ベイビーからアダルトへステップアップしました 作:右野向左衛門
一種の陶酔感に包まれて、僕はなっちゃんの背中をやさしくさすっている。
「ハーッ ハーッハーッ ハーッ」
という荒い吐息が、彼女の口から僕の肩口に注がれている。僕の背にもたれたまま、彼女もまた、僕の身体をやさしく愛撫している。気分が落ち着いたのだろう、彼女は僕を見てにっこりと微笑む。2人の間で交わされる、情熱的なやりとり。唇に、おでこに、頬に、そしてお互いの胸の芯に。夜景の光が、彼女の姿を照らし出す。顔はほんのり赤い。柔らかな肌からは、女性らしい色香が漂う。形のよい乳房が、プルプルと揺れる。
出会ってから4年間続いた、僕への一途な思い。3日前の、おそらく一生忘れない情熱的な出来事。そしていましがたまで続いた愛の交歓が、僕を「少年」から「オトコ」にし、なっちゃんを「少女」から「オンナ」へと脱皮させた。
なっちゃんは床に落ちたバスタオルを拾い、再びその柔らかな素肌の上に纏った。豊かな果実が産み出す谷間に、思わずムラッとする。僕も、バスタオルを腰の上に掛けてベッドの端に坐る。
なっちゃんは、キッチンに設置してある冷蔵庫から缶ビールを持ってきた。蓋を開け、お互いのグラスに注ぎ込む。本当は禁忌のはずなのだが、いまここでそれを言うのはヤボというものだろう。このくらいの量なら、あしたは差し障りがないはずだ。
ベッドに座って乾杯した後、グラスのビールをゆっくりと飲み下す。これが世間で言う「勝利の美酒」というヤツなのだろう。
だが、なっちゃんはどこか浮かない様子である。どうしたの?と尋ねたが、彼女はなかなか言葉を返さない。部屋の中に、気まずい空気が漂う。
やがておもむろに、なっちゃんが口を開く。
「私ね、不安なの。エーちゃんと同じステージに立てるのかなって・・・」
そういえば、僕がテニスを始めたのも「運動不足を解消したい」という動機からだった。だから国内のランキングがあがり、ATPツアーに参加するとは、夢にも思わなかった。しかしテニス歴では、なっちゃんのほうがはるかに長い。それだけでも忸怩たるものがあるだろうに、自分がテニスを教えた池爽児にも実績で抜かれた。傍目にはニコニコしているけど、内心では悔しさで一杯だろう。
だが僕の目から見たら、彼女の将来はさほど悲観する必要はない、と思う。
心配しなくても大丈夫だよと励ますと「ホントに~」
と半信半疑な表情を見せていたが、
「うん、そうだね。エーちゃんがそう言ってくれたら大丈夫な気がしてきたよ」
と笑顔を見せてくれた。そして力強く右手を上に上げ
「よし!!やるぞ!!とりあえず、テニス部のレギュラーをゲットしてみせる!!」
と宣言した。
「その意気だよ、なっちゃん!」
と声をかけると
「エーちゃんから励まされると、夢も野望も叶いそうな気がしてきた!やるぞー!!」
と、彼女は声を弾ませながら、勢いよく立ち上がった。
身体に纏っていたバスタオルが彼女の足下に落ち、彼女は全裸になった。
僕も立ち上がると、腰をかけていたバスタオルを外す。彼女のそばに立つと、彼女を思いきり抱きしめた。
ドクン、ドクンと、なっちゃんの力強い鼓動が肌越しに伝わってくる。僕は彼女に視線を向けると、唇を彼女のそれに押し当て、舌を割り込ませた。一瞬びっくりした表情を見せたなっちゃんだったが、すぐに僕の口に、自分の舌を絡ませてきた。そして立ったまま、濃厚な時間が過ぎてゆく。
「欲しくなっちゃった・・・」
と彼女がつぶやくと、僕は彼女の背中にやさしく手を回した。そして一緒に横になった。
お互いのカラダをまさぐっているうちに、再び彼女の欲望に火がついたのだろう。僕の上に覆い被さり、僕の乳首を愛撫しはじめた。軽く、しっかりと、弱く、強く。時には緩急のリズムを変えて。それは僕が、なっちゃんにしたこと。おそらく彼女は、僕に同じことをしたくてチャンスを窺っていたのだろう。愛撫するだけでは飽き足らなくなったのか、ちょろちょろと自分の舌で、乳首のまわりをなめ回すと、ピンと立った自分の乳首を、僕の乳首にこすりはじめる。これまで経験したことがない快感に、僕は身もだえた。
