※この作品はR-18です。

ベイビーからアダルトへステップアップしました   作:右野向左衛門

3 / 25
#3「『男』への階段」

神聖な場所にいた僕の手は、ゆっくりと愛撫をはじめた。上、下、横、そして丸い丘の上にある、固く屹立した部分に。やさしく、強く。おそく、はやく、そしてじれったいほどゆっくりと。僕はリズムを変え、彼女の大きくて柔らかく、そして重くて丸い2つの丘を、愛情をこめて愛撫する。

私が彼女の豊かな果実を愛撫している間、彼女も僕の身体全体を愛撫している。

気がつくと、なっちゃんのの柔らかい肌は汗まみれになっていた。

そして僕の身体からも、汗がじんわりと滲み出ている。

空調を効かせているとはいえ、季節は夏だ。全身が汗みどろになるのも当然である。

そんなことを考えていると、彼女は僕の顔をやさしく触った。

その表情は、とても満足げだった。

僕もその表情を見て微笑みを返すと、なっちゃんの顔にキスの雨を降らした。

彼女も負けじと、僕にキスの雨を降らしてくる。

僕たちは夢中になって、お互いの身体にキスをしまくった。

 

キスが終わった後、彼女は

「エーちゃん・・・ちょっといいかな?」

といい、僕と一緒に上半身を起こした。

彼女はベッドのすぐそばに置いてある小さなタンスの中から、青い小箱を取りだした。そしてその中から、何かを取り出し、黙って僕の掌にそれをのせた。

なんだろうと思って外袋を見た。すぐにはわからなかったのだが

 

ひょっとして・・・・

 

これって・・・・

 

コンドーム?

 

なっちゃんがいる方に視線を向ける。彼女はもじもじとしながら

「エーちゃんがこっちに来るって知ったときから、覚悟していたの」

「覚悟?」

僕が尋ねると、彼女は即座に

「うん!」

とクビを縦に振り、言葉を続けた。

「ひょっとしたら、エーちゃんと一線を越えることがあるかもしれないと思っていた。もしそういう雰囲気になったとき、必要な道具がないと困るなと思って用意しておいた」

そして

「本当は私、今日は安全日なんだ。だから生でやっても別にかまわないと思っている。でも初めての時は、やっぱりお互いに納得する形で迎えたいな」

僕は思わず

「なっちゃんって、今はやりの『肉食系女子』なんだね」

といったら、彼女はクスリと笑って

「私が『肉食系』なんじゃなくて、エーちゃんがニブいだけなんだよ」

といった。

確かに、僕はテニス以外のところでニブいところがある。さっきのなっちゃんに対する態度も、僕の心が鈍いことに原因があったのは確かだ。

でも、ちょっと待って・・・

いま彼女は「今日は安全日だ」といった。

それは・・・

つまり・・・

僕は、ドギマギしながらなっちゃんに質問した。

「なっちゃん・・・それはつまり・・・『生』でやっても大丈夫だということ?」

彼女はにっこり微笑んで

「うん。この日にあわせてピルを飲んでいたから、生でやっても大丈夫だよ」

といった。

「出迎えに来たときにいった『心の準備』ってこのことだったの?」

「そうよ。この日のために、いろいろ大変だったんだから」

それから彼女は、この日に向けて準備してきたことを蕩々と話しはじめた。コンドームは、日本から大量に持参したこと。本当はピルもほしかったのだが、産婦人科で断られたこと。ピルについての情報は、こちらのクラスメートがいろいろと教えてくれたこと。こちらでは、風邪薬や頭痛薬と同じ感覚で、ピルを入手できること。そしてアメリカのカップルは、付き合いだしたらセックスまで進むのが当たり前である事。

これらのことを聞いて、僕はびっくりした。日本でこんなことをやったら、間違いなく周囲から浮いてしまう。

なっちゃんは僕との関係を、ごく普通の恋人だったら当たり前の段階に進ませようとしている。日本にいたときのなっちゃんは、日本の女子高生にしては結構大胆だなと思っていたが、アメリカではこれが常識なのだ。

僕はなっちゃんに改めて向き合うと

「なっちゃん・・・それではお言葉に甘えて・・・入っていいかい?」

と聞いた。彼女は即座に

「いいよ、エーちゃん・・・・私の中に・・・入ってきて」

とつぶやいた。

そして僕の手を引きながら、再びベットに横たわった。

それからしばらくの間、ボクたちはキスをしながらお互いの身体を、時間をかけて愛撫した。

 

そして彼女は僕の手をつかみ、もう一つの神聖な場所に僕の手を導いた。周辺は、毛で囲まれている。僕は生まれて初めて「ヘア」なるものを生で見た。そこからは、何か得体の知れない液体が溢れていた。

ひょっとして、これが「愛液」と呼ばれるヤツなのか。

そこをゆっくりと愛撫してあげると、彼女の口からは言葉にならない声が出てきた。

 

