異世界で出会いを求めるのは間違っているだろうか 作:もっち~!
---サトゥー---
アリサが俺に隠れて、剣の鍛錬を積んでいるそうだ。
「ねぇ、イチロー兄ぃ。うさぎとカメのうさぎみたいだよ」
努力をしていないってことか?それは正解だ。だって、チーターなんだから、努力をしたらダメだと思う。LVなんか300越えているし…
「娼館通いばかりじゃ、信頼は下がる一方だよ。ハーレムパーティーなんだからさぁ」
まぁ、それも正解だ。リザやアリサ達の俺を見る目が冷たい。
「アイツはどうなんだよ?」
俺よりチーターなアイツを引き合いに出した。
「ちゃんと、面倒みているよ。リザちゃん達が懐いているのが証拠だよ」
う~ん、そうなんだよな。アイツに何故か懐いているんだよ。何が違うんだ?
「ダンジョンから帰ってきたら、一緒にお風呂に入っているんだよ。怪我をしていないかをチェックする為にさぁ」
役得じゃないか。そうか、恥ずかしがっていてはダメなのか。
「あぁ、今更、兄ぃがしてもダメだよ。エロ目的と勘違いされるから」
始めが肝心だったのか…
「何か、信頼回復の手段って無いか?」
ミトに訊いた。
「今更?無いんじゃないの?」
つれない返事だ。
「じゃ、私とお風呂に入る?」
「なんで?」
「あぁ、その返事で興醒めだよ。私の変化を見るためなのに…なんでって…ダメだな」
ミトにダメ出しをされた。
「兄ぃはチートスキルに頼り過ぎなんじゃないの?」
ですが…それが何か?
「ダメダメだね。もっと、生きた対応しないとダメだよ」
更なるダメ出しだ。う~ん…
---シュウ---
魔王、神、魔神、竜神が登場人物である世界。ゲームマスターは誰になるんだ?ゲームプレイヤーが数名確認出来ている。プレイヤー召喚などの、このゲームのルールを決めたゲームマスターはいるはずである。
ここまでにわかったこと。
ハイエルフは、独身の神の為に伴侶として創造された。ということは、神は男性である。創造神が絡んでいる可能性がある。
召喚の秘術は、竜神より神へ伝えられた。竜神がゲームマスターの可能性はある。この世界に元々いたのは竜神だけだから。そして、竜神の名前はアコンカグラ。神楽亜子とか言うマスターなのか?亜魂か?手がかりが無さ過ぎる。
魔王は66年周期で訪れる。66年って半端だよな…日本ってことで考えると、干支は12だよな。6絡みだと、六曜だな。う~ん…
そして、あの髪の毛…神とは思えない。そうなると魔神の髪の毛か?はて?魔神は魔王と、神の間、中立ってことで、ゲームマスター的ではあるが…はぁ~
手がかりが無さ過ぎる。
そもそも、神と結婚したハイエルフはいるのだろうか?
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不毛な考察を終えて、部屋でまったりしている。両脇にはユズとメイが僕に奉仕をしてくれていた。彼女達の割れ目に耳を挟んで貰い、僕のアレには2本の舌が休む事無く蠢いていた。脇腹は2つの谷間に挟まれ、乳房により至極の刺激を受けている。
「で、どっちと交わっていいんんだ?」
「私が交わります」
ユズが体勢を変えて、僕の上に載った。メイは僕の頭を股間で挟んでくれている。頭頂部でメイの柔らかな感触を味わい、僕のアレはユズの体内の蠢きを楽しみ、僕の視覚はユズの表情を捉えている。
騎乗位でユズが跳ねている。
「メイ、ユズとキスしていいぞ」
メイは僕の口の上に股間を載せ、ユズと濃厚な口づけを交わし始めた。僕は、メイの股間を舌と唇で愉しむ。この姉妹とは3Pが程よい。
翌朝、目が覚めると、ヴァイオレットが上に載っていた。
「おはようございます♪」
彼女のアレはアーゼのコピーなので、とても気持ちが良い。彼女の胸はアクシデントで姉ちゃんのコピーになっているが、気持ちは悪く無い。
「おはよう、ヴァイオレット♪」
目覚めの濃厚な口付けを交わし、二人でシャワーを浴びる。
「珈琲をお持ちしました」
シャワーから出ると、裸エプロンのチセが珈琲を運んで来てくれた。
「ありがとう、チセ♪」
「いえ…」
珈琲を飲み終えると、皆で食事である。1階の大広間で、和定食を頬張る。肉食系三人娘は別メニューであるけど…
「今日は、ミト達が潜るのか?」
家を完全に留守にしないため、サトゥー達とミト達を交互に潜らせていた。2チームとも出ても、ラムレム姉妹がいるのだけど、万が一の際、この二人が対応すると、家のダメージが大きくなりがちである。
