ベイビーからアダルトへステップアップしました 作:右野向左衛門
なっちゃんの中に、自分のありったけの情熱を注ぎ込んだ後、僕はなっちゃんの上から離れて仰向けになった。
彼女の呼吸も荒くなっているが、なっちゃんを満足させられたのかどうか、この時点ではわからない。
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ」
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ」
2人の口から吐き出される息の音が、部屋の中に鳴り響く。
なっちゃんはというと、まだ興奮が冷めやらないのだろう。けだるそうな表情をしている。
僕はなっちゃんが落ち着くまで話しかけないと決めていた。視線を彼女に向けていると、彼女も僕に気がついたのだろう。僕の顔を見るとにっこりと微笑み、再び両手を僕の背中に回した。
僕の身体に、汗まみれになった自分の身体を密着させる。
荒い呼吸に合わせて、たわわに実った果実がプルプルと震えている。。
僕に抱きついたことで、精神的な落ち着きを取り戻したのだろう。呼吸が楽になったらしく、彼女は口を開いた。
「いたかったぁ・・・・・。でも、エーちゃん・・・・・スゴかったよ」
頬を赤らめながら、彼女は静かにつぶやいた。
僕は彼女をやさしく抱き寄せながらいった。
「なっちゃん、よかったよ・・・・なっちゃんと一つになれて、僕もうれしいよ」
僕はなっちゃんの顔をしげしげと眺めていたが、目尻から涙が流れていることに気づいた。
ベッドの後ろにあるウェットティッシュで、彼女の瞳から流れる涙をやさしく拭いながら
「僕、ちょっと乱暴だったかな?もっとやさしくすればよかったかな?」
といった。
彼女はその問いかけに、激しくかぶりを振った。
「違うよ。痛かったのは確かだけど、だんだんエーちゃんの愛情を感じるようになったの。好きな人とこんなことをやるのって、最初は恥ずかしいと思っていた。でも『嬉しい!』と思っていたら、涙が溢れて止まらなくなっちゃった。だからエーちゃんは、ちっとも悪くないよ。むしろ私を好きになってくれて、感謝したいくらい」
そして彼女は顔を赤らめながら、ひと呼吸をおいていった。
「エーちゃん、とっても固くって、長くって、太い。そして・・・・おっきくて、逞しい。私ね、男の人のものが、セックスになると、ここまで大きくなるのかって初めて知ったよ」
「なっちゃんのも、結構よく締まっていたよ。声をかけるのがもう少し遅かったら、なっちゃんをがっかりさせていたかも知れないと思うと、ちょっとビクビクした」
僕も、さっきの彼女と同じように一呼吸おき、言葉を継いだ。
「なっちゃんの中って、とってもあったたかったよ。『女の子の中って、みんなこんなふうにあったかいのかな?』って思った」
「そうかな?わたしはわからない・・・・でも、エーちゃんがそんなことを思っていたなんて意外だった」
そして、彼女は僕のおでこを指で軽くつついた。
「エーちゃんって、結構むっつりスケベなんだね」
「なっちゃんだって、結構激しかったよ」
「そんなことないって」
となっちゃんは、ちょっとむっとした表情をする。
「ごめんごめん。ちょっと調子に乗りすぎたかな?」
と僕は弁解したけど、彼女はしばらくの間黙っていた。そして、ゆっくりと上半身をと起こした。
汗まみれになった、豊かな質感をもった二つの果実が、ユサユサと動く。
そして僕も、ゆっくりと上半身を起こした。
なっちゃんがが座っている方向に目をやると、彼女の座っているところが、何かで染まっているのを見つけた。
よく目をこらしてみると、それは紛れもなく血の色だった。
なっちゃんは
「どうしたの?」
という表情で僕を見つめていたが、やがて僕の視線が、自分が座っているところにむいているのに気がついた。
