異世界で出会いを求めるのは間違っているだろうか 作:もっち~!
---サトゥー---
夢心地である。ここは極楽浄土か…フカフカの14個のマシュマロに全身が埋もれている感覚である。溜まっていた物がドクドクと湧き出していく。万華鏡を覗いたような現実。ナナの顔が7つに見える。
「これ、なんのご褒美ですか?」
アリサがアイツに訊いている。
「拷問だけど…愉しんでいるよね…う~ん…サトゥー君はドエムか?」
ドエム…いやぁ~、幸せ真っ盛りです♪
「乳房に触れただけで、幸せって…安い幸せだな」
えぇ、安くても、こんな経験は初めてです。
「これのどこが拷問なんだ?」
ヒカルが理由を訊いている。この幸せの裏で、どんな毒牙が隠れているのか…少し不安になった。
「当分、娼館通いが出来なくなるはずだよ」
何?俺の唯一の娯楽だぞ!
「あんだけ盛大に出ちゃ、当分役立たないはずだ」
え…役立たない?まさか、赤い玉が出るのか?
「血塗れの睾丸は出ないから、安心しろよ。まぁ、精子の製造能力が越えた辺りで、血が混じるはずだよ♪」
おい…
「あっ!イチゴソース?」
ミーアの指摘…血が混じってきたのか?
「イチ!拷問は終了だ。メイド仕事に戻ってくれ」
「わかりました。マイマスター♪」
え?アイツの指示で至福の時に終わりが訪れた。俺の回りから居なくなるナナとその姉達…
「アリサ、1ヶ月くらいは、これで役立たないはずだ」
「エロい視線もなくなるの?」
「それは、サトゥー君の気力次第だよ♪」
気力…精も根も果てた気がする。俺の意識は…
---シュウ---
意識を飛ばしたサトゥー。たまには熟した爆睡をしろよ♪サトゥーをベッドの上に置いて、ミトと共に王都へ転移した。王様達に呼ばれたのだ。突然出来た塩の山の説明をしてくれと。
「得体の知れない無い者を倒したら、塩になって降ってきたのですか?」
そうとしか思えない。他に空から塩が降る理由がわからない。
「神の使徒か神の御業では無いのですか?」
相撲取りで無いんだから、塩は撒かないだろうに…
「塩が御業になる理由がわからないよ。いいか、塩は体内に取り込み過ぎると毒になるんだ。水源に塩が大量に流れ込んだら、飲み水が無くなる。もし御業であれば、地上の者達の敵だよ、この世界の神はさぁ」
無いと困るが、大量にあると困るのが塩だ。どうするんだ、この塩の山…巻き添えになった住民達は塩漬けになり、ミイラ化しているし。
「どうにかなりませんか?」
大臣に訊かれた。どうにか?どうするよ。固めて保存がいいのかな?
「固めてブロック状にするか、あとは結晶化させて保存がいいかな?エチゴヤに相談してみたら、どうかな?」
サトゥーに丸投げに限るな。面倒事は…
「なるほど…さっそく、手配してみます」
大臣も、面倒事はエチゴヤへって、体質になってきたようだ。これで一見落着かな?
