズ達を倒してからにしてね☆」
そう言って、カリオストロが腕いっぱいのジーンノイズのコアを空中へと投げる。
翼は、それを空中に身を投げたそれを見切って、斬撃を飛ばしていく。
「それがあの強力なノイズを召喚するものだとわかっている!!マリア!!」
「えぇ!!」
そして、マリアも翼と同じように、右腕から取り出した蛇腹剣を飛ばしてコアを砕いていく。これが最前の対処……その時は、そう思っていた。
「おやおや……不用意に破壊するのはいただけないな。」
「先入観に囚われていると、自滅しちゃうぞ☆」
「何を……」
「
サンジェルマンが、1つのコアを投擲する。不意打ちで投げられた故に、それに装者達は対抗出来なかった。
「
現れたジーンノイズから、大量の触手が生える。それは辺り一面に散らばっている欠片を残さず回収するものだった。
「まさか、ノイズがノイズを食らうの!?」
「そのまさかよん、ジーンノイズは有機物でないものなら、どんなものでも食べちゃう悪食雑食なのよ☆」
驚いた3人を他所に、すぐに破片を全て取り込んだジーンノイズは、その装甲をより頑強に、巨大にしていく。
そして、体の形もまた変貌していく。
「くっ……何体分を破壊した……?」
「かなり強力とは言っても一体は一体……さて、貴方達はこの壁を超えることが出来るかしら?」
サンジェルマンが不敵に笑いながら、その場を後にする。それに続くように、カリオストロとプレラーティも踵を返してその場を去る。
「……一気にイグナイトを使う。立花は私と一緒に時間稼ぎだ……マリアは暁を助けてやってほしい。」
「わかったわ、気をつけて翼。」
「お願いします。」
「「……抜剣!!」」
「……とまあ、帰ったふうに見せかけて。」
「実はちゃっかりと残っている、という訳だ。」
切歌がいる教室に先回りして、カリオストロとプレラーティは切歌の様子を見ていた。
袋詰めで、顔から下はどうなっているのか判断出来ない顔。
「この子は五体満足だけどぉ……あの子達、単純なことに気づいてなさそうよね〜」
「そもそも、装者達の本部に通信が出来たのは、至極簡単な理由があるというわけだ。
本当に…わかり易すぎるほどにな。」
切歌を見下ろしながら、プレラーティは楽しそうに口角を上げる。その間カリオストロが、切歌の袋の結び目を解いて彼女を袋の中から取り出す。
「んぐ、んぐううう!」
中から現れたのは、手足を拘束されている切歌だった。股間に貞操帯を付けているが、その中からは大量の愛液がボタボタと零れ落ちていっていた。
「最近の子はませてるのね~…なんてね☆
まぁ人間なんて一皮剥けばみんなこうだもの。私達だってね。」
「理性と本能をせめぎ合わせる……もとより、理性を優先することは不可能な上に、人間は本能と思考が混ざってほかの生物よりも、欲求に弱くなっている、という訳だ。」
口についているガムテープに手を伸ばし、一気に引きはがすプレラーティ。
切歌はようやく喋れる、と言った具合に声を出し始める。
「ひぁ……ひ、んん!あー……!」
「もっとまともな声を出せないのか……」
「いいじゃない、若い頃からこんな達せられたら……というか、あんな事されたらあーしもおかしくなる自信あるわよ?」
「連れてきたのは……確か、お前が放置した後からだったな。ここに連れてきて、1時間以上は経過したのだけは分かる。」
こうなる前のこと。リディアンに密かに連れてこられた切歌は、この部屋で拘束されていた。
「あ、あたしをこんな所に閉じ込めてどうする気デスか!!」
「遊び道具……という訳だ。他の装者達が来るまで、お前には私達の遊び道具になってもらう。」
「あ、遊び道具?」
「暇つぶし、ゲームというわけだ。」
「簡単に言うと〜、今から貴方を散々焦らすけど、貴方は『イカせてほしい』みたいなオネダリをしちゃダメってゲームよ〜」
カリオストロの説明に、切歌が困惑した表情になる。そんなことをして、メリットはあるのか……というのも勿論考えたが、わざわざ見知ったリディアンの教室のひとつに切歌をとじこめたのか、ということもである。
「あ、時間制限とか決めておかないといけないわね。」
「今サンジェルマンが人払いを進めている……なら、お互いに時間を決めてそれ以内に堕ちたら、その時間に近い方の勝利。
オーバーしたら強制的に負け……お互いにオーバーしたら強制引き分けというルールで。」
「それでいいかしらね。あーし達が飽きるまでに堕ちなかったら、このこの勝利って言うのも追加で。」
「決まり、というわけだ。」
抱きしめていたカエルの人形から、プレラーティはリモコンを引っ張り出す。それは、切歌の貞操帯の内側と乳首を挟むようにしてつけられている、ピンクローターのコントローラーであった。
「ひぐぅ!?」
「よし……私は2時間だ。」
「あーしは1時間半かなぁ。」
