異世界で出会いを求めるのは間違っているだろうか 作:もっち~!
---モモンガ---
アイツに、あの世界へと連れて出された。俺にしか出来ない、仕事が有るという。何をさせるのだ?
現在、俺は黒騎士モモンの姿をしている。俺が望むなら、アインズ・ウール・ゴウンに戻しても良いと言われたが、そのまま放置された場合、あの快楽を得られないと思うと、悲しすぎる気がしたので、アイツの希望通りの姿になっている。
「よほど高級娼館が、気にいったんだね♪」
脅すような目付きで見ているアイツ…アイツが言うように、気にいったよ。金貨2枚分の価値はあると思う。また、行きたいと思っているよ。
「えぇぇぇぇ!モモン様では無いですか?」
娼館の想い出に浸っていた俺は、いきなり仮面を被った女性に声を掛けられた。こいつは見た事ある。
「イビルアイです。蒼の薔薇に所属していましたイビルアイです♪」
あぁ、あの女か。あの当時の仲間であったエントマを、瀕死に追い込んだ女だ。殺しても殺し足り無いヤツだ。
「モモン様も、アイツの仲間だったとは…」
こいつもそうなのか。仲間ではお礼参りは出来ないな。今の俺にとって恐いのは、アイツの仕打ちだけだ。
「おい!まだ来るのか?」
アイツに訊いた。
「あぁ、お前にとって懐かしい顔が来る」
俺にとって懐かしい顔だと?誰だ?まさか、デミウルゴスか?
「これはこれは、モモン様ではないですか。お久しぶりです」
何?セバス・チャンだと…セバスの後からナーベラル、ソリュシャンがやってきた。
「これで揃ったな。で、任務だけど、最近女性の惨たらしい死体が度々見付かっている。その犯人を捕まえることにある」
いきなり本題か?懐かしさを噛み締める時間は無いのか?
「惨たらしいだと?」
「あぁ、男を二度と抱け無い身体にと、膣にヤリを突き刺している。思うに嫉妬狂いの女の犯行だと思う」
女の犯行?それにしては、メンバー的におかしくないか。このメンバーだと、相当な化け物クラスが相手に思えるが…
「まぁ、人間の姿をした化け物だろうな」
「容疑者は割れているのか?」
イビルアイが訊いた。
「だいたいの目星はついている。今夜は、その証拠固めだ。これからペアで街を流して欲しい。セバスとソリュシャン、モモンとイビルアイ、僕とナーベラルでうろついて、証拠を見つけるんだよ」
「いいんですか♪モモン様と…うふっ♪」
この女は苦手なんだが…
---シュウ---
まさか、イビルアイが…モモンの前では乙女全開になるとは。次回はそっち系のプレイでもするかな。
って、囮を発見した。こいつに絡めば、出てくるかな♪
「クライムだな?」
目の前の男性に声を掛けた。
「おい、クライム!注意しろよ。そいつはタダ者では無いぞ」
連れの剣士がクライムに注意を促した。
「俺はブレイン・アングラウスだ。俺が相手をしてやる」
抜刀使いか?僕と被るんですけど…クライムの前に進み出来た。
「ナーベ、クライムを頼む」
「わかりました」
ナーベラルがクライムの前に瞬動し、抱き合い、唇を重ねた。
「何をしているんだ?」
クライムに気を取られたブレイン。命取りだよ。
ボトン…
真空刃でブレインの首を落とした。頭を無くした胴体の首から、血柱が上がっている。
「うっ…うぅ…」
来た!
「止めろぉぉぉぉぉ~!私のクライムから離れろぉぉぉぉぉ~!」
悪魔の羽を生やした女性が、遠くの城から滑空してきた。
「セバス!」
「まかせてください」
セバスが悪魔の前に立ち塞がり、応戦し始めた。悪魔らしき女性は、配下の悪魔達を呼び出し、ナーベを襲わせる。それは僕が許さない。ホーリーミストでクライムとナーベを囲むように、簡易悪魔除けを作った。ホーリーミストに触れ、苦しみ出す悪魔達。もっと苦しめよ♪
「ラナー様、大丈夫ですか?」
新敵か?
