異世界で出会いを求めるのは間違っているだろうか 作:もっち~!
---シュウ---
ミトからのエマージェンシーコールで、オラリオの家に戻った。僕を呼び出す魔法陣を描いた羊皮紙を、事前にミト、サトゥー、セーラ、ゼナに渡してあった。
「ミト、どうしたんだ?」
「ごめんなさい」
僕に抱きつき泣いているミト。異常事態のようだ。サトゥー達のチームがいない。どうしたんだ?
「ミト!泣いていてはわからない。何があったんだ?」
「迷宮内で、アイズちゃんとリヴェリアちゃんが攫われたの…」
はぁ?迷宮内に人さらいだと…想定外だ。くそっ!
「兄ぃ達のチームが情報を集めに行ってくれたんだよ」
2次被害が恐いな。
「すぐ、呼び戻せ。ポチタマが危ない」
はっとしたミトが、サトゥーにメッセージで連絡を取り始めた。僕は、アイズとリヴェリアのオーラを探索する。あいつらを欲しているファミリアに見当がついている。そこに違いない。あった。やはり、あそこか…あの同性愛主義の平胸女神めぇぇぇぇ~!
「見つけた。救出してくる。ラムレム、出動だ」
「「はい♪」」
嬉しそうな鬼族姉妹。三人で目的のファミリアの門の前に転移した。そこに、少し遅れて、親衛隊のメンバーもやって来た。
「さてと、僕達に敵対したら、どうなるかを刻むか。あぁ、殺すなよ。生かして地獄を見せるんだぞ♪」
「了解です」
ファルコンの返事。頷くみんな。さてと、行きますか♪門から入ると
「おい!ここをどこか知っているのか?用も無く入るな!」
って、門をガードしている団員に言われた。フレイとジムの峰撃ちで意識を刈り取り、娘達のいる部屋へ急ぐ。屋敷に踏み込むと、散会していく親衛隊メンバー達。
「ラムレム、雑魚は頼む」
「「はい♪喜んで♪」」
嬉しそうだな。まぁ、嬉しいなら、いいか。僕達の行く手を阻む雑魚を、ラムの魔法と、レムのモーニングスターが襲う。
「なんの音だ?」
この世界のフィンが、主神の部屋から顔を出した。
「フィン・ディムナに告ぐ!僕の娘達を返せ!」
念話で娘達に避けろと指示を出して、『エアスタンプ』という空気圧縮弾を、目の前の部屋へ撃ち込んだ。
叫び声が多数聞こえる。部屋から飛び出して来た奴らを、ラム、レムが的確にしばいていく。
「お父さぁぁぁぁぁ~ん」
アイズの泣き声と共に、半裸にされたアイズとリヴェリアが、僕達の元に逃げてきた。はぁ?僕の娘達を半裸だと?何をしたんだ?アイズの背中が汚れた血で汚れている。あのクソ神族は、アイズを自分の眷属にしようとしたのか!
「アイズ、リヴェリア、大丈夫か?怪我は無いか?」
アイズとリヴェリアの背中を浄化していく。浄化作業で無防備な僕をラムレムがガードしてくれた。
「酷い!アイズちゃん達を悪戯しようとしたのか!」
「お姉様、地獄を見せましょうよ。ふふふ」
娘達の姿を見て、ラムレムがヒートアップしていく。この二人の怒りにまかせた攻撃は、味方も危ないからなぁ…
「娘達を頼めるか?」
ラムレムに、泣きじゃくる娘達を、一人ずつ任せた。
『参加メンバーへ告ぐ、空に舞え♪1分後に、ここへフルバーストを撃ち込む』
念話で仲間達に伝え、空へ飛び出した。で、空を飛べないネギ以外の者が全員集合した。フルバースト程度でネギが怪我する事は無い。ただ、アイツのフルカウンターは仲間達に危険ではある。
『ネギ、脱出しろ』
窓から逃げ出したネギを確認した。
『撃ち込み開始だ♪』
空から、ロキの館に、それぞれの得意技をフルバーストして叩き込んで行く。壮絶な土煙を上げて、ガレキ化していく大きな館。
『よし!撤収だ!』
って言った瞬間、下から何かが迫ってきた。ネギ…何を撃ち込んだんだ?
