※この作品はR-18です。

異世界で出会いを求めるのは間違っているだろうか   作:もっち~!

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サトゥーの失態*

---サトゥー---

 

アリサが俺に隠れて、剣の鍛錬を積んでいるそうだ。

 

「ねぇ、イチロー兄ぃ。うさぎとカメのうさぎみたいだよ」

 

努力をしていないってことか?それは正解だ。だって、チーターなんだから、努力をしたらダメだと思う。LVなんか300越えているし…

 

「娼館通いばかりじゃ、信頼は下がる一方だよ。ハーレムパーティーなんだからさぁ」

 

まぁ、それも正解だ。リザやアリサ達の俺を見る目が冷たい。

 

「アイツはどうなんだよ?」

 

俺よりチーターなアイツを引き合いに出した。

 

「ちゃんと、面倒みているよ。リザちゃん達が懐いているのが証拠だよ」

 

う~ん、そうなんだよな。アイツに何故か懐いているんだよ。何が違うんだ?

 

「ダンジョンから帰ってきたら、一緒にお風呂に入っているんだよ。怪我をしていないかをチェックする為にさぁ」

 

役得じゃないか。そうか、恥ずかしがっていてはダメなのか。

 

「あぁ、今更、兄ぃがしてもダメだよ。エロ目的と勘違いされるから」

 

始めが肝心だったのか…

 

「何か、信頼回復の手段って無いか?」

 

ミトに訊いた。

 

「今更?無いんじゃないの?」

 

つれない返事だ。

 

「じゃ、私とお風呂に入る?」

 

「なんで?」

 

「あぁ、その返事で興醒めだよ。私の変化を見るためなのに…なんでって…ダメだな」

 

ミトにダメ出しをされた。

 

「兄ぃはチートスキルに頼り過ぎなんじゃないの?」

 

ですが…それが何か?

 

「ダメダメだね。もっと、生きた対応しないとダメだよ」

 

更なるダメ出しだ。う~ん…

 

 

 

---シュウ---

 

魔王、神、魔神、竜神が登場人物である世界。ゲームマスターは誰になるんだ?ゲームプレイヤーが数名確認出来ている。プレイヤー召喚などの、このゲームのルールを決めたゲームマスターはいるはずである。

 

ここまでにわかったこと。

ハイエルフは、独身の神の為に伴侶として創造された。ということは、神は男性である。創造神が絡んでいる可能性がある。

 

召喚の秘術は、竜神より神へ伝えられた。竜神がゲームマスターの可能性はある。この世界に元々いたのは竜神だけだから。そして、竜神の名前はアコンカグラ。神楽亜子とか言うマスターなのか?亜魂か?手がかりが無さ過ぎる。

 

魔王は66年周期で訪れる。66年って半端だよな…日本ってことで考えると、干支は12だよな。6絡みだと、六曜だな。う~ん…

 

そして、あの髪の毛…神とは思えない。そうなると魔神の髪の毛か?はて?魔神は魔王と、神の間、中立ってことで、ゲームマスター的ではあるが…はぁ~

 

手がかりが無さ過ぎる。

 

そもそも、神と結婚したハイエルフはいるのだろうか?

 

-------

 

不毛な考察を終えて、部屋でまったりしている。両脇にはユズとメイが僕に奉仕をしてくれていた。彼女達の割れ目に耳を挟んで貰い、僕のアレには2本の舌が休む事無く蠢いていた。脇腹は2つの谷間に挟まれ、乳房により至極の刺激を受けている。

 

「で、どっちと交わっていいんんだ?」

 

「私が交わります」

 

ユズが体勢を変えて、僕の上に載った。メイは僕の頭を股間で挟んでくれている。頭頂部でメイの柔らかな感触を味わい、僕のアレはユズの体内の蠢きを楽しみ、僕の視覚はユズの表情を捉えている。

 

騎乗位でユズが跳ねている。

 

「メイ、ユズとキスしていいぞ」

 

メイは僕の口の上に股間を載せ、ユズと濃厚な口づけを交わし始めた。僕は、メイの股間を舌と唇で愉しむ。この姉妹とは3Pが程よい。

 

 

翌朝、目が覚めると、ヴァイオレットが上に載っていた。

 

「おはようございます♪」

 

彼女のアレはアーゼのコピーなので、とても気持ちが良い。彼女の胸はアクシデントで姉ちゃんのコピーになっているが、気持ちは悪く無い。

 

「おはよう、ヴァイオレット♪」

 

目覚めの濃厚な口付けを交わし、二人でシャワーを浴びる。

 

「珈琲をお持ちしました」

 

シャワーから出ると、裸エプロンのチセが珈琲を運んで来てくれた。

 

「ありがとう、チセ♪」

 

「いえ…」

 

珈琲を飲み終えると、皆で食事である。1階の大広間で、和定食を頬張る。肉食系三人娘は別メニューであるけど…

 