「うん♪そのつもりだよ」
「チセは魔法が使えるようになったかい?」
「まだです。でもリヴェリアさんに少しずつ教えてもらっています」
「ヴァイオレットは、調子はどうだ?」
「はい、指の感覚が今ひとつですが、握力は戻って来ました」
ユズとメイはメイドとして働いている。ラムレム姉妹だと、応対に難のある場合があるので、人間のメイドが欲しかったので、良い買い物が出来たと思う。ラムレムの真価は戦闘メイドとして発揮されるのであって、普段は客に警戒心を抱かせてしまうのだ。まして、貴族相手だと…
で、サトゥーなんだが、潜らない日は王都でお勉強らしい。ここが、王都と同じ世界だとミトから聞いて、王都とここを行ったり来たりしているそうだ。まぁ、この世界のことを調べる人手は多い方が良いので、許可した。
で、ここから転移する先は、迷宮都市のサトゥーの隠れ家にした。サトゥーに連れて行って貰ったのだが、防御結界がしっかりしているので、転移先として問題が無い上、関係者以外、入れないのが良い。
---サトゥー---
王都に戻って、城の地下にある図書館で、調べ物である。アイツのことが書かれている教典を探しだそうとしているのだ。もう、アイツに敵対しようとは思わないが、アイツが何者かは知っておきたいのだ。
「あの…ペンドラゴン卿ですか?」
銀縁のメガネをした少女に話しかけられた。たしか、シガ王国第六王女システィーナ嬢だっけ?ステイタスで確認すると、正解のようだ。
「そうです。システィーナ様にお声を掛けられて、光栄です」
「ここで、良くお見かけしますが、何を調べていらっしゃるのですか?」
「古い教典です。なかなか、目指す教典に出逢えなくて困っております」
「教典…もしかして、名の無き主様の…」
「それです。どこにあるのでしょうか?」
システィーナが困った顔になった。マズいのか?
「本当はタブーなんですが、写本で良ければ、私の部屋にございます」
写本?それがタブーなのか…
「よろしければ、目を通したいです」
更に困った表情になるシスティーナ。
「部屋から持ち出せません。私の…部屋へ…いらっしゃいませんか?」
「よろしければ、これから直ぐに行きたいです」
即答してしまった俺。まずかったかな?
「えぇ…では、こちらへ…」
システィーナの後に続く俺。後で考えると『女心を読む』スキルが欲しかったかもしれない。
システィーナの案内で、彼女の部屋へ到着。本棚から写本を取り出してきてくれ、俺の前に置いてくれた。
「これです」
目を通す。う~ん…これって、何語だ?読めない…
「これって、どこの言葉なんですか?」
「原書の写本なので、不明です。翻訳版があるのですが、それの写本は出回っていないんです」
翻訳版があるのか…う~ん。
システィーナが本棚から違う本を持って来た。
「これ、たぶん、翻訳版を元にして作られた絵本です」
絵本の表紙にはシリアルナンバーが入っていた。持ち主を厳重に管理しているようだ。
絵本の内容は、昔々、大昔に、名の無き神という神がいたらしいのだが、地上に住む者達を護った為に、天界で暮らす神々によって消されたという、子供向けの絵本にしては、ハードな展開なストーリーであった。
「これはどうやって入手したのですか?」
「古くからある家系の子供達に、読み書きが出来る歳になると、親から贈られるのです」
古くからある家系…この神を信仰している家系ってことか?そうなると、この王家も信仰している神は、この神なんだろうな。表向きは違うけど。迷宮都市のギルド長や、貴族のご婦人方も信仰しているのかもしれない。これが、アイツの正体なのか…
「どうして、この教典に、ご興味があるのですか?」
う~ん、どう答えるべきか?難しいなぁ…知り合いですとは言え無いだろうし。
「いえ、風の噂で聞いたので、興味を持ちました。」
「それだけですか?」
うん?何を言わせたいんだ?『無表情』スキルで乗り切るか。
「それだけです。神殿で祀られている神以外の神の教典があると聞き、興味を持っただけです」
システィーナが疑いの目で俺を見ている。どうすれば良いんだ?
「この神様は神殿が無いんです。聖地もわからないんです。何か、情報はありませんか?」
もしかして、彼女が調べていたのは、アイツの事なのか?
