「……」
奏と大人キャロルは自分の胸から溢れ出ている母乳を、ただ眺めていくことしか出来なかった。
奏はただそれを眺めているだけだが、キャロルはそれを悔し涙で見守る事しか出来なかった。ただ蹂躙されるためだけのこの行為に、悔しさを覚えていた。奏には、悔しさを感じる程もなかった。最早蹂躙されるしかないのを、自覚してしまっているのだ。
そのような思いを、何度も味わうくらいなら……と、奏は理性を殺した。性欲だけを、本能だけを満たすためだけに動くことにしたのだ。
「う、ん、んん…!」
そして、セレナは音女に自身の秘裂を踏まれていた。椅子としての役割ですらなく、セレナがやっているのは脚置き場であり、その延長線上で秘裂を触ってもらっているだけに過ぎない。
「……3人とも、随分素直になったね。後残っているのは…2人のエルフナインちゃんと、響ちゃんかな…いや、響ちゃんの方はもう終わってるんだけどね。」
未来に並行世界の響を渡して、どのくらいの時間が経っただろうか?ジーンノイズに時折犯させているので、餓死なりすることは無いと思ってはいるが、過労死だけは馬鹿にならない。
ヤりすぎて死ぬというのは、余りにも滑稽な死である。死ぬ時は音女が不要だと感じた時である。
「……ということはエルフナインちゃん達だけだね。フィーネの方は、もう人としてすら生きていけないだろうから、どうでもいいけど。」
「ひぐっ!」
セレナの陰核を足の指ではさみ、軽く引っぱったりして感じさせていく。小さい体ながらに、既に雌として覚醒しているようだ。
そのギャップを感じながら、音女はさらに攻め立てていく。
「お、んおぉ…!」
「うっわ、すっごい声出してる……」
ニヤニヤと笑みを浮かべながら、音女はセレナを見下ろしていた。当の本人であるセレナは、自分の中にある官能に必死で抵抗しようとしているが……好き勝手にされる快楽を覚えた以上は、最早抵抗は意思だけしかなく…行動しようとさえしていなかった。
「……まぁ、エルフナインちゃん達は後で誰かが連れてきてくれるかもしれないかな…来なかったら、私が自分でやるだけだし。」
舌なめずりをして、音女はひとまず3人の調教の仕上げに取り掛かり始める。
「さて……セレナちゃん、指……舐めて?」
秘裂から離して、音女はセレナの口に自分の足を持っていく。もちろん、先程まで秘裂を触っていた足である。
それを、セレナの口の前まで持っていく。舌を伸ばせば届きそうな距離…そのくらいの距離までちかづける。
「ぁ、っ……!」
セレナは一瞬躊躇したが、音女の足から臭う自分の愛液の匂いに反応する。鼻で嗅いで、その性欲を刺激するかのような匂いに胸を高鳴らせて、期待をして、脳の動きを低下させる。
最早、快楽に対する抵抗も何も無い。彼女は、本能が求めるままに……その舌を、音女の足に這わせた。
「ちゅる、れら……」
「ん……上手、上手…」
「んぶっ!!」
褒める代わりに、少し強めにセレナの顔を踏む音女。セレナはそれだけで、踏まれただけで感じてしまって軽く潮を噴いていた。弱者が、強者に従う…そういう本能が、セレナの心を復帰不可能な程に砕いて行った。
そしてそれを見届けてから、音女は奏とキャロルの方に視線を向ける。そして、手元にあるボタンを押す。
「何を、押したァ…!」
搾られながら感じているキャロル。しかし、音女に対する反抗的な目は変わらないのかそのまま睨んでいた。
「あ、貴方達から搾った母乳……か、返してあげよう、と思って……」
そう言いながら、音女はキャロル達の上を指さす。キャロルはなんのことだか分からないままに、指の先を見つめる。
すると、そこには開いた天井があり、そこから白い液体を溜め込んだ巨大な水槽が姿を現した。
「な、なっ…!?」
「い、今の今まで…搾ってきた、母乳……かけてあげる、ね。」
その言葉と共に満面の笑みをうかべる音女。キャロルは、それだけは辞めてくれと心の中で祈っていた。
何故嫌がるのかというと、単純に自分の中から出たものをかけられるのが生理的に嫌だからだ。成分が違うと言えど、自分の体内からでた唾液や涙をかけられると言われるのとほぼ同意義のようなものである。
「や、やめろ…」
「な、なんで言われて辞めなきゃ、いけないの?」
「い、いいからやめろ!わ、俺達にそんなことをしても意味がないだろ!!」
「……意味、なんて初めからない、よ?わ、私の行動全て……意味が無い、よ?」
「なっ…!?」
音女の実に不思議そうな言い方に、キャロルは困惑した。意味が無いならば、何故こんなことをするのか…何故意味が無いことをしようとしているのか。錬金術師の性なのか、意味が無いことをする、というのが彼女には理解ができなかった。
だが、そんなキャロルは放置されて音女は淡々と操作をして溜まった母乳が入っている水槽を傾けていく。
「っ!お、お願いだ……」
「…べ、別に汚いものをかけられるってわけじゃないん、だから……」
「くっ……!」
以前の自分ならば気にしなかっただろうと、キャロルは舌打ちをした。ここで起きている異常な環境が、彼女の性格を変えようとしている環境が彼女を完全に変えているのだ。
「……じゃ、じゃあ…行くよー……」
「あっ…!」
音女が操作し、水槽が180度完全に向きを変える。そして、重力の流れに逆らわないので当然のごとく母乳は2人目がけて落下していく。
キャロルは、それになすがままにしておくしかなかった。そして、目を瞑り落ちてくる母乳に対して身構えていた。
