異世界で出会いを求めるのは間違っているだろうか 作:もっち~!
---シュウ---
冒険者登録をしにいく。今後の事も考えたメンバーにする。この世界を離脱するとき、お持ち帰りするセーラ、リーン、ゼナは参加である。サトゥーに返却する予定のルルとアリサは留守番にする。サトゥーに後を託したいリザ、ポチ、タマは参加である。
これに僕、回復役の白音、エリザベス、娘のアイズ、リヴェリアが参加になる。
ファルコン達は、ファルコン達で登録する方向である。アイツらと潜ると、経験値が稼げない気がするから。
チーム名は僕達が幽玄龍騎士団で、ファルコン達がファントムドラグーンになった。
「潜るのは5日後にする。それまで、素振りとか、装備の手入れを怠るなよ」
と、皆に声を掛けた。ファルコン達の屋敷は、隣の屋敷を買い取ったらしい。魔石の売上で賄えたそうだ。フィアは一体、どの位の資金を手に入れたんだ?
皆が潜る準備をしている横で、僕は雑務に追われている。面会が多すぎる。エロエロな僕であるが、ヘロヘロである。そんな僕を支えてくれているのはセーラ、リーン、ゼナである。
今日はギルド長との面会だそうだ。はぁ~、憂鬱である。
「おぉ、良く来てくれたな」
と。呼び出したのはお前だろ!って思うのだが。
「楽にしてくれ」
「で、どのような御用件ですか?」
「どのようなコネを使って、王の孫を愛人にしたのだ♪」
コイツ、スキャンダル好きか?
「コネなんか無いですよ」
「では、どうやって愛人にしたのだ♪」
あっ!コイツ、ヨッパだ。今朝のチェインと同じ臭いがする。そう言えば、昨晩、呑み屋で意気投合した婆さんがいて、飲んだくれたと言っていたような。
「ヨッパで職務はどうかと思いますよ」
「何を言っている。酔っ払ってなぞいないわ!」
「で、御用件は?」
「入り婿と言うが、嫁はどっちだ?」
「私です」
セーラが名乗りを上げた。唖然としているリーン。
「何?神託の巫女だと!お前は、不謹慎だろ?巫女を口説くとは!」
口説いた覚えは無い。
「口説かれていません。私が口説きました」
セーラのドロップアウト。リーンが唖然としている。
「巫女が口説いたのか?どこに惚れたのだ?」
「私の命の恩人です。傍にいたいと思うのが、自然では無いですか?」
毅然とした態度で、言い切ったセーラ。リーンが唸っている。
「命の恩人?お前は生き返ったのか?」
コイツ、もしかして、心を読まれないように、ヨッパになっているのか?酔っ払いの心は読みにくい。心がヨッパというフィルターで覆われていると言うか。
「巫女長様、司祭長様に告げられました。私自身は、死んだ記憶はございません」
「なら、生き返ったと、お前は言い切れぬはずじゃな」
困った表情になるセーラ。
「おい!いい加減してくれないか。これ以上セーラを虐めるなら、僕にも考えがある」
考え…この場からのトンズラである。
「おいおい、物騒なことを言うな。確認しているだけじゃ。虐めているつもりはないぞ」
物騒な方向へ誤解しているギルド長。話が並行線になりそうな予感。
「で、そちらの二人は、死んだ記憶はあるのか?」
「リーンとゼナは死んでいない」
「死んでいないのに介入したのか?」
「死んだら、生き返らせることが出来無い。僕の蘇生術は自殺者に寛容では無いからな」
にやりと笑みを浮かべたギルド長。
「蘇生術持ちなのか…なるほどな」
コイツは何を知りたいんだ?
「お前は勇者なのか?」
「違う。単なる女好きだよ」
「単なる女好きに、王の孫娘を愛人に差し出す訳無いじゃろ?!」
そうなのか…
「勇者でなければ、何者だ?」
何を言わせたいのだ?
「そうですね。しいていえばラスボスかな?」
一瞬固まったギルド長。予想外の答えだったのか?
「ラスボス…誰にとってのじゃ?」
「決まっているでしょ?神々と魔王にとってのですよ。僕は仲間を危険に晒すヤツを決して許さないですからね♪」
「神々と魔王かぁ…お前の攻撃力は如何ほどじゃ?」
「平常時ですか?本気の時ですか?」
「どちらも教えて貰えると助かるが…」
「平常時だと魔王を灰にして、神々を焼き殺す程度です。本気だと宇宙を2,3個消し去る程度ですよ♪」
「「えっ!」」
リーンとゼナから驚きの声が上がった。ギルド長は開いた口が塞がらないようだ。顎が外れたかな?