「モモン、人間はお前に任せる」
「わかった」
「モモン様、ちょっと待ってください。彼女はラキュースです。蒼の薔薇のリーダーの」
「イビルアイ…おぉ、黒騎士モモン様。ラナー様をお助け下さい」
「ラナー様?おい、どういうことだ?!」
モモンガに訊かれた。
「容疑者はそいつだよ。第三王女のラナー・ティエール・シャルドルン・ライル・ヴァイセルフだ。お前、見ていただろ?まっとうな王女様は悪魔を配下になんかしないよ」
「そういうことか…」
「イビルアイ、モモン様、騙されてはいけない。ラナー様を助けなさい」
うるせぇなぁ…対女性への3連コンポを発動させた。イビルアイとラキュースはその場で喘ぎ始めた。だけど、アレはもう女も辞めているようだ。ラナー王女には効果が無い。
「そういうことか?」
モモンガが納得した。だけど、モモンガの剣も、セバスの拳も効果が無い。なんだ、コイツつえぇ~♪
「ナーベ、第二段階にする」
「わかりました」
クライムから離れたナーベラル。一人になったクライムを、僕は石化させて動けなくして置く。
「クライム!貴様…」
ラナー王女の怒りが僕に向いたようだ。これでナーベは安全だな。で、第3段階♪
『野望食い』
ヤマトの呪文…闇の渦に飲み込まれて行くラナー。この呪文は野望を抱いている者の野望をロストさせる呪いである。夢も希望もついでにロストさせてしまうので、結果廃人になる場合が多い。
ロスト仕切ったのか、闇の渦が霧散して消えていく。
「うっ…貴様ら…」
あら?廃人にならない。
「欲深すぎですね、団長。廃人にならないなんて、初めてかも」
闇属性のヤマトすら呆れる欲深きラナーの欲。って、ラナーは僕に狙いを絞ったようだ。僕に掴み掛かった瞬間、紫色の炎で燃え上がった。
「お前…何者だ…」
不死身か?燃えているだけで、灰になる気配が無い。しかし、ピンチな僕には、閃きが降りて来た…石化したクライムにデコピンを1発♪
バキッ!
石像クライムの頭部にはヒビが走って行く。
「やめてぇぇぇぇ~!クライムがぁぁぁぁ~!」
泣き叫ぶラナー。
「もう1発で割れるかな♪」
「お願い…私を好きにしていい…だから、クライムは助けて…」
好みでは無いので、どうこうしたくは無いが、倒せないなら仲間にするのが、僕の方針である。彼女の炎を消して、契約署を目の前に出現させた。
「サインをして契約しろ。僕の下僕になり、僕の指示通り従ってもらう。違反すれば、クライムに災いが降りる」
ラナーは頷き、サインをした。青い炎で燃えて灰になる契約書。契約締結だ。
「じゃ、撤収だ♪」
クライムを元の姿にして、ラナーに預けて、それぞれの拠点へ移動した。
---モモンガ----
う~ん…アイツ的には、俺に褒美をくれたらしい。アインズ・ウール・ゴウン姿で、娼館らしき部屋に幽閉されている。全裸の俺と全裸のアルベドと二人っきりって…どんな設定だ?
「アインズ様…私を好きにしてくれていいのですよ。主様がアインズ様の好きにさせろって…嬉しいです。アインズ様のご褒美が私だなんて…」
この姿では出来ないじゃないか…俺は骨しか無いんだぞ。アルベドを抱き締めても、何も感じ無い。神経すら無い姿では、女体のありがたみがわからない。
拷問では無いのか?
---シュウ---
隣の部屋では、アインズとアルベドが情事をしているはずだ♪で、僕の獲物はイビルアイである。
「おい!イビルアイよ、モモンの前では乙女心が全開ってどういうことだ?」
「え?いや…それは…あっ!止めて…舐めないで…」
「モモンで妄想したから、ここは立っているのか?」
「いやっ…噛まないで…」
コリコリしていて、食感が良いイビルアイのクリ。
「モモンにはどうされたいんだ?」
「え…いや…あの…舐めないで…はぁ?何を塗っているんですか?」
墨だよ。マン拓を取るんだよ♪塗り終わると、イビルアイの股間に和紙を当てて、転写させていく。そして、完成品をイビルアイに見せる。
「これは…どうするんですか?」
「モモンにプレゼントするか?」
イビルアイの顔が真っ赤になっていく。こんなかわいい表情をモモンガには向けるのか。悔しいです…
「だめっ…恥ずかしいです…」
頬を赤らめて俯いている。かわいい…こんなにかわいいのか、イビルアイって…モモンガのヤツめ。意外にアイツはモテるんだな。アルベドもモモンガに惚れているし。
「前から僕が責めて、後からモモンって豪華かな?」
「え?裂けちゃう…」
あの巨体なら巨砲だろうな。で、僕も巨砲である。裂けるかな?試してみるか。早速、モモンを召喚して、即実行にうつした。モモンの身体を操り、イビルアイへ同時にインサートをした。
「痛っ…」
一声だけ出して、息絶えたイビルアイ。裂けてしまった。イビルアイの身体の中で、アイツのアレが僕のアレと抱擁している。腸も膣も破裂したようだ。
修復して、屍姦を堪能してから蘇生させた。
---モモンガ---
