――死にたくない。
黒い月。
聖杯の中のそれは、そんな声に意識を浮かび上がらせる。
――死にたくない。
かつての自分を思い出す。
自分は無理だったが、今なら、彼女だけでも……。
「……」
気がつくと、バゼットはベッドの中にいた。
隣ではすやすやと金髪の少年が眠っている。
バゼットはがばっと起き上がった。
自分も裸。
あそこはカピカピ。
まさか、こんな幼い少年が?
股間を見ると、残念ながらとてもご立派なものがそそり立っていた。
昨日のことは夢だったのか。
バゼットは右手を見る。
ランサーとの契約の証、令呪がなくなっていた。
だが、それもおかしい。
たしか自分は■■に右腕を――。
「っ」
頭痛がする。
バゼットは頭を押さえ、隣で幸せそうに眠っている少年の肩を揺すった。
「ぼく、ぼく。起きて」
「う~ん」
「きゃっ」
少年……ギルが寝ぼけて抱きついてきた。
胸を吸い、割れ目を愛撫してくる。
「ちょ、ちょっと……え、うそ……あんっ」
クリトリスを包む皮を剥かれ、豆を直にこすられる。
快感が脳を突きぬけ、愛液がじゅわりと滲み出した。
それを見計らったように、ちゅぷ、と指が膣に挿入された。
入り口のザラザラした場所、奥の、自分も知らなかった快感のポイントをぐいぐい刺激してくる。
「あっ、やっ、だめ、だめっ」
ギルを抱きしめて快感に悶えるバゼット。
しかし、抱き寄せたのはまずかった。
ギルのおちんちんが丁度良い位置にきて、ぬるんと入ってしまう。
そのままバゼットの処女同然の膣肉をかき分け、こつん、と子宮に当たる。
「~~~」
ギルを力いっぱい抱きしめて、絶頂に達するバゼット。
膣もおちんちんを押し潰すように締めつける。
どびゅ! と射精され、子宮に熱い感触が広がった。
バキバキバキ……。
「がはっ、ぐ、あがが」
ギルは骨が折れていく激痛で目を覚ました。
咄嗟に霊体になり、バゼットから離れる。
「いたた。死ぬかと思ったよ」
「はー、はー……何が、あったか、教えてくらひゃい……」
ギルはもう1回エッチしたかったが、また抱き殺されてはたまらないので、渋々説明をすることにした。
バゼットにセイバーお気に入りのジュースを渡し、自分も飲む。
お互いが落ち着いたら、ギルはバゼットの隣に横になり、布団をかけてやる。
右手はおっぱい。
左手はバゼットの肩を抱く。
「よし」
「何がよし、ですか。早く説明してください」
お気に召さないようなのでちょっと上にずれて、頭を抱き寄せてみる。
撫でてあげると、赤くなりながら怒ってくるが、離れようとはしないのでそのまま撫で続けた。
「バゼットはどこまで覚えてる?」
「確か……私は死にかけていたはずです」
「誰に殺されそうになったか覚えてないの?」
「……はい」
「記憶がまだ混乱してるのかな。ストレスになるから今は言わないけど、自分で思い出そうとしないでね。苦しいだけだよ?」
「……分かりました」
「僕が見つけた時、バゼットは何か邪悪なものに生かされていた。速攻で破棄したから安心して。その後治療をして、今に至る」
「なぜ私達は裸だったんですか?」
「治療のために仕方なかった……あ、はい。すみません。9割エッチしたくてしました。反省はしています。これからもお願いします」
ギルは性交した相手ではないと治療できない能力なのだと説明する。
「あなたは何者なのですか?」
「英雄王ギルガメッシュ。第4次聖杯戦争を生き残ったアーチャーだよ」
バゼットは想像していた以上の大物に目を見開く。
「ちゅ」
「な、突然なにするんですか」
「驚いたバゼットも可愛いから、つい」
「からかわないで下さい。私のどこが可愛いのですか」
「十分可愛いけどなぁ……ほら」
ギルはバゼットにギンギンになったモノを握らせる。
「今もバゼットとしたくて堪らないんだよ?」
「そ、そんなこと言ってもダメです」
「ダメ?」
「ダメです」
「んー。じゃあ、命の恩人のお願いってことで」
「う」
「ねー。しよー。エッチしよー」
上に乗っておちんちんをお腹にこすりつけてくるギル。
甘えながら駄々をこねるギルに負けて、ダメです、から、お口でなら、になり、そのうち先っちょだけなら、1回だけですよとなっていくバゼット。
びゅる、びゅる、びゅる……。
「はぁ、はぁ……もう満足しましたか? ギル」
「……最後に1回だけ……」
「もう、これで最後にしてくださいね」
「わーい!」
足を広げて迎え入れる準備をするバゼット。
太陽が真上にくる頃まで、2人はギシギシとベッドを揺らし続けるのだった。
アヴェンジャー、速攻でルールブレイカーされ、聖杯へ逆戻り。
ギルのマジカルちんP---で腕も再生しました。