「ちょ、ちょ、ちょっと、なっちゃん、気持ちよすぎるよ」
と僕は思わず大声を出す。
彼女は小悪魔な笑顔を浮かべてニヤッと笑うと
「もっともっと、エーちゃんを気持ちよくさせてあげるよ」
というと、静かに顔を下げ、僕の全身を愛撫しはじめる。
そして顔が僕のイチモツに来ると、彼女は自分の吐息を吹きかけ、自分の舌でそれを愛撫しはじめる。同時に僕の足を、手で愛撫する。
思わず僕は
「ウォ────!!!気持ちよすぎるよ!!!なっちゃんやめて──────────────!!!!」
と絶叫したが、彼女はマジメな表情で
「だ────め!!」
と僕のオネガイを即座に却下し
「エーちゃんは、散々私に気持ちいいことをしてきたじゃない!おかげで私は、こんなに淫らな女になっちゃったんだよ!だから今度は、そのお返し!私がエーちゃんを気持ちよくさせるの!!」
と宣言すると、逞しくなった僕のものを掴んだ。そしてそれを自分の深いところへゆっくりと導くと、グイッ、グイッと腰を使い始める。
「グッ!グッ!ウッ!ウッ!ハッ!ハッ!」
「ア────ッ!ア────ッ!ハ────ッ!ハ────ッ!」
息づかいがだんだん荒くなる。すでに自分の世界に入っているのだろう。目は据わり、うちの端には喜びの表情が浮かぶ。
前後左右、上下、そして斜め。彼女は僕のものを太ももでしっかりはさみ、力強く腰を動かす。回転の動きだけでは飽き足らなくなったのか、太ももを絞めたり緩めたりという芸当を駆使しはじめる。
僕は彼女の芸当がもたらす快楽の世界に身を悶え、両手をばたつかせる
「な、な、なっちゃ────ん!!!やめて、やめて、やめてくれ────!!!」
と絶叫したが、彼女は
「い────や────よ────!!」
と叫び、向きになって腰の動きを止めようとしない。
このままでは爆発する!あしたの練習にも差し支える!エディーたちに
「マルオ、今日は動きに切れがないぞ!ひょっとしたら、昨日楽しみすぎただろう?」
と突っ込まれる。そんな醜態をさらすのはごめんだ!
意を決した僕は
「なっちゃん、いい加減にしてくれ!!」
というと、荒々しく彼女の乳房を愛撫する。右手で力一杯片方の乳房を揉みしだき、左手でソフトタッチを駆使する。すると
「い、い、いや・・・・・エーちゃん・・・・やめ、やめ、やめて・・・・・」
と、なっちゃんは困惑の表情を見せる。
チャンスだ!と判断した僕は、一瞬の隙をついて彼女を、ベッドの上に組み敷いた。すぐさま上に乗っかると、イチモツを彼女の外に出した。なっちゃんの片足を伸ばして僕の肩にかけると、勢いよく彼女の秘部に突撃した。そしてグイグイッと、彼女の中を引っかき回す。
たまらず彼女は大声を出した。
「バカ────────────────────────────!!!」
「ヤメテ、ヤメテ、ヤメテヨ──────────────────────────!!!」
しかし僕は彼女の懇願を無視し、ひたすら彼女の中を突き、揺さぶり、かき回す。
片足をベッドの上につけると、今度は先ほどと反対の足を肩にかけ、先ほどと同じ動きを繰り返した。
「ア────ッ!ア────ッ1ア────ッ!ア────ッ!!アア────────ッ!!!」
「ガーッ!ガーッ!ガーッ!ガーッ!ガーッ!ウガ────────────ッ!!!」
彼女は白目をむき、頭を左右に激しく振る。顔は真っ赤で、両手は先ほどからバタン!バタン!と空とベッドの間を激しく往復している。身体はすでに汗まみれだ。
そして僕は、彼女の片足をベッドに下ろすと、改めて正常位で彼女の中をかき回しはじめる。なっちゃんは必死に、僕の攻撃に耐えている。