大きな音、或いは声が部屋の窓を震わせたが、部屋にいた者は誰もそれに気を向けなかった。防音、サイレントの魔法が厳重に掛けられた部屋では外から中への音、中から外への音は遮られる。
そんな部屋の中では一組の男女がベッドの上にいた。男が少女の尻からずるりとペニスを抜くと、少女は切なそうに声をもらした。
「あうううっ、んんっ……!ふ……うう……」
痙攣する肛門からとぷりとぷりとゲル状の雫が垂れ落ちる。その度に少女は緩やかな疼きを感じながら呻いている。
疼きは段々と膨れる。身体が熱くなって堪えられない疼きが湧き出してくる。
悶えている内に四つん這いで伏せていた身体を引き起こされた。頭を両手で掴まれ、猛々しく荒々しいペニスを口に突き入れられた。朦朧としていた意識を一瞬で覚醒させられる。
「んんん……むぐ……ううっ!」
ずるりと口を割って入ってきたペニスはそのまま奥へと進む。口内に匂いと味が広がり、ぼぅっとしながらも反射的に舌を絡ませていく。耳に響く水音は粘り気を増していく。
「あふっ!あ、う……むぐ……っ!」
一瞬だけペニスが口から出て、そしてまた喉奥までねじ込まれて、ごりごりと口内を犯される。少女は息苦しさと共に、頭の中に淫靡な白いもやがかかり始めるのを感じていた。
「ケティ……上手に……なったね。うっ、そこ……もっと舌を絡めて」
ケティと呼ばれる一年生の少女にペニスを舐めさせているのはルイズと同じクラスのマリコルヌ。
片手でケティの頭を股間に押し付け、空いた手でコリコリと乳首を弄んでいる。
ケティの瞳はとろんと垂れ下がり、白い頬には赤みが差している。
マリコルヌは一生懸命にペニスに奉仕しているケティに視線を落として、欲情に潤んだ目を細めた。間もなくマリコルヌは身体の奥から駆け上る感覚にぞくぞくと身を震わせ……
「ぷふぇっ!ご、けはぁっ!」
ケティがそれまで奉仕していたペニスから口を離すと、口の中に収まりきれなかったどろどろの精液が、ケティの桜色に染まった柔肌や栗色の髪に大量のしぶきとなって飛び散った。
「はぁあぁあ……」
全身を汚される感覚に放心したケティの体からゆっくりと力が抜け……
「「ひゃあぁっん!」
嬌声と共にケティの細腰が跳ね上がった。マリコルヌの太い指がケティの肉芽を軽くつまんで擦っている。たちまちケティは指先が送ってくる快感に夢中になった。
「ああああふぅ、いいいい!マリコルヌ様お願い!もっとおねがぁい!」
ケティは小さな唇をめいっぱい開けて、呂律の回らない舌で嬌声を上げる。腰まである栗色の髪を乱し、体をくねらせながらマリコルヌの愛撫に酔いしれる。
「ケティ……」
マリコルヌの口から出た声質は驚くほど優しかった。ケティを抱き寄せ、細い首筋に口づけの雨を降らせ始める。マリコルヌの口づけは大柄な見かけによらず繊細で、的確にケティのツボを押さえて、さらに身体に快楽の熱を与えていく。
「あふぅううっ、く、くる……またきちゃうのぅっ!」
溢れ出た愛液がベッドのシーツに落ちて新たな染みを作る。ぎゅっと閉じたケティの目尻から歓喜の涙が流れていく。
マリコルヌの太い指が肉芽を押しつぶし、こすりあげ、じゅぶじゅぶと膣中を優しくかきわける。
「ひゃあん、あぁん、ひゃんっ!ダメ!い、またいっちゃう!」
ケティは愛液でぬるぬるの性器を責められるごとに頬を上気させ、可愛らしい喘ぎ声を上げて身をよじる。
ツボを押さえたマリコルヌの愛撫にたまらなくなったらしく、倒れるようにマリコルヌの身体にしがみつくと、おもいきり唇を吸い舌を絡めた。