『逃げろ!』
急いで、爆心地から逃げる僕達。味方のいる方へ何をした?へ…ロキの館があった場所にきのこ雲が…そうか!下から、きのこの傘部が迫ってきたのか…アブねぇなぁ…
-------
ネギを回収して、住処に戻った。
「お父さぁぁぁぁぁ~ん…恐かったよぉぉぉぉ~」
アイズとリヴェリアが抱きついて来た。娘達を優しく抱き締める僕。恐い目にあったのか、普段はアイズの姉として、気丈な態度を取っているリヴェリアも、涙をポロポロ流している。
「大丈夫か?恐かったよな。助けに行くのが遅くて、ごめんな」
娘達に恐怖を与えたのか?どうして、こうなったのかを、ファルコン達に調べさせることにした。その結果、闇派閥と呼ばれている、邪神の奴らが、ロキ・ファミリアのベートに耳打ちをしたらしい。
『ダンジョン内でアイズとリヴェリアが、潜っているらしい』
と…この世界の二人は娘達に同化吸収されて、既にロストしているのだが、この世界の者達には行方不明って認識のようだ。どうするかな…
娘二人にドランへ戻るように伝えた。
「いやぁぁぁぁ~!お父さんの傍にいたいよぉぉぉぉ~!」
超甘えん坊なアイズが納得しない。どうするかな…王都に戻すか?
「いやぁぁぁぁ~!ラムちゃんとレムちゃんがいいよぉぉぉぉ~!」
ラムレムコンビは、アイズの言葉に照れているようだ。顔を真っ赤にして、アイズとリヴェリアに抱きついている。
「シュウ様、私達姉妹も、ダンジョン探索へ行く許可をください。娘さん二人を含めて、護りますから」
ラムが僕への要望を口にした。
「そうだな。通路を壊さないことを条件にするか」
ラムレムが照れ笑いをしている。この二人は、並行世界のオラリオのダンジョンで、連絡通路を破壊して、僕達の退路を断った実績があるのだ。
「なるべく注意します♪」
ってレム。なるべく…う~ん。でも、この二人が適任かな?
「ユズとメイはメイドとして動けるか?」
フィアに確認をした。
「えぇ、メイは問題ないですよ♪」
ユズが問題有るのか…僕が長考していると、
「ユズの失敗は私がフォローします。ですから、主様、まかせてくださいませんか?」
メイが決意のようなこと伝えてきた。
「わかった。この住処のメイドはフィアとユズメイに任せる」
そうなる、ミツクニ卿の館のメイドをどうするかな?城へ行かない日であれば、セーラ達がこなしてくれているけど…専門職のメイドは欲しいなぁ。奴隷市で物色するかな…
---フィン・ディムナ----
開いた口の塞がらない戦力…あんな短時間で、ガレキに埋もれる荒野状態のホーム。皆、唖然としている。死者が出ないことが不思議なくらいの惨状である。
「フィン、手を出しちゃヤバいファミリアに、ケンカ売ったのかい?」
情報通の神ヘルメス様に言われた。
「わからないです。どこにケンカを売ったのかが…分かっているのは、ロキより階位の高い神ってことだけです」
怪訝な顔付きになるヘルメス様。
「ロキよりも上だと?この地に降臨している神々は、ロキと同じ者ばかりなのだが…」
何かを考え込むヘルメス様。
「フィン、ギルドで調べよう」
ヘルメス様と共にギルドへ向かう。ロキはガレキに埋もれているようで、まだ見付かっていないし。
ギルドで最近、登録されたファミリアの資料に目を通す。
「ファミリア名は、エマノン?こんな神いたかな?」
ヘルメス様が考え込む。
「ちょっと、待っていてくれ。俺よりも情報通な神に訊いてくるよ」
と、言い残し、ギルドの奥へと消え、暫くすると青い顔で戻って来た。
「わかったよ…マズい方を怒らせたな…ロキのヤツは…」
「なんの神ですか?」
「名の無き…」
まさか…伝説級の神様では無いか…古い書物で、たまに出てくる『名の無き神』。神々によって、自害に追い込まれたんだよな…
「俺は助けられなかった…あの方を…」
ヘルメス様が男泣きしている。あの場にいたのか?