気がつくと、僕のものは今まで見たことがないくらい太く、大きく、固くなっていた。

僕は、なっちゃんからもらったコンドームをつけようかどうか迷った。

日本にいたときにこんな展開になっていたら、僕は躊躇せずにコンドームをつけていたはずだ。だが、彼女はさきほど

「この日にあわせてピルを飲んだから、今日は大丈夫だよ」

だと答えた。裏を返せば、彼女はそれだけ僕を信頼をよせ、そして僕を愛してくれているということだ。

今度こそ、僕はなっちゃんの気持ちに応えなければいけない。

気がつくと、彼女は生のまま僕のものをつかみ、自分自身の神聖な場所に導いた。

なっちゃんに視線を向けると、彼女はもう覚悟を決めたのだろう。僕と視線を合わせると

「早く入って」

と促すように、静かに頷いた。

僕も静かに頷き返し、ゆっくりと彼女の中に入っていった。

さあ、これから二人っきりの、愛の世界の冒険がはじまる・・・・

 

するとその直後、

「い、い、い、いったーーーーーーーーーーいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!」

と彼女は、僕が今まで聞いたことがないような大声を上げた。顔は真っ赤になっている。その表情から察するに、本当に痛そうだ。

僕は心配になり、思わず

「大丈夫?今日はやめようか?」

と呼びかけたが、彼女は目を大きく見開き、枕の上で激しくかぶりを振った。そして

「いいの、エーちゃん!続けて・・・・今日は、2人にとって大事な日なの。特別な日なの。そして2人にとって、大事な思い出になる出来事になる日なの。だから続けて!」

と叫んだ。

なっちゃんは、僕とつながり、一つになることを心の底から望んでいる。だったらやることは今、ここでなすべき事はただ一つ。僕はそう決意すると、固く、大きく、太くなっていた僕のものを、なっちゃんの身体の一番深いところにグイグイと、思い切り押し込んだ。

彼女は激しく喘ぎながらかぶりを振ると、再び

「い、い、い、いったーーーーーーーーーーいいいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!」

と、大きな声で絶叫した。顔色もさっきよりも赤くなっているのは気のせいだろうか?呼吸も荒くなっている。こんなに辛そうななっちゃんは、試合でも見た記憶がない。

しかし、だからといって途中でやめるわけにはいかない。彼女は、僕とつながることを心の底から望んでいる。こうなったら、最後までやってやろうじゃないか。僕はもう一度なっちゃんの一番深い部分を突いた。

「うんぐっ!!ぐっ!ぐっ!ぐっ!」

彼女は目を閉じて歯を食いしばっている。でも口元には、うっすらと快楽の表情が浮かんでいるのがわかった。嬉しい。彼女にもっともっと歓んでもらいたい。そう思った僕は、これまで以上に腰の動きに変化をつけていった。強く、弱く、浅く、そして深く。

なっちゃんは歯を食いしばっていたが、僕の動きが多彩になると、彼女も僕のリズムにあわせ手、自分の腰を動かすようになっていった。。気がつくと彼女の口からは

「いたい!!」

という言葉は出なくなり、かわりに

「あっ!あっ!!ああっ!あっ!ああーー!!」

「いっ!いっ!いいっ!!いっ!いっ!いいっ!!」

「ぐっ!ぐっ!ぐぅぐぅ!!」

という、言葉にならないあえぎ声に混じって

「はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!」

という激しい吐息が出るようになった。あえぎ声にあわせて、頭を左右に激しく揺さぶる。

慣れているヤツだったら、腰を動かしながら相手の表情を窺ったり眺めたり、身体をまさぐり、乳房を多彩なリズムで愛撫する。さらにはこれらのことを同時進行で行うだろう。だがこちらはこれが全くの初めて、そんなことをやる余裕はない。なっちゃんもこれが初めてだということは、今までの表情を見ればわかる。

でも彼女はというと、僕にされるがままと思いきや、僕の背中を愛撫したり、おでこをくっつけたり、隙を見つけてはキスをしたり、果てはこちらの表情を見て不敵な笑みを浮かべていたりする。そんななっちゃんを見ながら、僕は心の中で

「女の子というのは不思議だなあ」

と思ってしまう。

だが、それももう限界だ。僕は耳元でなっちゃんに

「なっちゃん、もう、いいかい?」

とやさしく囁いた。

彼女はニコッと微笑み、そして小さく

「うん」

とうなずいた。

その刹那、僕はなっちゃんの一番深いところに、ありったけの情熱を注ぎ込んだ。

彼女はそのタイミングを見計らったかのように身をくねり、頭をぐいっ!と伸ばし、多分残っているであろうありったけの力をこめて

「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」

と絶叫した。

同時に僕の背中から両腕が

「パタン」

と音を立てて、ベッドの上に滑り落ちた。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。