※この作品はR-18です。

異世界で出会いを求めるのは間違っているだろうか   作:もっち~!

10 / 65
商談 Part3*

---シュウ---

 

冒険者登録をしにいく。今後の事も考えたメンバーにする。この世界を離脱するとき、お持ち帰りするセーラ、リーン、ゼナは参加である。サトゥーに返却する予定のルルとアリサは留守番にする。サトゥーに後を託したいリザ、ポチ、タマは参加である。

 

これに僕、回復役の白音、エリザベス、娘のアイズ、リヴェリアが参加になる。

 

ファルコン達は、ファルコン達で登録する方向である。アイツらと潜ると、経験値が稼げない気がするから。

 

チーム名は僕達が幽玄龍騎士団で、ファルコン達がファントムドラグーンになった。

 

「潜るのは5日後にする。それまで、素振りとか、装備の手入れを怠るなよ」

 

と、皆に声を掛けた。ファルコン達の屋敷は、隣の屋敷を買い取ったらしい。魔石の売上で賄えたそうだ。フィアは一体、どの位の資金を手に入れたんだ?

 

皆が潜る準備をしている横で、僕は雑務に追われている。面会が多すぎる。エロエロな僕であるが、ヘロヘロである。そんな僕を支えてくれているのはセーラ、リーン、ゼナである。

 

今日はギルド長との面会だそうだ。はぁ~、憂鬱である。

 

「おぉ、良く来てくれたな」

 

と。呼び出したのはお前だろ!って思うのだが。

 

「楽にしてくれ」

 

「で、どのような御用件ですか?」

 

「どのようなコネを使って、王の孫を愛人にしたのだ♪」

 

コイツ、スキャンダル好きか?

 

「コネなんか無いですよ」

 

「では、どうやって愛人にしたのだ♪」

 

あっ!コイツ、ヨッパだ。今朝のチェインと同じ臭いがする。そう言えば、昨晩、呑み屋で意気投合した婆さんがいて、飲んだくれたと言っていたような。

 

「ヨッパで職務はどうかと思いますよ」

 

「何を言っている。酔っ払ってなぞいないわ!」

 

「で、御用件は?」

 

「入り婿と言うが、嫁はどっちだ?」

 

「私です」

 

セーラが名乗りを上げた。唖然としているリーン。

 

「何?神託の巫女だと!お前は、不謹慎だろ?巫女を口説くとは!」

 

口説いた覚えは無い。

 

「口説かれていません。私が口説きました」

 

セーラのドロップアウト。リーンが唖然としている。

 

「巫女が口説いたのか?どこに惚れたのだ?」

 

「私の命の恩人です。傍にいたいと思うのが、自然では無いですか?」

 

毅然とした態度で、言い切ったセーラ。リーンが唸っている。

 

「命の恩人?お前は生き返ったのか?」

 

コイツ、もしかして、心を読まれないように、ヨッパになっているのか?酔っ払いの心は読みにくい。心がヨッパというフィルターで覆われていると言うか。

 

「巫女長様、司祭長様に告げられました。私自身は、死んだ記憶はございません」

 

「なら、生き返ったと、お前は言い切れぬはずじゃな」

 

困った表情になるセーラ。

 

「おい!いい加減してくれないか。これ以上セーラを虐めるなら、僕にも考えがある」

 

考え…この場からのトンズラである。

 

「おいおい、物騒なことを言うな。確認しているだけじゃ。虐めているつもりはないぞ」

 

物騒な方向へ誤解しているギルド長。話が並行線になりそうな予感。

 

「で、そちらの二人は、死んだ記憶はあるのか?」

 

「リーンとゼナは死んでいない」

 

「死んでいないのに介入したのか?」

 

「死んだら、生き返らせることが出来無い。僕の蘇生術は自殺者に寛容では無いからな」

 

にやりと笑みを浮かべたギルド長。

 

「蘇生術持ちなのか…なるほどな」

 

コイツは何を知りたいんだ?

 

「お前は勇者なのか?」

 

「違う。単なる女好きだよ」

 

「単なる女好きに、王の孫娘を愛人に差し出す訳無いじゃろ?!」

 

そうなのか…

 

「勇者でなければ、何者だ?」

 

何を言わせたいのだ?

 

「そうですね。しいていえばラスボスかな?」

 

一瞬固まったギルド長。予想外の答えだったのか?

 

「ラスボス…誰にとってのじゃ?」

 

「決まっているでしょ?神々と魔王にとってのですよ。僕は仲間を危険に晒すヤツを決して許さないですからね♪」

 

「神々と魔王かぁ…お前の攻撃力は如何ほどじゃ?」

 

「平常時ですか?本気の時ですか?」

 

「どちらも教えて貰えると助かるが…」

 

「平常時だと魔王を灰にして、神々を焼き殺す程度です。本気だと宇宙を2,3個消し去る程度ですよ♪」

 

「「えっ!」」

 

リーンとゼナから驚きの声が上がった。ギルド長は開いた口が塞がらないようだ。顎が外れたかな?

