唐突に思った。何故ワートリのエロ同人誌は少ないんだ?
「木虎隊員に続いて照屋隊員が例の鳥にキューブ化されて拉致されました!」
ボーダー司令室に本部長補佐の沢村響子の声が響き、司令室に重い沈黙が流れる。当然だ。既に正隊員が5人も敵の手に落ちたのだから。
敵の目的はつい先程玉狛支部の三雲修からC級隊員と言われたが、司令部は女の正隊員を拉致する理由についてはわかっていなかった。
「また女性隊員……何故女性隊員を拉致するんだ?」
本部長の忍田が首を傾げると開発室室長の鬼怒田元吉が口を開ける。
「おそらく女にしか使えない黒トリガーでも向こうにあり、適合者が居らず女を拉致……と言った所か?」
普通に考えたらそれが妥当な考えだろう。
しかしそれは普通に考えたら、の話だ。今回、玄界に攻め込んでいる連中は常識じゃ測れない人間だ。
連中は女子を犯す為に拉致をしているのだから。
「いやー、この子やっぱり可愛いわぁ……んんっ」
「んっ……ふっ……」
三つ編みの女子ーーー照屋文香の拉致に成功した事によりロットのテンションは最高潮に達している。既に文香はキューブの姿ではなく隊服を着た状態で寝ている。キューブ化された事により一時昏睡状態となったので、今も寝ている状態である。
そんな風に寝ている文香に対して、ロットはキスをしながら、隊服を捲り露わとなった乳房を揉んでいる。
他の5人はロットの行為をニヤニヤ笑いを浮かべながら見ている。全員肉棒をギンギンにしやがら視姦している。
「んっ……ちゅっ……おっぱいも柔らかい柔らかい」
ロットは自身の唇を文香の唇から離して、露わになっている胸を吸い始める。そして空いている方の乳房を揉む。
ぶちゅっ……ちゅっ……ちゅぅうううううううっ
ロットは容赦なく文香の乳首にしゃぶりつく。まるで赤ん坊のように激しく。
もちろんそんな激しく吸っていたら……
「んっ……えっ?!な、何これ?!あんっ?!」
当然目が覚める。文香は起きた際に何が起こったか理解出来ないが胸に感じる刺激に喘ぎ声を出してしまう。
「あっ、目が覚めたの?強くしゃぶり過ぎた?ゴメンゴメン。次からはもう少し優しく吸うよ」
「やっ!や、ヤダっ!止めてくださいっ!」
ロットは文香が目覚めたのを知ると一度乳首から口を離して謝るも、直ぐに乳首を吸うのを再開して、文香は喘ぎ出す。
「ふぇ?ふぁんふぁひっひゃ?(え?何か言った?)」
しかしロットは文香の抵抗を無視して乳首を吸い続け、吸いながら文香に質問をする。
それに対して文香は……
「止めてってば!」
「うおっ?!」
強引にロットを突き飛ばし、自分がトリオン体である事を理解したのか乳房を隠す事なく銃を顕現する。
……が、
「『武器を下ろせ』」
エドがそう言った瞬間、文香の腕は銃を下ろした。
「えっ?!な、何で?!」
文香が焦ったような表情を浮かべながら銃を上げようとするが、上がる気配がない。
これはエドの黒トリガー『紫電の鏃』の能力が発動しているからだ。
『紫電の鏃』は自身の周囲に鏃を浮かばせて放つトリガーで、ハイレインの『卵の冠』と同様トリオンに対して絶大な効果を発揮する。『卵の冠』は触れたトリオンをキューブ化するのに対して、『紫電の鏃』は触れたトリオンを支配する事が出来るのだ。
食らった相手のトリオン体を解除する事も可能だし、操り同士討ちを引き起こすことも可能なトリガーである。
今回ロットが文香に睡姦をしたいと言ったので、エドは起きた際に暴れないように文香をキューブから戻した際に『紫電の鏃』を文香の身体に撃ち込んだ。
結果文香は途中で銃を顕現して抵抗しようとしたが、エドが銃を下ろせと言った以上、エドが命令を取り消さない限り文香は銃を使う事が出来ないのだ。
「いや助かったぜエドさん」
「気にすんな。それよりもお前、『武器をしまえ』」
「なっ?!」
言うと文香の銃が消え去った。文香のトリオン体を支配した以上、文香はトリガーを解除しない限りエドの命令に逆らうのは不可能だ。まあ生身になった所で命令に逆らうのは無理だが。
「そんで最後に……『ロットがする事に抵抗するな』……ほらよロット。好きなだけ楽しめ」
「サンキューエドさん。んじゃ遠慮なく……」