「ぐふうっ!」
くぐもった声が重なった唇から漏れて、背筋が伸びた。
愛液にまみれた性器がさざめいて、ぴったりと指に吸い付いている。熱くぬめつく膣中を指がこすっている。身体が熱く火照り悶える。疼きが下腹で渦巻いている。耐えられない快感の波が喉の奥から喘ぎになってあふれてくる。
「イっちゃう……こんなの……だめ、もうだめなの……あぁ……」
深く入り込んだ指先が中をかき回し引っかいた瞬間、ぶるりと身体全体が痺れた。チカチカと視界が明滅を繰り返している。
あとはもう昇るだけ。太く長い指先が根元まで秘裂に埋まる。
細めた目がとろんとなり、ケティは何度も首を振る。栗色の髪が乱れ、あられもない声を上げる。唇からは涎が垂れた。膣中がぎゅうっと縮んで指を締め上げる。
もう……だ、あっ、あああああっ!くぅあ……イク、ひっ、イクの!イッちゃううううう!!」
愛液がとぷとぷと滴り落ち、力が抜けていく心地良い脱力感。ケティは絶頂の余韻で力が抜け、マリコルヌの腕にくたっと寄りかかっている。
「きれいだよ……ケティ……とっても……」
どれぐらいそうしていたのか、ケティがおもむろに顔を上げるとすぐに唇が重なった。マリコルヌは首筋にキスを繰りかえす。
手のひらに収まるサイズの乳房を優しくすくい上げるようにもみ、尖った乳首をつまむとケティは、ぴくんっと身震いした。
「あん……はぅっ……」
その可愛らしい声を聞きながらマリコルヌの指先は羽毛のような繊細さでケティの身体を這い回る。
「さ、ケティ、お尻をこっちに向けて……」
呟くようにそう言うと、ケティは全身を欲情に上気させたまま、言われるままベッドの上で四つん這いになりお尻を高く突き出した。
四つん這いのままうしろを見ると、マリコルヌの指先がケティの薄い尻肉を割って、その奥にある小さな肛門に触れた。触れるか触れないかの微妙なタッチでケティの後ろの穴を中指で撫でる。
「いくよケティ。またさっきみたいにお尻をいじめてあげる。またさっきみたいに僕の精液をケティのお尻の中にいっぱい出してあげる」
ケティの目が欲情と期待に輝き、視線がマリコルヌの股間に吸い寄せられる。今日、この部屋ですでに三度も射精しているのに未だ衰えずに大きい。綺麗に皮が剥けてカリ首が張り、ケティが両手でふたつかみしてもなお三分の一ほどあまる。
尻に押し付けられた太さと硬さ、熱い熱がケティの身体の奥にじんわりと伝わってまた理性を焼き尽くしていく。
ケティは子犬のように小さく鳴きながら後ろから伝わるペニスの感触に身をよじる。
マリコルヌはしばらくケティのアヌスをいじくりまわし、指を引き抜いた。力が抜けてベッドに倒れこもうとするケティの腰を支えながら、片手に持ったペニスを肛門のすぼまりにあてがい、ゆっくりと腰を突き入れていく。
「いくよケティ……」
軽い口調でそう言い、マリコルヌはペニスを根元近くまでケティの尻中に埋め込んだ。本来、ペニスを受け入れるようにはできていない部分。
だけど、挿入に合わせて肛門がにうっと広がっていく。見た目にもほとんど抵抗を感じさせない柔らかさだった。少しだけ肛門は皺を寄せて広がり、ぴったりとペニスに粘りついて挿入を阻害することはない。
「きゃふん!あぅ!はぁ……ん、ううっ……!!」
ずりずりとペニスが入って動くたびにケティは甲高い声で応えた。自分の下半身を見つめ、どんどんと飲み込まれていくペニスを愛おし気に見つめている。