「今日は、ミト達が潜るのか?」

 

家を完全に留守にしないため、サトゥー達とミト達を交互に潜らせていた。2チームとも出ても、ラムレム姉妹がいるのだけど、万が一の際、この二人が対応すると、家のダメージが大きくなりがちである。

 

「うん♪そのつもりだよ」

 

「チセは魔法が使えるようになったかい?」

 

「まだです。でもリヴェリアさんに少しずつ教えてもらっています」

 

「ヴァイオレットは、調子はどうだ?」

 

「はい、指の感覚が今ひとつですが、握力は戻って来ました」

 

ユズとメイはメイドとして働いている。ラムレム姉妹だと、応対に難のある場合があるので、人間のメイドが欲しかったので、良い買い物が出来たと思う。ラムレムの真価は戦闘メイドとして発揮されるのであって、普段は客に警戒心を抱かせてしまうのだ。まして、貴族相手だと…

 

で、サトゥーなんだが、潜らない日は王都でお勉強らしい。ここが、王都と同じ世界だとミトから聞いて、王都とここを行ったり来たりしているそうだ。まぁ、この世界のことを調べる人手は多い方が良いので、許可した。

 

で、ここから転移する先は、迷宮都市のサトゥーの隠れ家にした。サトゥーに連れて行って貰ったのだが、防御結界がしっかりしているので、転移先として問題が無い上、関係者以外、入れないのが良い。

 

 

 

---サトゥー---

 

王都に戻って、城の地下にある図書館で、調べ物である。アイツのことが書かれている教典を探しだそうとしているのだ。もう、アイツに敵対しようとは思わないが、アイツが何者かは知っておきたいのだ。

 

「あの…ペンドラゴン卿ですか?」

 

銀縁のメガネをした少女に話しかけられた。たしか、シガ王国第六王女システィーナ嬢だっけ?ステイタスで確認すると、正解のようだ。

 

「そうです。システィーナ様にお声を掛けられて、光栄です」

 

「ここで、良くお見かけしますが、何を調べていらっしゃるのですか?」

 

「古い教典です。なかなか、目指す教典に出逢えなくて困っております」

 

「教典…もしかして、名の無き主様の…」

 

「それです。どこにあるのでしょうか?」

 

システィーナが困った顔になった。マズいのか?

 

「本当はタブーなんですが、写本で良ければ、私の部屋にございます」

 

写本?それがタブーなのか…

 

「よろしければ、目を通したいです」

 

更に困った表情になるシスティーナ。

 

「部屋から持ち出せません。私の…部屋へ…いらっしゃいませんか?」

 

「よろしければ、これから直ぐに行きたいです」

 

即答してしまった俺。まずかったかな?

 

「えぇ…では、こちらへ…」

 

システィーナの後に続く俺。後で考えると『女心を読む』スキルが欲しかったかもしれない。

 

システィーナの案内で、彼女の部屋へ到着。本棚から写本を取り出してきてくれ、俺の前に置いてくれた。

 

「これです」

 

目を通す。う~ん…これって、何語だ?読めない…

 

「これって、どこの言葉なんですか?」

 

「原書の写本なので、不明です。翻訳版があるのですが、それの写本は出回っていないんです」

 

翻訳版があるのか…う~ん。

 

システィーナが本棚から違う本を持って来た。

 

「これ、たぶん、翻訳版を元にして作られた絵本です」

 

絵本の表紙にはシリアルナンバーが入っていた。持ち主を厳重に管理しているようだ。

 

絵本の内容は、昔々、大昔に、名の無き神という神がいたらしいのだが、地上に住む者達を護った為に、天界で暮らす神々によって消されたという、子供向けの絵本にしては、ハードな展開なストーリーであった。

 

「これはどうやって入手したのですか?」

 

「古くからある家系の子供達に、読み書きが出来る歳になると、親から贈られるのです」

 

古くからある家系…この神を信仰している家系ってことか?そうなると、この王家も信仰している神は、この神なんだろうな。表向きは違うけど。迷宮都市のギルド長や、貴族のご婦人方も信仰しているのかもしれない。これが、アイツの正体なのか…

 

「どうして、この教典に、ご興味があるのですか?」

 

う~ん、どう答えるべきか?難しいなぁ…知り合いですとは言え無いだろうし。

 

「いえ、風の噂で聞いたので、興味を持ちました。」

 

「それだけですか?」

 

うん?何を言わせたいんだ?『無表情』スキルで乗り切るか。

 

「それだけです。神殿で祀られている神以外の神の教典があると聞き、興味を持っただけです」

 

システィーナが疑いの目で俺を見ている。どうすれば良いんだ?

 

「この神様は神殿が無いんです。聖地もわからないんです。何か、情報はありませんか?」

 

もしかして、彼女が調べていたのは、アイツの事なのか?