「やっ?!やだ、止めてくださいっ!あぁんっ!」
ロットが抵抗出来なくなった文香を押し倒し再度乳首を吸い始める。対する文香はエドの『紫電の鏃』の効果で抵抗出来ず、止めてとしか言えなくなる。
そんな形だけの抵抗はロットにとって興奮を高めるためのスパイスでしかなく……
「うむっ……んんんっ……んっ……んちゅぅぅぅぅ……」
ちゅぅぅぅぅぅぅぅ
「やんっ!そ、そんな風に吸わないでぇっ!や、やだっあんっ!」
ロットは更に文香の乳首を吸って、文香は喘ぎ出す。文香の顔を見ると涙を流しながらも顔を赤くしている。その事から察するに文香は若干感じているように思える。
「んむっ……ぷはっ!そんな風に抵抗しちゃダメだよ。君はもう俺のものなんだから、抵抗しないで俺の愛を受け止めてくれ。そして最後には俺の跡を継ぐ子供を産んで貰わないといけないんだし」
どうやらロットは文香の事をメチャクチャ気に入ったようだ。既に結婚や跡継ぎについても考えているようだ。
「い、嫌ですっ!私だって好きな人が……!」
文香は抵抗しようとするがエドの『紫電の鏃』の所為で抵抗と思える動きは出来ず、声だけでしか反論が出来ない。
そんな文香に対してロットはいやらしい表情になり、文香の乳首から口を離して、代わりに文香の唇にキスを落とす。
「だーめだめ。君は拉致された時点で拒否権はないんだよ。安心して。性奴隷じゃなくて愛人にしてあげるから危険日にはセックスはしないよ。君を性奴隷にして壊すのは勿体無いからね」
ロットがそう口にすると文香は顔を青ざめるが、これは拉致された女の中ではかたり待遇が良い。
拉致された女は3つに分けられる。
1つは性奴隷。拉致した女子の内90%がこれに当てはまる。言葉の通り奴隷のように扱われる。女子の危険日とか安全日を考えないで犯したり、複数の人数で犯したりとやりたい放題される立場だ。壊れても構わないとばかりに容赦なく犯し、壊れたら躊躇いなくポイされる最悪の立場と言っていい。
もう1つは愛人枠。これは拉致した女子の内全体の9〜9.5%程がこれに当てはまる。基本的に安全日には容赦なく犯されるが、それ以外の日は基本的に自由を与えて無茶なプレイはしないなど、待遇も悪くない。
愛人枠に置かれた女の中では、普段の待遇が拉致される前より良かったら簡単に受け入れる枠でもある。現在拉致した女の中ではディーゴが茜を、ロットが文香を愛人枠に置こうとしている。
最後にお気に入り枠に。これは拉致した女子の内1%に満たない。拉致した人間が本気で独り占めしたいと思った人間が選ばれる。基本的に犯す事は余りせず、どちらかと言えば恋人がするようなやり取りをする事が多い。
エド達は6人全員が貴族もしくはそれ以上の人間だが、お気に入り枠の人間はエド達と同等の生活が約束される。その上エド達から領土や部下を与えられる事から待遇は破格と言っても過言ではない。愛人枠の人間がお気に入り枠の生活を聞いて、昇格しようと頑張る人間もいる位だ。
お気に入り枠はエド達6人のお気に入り枠を合わせても計10人しか居らず、今回拉致した女ではエドが玲をお気に入り枠に置いて11人となった。
閑話休題……
そんな訳で文香の愛人枠はかなり待遇が良い。アフトクラトルの平民以上ーーー貴族に近い生活を約束されているのだから。
しかし……
「やだっ!お願いですから止めてぇっ!あんっ!あぁん!いやぁっ!」
事情を知らない文香からしたら当然ながら恐怖しか湧かない。ロットに乳首を吸われてビクンと跳ねながら喘ぎ出す。
「んむっ……んんっ……そんなに抵抗されると余計苛めたくなっちゃうよ……んっ……ちゅっ……」
「んーーーっ?!んっ!んんっ!」
ロットは乳首から口を離すと、邪悪な笑みを浮かべて文香の唇にキスをする。キスを受けた文香は声にならない声をあげる。
ロット以外の5人が、ロットが文香の唇と乳首を交互に攻めているのをニヤニヤしながら見ていた時だった。
ブーブーブー
遠征艇にブザーが鳴る音が聞こえる。音源は6人が囲っているモニターからで、このブザー音は……
「莫大なトリオン反応だな……セベル。何処から反応があった?」
「ちょっと待ってくれ……わかった。さっき赤服の女を拉致した周辺だな」