そして自分が座っている部分を見るや否や、彼女の顔はみるみる真っ赤になった。
その表情を見て、僕は確信した。
・・・・彼女は、正真正銘の処女だった。
自分が一番大事にしているものを、愛する人のために差し出した人がこの世に存在する。
そのことが、とても嬉しかった。
僕は黙って、なっちゃんを静かに抱き寄せ、耳元で
「ありがとう」
と囁いた。
彼女はますます顔を真っ赤にし、身体の震えも激しくなった。
僕はそんななっちゃんの様子を見て、ますます愛おしく感じた。
なっちゃんの顔に視線を合わせると、僕は優しく唇にキスをした。
そしてゆっくりと、髪の毛を触った。
本当は、その柔らかく豊かな二つの果実に触りたかったのだが、僕はなっちゃんが落ち着くまで待ってあげることにした。
黙ってやさしく抱いているうちに、気分も落ち着いてきたのだろう。僕に向けていた視線を下に落とし
「ねぇエーちゃん、私たちは大人の階段を上ったんだよね?」
と小声で言った。そして僕の肩に頭をあづけて
「私たち、ずっとずっといっしょだよね」
とつぶやき、僕の耳元で
「ありがとう」
と、囁いた。
僕はなっちゃんのてのひらを、やさしく握った。彼女も、僕のてのひらを強く握り返す。
この瞬間から僕は、2人が新しい世界に入ったことを悟った。
汗がひいてきて、身体が冷えはじめていることに気がついた。このままではあさっての試合に差し支える。なっちゃんにも風邪をひかせてしまう。人生最高の夜を過ごしているのに、夜が明けたら人生最悪の日を迎えましたという事態は、プロ選手として失格である。
「なっちゃん、シャワーを浴びてきなよ。このままでは風邪をひくよ」
「エーちゃん、一緒にシャワー浴びよう」
僕の手を握りしめながら、彼女はいった。
「いいの?」
「うん。一緒に汗を流そう」
ニコッと笑った後、彼女が次にはなった一言に、僕は思わず戦慄した。
「ねえ・・・・この続きは、私の部屋でやらない?」
どうやら僕は、なっちゃんが隠して持っていた欲望に火をつけてしまったようだ。
そして僕たちははバスルームに入った。
ボディーシャンプーで身体を洗いシャワーで流したあと、お互いの身体をあちこち触っているうちに、彼女は僕のものを愛撫しはじめた。彼女が愛撫し、グイグイと引っ張るうちに、小さく縮こまっていた僕のものは、みるみるうちに大きく、固く、そして逞しくなった。
「また固くなったぁ・・・・・エーちゃん、本当にタフねぇ」
彼女は僕の太ももまで頭を下げ、長くなったものを愛撫しながらいった。
バスルームを出て、彼女は新しいタオルとバスタオルを渡してくれた。
「はい、タオル。これで身体を拭いて、バスタオルは身体にまいて部屋に行ってね。どうせまた汗みどろになるんだから」
「今度は、なっちゃんの部屋でしないか?」
先に渡されたタオルで、全身からしたたる水滴を拭き取りながら、僕はいった。
彼女もその気になったようで
「いいわよ。エーちゃん」
と返してきた。
気のせいか、彼女の表情は
「今夜は、寝かせないんだから」
と宣言しているように見えた
・・・・・今夜は、本当に長くなりそうだ。
僕となっちゃっんはしっかりと手を繋ぎながら、なっちゃんの部屋に向かった。
部屋の中に入ると、彼女は静かに部屋のドアを閉めた。
部屋の窓は雨戸が閉まっているから、ドアを閉めると真っ暗で何も見えない。
なっちゃんは僕の手を引っ張って、ベッドのある方向へ向かった。自分の部屋だから、どこに何があるのか、おおよその見当がつくのだろう。
ベッドのある場所に着くと、彼女は卓上ライトのスイッチを入れた。
僕の目の前に、なっちゃんのベッドが現れた。シーツも毛布も白だ。この日のためにあつらえたのだろうか。
僕となっちゃんはベッドに座ると、そのまま情熱的なキスを交わした。そしてそのまま、一緒にベッドの上に倒れ込んだ。