後書きに載せたいと思います。
「アイリスフィール、遅いですね……」
セイバーはアイリの皿に乗っているショートケーキをちらりと見た。
「ダメです。我慢、我慢……」
すっと背筋を伸ばすセイバー。
そして、口の中いっぱいのよだれを飲み込んだ。
ガチャリ。
「あ、お帰りなさいアイリスフィール……」
振り返ると、そこには……。
「「ただいまセイバー」」
2人のアイリが立っていた。
現在、アイリとアイリ、セイバー、ギル、メディアがテーブルを囲んでいる。
メディアから説明を受けたセイバーは、頭を押さえていた。
「つまり、聖杯を確実に得るために、アーチャーに体を許すことにしたのですね」
「ええ、そうよ」
セイバーも王として最善のために小を切り捨てたことがあるので、アイリの判断に異を唱えようとは思わなかった。
だが。
「それはいいとしましょう。なぜ2人に増えているのですか?」
「イリヤのためよ」
「それは……どういうことでしょう」
「セイバーにはまだ言っていなかったかしら。私は聖杯の依り代なの。聖杯が現れた時、私は死ぬわ」
「な……!」
ガタ、とセイバーは立ち上がった。
「落ち着いてセイバー。このことは何度も切嗣とも話し合って、納得済みなの。それに、今さら騒いでもどうにもならないわ」
「アイリスフィール……」
「それじゃ、そろそろいいかしら?」
「え?」
メディアともう1人のアイリがセイバーの脇を抱える。
「セイバー、着替えの時間よ。今回の人は私なんかより手ごわいわよ~」
「え? え?」
「アイリ、衣裳部屋はどこかしら」
「任せて! こっちよ!」
ずるずると引きずられていくセイバー。
部屋にはギルともう1人のアイリだけが残った。
「いっちゃったわね」
「うん」
ギルはアイリの膝の上に乗り、子供のように抱きついた。
アイリもギルを抱きしめる。
「さすが男の子ね。イリヤより全然重たいわ」
「そこそこ筋肉ついてるからね」
ギルはごろごろとアイリに甘える。
首筋に顔を埋めたり、頬に軽くキスをしたりする。
「ありがとう、ギル。私の願いを叶えてくれて」
「まだだよ。イリヤと再会して初めて叶えたっていえる」
「ふふ。そうだったわね。あの子、今頃どうしているのかしら……」
2人はイリヤの話題でしばらくの間ゆったりとした時間を過ごす。
やがて、会話が途切れ、沈黙が続くようになると、ギルはアイリの手を自分のズボンの上に置いた。
そこにはとても温かく、固いモノがあった。
心臓の鼓動に合わせるように、ぴくん、ぴくんと脈動している。
アイリはギルと唇を合わせた。
「……寝室に行きましょうか」
2人手を繋いで寝室へ歩く。
シャワーを浴び、裸のままベッドへ横になる。
アイリはお腹に当たるギルのおちんちんの熱さに早くも膣が潤むのを感じた。
「アイリさん。もう入れてもいい?」
「ふふふ。人妻を欲しがるなんて、いけない子」
アイリはギルを上にして、足を開く。
ギルのおちんちんを握り、自分の膣口に導いた。
「さぁ、いらっしゃい……」
「うんっ」
ずぶずぶと腰を押し進める。
アイリはシーツを握り締めた。
「あ、くぅ……そ、そんな奥まで……あぁっ」
こつん、と子宮に当たった。
切嗣の時では感じられなかった場所をこすられ、快感に仰け反る。
「はぁ、はぁ……どうしたの、ギル。もっと動いて……あ、イキそう?」
体を仰け反らせた時に、たくさん締め付けてしまった。
「ううん。びっくりしてたの。アイリさんて、凄い名器なんだね」
「え? そうなの?」
「うん。たぶん、普通の人じゃ耐えられないと思う」
「そうだったの……」
アイリは夫婦の営みは入れて数回こすりあって終わりだと思っていた。
「この感触だと、ここらへんが気持ち良いんじゃないかな」
「あ!」
ぐり、と亀頭が膣をこすり上げる。
アイリは強烈な快感にまた仰け反った。
ぎゅうぎゅうと締め付けながら、奥へ奥へと導くように蠢動する膣壁。
ギルは腰を上下させ、アイリの膣内をじゅぶじゅぶとかき混ぜる。
「あぁ! うそ! すごい! あぁ!」
アイリの膣がブルブルと小刻みに震動する。
ぷしゃ、と潮を噴いた。
絶頂に痙攣するアイリに合わせ、ギルも射精する。
「はぁ、はぁ……すごい……気持ち良かったわ……初めてイッたかも」
「ほんと? えへへ。アイリさんの初めてもらえたんだ。嬉しいよ」
「あんっ」
ずちゅずちゅと腰を動かし始めるギル。
「ま、まってギル。気持ち、あんっ、良すぎっ」
お願いすれば、ぴたりと止まる。
ギルはアイリの上に抱きついてきて、ゆらゆらと腰を揺らすだけになった。
「もっと色んな所で気持ちよくしてあげようかと思ったけど、アイリさんに合わせてゆっくりエッチしよっか」
「ま、まだあるの?」
「うん。こことか」
「!」
膣の入り口付近を刺激された。
子宮がきゅう、と収縮し、一気に愛液がにじみ出る。
アイリは軽く達してしまった。
「ご、ごめんなさいギル。ゆっくりでお願い。体が持たないわ」
「うん。それじゃ、ゆっくりエッチしようね」
アイリとギルは繋がったまま抱きしめ合う。
まだ日は高い。
2人は日が傾くまでベッドから出ることはなかった。
「」
ちなみにセイバーは衣装室でさんざん着せ替え人形にされ、魂が抜けかけていた。
2人のアイリ
ギルが所持している白い宝珠により2人に増えました。
ややこしいですがどちらもアイリ。
同じです。
同じといいながら、片方は聖杯として機能していて、サーヴァントの魂を内包し、聖杯としての依り代になっていますが、もう1方は「機能はあるけどアクティブになってない」そんな状態です。
とにかくご都合展開でアイリは聖杯を下ろした後も無事に登場するんだーくらいに思って頂けるといいかもしれません。