「かひゅ……はっ……」
調は、何も考えられなくなっていた。ベッドで横たわっている彼女の隣では、音女が座り込んでいた。既にかなりの時間彼女は行為をし続けているが、一向に精神的な疲れを見せる様子がなかった。
「つ、次は誰が来る、の?」
「私達、だよママ。」
音女はその言葉を発した者が誰かすぐわかった、キャロルである。そして私達という言葉は、彼女とエルフナインにおいては今だけ別の意味を持つ。
キャロルとエルフナインは、キャロル自身の協力により2人に増えている。つまり、彼女達における『私達』というのは……
「きゃ、キャロルちゃん…ち、小さいのと、大きいの両方なん、だね。」
「うん!」
純粋な笑みを見せる小さい方のキャロル。しかし、大きい方のキャロルは少し気に食わなさそうな顔を浮かべていた。
本来なら、音女はそこを重点的に責めて精神的に折っていくのがメインなのだが、既に快楽に堕ちている彼女を責めたところで何が変わる訳でもないだろう。
「じゃ、じゃあ……ふ、2人ともしよっか……」
音女はジーンノイズを呼び、調や他の行為した後の少女達を運ばせていく。そして、再び広くなったベッドに2人のキャロルを誘う。
「い、いい?」
「いつでも……どんなことでも……」
小さい方のキャロルは、両手を広げて股も広げる。大きい方のキャロルは何も言わず、何も行っていないがそれでも音女はよかった。どうせ、後で散々にイカされて散々に無茶苦茶にされるのは確定事項なのだから。
「くひゅっ!?ひぁ、はげ、しぃ!!」
「な、何言ってる、の?ま、まだまだ激しくできる、よ?」
「んぁ、あ……ひぃ!!」
2人のキャロルは、まるで比較されるかのようにベッドに並べられていた。膣の中に指を入れられて、そして激しくいじられていた。指先だけを触手に変えて膣内中を無茶苦茶に犯される快感は、ただの触手では味わえないようなものである。
「な、何回イった……の?」
「わた、しは…7回ぃ…!」
「くっ、あ……!」
「……こ、答えない、と…無、無理矢理何十回もイカせるから、ね。」
音女の質問に応えようとしない大きい方のキャロルに、音女は脅すように答えを尋ねる。大きい方のキャロルは、その言葉だけに怯えてしまって屈辱を感じながらそのセリフを言う羽目となってしまった。
「……じゅ、10回…」
「よ、よく言えまし、た……ご、ご褒美にイカせてあげ、るね……!」
「なっ!?」
既に何度も達せられているというのに、未だにイカせようとする音女。その言葉と行動に、大きい方のキャロルは恐怖と絶望……そして少しの期待を感じていた。
これ以上されると、今以上に戻ってこれない……そんな気がしているのだ。色狂いになるか、廃人になるか…分からないがその類の何かになることは、キャロルの直感がそう答えていた。
「ふふ……ママ、私の弱点は…もっと手前の方だよ。」
「あ、ありがとう……小キャロル…ちゃん。」
同じ自分だからわかるのか、小さい方のキャロルは大きい自分の弱点をあっさりとあっさりと音女に教えていた。
膣の入口…それでいて、指を曲げなければ決して触れないような場所が、キャロル自身の弱点だという。
音女は小さい方キャロルの言う通りに、手前の入口の方を触ろうと指を動かしていく。
「っ!く、ぁ!!」
「…おっ……」
明らかに違う反応に、音女は感心していた。ここまで反応が変わるのならば、もっと感じるほうをいじってもいいかもしれない……そう考え始めたのだ。
そして、その考えの通りに指を動かして擦るように…そして潰していくかのようにキャロルを感じさせていく。それは、大きい方も小さい方も変わらないことなのだ。
「んひっ!あ、あぁ……!」
「あ、ん、ぁ!」
抵抗しようとしているが、我慢が出来ずに声が漏れてしまっている大きい方のキャロル。それとは正反対に、受け入れて思いのまま感じるままに快楽を受け入れて喘ぐ小さい方のキャロル。
「ま、まだまだイかせてあげるから、ね。」
「やっ、たぁ…!」
「い、やぁ……!」
小さい方のキャロルは受け入れて、大きい方のキャロルは否定する。少しだけ大きい方のキャロルに意地悪をしたくなった音女は、大きい方の膣に入れてある腕だけを触手に変化させる。
「ひぐっ!?」
腕全体を触手に変えた音女。少しだけ、大きい方のキャロルに集中するために小さい方のキャロルの触手の動きが遅くなる。
代わりに、大きい方のキャロルの触手は木の幹から枝が何本も別れるように細い触手が増えていく。
「おぶっ…んぶっ!?」
枝分かれした触手が、キャロルの口やアナル、穴でもない乳首や色んなところに吸い付くかのように取り付いていく。
「ふぐ、ふぐぅ……!」
そして、それらの触手一本一本が激しくピストン運動していく。喉の奥まで犯されながら、子宮や腸の奥まで犯される大きい方のキャロル。同時に開発された体と、触手から分泌される媚薬が体に染み渡っていくせいで、キャロルはさらに頭が犯される快感に襲われていた。息も満足にできないせいで、酸素が供給されず酸欠状態で快楽を無理矢理享受させられていた。
「んぉ…お……!」
「……流石に、これ以上はまずいかな。」
酸欠状態、つまりは死にかけている状態なのだが、脳みそが酸素を欲している状態で犯されれば、その快楽は脳を焼き切れるほどに濃く染み付いてしまう。1部で首絞めセックスなどという退廃的なものが流行っているのは、その焼き付いた快楽に中毒になってしまった哀れな者達の末路である。
