「ん、ん…!」
「ぁ、んぁ……!」
音女は、翼と交わっていた。そして、翼が出来なくなった時次は自分が行くという気持ちを全面的に押し出しているのか、何人かの少女は音女と翼が交わっているベッドに近づいていた。
「はぁはぁ……!」
「ひ、ぁ……!」
絶頂に達して、そしてまた昇らされて達する。それを翼は連続的に行われているが、達する度に段々と達する感覚は短くなっていく。
「ふ、ぅ……!んん!」
スラッとした肢体は、まるで人形のようで。凛としてしなやかに鍛えられているその体には、刃のような美しさと人形のような美しさがあった。そして、それに欲情して犯している音女は、そのような綺麗なものを犯しているという背徳感に襲われていた。
「ま、た…!イきそう、なんだ……!」
「ひゃ、いい…!」
音女に犯されながら、翼はなんとか言葉を発していた。しかし、その言葉に深い意味などは全くといっていいほどないのだ。何故ならば、達しすぎたことによりもはや自分が何を言って、今何をしているのかすらも把握していないのだから。
「ふ、んんん……!!」
「あは……イった、ね……」
「はぁー…!はぁー……!」
余韻が収まらないのか、翼の体は絶頂による痙攣を、未だに起こしていた。イキ過ぎて戻らなくなっているのを確認したあと、音女はジーンノイズに運ぶのを任せてしまおうと考えて、次の標的の少女を見定める。
「…じゃあ、2人いってみようかな…ただでさえ、いや人数多いしね……」
そう呟く音女。既に自分たちで行為を始めてしまったこちらの世界の響と、錬金術師達は論外としても、それでもかなりの人数である。仮に全員部回すことになるのだったら、恐らくかなり長い間行為を続けていかないといけなくなるのである。
「き、切歌ちゃん、と……し、調ちゃんでしてみ、よっか。」
「は、はい!」
「……わかった、デス……」
調は嬉しそうに、反対に切歌は嫌そうな顔を浮かべながら音女と3Pへとすることになるのであった。
これでも、切歌はマシになった方だとも言えるが……マシじゃなかった時の話は、割愛させて頂こう。
「あ、相変わらず……調ちゃん、は…可愛い……ね。」
「あ、ありがとうござい、マス……」
調は褒められて変な高音が出てしまったが、切歌はそれに対して面白くなさそうな顔となっていた。
音女はそんな切歌の表情を見てから、改めて調を見直す。切歌の事なんて、まるで何も気にしていないかのような照れた笑顔に、音女はゾクゾクしていた。
この純真無垢で天真爛漫な笑顔に、嫉妬心とやらを与えたくなってしまったのだ。
「……だ、だから……さい、初は…切歌ちゃん、からしていこう、かな。」
「「えっ…」」
2人は驚きの声を上げる。調からしてみれば、褒めたのに自分が後回しにされるという気持ちであり、切歌からしてみれば、何故最初に自分がこの女の相手にならねばならぬのだ……という気持ちだったからだ。
「ど、どうして私からじゃないんですか!?」
「そ、そうデス!どうしてアタシからなんデスか!!」
2人は抗議の声を上げる。2人して似たような意見を言っているのだが、しかしその中にある気持ちは正反対のものなのが音女は面白くてしょうがなかった。
「し、調ちゃんは可愛いからね……さ、最初に…て、手を出すのが惜しい、と思っちゃっ…て……」
「そ、それは……うぅ………!」
褒められたのは嬉しいが、調は複雑な気持ちだった。自分が触るよりも前に、何かと音女に気に入られている切歌から手を出されるのが猛烈に嫌なのだ。
「そ、そういうわけで……」
「んぅ!!」
音女は、切歌の秘裂に手を伸ばす。その指が表面を撫でるように触っていく。触ってもいないのにその秘裂からは愛液が滴っていたが、切歌は自分が触られてすぐ感じていることに嫌な感情を抱いていた。
