「な、何故こんな事に…?」
大きいが飾り気のない質実剛健といった感じの机と椅子。その椅子の上に座っている少女が、困惑気に視線を左右に振りながら震えた声を出す。床に届いていない足も不安げに揺れている。
少女が今いる場所は、司令室と呼ばれる場所。そして、少女が座っている箇所は本来司令官と呼ばれる者が座る場所。…そう、彼女は今司令官と呼ばれる立場にいるのだ。決して誰かの代理とかそう言うものではない。
もともと彼女はしがない一兵卒でしかなかった。孤児の出ではあるのだが、とある特異体質により彼女は毎日いじめられていた。それが嫌で、国が認めた適正年齢と同時に兵隊に志願したのだ。
女性らしい小柄な体ではあったが、それにまるでそぐわない驚異の身体能力と、動いても動いてもまるで疲れを見せない無限の精力。更に、教えらえた事は直ぐに吸収する卓越したセンスから、軍隊内では一目置かれていた彼女。とはいえ、所詮は下級兵士。それも、元孤児となればそこまでの地位は望めた物ではない…筈だった。
事の始まりはとある日、いつもの様に訓練を行おうとしたところ、突然上官から呼び出されたのだ。
何事だろうと呼び出された部屋に向かうと、そこには難しい顔をした上官と、豪奢な軍服に身を包んだ恰幅の良い初老の人物が座っていたのだ。
「…おっ、来たね。待っていたよ」
「あ、お、お待たせして申し訳ありません…」
初老の老人の言葉に慌てて謝罪の言葉を口にする少女。とはいえ、呼び出しの時間の十分前には来ていたのだから遅れた訳では無い。
「はっはっは、いいよいいよ。あ、早速要件を言うけど、君、陸軍から海軍に異動ね。とりあえず中将にまで昇進させておくからさ。後で正式に辞令を出すから、ちゃんと準備しといてね」
「……………………はあ?」
そうして、あれよあれよと言ううちにこんなあほみたいに高い地位に居座る事になってしまった少女…現行では海軍の中将であると共に、とある艦隊の司令官を任されている。後で聞いた話だと、あの初老の人物は現在二人いる海軍の元帥の内の片割れだそうだ。成程、こんな暴挙を敢行できる権力の持ち主な訳だ。
軍隊は陸、海、空の三つの部隊で成り立っているが、現状尤も権力の有る部隊は海軍となっている。理由は簡単、海の向こうから未知の勢力が攻めてきているからだ。
セイレーンと呼ばれるその勢力は、通常の兵器では傷一つ付けることが出来ず、海軍が新たに開発した特殊な軍艦でなければ倒す事が出来ないのだ。必然、常に前線に立つ事となる海軍の発言力が、軍隊内でも強まっていくのは言うまでもない。
そうして、暫く呆けた顔で虚空を見入っていた司令官だったが、不意に扉がノックされる。続いて、
「…あ、あの、入ってもいいですか…?」
という、控えめな声。途端、司令官の顔色に緊張の色が浮かぶ。
それも仕方が無い事だ。遂に対面する事となるのだから。海軍が新たに開発した新兵器…一兵卒のままでは一生会う事は無いと思っていた存在と。
「ユニコーンです…。これから宜しくお願いします…」
控えめな発言と同様、控え目にドアを開きおずおずと入室してきた新たな少女…ユニコーン。その胸には立派な角と羽が生えた馬の人形が抱かれている。
しかし、司令官はユニコーンの姿に釘付けになってしまった。
透き通るような白い肌に純白のドレス。シミ一つなく人形の様に整った目鼻立ち。遠目からも分かるほどの、上質の絹を思わせるサラサラの紫の髪の毛。その美しさは完全に人外のそれだ。
まだ司令官が兵卒時代だった頃に新兵器の噂は聞いた事はある。曰く、完全に男性の理想の女性像であり、生身の女性が勝つ事はほぼ不可能、というものだったが流石にそこまでは…というのが司令官の感想だったのだ。
しかし、実際はその想像を遥かに上回る存在…同じ女性としても、もはや嫉妬すらわかない別次元の存在だったのだ。
「…あの、ユニコーンの身体どこか変ですか…?」
不意に、少し不安気にユニコーンが司令官に尋ねてくる。そこで、司令官は己がユニコーンを隅々までまじまじと見つめていた事に気が付いた。
「あ、いや、ご、ゴメンね! あまりにもきれいな子が来たからつい見惚れちゃって…!」
慌てて椅子から飛び降り、ユニコーンの目の前にまで移動しながら返答する司令官。だが、ユニコーン二つかづいた司令官は、ユニコーンから放たれる微かな香りに気付いた。
心地よく爽やかな香りでありながら、何か脳を刺激されるような不思議な…。
「…っ! あ、あの…それ…」
微かな怯えを見せるユニコーンの言葉。そして、その二つの目は司令官の股間を凝視している。