悶える切歌を他所に、世間話でもするかのように落ち着いている2人。当の本人である切歌は、再び訪れた強烈な刺激によってそれどころではなくなっていた。
「ひぎっ……くひぃ……!」
よだれを垂らしながら、刺激に耐えようとする切歌。しかし、切歌の意志とは無関係に、先程まで同じように玩具に嬲られていた切歌の体は、これまた先程までと同じように切歌を絶頂に導こうとしていた。だが、頃合を見計らっていたのか、プレラーティはそのスイッチをoffにした。
「っ!?な、何のつもりデスか……」
「んー?いやぁ、ついつい触ってしまっていたという訳だ。見ているだけだと、どうにも手持ち無沙汰でな。」
「やだぁ、プレラーティったら手癖わ〜る〜い〜」
「済まない済まない……とりあえず、やり直しという訳だ。」
ニヤニヤと笑いながら、再びピンクローターの電源を入れるプレラーティ。
再び来る刺激に、切歌は唇を噛んで耐えていた。
「あ、そう言えば貴方の名前ってなんて言うんだっけ?」
唐突に、切歌に対して質問をするカリオストロ。その質問の意図が読めない切歌だったが、答えるつもりもないのでそのまま黙っていた。
「おっと、また手が滑ってしまった。」
「っ……!」
体が、絶頂に達しようとしているのに対して、プレラーティはそれを防いでくる。
それにより、切歌の体には言いようもないモヤモヤとした感覚が残ってしまっていた。
「また手が滑ってしまったようだ。私達の事は気にせずに、存分に達してほしい。」
「わ、わざとデェス……!ひぐぅ!?」
「名前、答えてほしいなぁ〜」
そして、そのまましばらくの間切歌は絶頂仕掛ける度にプレラーティに止められる,……ということを繰り返していったのであった。
「はぁはぁ…また、止め、てぇ……」
「どうにも手が滑りすぎる、という訳だ。カリオストロの質問に答えてくれれば、私も答えを聞いて手が滑らなくなるかもしれない。」
「っ……」
切歌は、考えた。『名前を教えるくらいなら…』と。それがまともでない思考で導き出された結論だとしても。
「……暁、切歌…」
「あら、いい名前ね。」
「は、早く……このモヤモヤを取って欲しいデス……もう、頭がどうにかなりそうで……」
「なら、お望み通りに。」
そう言って、プレラーティはローターを強にする。中で震えだす全ローターに、焦らされてきた切歌の体はいとも簡単に上り詰めていった。
「ひっぐぅぅぅううう!?」
「うんうん、達せられた…という訳だ。」
「プレラーティ、次はあーしに貸してー?」
カリオストロは、答えを聞く前にリモコンをプレラーティから奪い取る。別にそれでも良かったのか、プレラーティは何のリアクションもせずに近くの椅子に腰掛ける。
「じゃ〜……次は、貴方のお仲間の名前を教えて?」
「だ、誰が……そんな……ひぐぅ!?」
「ふふ……素直になるまでお仕置きよ。」
電源を入れるカリオストロ。達したばかりの切歌の体には、まだその刺激は強すぎた。
「はーい、ストップ。」
「ま、また……こんな……」
「話せば気持ちよくしてあげるわよ?あ、それとも焦らしプレイがお好みなのかしら?」
「んぐぅ!」
「あなたのお仲間が来るまではまだ時間があるだろうし〜…いっぱい遊んであげるわ〜」
「それで、ちょっとやりすぎちゃったのよね〜」
「名前に、誕生日……それと、なんの質問を行ったのか忘れた。」
「好きな食べ物、休日にしてること……本部の人達の事をどう思っているか……」
「そして最終的に、本部の連絡先……という順だったな。思い出した、というわけだ。」
「ただちょっとやりすぎて、途中から止めるだけでペラペラ喋るようになったわよねぇ。」
「そこは反省だ。ついつい嗜虐心が働かされてしまった。」
カリオストロとプレラーティは、わざとらしくリアクションをする。目の前で喘いでいる切歌を見る。
「人間、肉体よりも精神に負荷がかかることを嫌うもの…という訳だな。だから簡単に仲間の情報を売る……あくまでも、簡単なことから出させた上で、だが。」
「壊しちゃった者はしょうがないわよ。多分新しいのが入ってくるだろうし……まぁ、私としては音女ちゃんを壊したいけれど。」
「存外いい声で鳴いてくれそうだ……と、そろそろ装者達が来るな。」
「ま、相手してあげましょう?どうせあのジーンノイズを相手してる2人は勝てないんだから。」
教室で喘ぐ切歌をBGMに、2人は来るであろう装者……マリアを待つのであった。
補足
・暁切歌
絶頂仕掛ける度に止められ、というのを繰り返しされて快楽によっての精神崩壊、本部の連絡先を引き出される。
・ジーンノイズ
一体になる代わりに大量のジーンノイズを食べさせられて超強化
・錬金術師達
カリオストロとプレラーティは、切歌をおもちゃにして遊んだ。
結果、切歌が快楽に耐えられなくなるほどに精神が追い詰められる。
追記:すいません、序盤で調間違えて出しちゃってました……訂正で直しました。
申し訳ございませんでした。