朝、凜は眠い目を擦りながら体を起こした。
「おはよー、桜」
カーテンを開け、ぼーっとした頭で隣のベッドに行く。
「あ」
ベッドの中には誰もいなかった。
「そっか。何やってんだろ、私……」
「ふぁー。もう朝?」
「は?」
凜のベッドに見たこともない金髪の少年が寝ていた。
何故かぶかぶかのYシャツを着ている。
「初めまして。僕はギル。昨日の晩から遠坂時臣氏のサーヴァントやってます」
「あなたが?」
凛は次期当主として魔術の勉強だけではなく、冬木市を統治するセカンドオーナーとしての教育もされている。
そのため、聖杯戦争のこともある程度聞かされていた。
尊敬する父親がどんな英霊を召喚するかまでは聞かされていなかったが、まさかこんな子供のわけがないと凜は思う。
「なら、この時期、サーヴァントという言葉を言い、聖杯戦争に参加する者の家に突如現れた存在を君は何だと思うのかな?」
「……」
「なんてね。証拠を見せてあげる、おいで」
凜は胡散臭そうに少年に近づく。
いつでもガンドを放てるように準備をしながら……。
ギルはそのことに気づいていたが、指摘はせずに凜の前に空飛ぶ黄金の舟ヴィマーナを出してみせる。
「うそ……」
「これはヴィマーナという空を飛ぶ舟。こんな風にね」
ギルはヴィマーナに乗り、浮いてみせた。
凜は目を見開いて驚いている。
ギルは凜と空を飛ぶため、1度ヴィマーナをゲート・オブ・バビロンにしまい、凜を小脇に抱えて窓から跳んだ。
ヴィマーナを出して乗り込み、高度を上げる。
あっという間に街は小さくなっていき、家が豆粒よりも小さくなる。
「ギルって、本当にサーヴァントなんだ」
「もっと大人だと思った?」
「ええ」
「それもそっか。まぁ、いざという時は大きくなって戦うから安心してよ。それよりどこに行く? どんな所にも飛んでいけるよ」
どんな所にも。
凜は桜の顔を思い浮かべた。
凜はギルに間桐の家に行きたいと言う。
「間桐、間桐……うーん。聖杯の知識にはないなぁ。ちょっと下りるから場所教えて?」
ヴィマーナは滑るように落下していく。
凛は間桐の家を探す。
高級住宅街の中に、見覚えのある屋敷を見つけた。
「あった! あそこ!」
「ん」
ギルはヴィマーナを飛ばす。
だが、数km程離れた場所で静止する。
「どうしたの?」
「結界が張ってある。本当にあそこ?」
「そうよ。妹の桜があそこにいるの。まだ寝てると思うけど、もう少しだけ近づいてくれない?」
「妹が? なんで?」
人質か?
ギルはそう考えたが、凜から希少な属性を持つ妹を時臣が養子に出したのだと聞かされる。
「あぁ、そういうこと。それじゃあ、いつ帰ってくるの?」
自衛のために他家の魔術を買い取り、桜に覚えさせるつもりなのだろう。
養子に出したのは売った家が要求した条件か何かか?
何にせよ、ギルは桜は魔術を覚えたら帰ってくると思った。
「……ないわ」
「うん?」
「帰ってなんかこないわよ! 桜はずっと間桐の子なの! もう会えないの!」
凜は目に涙を浮かべる。
(時臣……聖杯以外はどうでもいいの?)
