ベイビーからアダルトへステップアップしました 作:右野向左衛門
準備が整ったところで、2人は準備代わりのキスをする。ワタシはエーちゃんに背中を向けると掌を窓につき、お尻を彼に突き出した、視線をチラリと彼に向け、1回頷いてサインを送った。エーちゃんはワタシの意思を確認すると、逞しい両腕でワタシの乳房をわしづかみにした。彼は優しくワタシの中に入り、先端部で秘部を突いた。この上ない快感が、身体の中心に広がっていく。彼はそれを確かめると、一度イチモツをワタシの外に出した。そして今度は勢いをつけ、ワタシの身体を深々貫いた。先ほど以上の強烈な快感に、ワタシは思わずうめき声を出した。
「ウッ!」
だが3日前のようにハレンチな声が出なくなったのは、彼の対する信頼感の表れなのかも知れない。身体の中に、彼に対する信頼感に裏付けられた快楽の渦が、激しく巻き起こるのを感じる。ワタシはしばらく、エーちゃんにされるがままでいようと思った。
エーちゃんは、ワタシの中でゆっくりと腰を動かしながら、ワタシの乳房を愛撫する。このときの彼の愛撫は、なぜか乳房に集中した。ワタシの乳房を窓に押しつけ、形が変わる様子に、彼の欲望はますます止まらなくなったみたい。窓越しに、彼が喜ぶ様子が浮かんでくる。ワタシの口からはあえぎ声が止まらなくなり、2人の身体は汗まみれになった。
後ろからの攻撃に飽きたのか、エーちゃんはワタシとつながったまま、ワタシの向きを変えた。片足をリビングにあるイスにかけさせると、改めてワタシの中を思い切り突いた。
「ウッ!ウグッ!!」
というワタシのうめき声の後
「ハァー!ハァー!ハァー!ハァー!」
が、ワタシの声から漏れる。その声が、エーちゃんの欲情を一層募らせたみたいだ。ポジション取り、リズム、そして動きを変え、彼はさらなる快楽の世界へとワタシを誘う。左右への回転、そして斜めへの攻撃を駆使し、エーちゃんはワタシの理性を崩していった。
「ナツ、セックスは子どもを作るためのものでも、快楽を満たすためのモノでもないの。愛情を確かめるのが最大の目的だけど、同時に重要なコミュニケーションの手段でもあるの。お互いが、相手の欲求を察するのが一番大事。それがわかったら、あなたたちの関係は次のステップに進むのよ」
頭の中で、テニス部の先輩の言葉がよみがえってくる。
そうだ、今私たちは、新たな段階に進もうとしているのだ。ママもお姉ちゃんも、パパや彼氏と関係がはじまった頃は、そんなことを思っているのだろうか。
いつの間にか、ワタシは口元に笑みが漏れるようになっていた。エーちゃんもワタシの表情を確かめたのだろう、この上なく強烈な一撃を、ワタシの一番深い部分に打ち込んだ。
「ア、ア、アアァ─────────────────────────────ッ!!!!!」
ワタシは我慢できずに叫ぶと同時に、身体の芯に彼の熱い情熱が注がれた。
気がつくと、ワタシはエーちゃんの肩に顔を預けていた。
「ハーッ ハーッハーッ ハーッ」
口からでる吐息は、まだ激しいままだ。それをエーちゃんの肩にかけているのかと思うと、ちょっと恥ずかしい。淫らな女に見られないかと、心配になってくる。
でも彼は、そんなワタシの心中に気がつかないのか、あるいはあえて無視しているのか、ワタシの背中をやさしくさすってくれていた。しばらくそうされていると、気分が落ち着いてくるのがわかる。にっこりと笑って、2人でキスのやりとりをする。唇、おでこ、頬、最後に胸の芯に。
ワタシは床に落ちたバスタオルを拾うと、さっと身に纏った、その時上半身をやや傾け、胸の谷間を強調してやったわ。アイツ、顔を真っ赤にしていた。さんざん揉みしだいていたのに、何よその表情は?と思わず突っ込みを入れたくなった。
「ちょっと待っててね」