「後ですな…システィーナがペンドラゴン卿と、一緒になりたいと言い始めたのですが…」
王様がビク付きながら、訊いてきた。サトゥーを縛るのは、NGだ。
「それはどうかと思います。システィーナ王女って、この間の王女ですよね?」
「そうです…」
涙目の王様。
「あんなことがあったらから、ペンドラゴン卿にって…その丸投げは許可できません」
「他に良いお相手はおりませんか?」
「サガ帝国の勇者様はいかがですか?」
「おぉ、政略結婚ですね♪」
大臣が飛びついた。
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王様の用件が終わったので、ミツクニ邸に転移して戻ると、そのシスティーナが待っていた。
「なんの用だ?」
僕を睨んでいるシスティーナ。
「あなた、魔王でしょ?!」
魔王?そんなチンケな称号は要らないな。
「違うよ。単なるエロ好きだ」
システィーナの前で、近くにいたセーラと熱い抱擁を交わらせた。唇を重ね、僕がセーラの腰に腕を巻き付け、セーラが僕の首に腕を巻き付け、お互いをなるべく密着するように保持していく。
「うっ…あんた!神託の巫女と何をしているのよ!」
セーラから離れて、
「愛の前では、身分やジョブは関係無い。僕達は純粋に男女の本能を発揮しただけだ」
僕の言葉で真っ赤になるシスティーナ。
「いいか?僕が誰であるかは問題では無い。セーラが誰を愛しているかが問題なんだよ。それすらわからない、お前は恋愛をする資格は無い!」
っと、僕の独自見解を提示した。苦笑いしているリーンとミト。何か、間違えたか?言い切ってしまったので、訂正は無理だな。よし、このまま押し切ろうっと♪
「恋愛関係に無い男と一緒になりたいだと?問題外だ!出て行け!!」
システィーナを彼女の部屋へ強制転移させた。部屋から出られないように、結界でも張るか?それよりも…そうだ、アレしないと…
「ミト、出涸らしサトゥー君を呼び出して、エチゴヤの案件をさせて」
「はい、主様♪」
だから、その呼び方は止めてって…虐めだ…
---サトゥー---
今回の丸投げはなんだ?王都に出来た巨大な塩の山の有効利用だと?アイツが魔王らしき者と神サイドの者と戦った結果らしい。どうするんだよ、こんな大量に…アイツの提案したのは、ブロック化して保存か、結晶化させて保存だという。俺のチート能力的にはブロック化が楽かな?で、固めた後、水源の無い場所で保存。意味は分かるが、どこにするんだ?
う~ん…拷問という名の至福の時を前金で貰っているし…くそっ!来月は、あの巨乳達の谷間に埋もれさせて貰おうかな♪目の前のニンジンに弱い俺…
あれ?エチゴヤの隣の区画が空き地になっている。ふと、建設予定の看板を見た俺。そこには…
『ペンドラゴン卿 お屋敷建設予定地』
と、あった。はぁい?アイツが買ったのか?まぁ、エチゴヤの隣にあれば、便利ではあるけど。アイツは俺を手助けしたのか?虐めたいだけなのか?よくわからない。
---ミト---
体内で発生する波動で、骨格や筋肉などが波に持って行かれそうになる。こんな刺激は感じたことが無い。腰の括れをホールドする手の平から、何とも言え無い波動が卵巣をくすぐる様に放たれている。
「どうした?エロ勇者よ♪」
乳首を細いラインが締め付けてきた。ダメ…蕩けそうだよ。
「なんだよ、ダクネスと同じで陵辱願望があるのかな?」
耳元で囁くように言い、耳タブをぺろっと舐められる。その瞬間背筋に何かが這う感覚が、私を有り得ない世界へと引き込んでいく。
「無いよ…そんな願望は…」
強がっている私。こんな魔王がいたら、たぶん私は魔王に、寝返っていたかもしれない。
「なぁなぁ、この太股を這う液体は何だ?」
耳元で囁くように訊かれた。想像するだけで、淫らになっていく私。
「啜って下さい…」
ジュルジュル
啜る音と共に、啜られている感触が脳髄を直撃していく。女に生まれて良かった。女として死ねるなら本望かな…
散々弄ばれ、精も根を尽き果て、プライドを破壊され、頭を掴まれて、相手の肉棒を口一杯に頬張った。カリクビが扁桃腺に当たっているようだ。死を目前にした快楽…一生に一度得られる至極の時だろう…
何かの蠢きで、暗闇で目覚めた。身体が重い。手足の感覚は無い。だけど、身体の中で何かが蠢いている。徐々に床に腹這いでいる感覚が目覚めてきた。頭は朦朧としている。ここはどこ?
遠くで誰かの声が聞こえる…
「屍姦趣味は良くないですよ」
誰だっけ?
「ちゃんと生き返らせるから問題無いよ、アーゼ♪」
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死に至らしめるまで陵辱し、死体となった私の身体を満喫し、生き返えらせて、身体が再起動する際の刺激を愉しんだエロ神…
「だって、気持ち良かっただろ、ミト?」
頷く私。完敗です。あんな気持ちが良いとは…蘇生能力持ちの主様がいるから得られる至福な時間だ。
「行く先々でそんなことをしているの?」
アリサが訊いた。
「しているよ♪だって、気持ちいんだよ。死体と戯れて、生き返る瞬間の感触ってさぁ」
ド変態な主様は、何にも悪びれずに、素直に告白している。
「お父さんからド変態を抜いたら、つまらない神様になっちゃいそう」
って、アイズちゃん。それはそれで問題無いか?