「…へ?」
ユニコーンから漂ってくる良い香りに気を取られていた司令官は、ここで初めて己の股間が、ズボンを破かんばかりにいきり勃っている事に気付いた。
「あ…!? いや、あの、これは…み、見ないで!! お、お願い、見ないで…!!」
慌ててユニコーンに背を向けると共に、股間を押さえしゃがみ込んでしまう司令官。そう、これが司令官の特異体質…彼女は俗にいう
これのおかげで、孤児院時代は散々いじめられた。孤児院の大人たちも気味悪がって、当時の司令官には近づこうともしなかった。兵卒時代も、一目置かれていた故に面と向かっては無かったが、結構な陰口を叩かれていた事は知っている。
「ううう…嫌われた…もう、嫌だ…! こんな醜いものは今度こそ根元からちぎり取って…!」
小刻みに震えながら、ブツブツと呟く司令官。しかし、この呟きを聞いたユニコーンは先ほどの不安そうな表情を一転、双眸を引き締め足元に蹲る司令官をお姫様抱っこで持ち上げ、司令室に常備してあったソファーにゆっくりと座らせた。
「…あ? ………へ?」
「大丈夫! ユニコーン、ちゃんとおねにーちゃんがそういう体質だって聞いてるから…!」
「…お、おねにーちゃんって何…? って、うわちょ、や、やめ…!」
ズボンのベルトに手を掛けるユニコーンを司令官は慌てて止めさせようとするが、異常なまでに力強い動きを止める事が出来ない。先ほど司令官をあっさりお姫様抱っこした事といい、見た目は儚げだがそこはやはり軍艦の力を宿した少女。力比べでは生身の人間では到底太刀打ちできないのだろう。
「ん、お姉ちゃんでもありお兄ちゃんでもあるからおねにーちゃん。…わぁ、物凄く大きい…それに凄い臭い…嗅いでるだけで、頭がクラクラしてくるよ…」
司令官の質問に答えながら、ズボンをずりおろし中から男の象徴を取り出すユニコーン。そのユニコーンの言葉通り、それは凶悪なまでに大きく、力強く脈打っており、臭気が湯気として視覚化されている程の凄まじい一物だった。
「ん…と…。こう? これでいい?」
「はうっ! あ、うあ、や、やめて! 頭がびりびり来るから擦らないでっ!!」
戸惑い気味に司令官の一物を両手で擦るユニコーン。その稚拙でぎこちない動きに、しかし司令官は強烈な反応を示した。どうやら、その圧倒的さに反比例するかの様に、非常に敏感な一物でもある様だ。
「はあっ…はあっ…え、えっと、確か一回出せば収まる…んだよね?」
司令官の反応に効果があると確信したらしいユニコーンは、一物を擦る手を更に激しく動かし始める。ただ、ユニコーンの息が荒いのを見るに、どうやらユニコーンも性的に興奮し始めている様だ。
「あ、ぎ…! だ、だめ…もう出る、もう出ちゃう! う、うううううううっっ!!」
「あ、で、出る…? あ、ひゃああっ!!?」
司令官の絶叫の直後、一物から白濁液が勢い良く噴き出した。その勢いと量は筆舌に尽くしがたく、ユニコーンの顔や髪、体に至るまでの広範囲を一気に真っ白に染め上げてしまった。
「………あ………う……」
「ふわぁ、凄い量…。ユニコーン、べとべとになっちゃった…。でも、小さくならないって事は、まだ全然満足できてないって事だよね…?」
脱力してソファーに身を預ける司令官を尻目に、全く衰えず勃起を保っている一物を見つめながら呟くユニコーン。その声色には、確かに目の前の物に対する興味の色が混じっていた。
そして、ユニコーンは躊躇いなく司令官の一物を己の小さな口に含む。
「はみゅ…んみゅ…。
「あ…へ……。も、もう……やめてぇ………」
口で一物に出来るだけ刺激を与えようと試行錯誤するユニコーンに、脱力し切っている司令官が懸命に口を開き制止の言葉を投げかける。しかし、ユニコーンの動きは止まらない。
「…ん……ちゅっ……ちゅばっ……ん…んん………ちゅっ、ちゅっ……」
最初こそ苦戦していたユニコーンだったが、程なくして滑らかに口を動かし始めた。しかし、それでも一物の半分も咥えられていない為、余っている箇所は両手で刺激を与えていく。
「あ……だめ……。また出る、も、もう…もう………っ!!」
「……んんっ!!? んっぐっぐ、んぐっ、んごぼっ!!」
司令官の悲鳴に近い声の直後、二度目の精を解き放つ一物。それを必死に飲み込もうとしたユニコーンだったが、二度目だというのに全く衰えない量に抗いきれず、一物と一緒に吐き出してしまった。
「げほっ、ごほっ、げふっ、けふっ…。うう、全部飲みきれなかった…。でも、なんだろう…青臭いけど嫌な味じゃない…。これだったら、幾らでも飲めそう…」