「こ、心は素直じゃなく、ても……体は素直、だね。」
「そん、な…んっ!こと、あるわけが……!」
触られながらも、切歌は口だけで否定する。感じていることは自覚しているが、嫌なものは嫌なのである。触られるのであれば、無茶苦茶にされるのであれば切歌は調の方がいいと思っていた。
そして、調に無茶苦茶にされる自分を……想像していた。
「……ん?き、切歌、ちゃん……ぬ、濡れてきてる、けど……お、犯されて興奮しちゃった、の?」
「っ!?そんな、そんなことない、デス……!」
否定する切歌。確かに、犯されて直接興奮してきた訳では無い。正確には、音女に犯されたことにより調に犯される妄想をしてしまったから、興奮してきているのだ。
「や、やめ、るデェス……!」
「や、やめない、よ?そ、そんなこと言われて……辞める人、なんて……いない、から。」
「ふ、うぅ……!んん!!」
1度始まった妄想は、熱と激しさを増していき…妄想している本人である切歌にすら、止められないようなものへとなっていた。
今の音女のような攻め方で無茶苦茶に犯される妄想、調に鞭打たれる妄想、馬乗りにされて好き勝手にされて、背中に乗られて秘裂を押し当てられて……
「あ、ん、んん!」
「ふ、ふふ……ほ、ほんと素直じゃないん、だから……」
様々な妄想が頭に思い描かれて、そして消えていく。姉妹同然のように育った少女に劣情を抱き、欲情して、しかしその少女は今自分を犯している女のことしか見えていない。
「……」
調の冷ややかな目線が、切歌に突き刺さる。だが、その冷たい目線ですら切歌は興奮の材料にしてしまっていた。もはや自分でも止められない感情なのだ。
調にはどんな酷いことをされても、切歌はそれを性欲に変えてしまう。だが、体の方は誰にでも反応してしまう……調であっても、音女であってもそれは変わらない。
「んぁ、ひ、んひぃ……!!」
いや、もしかしたら音女が一番感じさせてくれているのかもしれない。切歌にとっては屈辱だが、それは当たり前の話なのだ。何せ、体を開発したのは音女なのだ。当然、誰のどこが弱いというのは把握し切っていることだろう。
つまり、今の切歌の体を知り尽くしているのは当然と言えることだし、こうやって感じさせられるのも仕方が無いことなのだ。切歌にとっては屈辱的すぎるので、この事実すらも認識したくないようだが。
「ふ、ん、んん……!」
「が、我慢してたっていいことない、よ。」
「ん、く……んんんん!!」
音女が、交わっている中で切歌の陰核を弄り始める。最早かなり高ぶっていた切歌は、陰核を触っただけで絶頂に達してしまっていた。
音女は、その切歌を見て舌なめずりをする。嫌だ嫌だと口では否定し、しかし体は自分を受け入れている……彼女も精神がイカれていることは間違いがないのだが、それが自分に対してではなく月読調という少女に向けられたものだと言うことが、音女にとっては不幸中の幸いだったのだ。
「ふふ……も、もっともっと……犯してあげるから、ね。」
「う、うぅ……いやぁ……」
切歌も、調や他の装者のように彼女に犯されて幸せを感じるように慣れればよかったのだが、こうなってしまった以上時は既に遅し。完全に言語機能も狂うほどに壊れなければ、一生音女のお気に入りの玩具としての一生を、迎えることになってしまうだろう。
「か、は………」
体を痙攣させて、切歌は絶頂の余韻を味わっていた。それを見ながら音女は、次なる相手……調に目を向ける。
「……お姉様はその女の方がいいんですか?」
「そ、そんなことない、よ?気、気に入ってるのは確かだけど……そ、それは調ちゃんも一緒、だしね。」