「その程度です。あぁ仲間が危ないので、普段はリミッターを掛けて、殺さないようにしています♪」
「リミッターじゃと…」
「だって、神々ですら燃えちゃうんですよ。仲間なんかだと灰になっちゃいます。それだと困るので、リミッターは必要です♪」
必須の能力である。能力と言え無い気もするが、必要不可欠な機能である。
「制限を掛けた状態だと、どの程度の攻撃力になるのじゃ?」
「神々を瞬殺する程度です。まぁ、この星の生物を全て殲滅していいなら、一瞬ですかね」
「「はぁい?」」
リーンとゼナが驚いている。セーラは笑顔で僕に寄り添っているし。
「さすがは、最悪最低最凶なる者ですわ♪」
って、セーラ。そうだった。神託持ちだったね。
「此奴がそうなのか…」
「そうですよ♪私達にとっては優しい主様ですけどね♪」
そう言うと、僕の頬へ口付けをしてきたセーラ。ここでか?
「なるほど…王の孫娘が愛人になった理由が分かった気がする…王家は最凶なる者を味方につけたと言う事か…」
「それはどうかな?王家とはまだ接触していませんから」
「まさか、クーデターか?」
「それはないです。私達の主様は、政治に興味はございません。興味があるのは仲間のことだけです」
正解です。セーラ様♪
「セーラが言いましたが、僕は政治に興味はないです。人の王なぞに興味は湧かないですよ」
「何の王なら興味があるのじゃ?」
「えっ…う~ん…上に立つ者には成りたくないというか。家族とまったりと暮らしたいだけかな」
「お前、それだけの力を持っていて、欲が無いのか?!」
「欲ですか?性欲はありますが、後は無いかな」
「その力で制覇したいと思わないのか?」
「う~ん…これ以上、仕事は増やしたく無いかな。結構、兼務しているからね」
「例えば?」
「龍王、KIVA、団長、国王とか…」
絶句しているようなギルド長。あれ?なんか、やらかしたか?セーラを見ると、彼女も固まっている。何をやらかしたかな?
「国王ってどこの国ですか?」
って、ゼナ。あぁ、やらかしポイントはそこか。う~ん…
「天国と地獄の2つを仕切っていますが…なにか?」
セーラすら驚いている。あれ?
「お前…何者じゃ?」
「種族ですか?天使と鬼のハーフです♪」
一瞬みんなに、僕の本当の姿を見せた。
「鬼に…天使の翼だと…聞きしに勝る姿じゃな」
「って、誰に訊いたの?」
はっとしたギルド長。
「今までのご無礼な質問をお許しください。名の無き主様よ」
そういうと僕に跪き、祈りを捧げてきた。謎のネットワークの信者か?!
「巫女長から連絡をいただいております。にわかに信じられなかったので、失礼なご質問の数々、申し訳ありませんでした。お困りごとがあれば、この部屋でお伝えください。表立って、敬うことはできませんから」
隠れなんたらなのか。僕の顔写真の踏み絵なんかあったら、焼き払いたい気分ではある。こうして、ギルド長からの質問タイムは終わり、住処に帰った。
---サトゥー---
すごろくで、6マス戻るを食らった気分である。オーユゴック公爵領から迷宮都市へ向けて旅を再開した。旅路…ムードメーカーのアリサが消え、無言の時間が息苦しい。夜、蕩けそうな時間を満喫♪ミト、ナナ、カリナとの大人の時間。サイコーである。
「もう娼館に行かないでいいな」
「え?イチロー兄ぃ、通っていたの?」
「まぁ…チート能力で性欲は処理できないからね」
「何故、娼館なぞに行くのだ!」
って、カリナ。
「テクニックが…」
「そこか…」
凹むカリナ。
「で、迷宮都市でどうするの?」
「迷宮を制覇とか?」
ミトの質問に答えた。
「アイツがいるんだよ?」
いるね…鉢合わせになるだろうな。
「敵にしないなら、味方にすれば良いかなって」
唖然としたミト。
「はぁ?味方に?なると思っているの?今更…」
「資金提供すれば、どうかな?アイツは金欠らしいし」
オーユゴック公爵領で仕入れた情報だと、小銭で買い物をしていたようだし。
「迷宮で稼いでいたら、どうするの?」
うっ!その可能性は否定出来無い。あの戦力である。魔核なんか、大量に持ち去りそうではある。
「まぁ、着いてから、考えるよ」