 

「その程度です。あぁ仲間が危ないので、普段はリミッターを掛けて、殺さないようにしています♪」

 

「リミッターじゃと…」

 

「だって、神々ですら燃えちゃうんですよ。仲間なんかだと灰になっちゃいます。それだと困るので、リミッターは必要です♪」

 

必須の能力である。能力と言え無い気もするが、必要不可欠な機能である。

 

「制限を掛けた状態だと、どの程度の攻撃力になるのじゃ?」

 

「神々を瞬殺する程度です。まぁ、この星の生物を全て殲滅していいなら、一瞬ですかね」

 

「「はぁい?」」

 

リーンとゼナが驚いている。セーラは笑顔で僕に寄り添っているし。

 

「さすがは、最悪最低最凶なる者ですわ♪」

 

って、セーラ。そうだった。神託持ちだったね。

 

「此奴がそうなのか…」

 

「そうですよ♪私達にとっては優しい主様ですけどね♪」

 

そう言うと、僕の頬へ口付けをしてきたセーラ。ここでか?

 

「なるほど…王の孫娘が愛人になった理由が分かった気がする…王家は最凶なる者を味方につけたと言う事か…」

 

「それはどうかな?王家とはまだ接触していませんから」

 

「まさか、クーデターか?」

 

「それはないです。私達の主様は、政治に興味はございません。興味があるのは仲間のことだけです」

 

正解です。セーラ様♪

 

「セーラが言いましたが、僕は政治に興味はないです。人の王なぞに興味は湧かないですよ」

 

「何の王なら興味があるのじゃ?」

 

「えっ…う~ん…上に立つ者には成りたくないというか。家族とまったりと暮らしたいだけかな」

 

「お前、それだけの力を持っていて、欲が無いのか?!」

 

「欲ですか?性欲はありますが、後は無いかな」

 

「その力で制覇したいと思わないのか?」

 

「う~ん…これ以上、仕事は増やしたく無いかな。結構、兼務しているからね」

 

「例えば?」

 

「龍王、KIVA、団長、国王とか…」

 

絶句しているようなギルド長。あれ?なんか、やらかしたか?セーラを見ると、彼女も固まっている。何をやらかしたかな?

 

「国王ってどこの国ですか?」

 

って、ゼナ。あぁ、やらかしポイントはそこか。う~ん…

 

「天国と地獄の2つを仕切っていますが…なにか?」

 

セーラすら驚いている。あれ?

 

「お前…何者じゃ?」

 

「種族ですか?天使と鬼のハーフです♪」

 

一瞬みんなに、僕の本当の姿を見せた。

 

「鬼に…天使の翼だと…聞きしに勝る姿じゃな」

 

「って、誰に訊いたの?」

 

はっとしたギルド長。

 

「今までのご無礼な質問をお許しください。名の無き主様よ」

 

そういうと僕に跪き、祈りを捧げてきた。謎のネットワークの信者か?!

 

「巫女長から連絡をいただいております。にわかに信じられなかったので、失礼なご質問の数々、申し訳ありませんでした。お困りごとがあれば、この部屋でお伝えください。表立って、敬うことはできませんから」

 

隠れなんたらなのか。僕の顔写真の踏み絵なんかあったら、焼き払いたい気分ではある。こうして、ギルド長からの質問タイムは終わり、住処に帰った。

 

 

 

---サトゥー---

 

すごろくで、6マス戻るを食らった気分である。オーユゴック公爵領から迷宮都市へ向けて旅を再開した。旅路…ムードメーカーのアリサが消え、無言の時間が息苦しい。夜、蕩けそうな時間を満喫♪ミト、ナナ、カリナとの大人の時間。サイコーである。

 

「もう娼館に行かないでいいな」

 

「え?イチロー兄ぃ、通っていたの?」

 

「まぁ…チート能力で性欲は処理できないからね」

 

「何故、娼館なぞに行くのだ!」

 

って、カリナ。

 

「テクニックが…」

 

「そこか…」

 

凹むカリナ。

 

「で、迷宮都市でどうするの?」

 

「迷宮を制覇とか?」

 

ミトの質問に答えた。

 

「アイツがいるんだよ?」

 

いるね…鉢合わせになるだろうな。

 

「敵にしないなら、味方にすれば良いかなって」

 

唖然としたミト。

 

「はぁ?味方に?なると思っているの?今更…」

 

「資金提供すれば、どうかな?アイツは金欠らしいし」

 

オーユゴック公爵領で仕入れた情報だと、小銭で買い物をしていたようだし。

 

「迷宮で稼いでいたら、どうするの?」

 