 

「古い書物は、読めない文字が多いのです。ソレがどこの言葉かが分かれば、調べようもあるのですが…」

 

アイツになら読めるんだろうな。って、本人に訊いて、答えてくれるのか?いや、神は消されたはずだから、信仰者が書き残したはずだ。アイツが自分のことを美化するように書くわけが無い。手柄を俺に丸投げするくらいだし。

 

「知っているんですね…」

 

しまった。長考しすぎたようだ。

 

「教えてください。この神様はどこに祀られているんですか?」

 

え?俺に抱きついて来たシスティーナ。胸の感触が気持ちいい…思わず、彼女の背中に手が回り、抱き締めてしまった。

 

「えっ!」

 

小さな声で驚きの声を上げた彼女。俺を見つめた顔は紅潮している。これって…なんか、ヤバくないか?

 

徐々に彼女の顔が近づいて来て…俺の唇に彼女の唇が…反射的に、俺の舌が彼女の口の中に入ってしまい…目を見開いたが直ぐに、蕩けるような表情になり、俺に身を委ねてきた彼女…マズい…どうしよう…

 

-------

 

彼女のベッドで交わった俺。胸は俺好みであるが…王女に手を出したって、ミト達にバレるとマズい。今度はどんな視線を浴びるんだ?

 

「ねぇ、私と居るときは、私のことだけを考えて下さい」

 

俺の上で蠢いている彼女。胸は気持ちいい。アレはテク不足だな。プロのお姉さんと日頃プレイしている俺には物足り無い気がする。

 

コンコン!

 

ドアがノックされた。え?この状況はマズいでしょ?

 

「はぁ~い」

 

「お嬢様、御夕食の準備が出来ました」

 

「わかりました。着替えて、向かいます」

 

ドアは開かなかった。助かったのか?俺の上から退いた彼女が、俺の手を握った。

 

「一緒にお風呂に入りましょう。ねぇ、ペンドラゴン卿♪」

 

甘えるような声。ダメだ、逃げられない。

 

「わかりました」

 

俺の体液塗れの彼女を置いて逃げるのは、もっとマズい気がする。二人でシャワーを浴び、汚れを落とし、服を着た。

 

「お食事も、ご一緒にいかがですか?」

 

「いえ、家に準備されているので…」

 

寂しそうな哀しそうな表情になった彼女。このまま、王様に何か言われるとマズいよな。この国にいられなくなる?いや、王女を犯した罪で、死刑にされる可能性もある。

 

「わかりました。お食事を一緒にします。でも、私の分はあるのですか?」

 

「直ぐに用意させます」

 

直ぐに?

 

彼女がドアを開けると、彼女付きのメイドらしき者が待機していた。

 

「ペンドラゴン卿も食事をしますので、直ぐに用意してくれますか」

 

「わかりました」

 

メイドが去って行った。マズい…一緒にいたことがバレた。

 

「さぁ、まいりましょう、ペンドラゴン卿♪」

 

 

 

---シュウ---

 

「で、イチロー兄ぃは、システィーナ王女を食ったと!」

 

サトゥーがやらかしてしまった。王女と寝たと言う。ミトが追求している。アリサは冷めた目で見ている。

 

「まぁ、これで確定だろうな。システィーナ王女の旦那は」

 

「主様もそう思いますよね♪」

 

主様呼びは止めて欲しいんだど…

 

「兄ぃ、玉の輿に乗ったんだぁ~♪」

 

「まぁ、確定だよ。様々な手柄を上げているし。これで潜り難くなったな。どうするかな」

 

「シュウ!無かったことに出来無いか?」

 

チーターのサトゥーに出来無いんだ。俺にも

 

「出来無いよ!」

 

一人なら記憶を刈り取れば良いが、メイドやお付き者達、王様など、記憶を刈り取る人数が多すぎる。以前、大規模な記憶の改竄をしたことがあるが、総てを変えることは出来ずに、失敗しているし。

 

「サトゥーさん、お兄様は縁結びの神ですよ♪」

 

って、白音が追い打ちを掛けた。

 

「縁結び?マジか…」

 

アリサが驚いている。

 

「それいう御利益は僕が決めることで無いから」

 

それに、縁結びの神では無く、エロ神なだけだし。

 

「うんうん♪そういうことにしておいてあ・げ・る♪」

 

かわいい素振りでミトに言われた。まったく、なんで、とばっちりが来るんだ。心外である。

 

「なぁ、シュウがシスティーナを口説くって言うのは?」

 

苦し紛れに飛んでもない提案をしてきたサトゥー。

 

「言って置くが、僕から口説いた事はない。それにだ、口説いたところで、側室確定だぞ。問題有るだろ?」

 

僕の正室はアーゼってことになっている。王女程度ではアーゼの方が立場は上である。

 

「あぁ…」

 

凹んだサトゥー…ダメだ、こりゃ…

 

 

 

 

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