---シュウ---
シーナ・アシネンの経過を診察した。良好だな。
「じゃ、これ1ヶ月分です。毎日飲ませて下さいね」
青汁の粉末を侯爵夫人に手渡した。
「ありがとうございます。日常生活が出来る様になってきました」
「それは良かった」
「お困りごとは無いですか?」
「大丈夫です。困りごとがあったら、夫人の元へ駆け込みますから、よろしくお願いします」
「はい♪」
この街の貴族階級にコネが出来た。夫人からの口コミ情報って感じで、僕の知名度が上がっているらしい。医者としての知名度ではあるが…
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「私も潜りたい!」
迷宮への挑戦の前日、アリサが名乗りを上げた。
「留守番だよ」
「イヤだ!」
う~ん…
「アリサ、ワガママ言わないで」
ルルが、アリサを宥める。
「だって、私は魔法使いよ!絶対に役立てるわ!」
う~ん…チームワークが悪くなりそうだな。どうするかな…
「ルル、アリサと別れてもいいか?」
「シュウ様の決定に従います。アリサのわがままで、ご迷惑は掛けられません」
「ちょっと待ってよ。アンタ!何をする…」
意識を刈り取って黙らせた。
「ちょっと、取引してくるね。あっちだったら、冒険に連れて行くだろうから」
僕はアリサと転移した。
---サトゥー---
コイツ、いつも前触れ無しで来るなぁ。シュウが野営している場所に現れた。
「よぉ!エセ商人様、取引をしに参りました」
取引だと…後、誰を持っていくのだ?
「アリサと、その暴力女を交換しませんか?」
もてあまし気味のカリナとアリサの交換か…悪く無いのだが、
「何故、アリサなんだ?」
「口やかましいガキは嫌いなんだよ♪」
もっともらしい理由だ。アリサに当てはまる理由である。
「ナナだけで充分楽しめているだろ?」
それは勿論といいそうになるが、無表情で乗り切る。
「ふふふ♪じゃ、成立ってことで」
えっ?!返事していないぞ!って、カリナのいた場所にアリサがいて、アイツが消えていた。
「イチロー兄ぃ、カモにされていない?」
ミトに言われた。いや、取引的には俺の方が有利なはずだが。アリサのステイタスをチェックすると、『強制』で奴隷になっていたはずなのだが、奴隷から解放されていた。『強制』による奴隷化は解除が難しい為、放置してあったのだけど…アイツは奴隷から解放する為に、一時的にアリサを連れ去ったのか?
アイツの考えがよくわからない。
---シュウ---
アリサの代わりに暴力女ことカリナ・ムーノを持ち帰った。ムーノ男爵の次女らしい。
「ここはどこだ?」
「迷宮都市の僕の屋敷だよ。明日から潜る。お前を連れて行くからな」
見たところ、武器による攻撃は無理そうなくらい非力である。攻撃的な性格な割りに、攻撃力が無いのが難点のようだ。
「コイツを使え!」
ライトニングナックルを手渡した。
「使いこなせれば、光属性の攻撃が出来る様になる。師匠はタマと白音にする。死にたく無ければ精進しろよ!」
「お前は何者だ?」
「エロ好きだよ♪」
服の上から乳首をソフトタッチ気味捏ねた。服を透過して、直に皮膚に触れる。
「え…何?いや…」
これだけの刺激で、濡れているのか。股を閉じるように立っている。
「どうしたんだ?脚を肩幅に広げてみな」
真っ赤な顔で俯いているカリナ。耳を一舐めして、耳タブをハムハムする。
「止めてください…」
いつも暴力的に僕に接していたのに、今宵は妙にしおらしい。
顎に手を掛け、顔を上げさせて唇を重ねた。僕の肩に手を掛けて抵抗しているが、徐々に彼女の手は重力に負けていく。手が完全に無力化した処で、彼女の背中に手を回し、背中とお尻を撫で回す。勿論、唇は重ねたままなので、声を上げることは出来無い。嫌がって、腰をくねらしていたが、それも徐々に無くなり、僕のしたいようにさせてくれ始めた。そして、彼女の体内にコネクトインをして、体内を愉しむ。うん、悪く無い。新品同様である。膜は既にサトゥーが破ったようだ。まぁ、処女に拘らないから問題無いし。
そして、カリナは静かに達して、幸せそうな寝息を立て始めた。