「この世界の神より真面だろ?僕は塩をあんなに撒かないもの」
「お父さん、潮を吹かせるの好きだよね?」
リヴェリアちゃんが突っ込みを入れている。
「好きでもないよ。結果的に潮を吹かれるだけだし」
この親子も問題無いか?
「じゃ屍姦プレイはミト以外に、しなきゃいいんだよね?」
そういう問題なのか?
「あ…の…興味…あるんです…が…」
恥ずかしそうに、アーゼが挙手をしている。
「アーゼはダメだ。代わりが見付かるまで、無茶をしないって、エルフ達と約束したからさぁ」
見付かればするのか…
---シュウ----
リザに呼び出された。
「どうしたんだ?」
「私じゃダメですか?」
ダメ?何がだ?はて?
「これでも大人の階段を昇り始めたばかりですが…」
顔を真っ赤にしているリザ。あぁ、そういうことか?屍姦は恒温動物が良いと言うのは、差別用語になるかな。リザは変温動物だしなぁ…
僕の目の前で着ている物を総て脱いだリザ。あっ!そうだった…パイパンだった。種を維持する部分だから、変温動物の名残だろうな。
「交わるだけで良いなら…たぶん、ミトの感じたような刺激は難しいと思うよ」
「種族の問題ですか?」
気づいているようだ。なので、頷く僕。
「構いません」
では♪リザに抱きつき、リザの裸体を愉しむ。
「えっ!これは…」
感じた事の無い刺激で、唖然としているリザ。乳房を揉み、乳首を口に含み、転がしたり、甘噛みしたり…
「身体の芯が熱いです…何かが湧き上がっているような…」
唇を重ね…コネクトイン…う~ん…ヒダが弱々しく、僕的にはアレだけど…『催淫』でリザの意識を遙か彼方へと招待した。
「うっ!」
達したのか、こときれた状態のリザ。口から泡を吹いている。こういう刺激に弱そうだな。体液塗れになったリザとお風呂だな♪
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翌朝…
「主様…リザが勝ち誇ったような表情で見るんです。何かをしましたか?」
って、ルル。あぁ、大人の女性になった気分なんだろう。
「ルルも4,5年経てばなぁ」
はっとした表情で顔を紅潮させて、目が潤んでいくルル。
「つまり、そういうことですか…私の方が歳は上だと思いますけど…」
「種族によって、適齢期の年齢は違うんだよ。それに、リザには膜が無いし…」
「それって、初物では無いってこと…」
唖然としているルル。
「違う。リザはほ乳類系の亜人じゃないからだよ」
「あぁ…」
納得したようなルル。
「分かりました。主様には、私の膜を破る儀式をお願いします」
儀式ってことでは無い。男がいて女がいるから、為される行為だし…
「わかった。ルルがそれで納得してくれるなら、喜んで♪」
なんだかなぁ…
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リ・エスティーゼ王国って処に辿りついた。カズマ達、パーティーが襲われたのが、この王国のある大陸だと分かったので、調査に来たのだ。迷宮都市の出入り禁止が解けるまであと、2ヶ月もあるし…暇だったから。オラリオはミトチームとサトゥーチームに任せた。レベルアップは見込めないが、実戦鍛錬向きな場所であるから。オラリオと召喚大陸ではレベルアップの仕組みが違うらしい。まぁ、ゲーム世界だしなぁ…
で、この王国は、なんか殺伐としている気がする。空気が重いというか…道すがら金持ちっぽい奴らの財布から小銭を『強奪』していく。情報収集するには小銭は必要である。酒場で情報収集って言うのが基本らしいから。
って言うか、身なりだけで、あまり持っていないそうだな。どうするかな。って、目の前から恰幅の良い執事ぽい老紳士が歩いて来た。人間では無いようだ。これって…向こうも僕に気づき、警戒をしているようだ。
「何かお困りのことでもありますか?」
老紳士が言葉を掛けてきた。
「なんで、この街は空気が重いんだ?」
「旅のお方ですか?」
「知り合いが、この辺りで行方不明になったから、探しに来たんだよ」
見張られている気がする。なんだ、コイツらは…コイツらに嵌められたのか?
「あぁ、この街は物騒ですから、お気を付け下さい」
老紳士はそう言うと、僕を通り越して、どこかへ去って行く。そんな彼に対し、式神を数体、追跡させてみる。どうなるかな?
まぁ、時間は2ヶ月もある。ちょっとずつ楽しむかな♪