「げほっ、げほっ!!」
「ど、どんな気分です、か?」
「……」
ヨダレを垂らしながら、肩で息をする大きい方のキャロル。小さい方のキャロルは弱く犯されているため、物足りなさそうな顔をしていた。
「……今、の…」
「ん?」
「今、の……もう1、回……」
そして、先程言った中毒症状の被害者がまた一人増えたのであった。元々心自体は既にボロボロになっていたので、簡単にこのような状態に追い込むことが出来たのだ。
「ふ、ふふ……」
「あは…」
微笑む音女、快楽を享受しながら笑みを浮かべる小さい方のキャロル。改めて、大きい方の自分が堕ちた事に小さい方のキャロルは喜んでいた。無論、それの手助けをしたのは小さい方のキャロル自身なので、堕ちない方がおかしいとも言えるのだが。
「さ……改めてもっと気持ちよくなろうか。」
「……うん…」
小さい方のキャロルは、赤面しながら触手を愛おしそうに撫でる。それほどまでに、彼女にとっての音女の影響がでかいのだろう。何せ、母親なのだから相当なものなのだろう。
大きい方のキャロルもまとめて……激しく絡み合っていくのであった。
「お゙っ!?あ゙っ!!」
獣のような声を上げながら、小さい方のキャロルは触手の上で腰を降っていた。彼女自身、腰の動きを止めることが出来なくなっていた。
犯されながら、自分でも求めているのだ。
「ま、まだまだ、出来そう、だね。」
小さい方のキャロルにそう語りかける音女。そして、チラッとだけ大きい方のキャロルを見る。
あの後は何度も犯され吸われそして揉まれた。それらの激しい快楽のせいで直ぐに気絶してしまったのだ。
「お、同じ人物のはずなのに…ここまで気力が違うのって……やっぱり、調教でさっきまで体力使ってたからかなのかなぁ……」
「い、ぎぃ!!」
「凄い声出してるけど、ほんとまだまだ出来そうだよね……」
自分でやっていることなのだが、音女は小さい方のキャロルの底なしさに軽く引いていた。
本当に、一体全体どこでこうなってしまったのかが分からないが、音女はため息をつくしかなかった。
「……ん?」
音女は少しだけ視線を感じたので、何となく辺りをキョロキョロと見渡す。そして、その視線の正体を掴んだ。というか、2人のエルフナインとクリス、そしてセレナだった。
「……み、みんな私とした、い?」
その言葉に、言葉で答えるものはいない。だが、今こうして見ている以上興味があるのは事実だろう。
何せ、ここにいるのは快楽に堕ちすぎて理性をなくしたものか、心が壊れたものか、音女に依存しているもの達しかいないのだから。
「ちょ、ちょっと待って…ね。」
その言葉にも、言葉で答えるものはいない。だが、否定はないということは明確なNOがないという事だと音女は判断した。例え、後で何を言われようか知ったことではないし、言われたところで無視をするだけである。
「い、ぐぅ…!」
「……ま、まだする気?」
「ひゃひぃ……」
小さい方のキャロルが、ここまでとは流石に予想していなかったので、音女は苦虫を噛み潰したような顔となっていた。
だが、仕方ないので一旦ここで気絶するほどのお時な快楽を与えることにより、無理矢理小さい方のキャロルとの行為をおわらせることにしたのだった。
「ん…!」
「お゙、ぐぅ!!」
獣のような声を上げながら、小さい方のキャロルは膨大な快楽を受け入れていく。だが、さすがに行為を何度もしているのと、音女が少しだけ無茶を働かせているのも相まって、彼女の精神…そして体が耐えられなくなってきていた。
「ほら、また出す、よ……!」
「ひゃ、ひぃ……!」
そして、再び…というか一旦終わらせるための触手からの射精が、小さい方のキャロルに襲いかかる。
軽く子宮が膨らむほどの大量の液体が、流れ込む。膨らむ程なので、当然小さい方のキャロルの腹は膨らんでいた。まるで、妊娠初期だと言わんばかりの腹になっていた。
「ヒグゥ……!」
「はぁ、はぁ……さ、さすがに気絶してくれ、たかな……」
あまりの体力の多さに辟易したのか、肩で息をする音女。ジーンノイズには体力がないので完全に精神的なところに起因してしまうが、精神的にも疲れたようだった。
「……姉様、無理そうなんじゃない?」
「う、ううん。だ、大丈夫だよ…も、問題ない、問題ない。」
クリスが少しだけ目を潤ませながら、見上げるように視線を音女に向ける。音女は問題ないと、少しだけガッツポーズを取る。問題は本当に無いので、これで仕切り直し、ということだろう。
「さ……つ、次は誰がする?そ、それとも……ぜ、全員……来る?」
キャロル2人をジーンノイズに運ばせながら、音女は先程からじっと覗いていた少女達に視線を向ける。
言葉はなかったが、どうやら待つのも嫌なのかそういった雰囲気がヒシヒシと感じられた。別段、どっちでもよかったので音女は全員を相手にしようと決めたのであった。
「と、とりあえず……い、一気に相手してあげる、から…ね。」
その言葉で、クリスがわかりやすくよ喜んだ反応をしていたが、音女はそれをスルーしてそのままベッドの自分の隣の部分を軽く叩いた。本来ならば、隣に吸われ…といった意味合いを持つサインなのだが、今回に限り早くベッドに登っておいで……といった風な意味合いになっている。
「……もう半分くらい、かなぁ……」
残っている面子はあと少し。この大乱交にも、ゴールの気配が少しだけ感じとれたような気がした音女なのであった。