精も根も尽きている。アレの先端には、イビルアイの腸が破裂した時の感覚が残っている。トラウマになりそうな感覚である。とは言うものの、俺のアレは、モモンのより貧弱なので、そういうことは起きないと思う。
「昨夜はどこへ行ったのですか?」
一郎に訊かれた。
「今までいた世界だよ…この世界は平和でのどかでいいなぁ」
空気が重く無い。息をしていも苦しくない。恐怖が統治する世界。この世界に慣れると、戻るのを拒否したくなる。
「次の街は、酒飲みが多い街です。飲み過ぎ注意ですよ」
って、一郎。酒かぁ…飲んでいないなぁ。骨だけでは味も風味も分からなかったから。
「次の街もあぁ言うのはあるのか?」
「無いです。鍛冶職人が多いんです。公都のような女性は少ないですよ」
そうか…しばらくは出来ないんだな。
---シュウ---
サトゥーに男同士の話がしたいからと、チームサトゥーの女性陣と、あの世界へ来た。一角兎の味が気に入ったのか、ポチタマが大量に狩っている。それらをルルが捌いていく。リザはクマさんを狩っている。
「シュウ、お金は無いの?」
アリサに訊かれた。
「う~ん…特に無い。狩りをしたら帰るから」
「屋台で食べたい。魔導書も欲しい」
「この世界はシステムが違うから、魔導書は使えないかもしれないぞ」
「そうなの?」
「買い物するなら、ダンジョンでお宝を探さないとダメかも」
「う~ん…このメンバーでダンジョンって、どうなのよ?」
「どうって…大丈夫じゃないのか?」
ダンジョンか…行ってみるか?リザ、タマ、ポチにも肉を捌かせていく。ルルだけじゃ終わらない気がするから。尚、ナナとミーアは置いてきた。ハンデがあり過ぎるから。
「ねぇ、君達はギルドに入っているのかな~」
魔法使いの女性がギルド勧誘に来た。
「間に合っています」
「どこのギルド?」
面倒なのでスルーをする。
「訊いているのに、無視するのはどうなのかな~」
『催淫』を発動して、黙らせる。悶え、達して、余韻に浸る女性。
「どうするの?」
アリサが興味深そうに訊いてきた。
「置いて行く」
「誰かに食われたり…」
それはまずいか。信用できるヤツの元へとばすか。知り合いになったはずのツヴァイの元へ、達している彼女を強制転移させた。
「どこへ転移?」
「信用出来るヤツ。ブルーカラーって言うギルマスの処だよ」
「ふ~ん…つまらないの」
「アリサでいたずらするか?」
「ダメ!私の身体はサトゥーの物だからね♪」
いや、いたずらしたいとも思わない。
「主様、肉を捌き終わりました」
リザが報告に来た。僕はその肉を、冷蔵庫と化した専用フィールドへ、転移させていく。
「ダンジョンへ行ってみるか?後4時間はいられるぞ」
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ダンジョンへ侵入。う~ん…初心者用のダンジョンのようだ。敵にならないモンスター達。出逢った瞬間に、喰えそうなヤツは、捌かれていく感じである。
「モグラさんしかいませんね」
喰えそうなのはねぇ。後は虫系か植物系であり、アリサが魔法で燃やしていく。
「経験値は増えないのね」
って、アリサ。
「増えないよ。だから、狩りに来ているって、いっただろ?」
「だね…」
そして、出口だ。そう言えば、宝箱って無かったなぁ。
「売れそうな物って、ドロップしたか?」
「いえ、有りませんでした」
「じゃ、モグラの肉を試食して、帰るか」
ルルとリザが、網焼きの準備を始めた。アリサが焼き肉のタレを調合している。そして、準備が出来て、焼き肉パーティーを始めた。
「う~ん…兎さんの方が美味しいです」
って、ポチ。兎さんの肉を出してあげた。ポチタマ、そしてリザが群がる。
「あのクマで鍋は?」
ってアリサ。
「次回、検討するよ。野菜とか…味噌を準備しないとダメかな」
「えっ!こんな場所で焼き肉パーティーか?」
知らない冒険者のペアが近づいて来た。焼き肉のタレに魅了されたのか?
「食べるかい?」
二人に兎さんともぐらさんを振る舞った。
「これ、何の肉ですか?美味しい…」
連れの女性が訊いてきた。
「一角兎の肉だよ」
「えっ?うげっ…」
あれれ、吐き出しているし。もったい無いなぁ。
「食っている場所で嘔吐って、有り得ないだろ?なぁ!」
男性の方に文句を言った。
「すまない…俺はレイジって言うんだ。いつか詫びはする。すまない」
申し訳無そうに頭を下げるレイジ。
「詫びは要らない。もう、寄ってくるなよ!」
女性を気遣いながら、去って行くレイジ。
「美味しいのに…モンスターは食べないのかな?」
って、アリサ。
「いや、人間の食い物が豊富なのかもしれないぞ、アリサ。ここの金を稼いで、店を巡るか。あっちだと、手に入りづらい物ってあるからさぁ」
「だね♪」
アリサの目が輝いている。買い物に夢を見ているのだろうか。
モモンガにしか出来ない仕事…アルベドのお相手だったりする(^^;
モモンとアルベドの幽閉シーンは、モモンガへの褒美でも、拷問でも無く、仕事だったというか…