ワタシはエーちゃんに一声かけると冷蔵庫に向かい、ビールの缶を取り出した。部屋の冷蔵庫にはアルコールがあるが、ここまで私たちは一切口に入れていない。もちろん、不祥事を避けるためである。つまり、このビール缶はワタシが事前に持ち込んだものだ。2人で飲みきれるだけの分しか買っていないから、空き缶は人目を盗んで処分すればわからない。エーちゃんは、腰にバスタオルを掛けて、ベッドに座っている。ワタシは缶ビールの蓋を開けると、2人のグラスに注ぎ込むと、ワタシとエーちゃんは、ゆっくりとビールを味わった。
でもなぜか、ワタシの気分は晴れなかった。4年という年月をかけて愛を実らせ、つい先ほどまでお互いに快楽を貪っていたというのに。愛情に裏付けされた交わりを重ね、エーちゃんは「少年」から「強くたくましいオトコ」になったというのに、ワタシは「学年一かわいい少女」から「ふしだらなオンナ」に墜ちてしまった。
だがそれ以上に不安なのは・・・・
エーちゃんも、ワタシの異変に気がついたのだろう。彼からどうしたの、といわれても、ワタシは彼の問いかけに押し黙っていた。部屋の中に、気まずい空気が漂う。
だが、いつまでも黙っているわけにはいかない。思い切ってワタシはエーちゃんに、悩みを打ち明けた。
「私ね、不安なの。エーちゃんと同じステージに立てるのかなって・・・」
ワタシは小学校時代からテニスを始め、プロを目指して今までがんばってきた。アメリカに留学しているのも、若手の強豪が多く集うアメリカの大学では活躍すれば、プロになれると決断した結果だ。なのになかなか結果につながらなくて、内心焦っている。それなのに、単なる「運動不足解消」のためにテニスを始めたエーちゃんや、小学校時代にテニスを教えた池爽児に実績で抜かれてしまった。その不安な胸中を、ワタシは切々と打ち明けた。
でもエーちゃんはそんなワタシの悩みに、ニコッと笑って
「なっちゃんなら大丈夫だよ。心配ないって」
という言葉でまとめてしまった。ワタシはぽかーんとしてしまったが、彼の表情を見る限り、お愛想で言っているように見えない。でも試合中に相手の戦術をノートに記録するエーちゃんのことだから、何らかの根拠があって、ワタシを励ましてくれているのだろう。
「うん、そうだね。エーちゃんがそう言ってくれたら大丈夫な気がしてきたよ」
と、ワタシはエーちゃんにニコッと笑って答えた。勢いよく右腕をあげると
「よし!!やるぞ!!とりあえず、テニス部のレギュラーをゲットしてみせる!!」
と、高々と宣言した。エーちゃんは
「その意気だよ、なっちゃん!」
と、力強く励ましてくれた。
ワタシは調子に乗って
「エーちゃんから励まされると、夢も野望も叶いそうな気がしてきた!やるぞー!!」
と、勢いよくベッドから立ち上がった。すると身体に纏っていたバスタオルが、はらりと足下に落ちた。
きゃー!恥ずかしい!と、ワタシの顔は真っ赤になった。エーちゃんはそんなワタシをフォローするかのように、腰にかけていたバスタオルを外してワタシのそばに立ち、思い切り抱きしめてくれた。
エーちゃんの鼓動が、彼の分厚い胸板を通じて伝わる気がした。すると彼はワタシの唇を奪うと、強引に自分の口をワタシの口に入れてきた。ワタシは一瞬驚いたが、ワタシも自分の舌を、彼の中に入れると、コロコロと舌を転がした。
そしてまた濃厚な二人きりの時間が、静かに流れていく・・・
ワタシはエーちゃんの口から舌をぬき
「欲しくなっちゃった・・・」
とつぶやくと、彼はワタシの背中に腕を回した。背中をやさしく愛撫され、ワタシの快感度は一気に高まる。2人一緒にベッドに倒れ込み、お互いの身体を愛撫すると、ワタシはエーちゃんの上にのしかかり、彼の乳首を攻撃しはじめる。
弱く。
強く。
早く。
ゆっくり。
そして・・・じっくりと。
それは、ワタシがエーちゃんから教わったこと。
せっかくやってきたチャンスを逃すバカはいない。
気が済むまでエーちゃんの乳首を愛撫すると、今度は舌で乳首をなめ回す。ピチャピチャとワタシが音を立ててなめ回すと、エーちゃんの乳首はあっという間に硬くなった。さらにワタシは、これまた固く屹立したワタシの乳首を、彼のそれにこすりつけた。