「古い書物は、読めない文字が多いのです。ソレがどこの言葉かが分かれば、調べようもあるのですが…」
アイツになら読めるんだろうな。って、本人に訊いて、答えてくれるのか?いや、神は消されたはずだから、信仰者が書き残したはずだ。アイツが自分のことを美化するように書くわけが無い。手柄を俺に丸投げするくらいだし。
「知っているんですね…」
しまった。長考しすぎたようだ。
「教えてください。この神様はどこに祀られているんですか?」
え?俺に抱きついて来たシスティーナ。胸の感触が気持ちいい…思わず、彼女の背中に手が回り、抱き締めてしまった。
「えっ!」
小さな声で驚きの声を上げた彼女。俺を見つめた顔は紅潮している。これって…なんか、ヤバくないか?
徐々に彼女の顔が近づいて来て…俺の唇に彼女の唇が…反射的に、俺の舌が彼女の口の中に入ってしまい…目を見開いたが直ぐに、蕩けるような表情になり、俺に身を委ねてきた彼女…マズい…どうしよう…
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彼女のベッドで交わった俺。胸は俺好みであるが…王女に手を出したって、ミト達にバレるとマズい。今度はどんな視線を浴びるんだ?
「ねぇ、私と居るときは、私のことだけを考えて下さい」
俺の上で蠢いている彼女。胸は気持ちいい。アレはテク不足だな。プロのお姉さんと日頃プレイしている俺には物足り無い気がする。
コンコン!
ドアがノックされた。え?この状況はマズいでしょ?
「はぁ~い」
「お嬢様、御夕食の準備が出来ました」
「わかりました。着替えて、向かいます」
ドアは開かなかった。助かったのか?俺の上から退いた彼女が、俺の手を握った。
「一緒にお風呂に入りましょう。ねぇ、ペンドラゴン卿♪」
甘えるような声。ダメだ、逃げられない。
「わかりました」
俺の体液塗れの彼女を置いて逃げるのは、もっとマズい気がする。二人でシャワーを浴び、汚れを落とし、服を着た。
「お食事も、ご一緒にいかがですか?」
「いえ、家に準備されているので…」
寂しそうな哀しそうな表情になった彼女。このまま、王様に何か言われるとマズいよな。この国にいられなくなる?いや、王女を犯した罪で、死刑にされる可能性もある。
「わかりました。お食事を一緒にします。でも、私の分はあるのですか?」
「直ぐに用意させます」
直ぐに?
彼女がドアを開けると、彼女付きのメイドらしき者が待機していた。
「ペンドラゴン卿も食事をしますので、直ぐに用意してくれますか」
「わかりました」
メイドが去って行った。マズい…一緒にいたことがバレた。
「さぁ、まいりましょう、ペンドラゴン卿♪」
---シュウ---
「で、イチロー兄ぃは、システィーナ王女を食ったと!」
サトゥーがやらかしてしまった。王女と寝たと言う。ミトが追求している。アリサは冷めた目で見ている。
「まぁ、これで確定だろうな。システィーナ王女の旦那は」
「主様もそう思いますよね♪」
主様呼びは止めて欲しいんだど…
「兄ぃ、玉の輿に乗ったんだぁ~♪」
「まぁ、確定だよ。様々な手柄を上げているし。これで潜り難くなったな。どうするかな」
「シュウ!無かったことに出来無いか?」
チーターのサトゥーに出来無いんだ。俺にも
「出来無いよ!」
一人なら記憶を刈り取れば良いが、メイドやお付き者達、王様など、記憶を刈り取る人数が多すぎる。以前、大規模な記憶の改竄をしたことがあるが、総てを変えることは出来ずに、失敗しているし。
「サトゥーさん、お兄様は縁結びの神ですよ♪」
って、白音が追い打ちを掛けた。
「縁結び?マジか…」
アリサが驚いている。
「それいう御利益は僕が決めることで無いから」
それに、縁結びの神では無く、エロ神なだけだし。
「うんうん♪そういうことにしておいてあ・げ・る♪」
かわいい素振りでミトに言われた。まったく、なんで、とばっちりが来るんだ。心外である。
「なぁ、シュウがシスティーナを口説くって言うのは?」
苦し紛れに飛んでもない提案をしてきたサトゥー。
「言って置くが、僕から口説いた事はない。それにだ、口説いたところで、側室確定だぞ。問題有るだろ?」
僕の正室はアーゼってことになっている。王女程度ではアーゼの方が立場は上である。
「あぁ…」
凹んだサトゥー…ダメだ、こりゃ…