「うぶっ…!」
「……」
「……おぉ、2人とも真っ白。」
母乳を全身に浴びた2人。キャロルは悔しそうな顔をしており、奏の表情は一切変わっていなかった。
だが、少しだけ咳き込んだのか小さく体を震わせていた。
「う、うぅ……!」
「ね、ねぇ……じ、自分のことを惨めだとか…思ってる?」
「思わないわけが、ないだろう…!」
「そ、そう……」
その答えを聞いてから、徐に音女はスカートのファスナーを下ろして、下着もまとめて脱ぎ始める。
「…お前、何を……」
なぜ急に服を脱ぎ始めたのか、音女の行動にキャロルは首をかしげていた。だが、テーブルをキャロルの近くに寄せて、股間を彼女の方に向けた瞬間に音女が何をしようとしているのかを、キャロルは直ぐに理解した。
「お、おい待て……何を…!?」
「ぼ、母乳をかけられて惨めに感じるのなら…も、もっと酷いものをかけたら、もっと惨めな思いするで、しょ?」
「っ…!?」
音女のその発想に、キャロルは困惑した。思惑は、自分に惨めな思いをさせることだろうが、それを行うという行為そのものにはやはり理由はないのだろう。
それが、余計にキャロルの心に不安と困惑をもたらしていた。
「いく、よ…!」
「い、いや……」
これ以上惨めな思いをするのは、頭がどうにかなりそうである。プライドが高いキャロルには、徹底的に惨めな思いをさせるのが正解だろうが、キャロル自身はそこまでされるとは思ってもみなかった。
理由無き悪意に、父親は襲われて炎で焼かれた。それと同じような思いをしているのだ。いや、焼かれて死ぬだけマシなのかもしれない…何故ならば、彼女は死ぬまでこの地獄を味わないといけないのだから。
「ふぅ……」
「う、うぅ……」
流れてきた水が、地面に弾かれるような音を立てながら、音女の股から液体が流れていく。尿と同じような色合いをしているが、音女はジーンノイズなので排泄を行わない。そのため、出されているのは見た目が同じの別のなにかである。
だが、そんなことはキャロルには関係がなかった。尿っぽい色合いと、状況がキャロルに『尿をかけられている』と錯覚させていた。
無論、全く別のものなのは既に言った通りだが、それで気にしなくなるほどキャロルの心は図太くできていない。心を直接折に来ているのは、キャロルが防げるような方向性のものでは無い。
「……ど、どう?」
「……何が、だ……」
「は、反応悪い、なぁ……い、嫌な思いしたか、どうかってこと。」
「……貴様は、していないと思っているのか?」
「い、一応聞いておきたいから、だし……」
「……性格が、悪いな貴様は…!」
「よ、よく言われる。」
褒めた訳でもないのに、音女は笑って頭をかいていた。それが、心の折れたキャロルの精神を苛立たせていた。わざと逆撫でしているのだが、その挑発にすら気づかないほどに、キャロルは追い詰められてしまっているのだろう。
「ふ、ふふ……と、とりあえず体洗ってあげる、ね。」
音女はそう言いながら、近くにある水道に繋いだホースを見せる。どう考えても、それから流れ出る水を2人にかけるつもりなのは明白であった。
「っだ、だからやめろと…わぷっ!?」
「も、もう蛇口捻っちゃっ、た…」
ジーンノイズを使って、遠隔操作で蛇口を捻る音女。そして、そこから流れる水が勢いよくキャロルの顔にかかる。
出てきた水が、キャロルの顔に着いた母乳を流していく。そして頭や体についているのも同様に、雑に洗い流されていく。
「く、ぁ…!」
「つ、冷たくて気持ちいいでしょ?」
「そ、そんな訳…!」
「う、あ……」
冷水をかけられて、キャロルは体を震わせていた。冷たいのを浴びているせいか、乳首や陰核が寒さで立っているのだ。
「ほ、ほら……ち、乳首立ててるんだから…気持ちいい、んじゃん……」
「これはただの生理現象……ひゃっ!?」
「…か、可愛い声…」
体を撫でるように触られて、キャロルは甲高い声を出す。その声を聞いて、音女がニヤニヤとキャロルを見ていた。そして、キャロルは音女の方を睨んでいた。
「さ、さぁ……もう1回調教してあげる、ね?」
母乳を洗い流した綺麗な体を見て、音女はそう伝える。だが、キャロルはそれに従うしかない。
従わないという選択肢は、初めから用意されていないのだ。彼女が取れる唯一の行動は、ただ行われるであろう調教を待つことだけなのであった。
「お、んぉ…!」
「ま、まだいける?」
キャロルのアナルは、蹂躙されていた。太いバイブを無理やり押し込まれて、痛みと共に訪れている快感を必死に受け止めているのだ。
「お、んおぉ!!」
「あ…また母乳出始めた。や、やっぱり感じさせた方がいいのかな?」
「ひ、ぐぅ!!」
「……まぁこんなに感じてたら、答えられそうにもないか。」
バイブを勢いよく前後に動かしながら、音女は少しだけ笑みを浮かべていた。その笑みは一体どれに対して向けられたものなのか。
既に理性が吹っ飛ぶほどに開発されたキャロルか、考えることを放棄した奏か、性欲に理性が負けたセレナか。
「……ま、どうせみんなこうなるんだから…肩の力抜こうよ。ね、セレナちゃん……欲しかったら、そこで四つん這いで」
「ぁ…」
虚ろな目をしながらも、セレナは四つん這いとなって音女の傍による。音女はそんなセレナの上に座り込んでキャロルをさらに責め立てていく。
その調教は、いつ終わるのか本人にも分からないのであった。