「まさか、ここに降臨している神々って…」
「フィン、正解だ。あの神々の宴に参加した神々だよ。この地に降臨した神々は…」
神々の宴…神々が催した公開リンチ…地上に住む者達を、理不尽な神々から護っていてくれた、名の無き神の公開リンチだったらしい。神々よりも階位の高い彼は、神々の手では殺せなかったそうで、彼の家族を人質にし自害をさせたと、伝承には残っている。
「自害されたはずでは?」
「あの話には、その先があるんだよ。彼を不憫に思った父なる神が、彼に魂を与えて、ゼロからやり直せと、地上に落としたんだ」
ゼロからやり直す?一番、低い身分からってことか?
「そして、彼はゼロから頂点に戻って来たらしい」
まさか、復讐をしにか?
「復讐心は無い。あの方は、そういう心は…今度こそ、支えて上げたい…」
ヘルメス様が尊敬しているようだ。
「会って来る。ここへ何をしに来たのかを訊いてくる。フィンは、ロキが無茶をしないように見張ってくれ」
まさか、ロキは自殺を勧めた勢力だったのか…俺は急いでホームだった場所へ急いだ。
---シュウ---
奴隷市を見て廻る。だけど、なかなか琴線に触れる女性が見付からない。う~ん、どうするかな?
うん?見た目は15くらいではあるが、パイパンな娘を見つけた。これはこれで有りかな?
「安くするよ。見た目は大人で、まだ子供だよね。毛が生えていないんだもの」
「いくらだ?」
「銀貨5枚でどうだ?」
代金を払い、所有権を移した。首輪にリードを付けて貰い、連れて行く。後、いないかな?二人で見て廻る。
買った女性が、ある少女を見て固まった。どう見ても子供である。13くらいかな?毛は生え始めているようだけど…
「性的な奴隷向きでは無いが、家事は出来るぞ」
家事が出来るのか。ミツクニ邸に置くにはいいな。
「いくらだ?」
「金貨1枚でどうかな?」
家事スキル持ちは高いのか。代金を払い、所有権を移した。この子の首輪にもリードを付けて貰い、連れて行く。
「銀子さん…」
「あいも苦労したんだな…」
彼女達の会話を盗み聞く。主の許可無く会話するってことは、奴隷歴が短いのか?人目の付かない場所から、二人と共に、オラリオの住処に転移した。
帰ってすぐ、二人のステイタスの奴隷を無価値にして、一人ずつ風呂場に連れて行く、洗いながら身体のチェックをしていく。
まず、あいって少女。火傷とかがあったので、治しておく。で、アレはまだ使用不可のようだ。家事要員だよな。メイドだな。
次に銀子という少女。毛が無い割りに、怪我が多い。反抗的だったのだろうな。叩かれたり、殴られたりの怪我が殆どだ。治しておく。で、アレは…使えるようだ。では、早速、指で捏ねていく。
「えっ…ダメ…」
股を閉じようとするが、開脚固定させて、割れ目の感度を試していく。
「お願い…やめて…」
と、言いながら腰が動いている。うん、良い感度だな。観音扉の裏を舐めたり、ハムハムしたりする。
「はぁ…ダメ…おかしくなりそう…」
荒い呼吸をしながら、顔は紅潮している。乳首は起立している。その乳首を舌でソフトタッチしてみる。
「あっ…」
え?呆気ない。乳首一舐めで達したようだ。では、下の塩梅を…僕のアレを挿入してみた。初物である。締め付けも良い。しかし、パイパンなので、動きづらい。下腹部が吸盤となり、僕の下腹部と密着してしまったようだ。密着感は気持ち良い。添え寝要員にするかな?