うっ!その可能性は否定出来無い。あの戦力である。魔核なんか、大量に持ち去りそうではある。

 

「まぁ、着いてから、考えるよ」

 

 

 

---シュウ---

 

シーナ・アシネンの経過を診察した。良好だな。

 

「じゃ、これ1ヶ月分です。毎日飲ませて下さいね」

 

青汁の粉末を侯爵夫人に手渡した。

 

「ありがとうございます。日常生活が出来る様になってきました」

 

「それは良かった」

 

「お困りごとは無いですか?」

 

「大丈夫です。困りごとがあったら、夫人の元へ駆け込みますから、よろしくお願いします」

 

「はい♪」

 

この街の貴族階級にコネが出来た。夫人からの口コミ情報って感じで、僕の知名度が上がっているらしい。医者としての知名度ではあるが…

 

-------

 

「私も潜りたい!」

 

迷宮への挑戦の前日、アリサが名乗りを上げた。

 

「留守番だよ」

 

「イヤだ!」

 

う~ん…

 

「アリサ、ワガママ言わないで」

 

ルルが、アリサを宥める。

 

「だって、私は魔法使いよ!絶対に役立てるわ!」

 

う~ん…チームワークが悪くなりそうだな。どうするかな…

 

「ルル、アリサと別れてもいいか?」

 

「シュウ様の決定に従います。アリサのわがままで、ご迷惑は掛けられません」

 

「ちょっと待ってよ。アンタ!何をする…」

 

意識を刈り取って黙らせた。

 

「ちょっと、取引してくるね。あっちだったら、冒険に連れて行くだろうから」

 

僕はアリサと転移した。

 

 

 

---サトゥー---

 

コイツ、いつも前触れ無しで来るなぁ。シュウが野営している場所に現れた。

 

「よぉ!エセ商人様、取引をしに参りました」

 

取引だと…後、誰を持っていくのだ?

 

「アリサと、その暴力女を交換しませんか?」

 

もてあまし気味のカリナとアリサの交換か…悪く無いのだが、

 

「何故、アリサなんだ?」

 

「口やかましいガキは嫌いなんだよ♪」

 

もっともらしい理由だ。アリサに当てはまる理由である。

 

「ナナだけで充分楽しめているだろ?」

 

それは勿論といいそうになるが、無表情で乗り切る。

 

「ふふふ♪じゃ、成立ってことで」

 

えっ?!返事していないぞ!って、カリナのいた場所にアリサがいて、アイツが消えていた。

 

「イチロー兄ぃ、カモにされていない?」

 

ミトに言われた。いや、取引的には俺の方が有利なはずだが。アリサのステイタスをチェックすると、『強制』で奴隷になっていたはずなのだが、奴隷から解放されていた。『強制』による奴隷化は解除が難しい為、放置してあったのだけど…アイツは奴隷から解放する為に、一時的にアリサを連れ去ったのか?

 

アイツの考えがよくわからない。

 

 

 

---シュウ---

 

アリサの代わりに暴力女ことカリナ・ムーノを持ち帰った。ムーノ男爵の次女らしい。

 

「ここはどこだ?」

 

「迷宮都市の僕の屋敷だよ。明日から潜る。お前を連れて行くからな」

 

見たところ、武器による攻撃は無理そうなくらい非力である。攻撃的な性格な割りに、攻撃力が無いのが難点のようだ。

 

「コイツを使え!」

 

ライトニングナックルを手渡した。

 

「使いこなせれば、光属性の攻撃が出来る様になる。師匠はタマと白音にする。死にたく無ければ精進しろよ!」

 

「お前は何者だ?」

 

「エロ好きだよ♪」

 

服の上から乳首をソフトタッチ気味捏ねた。服を透過して、直に皮膚に触れる。

 

「え…何?いや…」

 

これだけの刺激で、濡れているのか。股を閉じるように立っている。

 

「どうしたんだ?脚を肩幅に広げてみな」

 

真っ赤な顔で俯いているカリナ。耳を一舐めして、耳タブをハムハムする。

 

「止めてください…」

 

いつも暴力的に僕に接していたのに、今宵は妙にしおらしい。

 

顎に手を掛け、顔を上げさせて唇を重ねた。僕の肩に手を掛けて抵抗しているが、徐々に彼女の手は重力に負けていく。手が完全に無力化した処で、彼女の背中に手を回し、背中とお尻を撫で回す。勿論、唇は重ねたままなので、声を上げることは出来無い。嫌がって、腰をくねらしていたが、それも徐々に無くなり、僕のしたいようにさせてくれ始めた。そして、彼女の体内にコネクトインをして、体内を愉しむ。うん、悪く無い。新品同様である。膜は既にサトゥーが破ったようだ。まぁ、処女に拘らないから問題無いし。

 

そして、カリナは静かに達して、幸せそうな寝息を立て始めた。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。