「……その女と、私は同程度…という事ですか?」
どこやら切歌ばかりを相手にしてしまったせいで、調が拗ねてしまったらしい。そういう所も可愛いと思いながらも、音女は調に近づいてその小さく人形のような細い体に自分の体を合わせる。
「そ、そうだね……同程度、だよ……ぜ、全員が、別なん、だから…同じ『くらい』は、あ……あって、も…ま、『まったく』同じ、というのは無い、よ。」
「お姉様…」
音女から伝わる体温は、調の心を暖かくしていた。そして近くで嗅ぐ音女の匂いは、調をそれだけで発情させてしまうほどに、調が好きな匂いだった。
人の体臭で発情するというのは、最早絶対に後戻り出来ないほどに壊れている証拠なのだが、調はそれでもいいと考えているだろう。
それが、彼女にとっての華雑音女という女性なのだ。記憶性格知識経験……全てを捨てて、たった一人を愛する。無理やり折られてボロボロになり壊れた心だが、調はそれでも愛するのだ。彼女を、自分の主として。
「ん……」
差し出された唇が、音女の唇と合わさる。それだけで調の体は昂ってきてしまう。
そして、自然に舌が絡まっていって唾液が糸となって垂れていく。まるで甘い蜜のように、調は音女の唾液を飲んでいく。背徳と退廃の快楽が、調の思考を壊していく。
「んむ、ちゅ…んふっ……ほぁ……」
「………」
音女はキスしながら、調の秘裂へと手を伸ばしていく。その中に手を入れて、膣内を指で軽くかき混ぜていく。
同時に、掌で調の陰核をこねくり回すかのようにいじっていき、調に極度の快楽を与えていく。
「んむ!ん、んん!はひゅ…!ひ、んん!!」
息を漏らしながら、調はその身体を震わせる。快楽の並に飲まれる頭が、熱に埋もれる体が、すっかりその体を性快楽だけを受け入れる器へと変貌させていく。
「んぉ、ひぉ…!」
調は、キスをしたまま体を大きく震わせる。要するに達してしまったのだろう。他の誰よりも早く簡単に、達してしまったのだろう。
「ぷはっ……ま、股開い、て?」
「は、はい……」
調は期待をした赤面を浮かべながら、脚を開いてから秘裂を指で開く。その秘裂からは愛液が垂れており、音女はそこに吸い込まれていくかのように、顔を寄せる。
「ずぞ……じゅる、じゅるるるる!」
「ひぃん!?ひ、あああ!?」
吸い始める音女。その刺激に調は耐えることが出来ない。先程もよりも何十倍も早く、達してしまっていた。
自分でも制御できないほどの快楽に、調は困惑しつつもし幸せを感じていた。
「……そ、それじゃあ…いく、よ?」
「い、いつでも……」
調の言葉のその後に、ゆっくりと音女は調の秘裂に合わせるように、自分の秘裂を合わせていく。所謂貝合わせを行おうという気なのだ。
そして、その秘裂同士がくっついた矢先に……音女が動き始める。
「あ、ひゃ…!」
「ふ、ん、んん…!」
卑猥な水音が部屋中に響いていく。擦り付け合わされた刺激は、中に入れられるよりも小さなもののはずなのに、かなり強めに感じているのだ。
音女は調を激しく犯しながら、調の感じている顔を眺めていた。高校生になりたてであろうこの少女は、調の欲求を満たすのに随分と尽くしてくれた。
今、その返礼として、どうするかを考えていたのだが……音女は、1つの結論に達していた。
「……ほ、ら…!」
「あぎぃぃぃぃ!?」
調の尻に、音女は強めの張り手を与える。その勢いで、調は軽く潮を吹いて痙攣を始めていた。
「ふ、ふふ……た、叩かれて感じる調ちゃん、には…お仕置きしないと、ね。」
音女のその言葉に、調は胸を高鳴らせる。お仕置きという名のご褒美……という名の陵辱劇は、今から始まるのであった。