言いながらセベルが端末を操作すると雛鳥特有の白い服を着た女子が狙撃銃でラービットを粉々にしている映像が映った。
「おいおい、この数値……黒トリガーレベルじゃねぇか」
「だな。こいつなら新しい神になれるだろ」
エドとナインが驚きながら女子を見ているとディーゴが口を開ける。
「待て旦那。アレは幼女だから神にするより俺の女にしたい」
ディーゴがハッキリと自分の欲求を口にする。ディーゴにとっては数年先に起こるアフトクラトルの問題より目の前の幼女の方が重要なのだ。
「いや、それは……じゃあこうしよう。あの子は見る限り12、3歳だからお前のストライクゾーンの15歳になるまで犯して、15歳になったら神にしようぜ」
「それ良いな。てか15歳になったらよ、ハイレインちゃんに『金の雛鳥あげるから『卵の冠』と『窓の影』とミラちゃん頂戴』って交渉してみない?」
『それだ!』
ディーゴの言葉に全員が賛成する。ディーゴにとっては幼女を犯せるし一石二鳥である。
「よし、んじゃ作戦を発表するぞ。セベル、もう一回ラッドを使って金の雛鳥がいる近くに門を開け。今回は俺が行く」
言いながらエドが立ち上がるとセベルは頷く。
「了解。門を開くぞ」
ブゥン……
「また門が開いた?!」
三雲修がラービットに牽制射撃をしていると新たな門が開いた事を見て愕然とする。
門から出てきたのはトリオン兵では無くて人間だったからだ。それも頭に黒い角を付けた人間だった。
(人型……!忍田本部長が言っていたボーダー最強の部隊は後2分くらいかかると言っていたし……どうすれば)
そこまで考えた時だった。男の周囲に紫色の欠片が大量に現れる。欠片はバチバチと電気の様な物を帯びていて……
「『紫電の鏃』」
大量の鏃が金の雛鳥こと雨取千佳の元に襲いかかる。
「逃げろ千佳!」
修がそう叫ぶも、実戦慣れしていない千佳が高速で飛来する鏃を避ける事など出来ず……
「……っ!」
大量の鏃が千佳の身体に刺さる。しかし刺さった箇所からトリオンが漏れる事なく、鏃は溶けるように消えた。
「千佳、大丈夫か?!」
「うん。大丈夫だよ修君。特に異常は「それはどうかな?『こっちに全力疾走で来い』」え?……わっ?!」
それは唐突の出来事だった。修の視界の先では人型がこっちに来いと言った瞬間、千佳は全力疾走で人型の元に向かう。
「なにやってる千佳!早く逃げろ!」
「ち、違うの!身体が勝手に……!」
千佳はそう叫ぶ間も走り続け、遂に人型の元に到着する。
「良い子だ。そんじゃ『トリガーを解除しろ』」
人型がそう言った瞬間、千佳の換装が解けて生身の身体になる。
「な、何で?!」
「それを知る必要はない。行くぞ」
人型は言うなり千佳からトリガーを取り上げてお姫様抱っこをして門に入ろうとする。
「千佳を離せ!アステロイド!」
修はそう叫び背中を向けている人型にアステロイドを放つ。しかしその前にラービットを盾となり人型には当たらない。
「じゃあな玄界の兵士。こいつは貰ってくぜ」
「待て!」
修がそう叫ぶも、門は閉まり人型の姿も千佳の姿も見えなくなる。その光景を見て愕然とする修だったが……
「がっ……!」
隙だらけだった故にラービットの拳をモロに食らう。トリオンの少ない修には桁違いのパワー故に……
「待て!千佳が……!」
『戦闘体活動限界、緊急脱出』
トリオン体は破壊されて修の身体は玉狛支部へと飛んで行った。
木虎が拉致されて修が緊急脱出した以上、雛鳥を守る存在は居なくなった。それはつまりラービットの捕獲を邪魔する者が居なくなったと同じ意味である。
「せ、正隊員が居なくなった……?!」
「ひぃ!」
雛鳥達は恐怖を感じながら散り散りになるが、ラービットの前では無力だった。
それから2分後、ボーダー最強部隊の玉狛第一が現着した時には南西地区の雛鳥は全て捕獲されていて、ラービットは遠征艇に帰還していた。
黒トリガー紹介
『紫電の鏃』
自身の周囲から紫色の鏃を飛ばす。鏃に触れたトリオンは『紫電の鏃』の所有者に支配される。トリオン体の人間が鏃に触れたら、『紫電の鏃』の所有者の命令次第では武器を出せなくさせたり、身体の自由を奪ったり、換装を解かせたりする事も可能。
弱点は『卵の冠』同様、トリオン以外の物には何の役にも立たない事