口元を押さえながら、精液の味について寸評するユニコーンだったが、それを聞き取る事が出来ない程に司令官は憔悴しきっていた。連続で…それも、一人の少女の上半身と、床に水たまりができるほどの吐精をすれば、この消耗も無理からぬ事だろう。だというのに…、
「………まだ大きい。むしろ、さっきより大きくなってる?」
司令官の一物は「全然出したりませんけど?」と言わんばかりに勃起を保ったままだ。ここまでくると、もう司令官と一物は別人格なのでは? と疑いたくなるほどだ。
「…ん…うん…! ここまできちゃったら…もう、いいよね…?」
己の股間が濡れている事を確認したユニコーンは、意を決したように司令官の股間に跨り、己の割れ目を指令官の一物の先端にくっつける。そして、
「おねにーちゃんに…ユニコーンの初めて…あげるね…」
と宣言し、両手で一物を固定しながらユニコーンは腰をゆっくりと沈めていった。
「ふ…んんんん! い、いた…あ、うんんんんんんっ!!」
激痛に顔を歪めながら、それでもユニコーンは一切挿入する速さを緩めずに己の最奥まで司令官の一物を迎え入れた。
「ぐ……ぎ……。い、痛い……痛いよぉ……」
膣のみならず全身を襲う痛みに、ユニコーンは涙をぽろぽろ流しながら司令官の上に倒れ込む。それを見た司令官は、ぎこちなく首を左右に動かした。早く抜いてと伝えたいのだが、最早舌が全く回らない程憔悴しきっている為、何とか動く箇所でユニコーンの意思を伝えようとしているのだ。
しかし、間もなくユニコーンの反応がおかしいことに司令官は気づく。
「…痛い…痛い、のに…何でこんなに……こ、心が……満たさ…れるのぉ…?」
司令官の想像の斜め上の事を口走るユニコーン。直後、ユニコーンは腰を動かし始めた!
「ひぎっ…! いたっ…い…づうっ…う、うう……」
明らかにその顔は痛みにより引きつっている。結合部からも愛液に混じって血がでているので、腰を動かすのが非常につらいのは一目瞭然だ。
だというのに、ユニコーンは腰を止めようとしない。それどころか、徐々にそのスピードは速くなっていく。見かねた司令官が、必死に首を左右に振りながら視線で「腰を止めて!」と懸命に訴えかける。
「はあっ、はあっ…! ―――ユ、ユニコーンは……大丈夫……んっ! …だ、だよ……」
だが、ユニコーンは激痛に引き攣る顔を無理矢理笑みに変え、司令官に語り掛ける。
「ユ、ユニコーンは…あうっ! …っ…か、体がちょっと変だからって…だけで……人を、き、嫌いになったり…はっ…し、しないよ…。…ふっ、ふっ……だから、も、もっと……自信を持って……ん、んん!」
司令官に優しく語り掛けた後、司令官の唇に己の唇を合わせるユニコーン。その姿は、遠目から見れば可憐な乙女達が二人仲良く睦み合っている様だ。その分、司令官の股間から生えている一物がさらに異様に見えるが…。
「…ん……ん………ふわあっ!? お、おねにーちゃんの、ユニコーンの中で、も、もっと大きく……!?」
お互い、小鳥のついばみの様な柔らかなキスをしていたが、不意にユニコーンが背中を仰け反らせる。実を言うと、ユニコーンの中のきつさと、それに加えて精液を搾り取ろうとうねる膣壁に、司令官の一物はもはや限界を迎えていたのだ。
「あ、だ、出すの!? だったら中に…ユ、ユニコーンの中に……っ!!」
必死に中出しを懇願するユニコーンだったが、もとより司令官には身体を動かす余力が残っていないのだ。すなわち、ユニコーンが司令官の上から退く意思が無い限り、中出しは確定しているという事になる。
次瞬、司令官の身体が激しく痙攣する。と、同時に一物は前二回と変わらぬ…いや、もしかしたらそれを上回っているかもしれない量の精液を、ユニコーンの中にぶちまけた。
「はあうっ!? ひゃ、は、あうああああっ!!」
子宮の入り口に大量の精を掛けられ、奇声を上げて果てるユニコーン。あまりの量に、少し下品な音を立てながら膣から精液が漏れている。
そして、本日三度目となる大量射精に、もう司令官の意識は飛びかけていた。そんな司令官の耳に、同じく息も絶え絶えの筈のユニコーンの言葉が流れ込んでくる。
「はあっ、はあっ…。クスクス、凄い量。それに、三回も出したのに、おねにーちゃんのこれ全然小さくならない…。ビクビクって動いて、ユニコーンの中でもっと気持ちよくしろって暴れてる…。任せて、最後までユニコーンちゃんと面倒見るから…ユニコーン、頑張る…」
この言葉を最後に、司令官の意識は深い闇の中へ沈んでいった。
次回は、赤城と加賀を予定。…早速酷い目に遭いそうだなぁ、この司令官…。