悠希と影狼のそんな時期
「・・・・・・・」
影狼は突然の事に思考が停止していた。無理もなかった。部屋の掃除をしていると急に悠希が抱きついてきたのだから。
「あ、エット・・・ユウキ?」
首元だけ壊れたロボットの様にゆっくりと悠希の方を向いた。悠希も普段は絶対にこんな事をしてこない。
しまいには、今日の朝だって影狼の話を適当な相槌で済ませていたのに。
「いや、悪い。影狼。俺だって狼男なんだ、そういう時期だってあるんだよ」
グッと、影狼を包む腕に力が入った。
「今日やれば、多分収まるからいいか?」
「へ?やればって・・・ひゃ!」
ええ、そりゃぁもうベッドに押し倒された訳で。
「ゆ、悠希...!?」
影狼が心配そうに言うが、息が荒く顔も赤い。どうやら悠希は発情しているようだ。
「あ・・・っ・・悪い」
「え?・・・・・・・んむっ!?」
悠希は影狼の言葉を聞かずに、キスをした。
別にキス自体は初めてではなかったが、舌を絡めるとなれば別だ。
「ん・・・・んふぅ・・・」
あぁ、ダメだ。
悠希は背徳感と罪悪感に苛まれた。だが、体は快感を求める。生存本能だと分かってはいる、それでも。悠希の心はグルグルと重く、息苦しくなっていく。
「・・・・っ・・・っは、悠希?」
「本当に悪いと思ってる、だけど・・・!、影狼?」
悠希が申し訳なさそうに顔を暗くすると、影狼はそっと悠希の頬に手を添えた。その影狼の顔は赤く、何か決心した様な顔だった。
「私は悠希なら大丈夫だよ。その、悠希だったらいつでも受け入れるから・・・」
「あ・・・っ、お前そんな事言ったらどうなるかわかってるんだろうな?」
悠希は生唾を飲み込み再度、影狼に問いかけた。影狼は優しく微笑み頷いた。
「っ・・・!」
そこから悠希は目の前の女体を貪った。
「ひ・・・やぁ、悠希ぃ・・・そんな胸ばっかり」
影狼の大きな胸は手に力を入れる度に形を変える。揉み上げたり、綺麗な桃色の突起をつまみ少しつねってみたり、感触も、この温度も、今は悠希だけの物。そう想うとますます悠希は背徳感が強くなった。だが、それよりも欲求がどんどんと大きくなっていく。
「あぁ、悪い。上ばっかじゃダメだよな」
「ひン!?」
悠希の言葉の後、影狼の秘裂の辺りに刺激が走った。
影狼の秘裂には悠希の膝が当たっている。悠希は、グリグリと膝を押し付け刺激を与える。
「ぅん!ゆ、悠希・・・待って!強すぎ・・・てっ、ふぁ!?」
影狼は大きく体を弾ませると、疲れたかのようにくたびれた。
「あ?イッたか?影狼」
イタズラっぽく悠希が言うと影狼は涙目になりながら頷いた。顔も手で覆っているが耳まで真っ赤だった。
人前で果てる羞恥心と想い人に体を良いようにされてる快感が入り混じっているのは影狼も初めての体験だった。
「まだ、早いかもな。もう少し・・」
「っ、ひぃ、あっ・・・っ、悠希・・・汚いよぉ・・」
悠希は影狼の秘裂に舌を這わせた。
影狼も自慰では聞いたことのない濡れた音が聞こえる。
自分の中を舐め回される感覚がこんなにも気持ちの良いものだなんて知らなかった影狼は、悠希の舌が自分の膣をなぞる度に体を反応させてしまう。
「んっ、ぅんっ・・・あっ、ひぁ!?」
膣の上の方から回すように下へゆっくりと味わう様に舌を這わせる。
「悠希ぃ・・すごぃよぉ・・っ・・これぇ・・」