色付いた目元には涙が浮かび、口元からは涎が垂れる。
肛門で暴れているペニスが圧倒的な存在感を持って身体と心を抉ってくる。
荒々しく強い刺激。それに呼応し、快感を得てしまうケティの身体。歓喜する心と身体は抑えが効かなくなり、すでに理性ははるかかなた……
ずぶずぶと肛門を抉るペニスには愛しさしか感じられなくなっている。
「あひいっ、はううううっ、お、奥までくるのうぅうっ!」
ずんっと最奥部を突かれて、ケティは大きく背をのけぞらせて天を仰ぐ。ケティの口から垂れた涎が胸に流れ、歓喜の涙が首筋を伝う。
ぴんと伸ばされた足の指先から頭まで痺れるような熱い感覚が満ちている。
「ふぁあっ、あんん、いいっ!あんんっ、いいのおぉっ!」
ぷちゅぷちゅと接合部からは水音が鳴っている。それは少し前に部屋で行われていた行為の名残。すでに二度も肛門の奥に精液を注がれていたそれが、ぷちぷちと泡立つながら潤滑油の役割を果たしている。
滑りのよくなった肛門にマリコルヌもケティも快感に身を震わせ、歓喜の声を上げる。
「あはぁ……いいっ……!おしりが……気持ちいいのっ……!」
可愛い嬌声に合わせて肛門が疼いた。締め付けが強まり、ペニスをぎゅうっと包み込む。
思考が快楽だけに染まっていく。疼きが強まる。体が切なくなって求めていた。
何をかは言うまでもない。言うまでもなくマリコルヌはわかってくれる。ケティの奥底で眠っていた望みに最初に気付いてくれたのもマリコルヌだった。言わなくても目を合わせただけでマリコルヌは理解してくれた。
だけど、早くとケティは思う。早く身体の深くまで注いで欲しい。早く心の奥まで満たされい。
そして、そんなケティにやはりマリコルヌは気付いてくれた。
「はひっ、んっ、うう……はう、んっ、ああ、ふぁぁぁぁ……!」
急に激しくなった腰づかいに、ケティはうっすらと射精の予感を感じ取った。
注がれる。
恋人でもない男の精液を注がれる。
まだ誰にも前は許していないのに、後ろの穴は恋人でもない男に開発され、精液を注がれるのを今か今かと期待するようになった。
好きでもない男に前の穴以外の全身を好きにされ、愛してもいない男の精液を後ろの穴に注がれるのを期待している。
その被虐的な思考がよりケティの興奮を高める。身体がぞくぞくしてどうにかなりそうだった。
「ああっ!イクの……イクっ……!またお尻でイキます……!」
息が詰まるような感覚。犯されてもいないのに秘部からは愛液がだらだらと溢れる。胸もお尻も全身が熱くなって甘く痺れる。
吐息が激しく乱れる。目から涙が流れて桜色に染まった頬を流れ落ちた。唾液を垂らす口から断続的に甘い喘ぎが迸る。
ごりごりと肛門を抉る感覚にただ幸福感でいっぱいになる。
長い髪がはらりと宙に舞い……次の瞬間、目の前が真っ白に塗りつぶされて、肛門の奥深くにぶわっと広がった衝撃をケティは感じていた。
これ以上ないほどに目を見開き、上気した頬は幸福の笑みを形作った。
小さな唇が大きく開き、一瞬の静寂のあと、その瞬間はきた……
「ひ……は、ふぁああああ!イッ……イクぅううううううっ!!」
全身を襲った悦びに痙攣するケティの瞳から、歓喜の涙が溢れてシーツに落ちた……
なぜマリコルヌとケティがこんなことになっているかは、その内にむこうかこっちで書きます。
ゼロ魔のアニメを久しぶりに見たらケティからイジメテオーラが出ている気がしたので風上さんに苛めてもらいました(笑)