時臣の傍には言峰綺礼がいる。
あれは魔術に頼らずとも大抵の害意を退けることができるだけの力がある。
身近にそういう例がありながら、何故娘を手放すのか……。
ギルには理解できない感覚だった。
とにかく、凜を元気にしなければならない。
かつて女神の雫と謳われたこともある果物のジュースを凜に飲ませる。
「……おいしい」
凜はちろちろと舐めるように味わう。
涙は止まったが、一時的なもので根本的な解決にはなっていない。
ギルは宝石が散りばめられた双眼鏡を取り出した。
じっと間桐の屋敷を観察すると、1つだけカーテンの開いている窓があった。
凛とは髪の色が違うが、同い年くらいの少女が虚ろな目で外を眺めている。
「凜、あの子?」
「え! いたの?」
凜は渡された双眼鏡で必死に探す。
「え……なんで? 髪の毛が……」
「おりゃー」
ギルの行動は早かった。
色々気になることはあったが、とにかく天の鎖を飛ばして窓をぶち破り、桜を引っ張り寄せる。
「ぎゃー! あんた何してくれてんのよー!」
ギューンと飛んでくる桜は、ヴィマーナに着くとあちこち傷だらけになっていた。
「」
「桜ー! しっかりしてー!」
「撤退てったいー」
ギルは全速力で逃げた。
~ 凛と桜の部屋 ~
「あ……あ……」
くちゅくちゅ、くちゅくちゅ。
現在、部屋にはギルと桜だけがいる。
凜には口止めをして朝食に行かせた。
ギルの見立てでは、桜は心が壊れかかっている。
桜の目はレイプされたり、子供を亡くした者と似ていた。
「ん……あ……あ……」
チュプ、クチュ、クチュックチュックチュッ。
ギルは桜の頭を撫でながら、つるつるのおまんこも撫でていた。
こうすることが一番桜にとって良いような能力を付加されているので、仕方がなかった。
ぷしゃ。
5回目の潮噴き。
桜はびくんびくんと震える。
「だいぶ解れてきたね」
「……」
指が3本は入るようになった。
短期間でここまで広がるようになったのも、年端もいかない美少女を抱くことが多かったために付加された能力の賜物だ。
ギルは固く勃起したモノを桜のおまんこにあてがい、ゆっくりと挿入していった。
「……」
ずぶずぶと濡れた膣肉をかき分けながら奥へ進む。
桜がギルに、コアラのように抱きついてきた。
「あんっ」
こつん、と子宮口に亀頭が当たる。
葵と同じ反応なので、さすが親子だなぁと変な所で感心してしまった。
桜を寝かせて正常位でしようとするが、抱きついて離れなかった。
仕方がないので、股間の筋肉だけでモノを震わせて桜の膣内をかき混ぜる。
「んっ……あっ……やっ……」
子宮口をぐりぐりしながら、竿で膣をこする。
桜はだんだんと大きな声で喘ぐようになってきた。
ぷしゃ、と6回目の潮を噴く。
ギルもびゅる! と射精した。
「あったかい……」
ようやく言葉を話した。
ギルは凜に与えたものと同じジュースを桜にも飲ませる。
飲み終えたら、またじゅぶじゅぶと桜を抱く。
桜は可愛い声で喘ぐ。
気持ちいいかと聞けば「はい」と答えるようになった。
可愛いよと言えば照れる。
膣がきゅうきゅうと締め付ける。
幼い未成熟な子宮に何度も射精する。
何度目の絶頂だろうか。
桜はギルを抱きしめていた手を緩めた。
「はぁ、はぁ、お兄さん。少し、休ませて……」
桜の目は、まだ完全ではないが、大分心が癒されたことを感じさせる。
「いいよ。さっきのジュース、飲む?」
「……」
桜は少し迷った後、小さく頷いた。
ギルと繋がったまま、こくこくとジュースを飲む。
「お兄さん。私、これからどうなるんですか? またあの家に連れていかれちゃうんですか?」
もうあそこには行きたくない。
ここに居たいと桜は言う。
何もかも諦めていた桜が、自分の願いを言うようになった。
ギルはそれが嬉しい。
「もう桜は僕のだよ。誰にも渡すもんか」
「私がお兄さんの、もの……」
「これからは毎日エッチしようね。これは桜が可愛い過ぎるからいけないんだよ?」
可愛いと言われて、桜は照れた。
「……エッチ」
抱きつかれて顔は見えなかったが、声は嬉しそうだった。
げんぞー爺さんが鬼畜過ぎて、桜を取り返せないのはしょうがないんですが、
もうちょっとこう、別の県にいる魔術師を探すとか、綺礼に体術を教えさせるとか、他にもやりようはあったと思うんですよね。
確か次の聖杯戦争では、遠坂の血が勝利しやすくなるからOKみたいな台詞もあったような。
時臣さんは娘への愛情をぶっち切って根源に目指しすぎている気がします。