「え!」
意識が戻ったようだ。僕と身体が密着していることで、言葉を失ったようだ。頬を重ね、耳をハムハムし、最後に唇を重ねて、試食を終わらせた。
「添え寝要員にする」
「まだ…子供ですよ…」
子供と言い張るのか。あぁ、だから初物なのか…
「パイパンで大人の女性っているんだよ。君もそうだろ?銀子ちゃん♪」
乳首を指で弾く。
「あぅ…いい…」
これだけで、恍惚な表情に…乳首の感度は高いのか?要注意だな。
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風呂からでて、取り敢えず、二人にメイド服を着せた。次にサトゥーにステイタスを検査させる。
「うん?二人共、ジョブが棋士ですが…」
まさか、アイツの仲間か?銀子とあいだっけ?ヤイチの世界の新聞に目を通していく。そこに二人の名前があった。銀子はヤイチの姉弟子で、あいはヤイチの内弟子のようだ…最後にヤイチへと抱きついた弟子…この子か…記憶が読めた。ヤイチの記憶は読めなかったけど…
銀子とあい…ヤイチの棺の前で寝ずの番をし、彼の棺の前で、互いに全身全霊を込めた将棋を指して、ヤイチの魂に見せようとして…
「二人にはメイド兼、将棋教室の講師をしてもらう」
僕の命令に驚いている二人。
「将棋教室ですか…この世界に将棋があるんですか?」
「将棋指しですから…本望です」
「あぁ、銀子には、僕の添え寝も担当してもらうからな」
「うっ!」
僕との行為を思い出したのか、真っ赤な顔で俯いた銀子。
「明日、連れて行くから、今夜はゆっくり休め」
ユズメイに、二人の世話を頼んだ。
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チセに淹れてもらった珈琲を飲み、まったりしていると、客が来たそうだ。応対に行く僕。誰だ?客の来る地域に住んでいないはずだが。
「名の無き…ヘルメスです。覚えておいでですか?」
この世界のヘルメスのようだが…僕を知っているようだ。僕が僕でなかった頃の記憶をアップロードしていく。あの場にいたのか…あの当時は気弱で、口を挟めなかったのか。
「いきなりだったので、思い出すのに時間を要してしまった。そうか、あの気弱な神族か?」
「そうです…あの時は、助けられなくて、ごめんなさい」
僕に謝るヘルメス。僕に対しては腹黒さは無いようだ。
「で、何用だ?」
「ロキのホームの襲撃の件です。復讐ですか?」
あぁ、ロキは嵌めたサイドだったなぁ。
「違う。奪還だよ。僕の娘達を、ロキ・ファミリアの団員が攫って、ロキが改宗作業をしようとしたからだ。助け出した時、娘達は半裸で、ロキの血で背中が汚れていた」
「ロキがしたんですか?」
「あぁ、ロキ・ファミリアのホームでだ。ロキ以外にいないだろ?」
「ロキのヤロー!また、人質をとったのか…」
怒りを纏うヘルメス。あの時のように、彼の頭を撫でて、怒りを霧散させていく。
「怒りは纏うな。お前は優しい神になりたいんだろ?」
はっとしたヘルメス。遠い昔に抱いた夢を忘れていたようだ。僕はたった今、記憶をリロードしたので、思い出したんだけど♪
「覚えていてくれたんですか…」
僕に縋り付き泣き始めたヘルメス。
「まだ、泣き虫なのか?おい、大人になったんだろ?」
「はい…でも、しばらくこうしていたんです」
少年時代に戻ったようなヘルメスを『安堵』のオーラで包み込み、背負っている負荷を軽減させてあげた。