自分の中を人に晒し、ましてや舐められる背徳感で背筋にゾクゾクと何かに喜びに近い快感が走った。
「あぁ!?ま、待って!悠希!これぇ、凄すぎてっ!」
「あ?」
「〜〜〜〜〜ッッ!!!」
ビクビクと体を痙攣させた後、影狼は秘裂から洪水を起こした。これぞ、世間でいう潮噴きとやらだ。
「はぁ・・・はぁ・・・ご、ごめん悠希ぃ」
影狼は顔を腕で隠し、恥ずかしさのあまり泣いてしまった。悠希はそんな影狼を見るとますます悠希の悠希がいきり立ってしまった。
「そろそろ、いいよな?影狼」
「ふぇ?」
悠希は影狼の洪水を起こした秘裂を見ると、自分のいきり立ったソレを出した。
影狼も本物を見るのは初めてで、手で触れるなり
「可愛い」
などと、呟いてはソレを口で頬張った。
「ちょ!影ろっ・・・うっ!」
影狼がソレを舐め回す音はとてもイヤらしく、音だけでも果ててしまいそうな程に悠希にとっては快感だった。
「っ、あ゛ぁっ!かげ・・・ろう!なんでお前、こんな事知ってんだよ」
「んふ、ほれははほろろへんへいはら・・・」
「ば、咥えたまま喋んなっ!っあ゛!で、るっ!」
「んぶ!?」
悠希は突然の口の中のうねりに耐えられず影狼の口の中に出してしまった。
「っあ、悪い・・・」
ズルリ、とヌメリの付いたまま影狼の口から引きずり出す。
影狼は口を開けたまま、惚けていた。 すると口を閉じて、口の中に溜まった精液を飲み込んだ。
「な、影狼!お前・・・」
「ぅん、なんか不思議な味、苦いっていうかなんというか。それよりも・・・ね。悠希」
影狼はベッドに座って弄っていた秘裂を広げた。
「早く、楽になろ?」
悠希はソレを見て背筋に寒気に似た快感が走った。
とりあえず、影狼の上に覆い被さるように体制を整え、秘裂に自分のソレをあてがい少し押し込んだ。
「っ!」
影狼がビクリと体を大きく揺らした。
「あっ!悪い!痛かったか!?」
「う、ううん。大丈夫。私初めてだったから結構痛むんだなぁ〜って」
「え、お前、処女だったの?」
「あれ?言ってなかったっけ?」
「言ってねぇよ・・・」
影狼が初物であった驚きと嬉しさが悠希を包んだ。
そして、そのまま、悠希は影狼の膣へソレを押し込んでいく。悠希としては出来るだけ優しくしているつもりだった。でもブツブツと何かが千切れていく感覚を感じるたびに影狼が少し痛そうに喘ぐ。
「っ・・全部入った」
「っふぅ・・・中、なんかジンジンする・・・」
「ゆっくり、動くぞ?」
「お願い・・・します」
影狼がなるべく痛い思いをしないように悠希はゆっくりと中から引き抜き、またゆっくりと挿し込んだ。
「うぁあぁ・・・何これぇ・・・っ!、すごいぃぃ!」
「っが、やっば・・・結構気持ち、良」
二人は初めての感覚に、背筋にゾクゾクと快感が走った。影狼は悠希のソレをギュウギュウと膣で締め付けた。
「影狼っ!締めんな!も、もう、持たないっ・・!」
「だ、だってぇ・・・ふぁ!?」
悠希はそのまま、自分の種子を影狼の中に吐き出した。
どくんどくん、と脈を打ちながら長く続く射精。
影狼の子宮はあっという間に一杯になった。
「う〜、出しすぎだよぉ・・・」
「悪い・・・あのさ、まだ収まんないんだ」
「え?一回だけじゃ・・・?」
「まだ、足りない。もっと欲しい」
その後、発情した悠希が収まったのは日付けが変わった後の事らしい。
終わり。
翌日、
「腰痛い・・・」
「頭いた〜い」